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無策の上に疑惑まみれ 「肺炎対応」安倍政権は神頼み<中>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/269214
2020/02/18 日刊ゲンダイ
インバウンド依存のツケが回ってくる(C)日刊ゲンダイ
恐慌直前の日本経済、消費税軽減が当たり前 |
消費税増税のダメージは、予想された通りだった。17日公表された昨年10〜12月期のGDPは、年率換算6・3%のマイナスだった。東日本大震災の時(年率5・5%減)を超える規模だから深刻である。
いまだに安倍政権は、「景気は緩やかに回復している」などと強弁しているが、景気動向指数は5カ月連続「悪化」している。リセッションに入ったのは明らかだろう。ただでさえ日本経済は弱っているのに、コロナ禍まで襲来してしまった。はたして、この先、日本経済はどうなるのか。このまま恐慌に突入してもおかしくない。
すでに大和総研は、新型肺炎の影響が1年つづいた場合、リーマン・ショックが起こった直後の09年以来の景気停滞に転じる恐れがあると試算している。経済評論家の斎藤満氏がこう言う。
「これまで新型コロナが日本経済に与える影響は、おもに中国経済の悪化という観点で語られていました。日本経済は中国経済に相当、依存しているからです。まず、自動車などを輸出する市場として依存し、さらに生産工場として依存している。ここ数年は、インバウンドでも依存してきた。しかし、日本国内で新型コロナが蔓延しはじめたことで、この先は、中国経済とは無関係に国内経済そのものが落ち込む恐れが強い。
すでに高齢者を中心に外出を避ける動きが広がっています。大学生による卒業旅行のキャンセルも続出している。経済は、人・物・カネが動かないと上向かない。自宅に閉じこもり、消費を控えるのは最悪です。中国では、すでに企業倒産が起こっている。このままでは、日本もまず観光業や小売業が打撃を受け、倒産が倒産を呼ぶ、連鎖倒産が発生しかねません」
安倍政権は慌てて、資金繰り支援などを発表しているが、その程度では、どうしようもない。いますぐ、消費税をゼロにするくらいのことをしないと大変なことになる。
参議院予算委員会に出席した大坪寛子大臣官房審議官(C)日刊ゲンダイ
国民の神経を逆なで 厚労省“醜聞”審議官 |
よりによって、厚労省で新型コロナ対策の最前線に立っているのが「公金不倫疑惑」が浮上している大坪寛子大臣官房審議官なのだから、さすがに国民もウンザリしているのではないか。
大坪氏といえば、菅官房長官の懐刀として知られる和泉洋人首相補佐官と19年8月、京都出張のついでに3時間もラブラブ観光を満喫した、と「週刊文春」で報じられたほか、18年9月にも、インドのデリーで行われた日印合同会議に日本側の団長として訪印した和泉氏に随行。宿泊先の5つ星「タージマハルホテル」では、互いの部屋を行き来できる「コネクティングルーム」を利用したという。
大坪氏は18年中に計4回、和泉氏の海外出張に同行し、全ての宿泊先ホテルがコネクティングルームだったことも発覚。多額の公金が使われた出張で、“不倫”を楽しんでいたとしたら許されない。
元内科医で国立感染症研究所での勤務経験もある大坪氏は、感染症問題には精通しているのだろうが、「公金不倫疑惑」を抱える人物が、はたして新型コロナ対策の指揮をとれるのか。
高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。
「予算委員会は、予算のつくもの全てを審議する場ですから、和泉氏と大坪氏の公金の不適切使途については、野党の追及を受けても仕方ありません。官僚の個人的な不祥事で国会審議の時間を浪費するのは、国民にとっていい迷惑であり、大坪氏は喫緊の課題であるウイルス対策の最前線に立つ人物としてふさわしくありません。本来は疑惑を持たれた時点で身を引くべきです」
それより何より、大坪氏の頭の中は、和泉補佐官との“濃厚接触”疑惑の払拭でいっぱいに違いない。コロナ対策に集中できるとは、とても思えない。
流行が始まってから「あれやる」「これやる」(加藤厚労相)/(C)共同通信社
政府は何を隠しているのか。不安を増大させている情報統制 |
<37・5度以上の発熱や息苦しさが4日以上続いた場合、保健所などの窓口に相談を>――。厚労省が17日公表した、新型コロナについての相談や受診の目安。加藤厚労相は会見で、高齢者や糖尿病、呼吸器疾患などの持病のある人や、発熱が2日程度続く妊婦については早めの相談を呼び掛けたが、いくら何でも対応が遅過ぎる
政府は16日、官邸で初めて専門家を加えた新型コロナ感染症対策会議を開いたが、政府はこれまで計9回も感染症対策本部を開き、新型コロナについての対応を協議、検討してきたはずだ。ところが、結果として水際対策は大失敗。感染者が増加し続けている横浜港のクルーズ船の検疫体制には海外メディアから「リトル武漢」「第2の震源地」などと揶揄される始末だ。
感染症対策で最も重要なことは「流行させないこと」なのに、流行が始まってから「あれやる」「これやる」などと言い出しているのだから話にならない。泥縄もいいところだ。これじゃあ、国民が政府は何か情報を隠しているのではないかと不安になるのは当然だ。
「情報がないから国民が不安になるワケで、そういう中で、死者が出た、あちこちで感染者が増えている、などと報じられればパニック状態になるのも当然でしょう。希望者全員が早く(ウイルスを高精度で検出できる)PCR検査を受けられる態勢を作るべきです。そうすれば新型コロナに関するデータが蓄積され、情報も増えるでしょう」(上昌広氏=前出)
先手先手どころか、後手後手の無能対応が国民不安を増大させているのだ。
無策の上に疑惑まみれ 「肺炎対応」安倍政権は神頼み<中>|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/UoDQmmyBD7 @tim1134
— 桃丸 (@eos1v) February 18, 2020
国民の神経を逆なでする厚労省醜聞女性審議官 政府は何を隠しているのか 不安を増大させている情報統制 来週にも起こる患者数急増、病院パニックの対処法 最悪事態に最悪首相という国難(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/GomYszKUey
— KK (@Trapelus) February 18, 2020
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