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コロナウイルス国内への感染拡大―またぞろ自己責任とは!
政府政策当局はまともな先手を打った対策を
日本感染症学会は6日、新型コロナウイルスについて「既に国内にウイルスが入り込み街の中で散発的な流行が起きていてもおかしくない」とする一般向けの見解を発表しました。
これに対して政府政策当局は何をやったのか。無為無策。マスコミもダイヤモンド・プリンセスのことばかりフォーカスして、国内感染の危険に注意を喚起していないし、前向きな提案を行っていない。専門家といわれる人々も同じだ。
予想される国内の流行について、当然なされるべき政策は、@感染者検査の対象拡大(湖北省しばりの廃止)A検査能力の拡大B必要な医療設備、ベッドの拡充C院内感染の危険防止策(たとえば窓口の分離)などであろう。
しかしこのようなことが議論提言されたのであろうか。マスコミでは、ある学者の方が専用外来ないし窓口の分離を提言されていたのみで、大方、手洗い、マスク、うがい、を言われるばかりであった。専門家がこれしか言わないというのおかしくないか。政策当局に提言しなくて、国民に要求するばかり。これってまさにお定まりの「自己責任」ではないか。政策当局の責任逃れならまだわかるが、専門家の人たちもなにかに忖度しているのであろう。
さらに言えば、感染防止にもっとも大事なことは、特に高齢者は外出を控える。なるべく人込みに出ない。このことに全く触れないのはどうしたことか。リスクを最小限にするのは手洗いでもマスクでもなく接触を減らすことが一番。(今日このことについて厚労大臣が少し言及していた)
WHOは、10日、中国に渡航歴のない患者からの感染について「懸念される症例」が出ているとし、「より大火を引き起こす火花になり得る」と懸念。一方で、「今は火花に過ぎない。われわれの目標は引き続き封じ込めだ」と述べました。日本の政策当局はこのしごくもっともな提言に何か適切な対応をしたのか。事態はWHOの懸念どおりの推移をたどっている。
ここにきても政府当局がとった措置はまさにお笑いです。即ち、厚生労働省は、13日よりウイルス検査の対象を中国・湖北省だけでなく、直近14日に浙江省の滞在歴がある人にも拡大することになりました。しかし1月27日には中国政府から海外団体旅行が禁止されており、2月初めには浙江省の主要都市では封鎖がなされている。つまり日本国内に直近14日に浙江省から来た人はほとんどおらず、対象となる人は事実上いないのだ。こんなこと信じられません。
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