日高見さん、お疲れ様とは、わざわざありがとうございます。この内容は、以前、楽老さんとの長い議論でのコメを修正してまとめ直したものです。 その概要は、簡単に言ってしまうと、「消費税は景気や所得に応じて設定すべき」というDアトキンス氏の意見をベースに、「一旦、2〜3年位は消費税を0%して、その後に極端に物によって消費税率に差をつけるべき(軽減税率。食品やエネルギーは0%のままで、贅沢品はかなり上げる)」という私オリジナルな考えをミックスしたものです。(上げると言ってもかなり時間を掛けて少しずつ) それに対して、楽老さんは消費税は完全廃止(山本太郎派?藤井さんの意見支持でしょうか?)で物品税を復活させるというものでしたが、結局は激しいバトルと言うよりも議論の半分以上は「現在の消費税は、輸出業者を贔屓しているだけ」とか「現在の消費税は庶民を苦しめているロクなモノでない証拠」など「日本の消費税は極悪そのもの」という説明的なものでした。 日高見さんはやはり小沢さん的(民民的?)立ち位置からの意見でしょうか? >あくまで社会福祉目的(主に急速に進行する高齢化対策)の“目的税”として、消費税10%程度までなら“広く庶民から公平に徴収する”というのは、そういう一定条件下で肯定されるものであります。 同意ですが、結局一億中流社会というのは日本が人口増加で経済成長をして来た過程の中でたまたまそうなったと私は解釈をしているので、当時から本当は税制の仕組みや特性を分析し計画をしなければいけなかったのでしょうね。←細かい視点で恐縮です。 まあ、これは反論ではありません。恐らく日高見さんは「当時の所得が多く安定している時期にそのまま10%を導入しても良い。つまり当時なら10%でも良かった」という意見ではなく、あくまでも例として「国民の平均所得が多い中での」という環境の話をされただけだと思います。 >そして、高齢化が加速する中では『10%では足りない』のは20世紀の時代から分かっていた事で。だからこそ、しっかりした雇用環境対策と少子化対策をセットで実施しなくてはなりませんでした。 確かにそうですね。日本は「税制は税制だけ」と切り離して考えてるのか?という懸念がある。日本では何でもそうですが、「日本の政治家や官僚は頭の中が縦割りなのか?」といつも感じます。日本の政治家や官僚は、「世の中、様々な要素が連動して、影響を及ぼし合って成り立っている」という視点が足りません。 いつもそのように局所的にものを考えている。「それは俺の分野じゃないから知らない」とか「そのことはあっちで訊いてくれ」という。 雇用については、 「欧州では歳を取ってからでも仕事を辞めて、初めから大学などで勉強をし直す期間を設け、さらに新しい仕事をさがし第二の人生を歩む」 という話を聞いた事があります。こういう発想やシステム、風潮が日本でも絶対に必要だと思います。欧州はそういうやり方をしてもなお生産性は高い訳ですから。いや、そういうやり方をしているから生産性が高いのか。人に投資するという発想。←中高年の復活が上手く行っている。 >ところが、小泉内閣がやったことは、まったくの“真逆”の腐れた新自由主義政策であった訳です。 その通り。健全な自由競争ではなく、腐った新自由主義。小泉、竹中、安倍の功罪は物凄く大きい。国民を不幸にした三人。(高橋洋一とかまだまだいるか?笑) >2009年、マニフェスト選挙で民主党政権が樹立した時、私はなんとか『間に合った』と発言しました。
>本来なら21世紀が始まって早々にしなければならなかった諸施策を、民主党が主要政策に掲げてくれたので遅きに失したが、まだ『手遅れではない』と思ったからです。実際、ちゃんと『コンクリートから人へ』の政策が実行され、子供手当を満額で継続していたら、今日の“予想を上回る少子化”も防げたのですから。 なるほど。 >小沢一郎だって消費税容認、そもそも自民党時代に消費税を始めた時の幹部だろう、って批判は承知です。
当時の経緯はよく知りませんがそう言われていますね。小沢さんは反省してるんじゃないですかね?今は5%に減税派でしょ?違いますか?その辺の彼の立ち位置次第で、一般的にも彼への評価もかなり変わって来ると思います(私的にも)。 ズバズバ訊いてすみません。私は無党派で彼の肩を持つ必要がないのですが、自民公明は恐ろしいまでにダメな党だと思うので(中立の立場から見ても本当に恐ろしいまでに堕落している)、野党を応援せざるを得ない立場から、基本的には維新以外はどの野党も応援しています。(この前の選挙では、党は「れいわ」、個人には生まれて初めて共産党の議員に投票しました) まあ、自民と政策が変わらない野田は不支持だし、野田と仲の良く野党共闘にやる気を見せない?煮え切らない態度の枝野も期待感が日に日に下がっていますが。小沢さんは、存在感のある政治家でここ何年かは正論しか言っていないと感じ評価しています。消費税や原発をどう考えているかが小沢さんのネックになると思う。 >また、『税の直間比率』の見直しこそが、小沢一郎にとっての、一種のライフワークでもあるのですから。あら?なんか言い訳っぽくなっちゃいましたか?
言い訳と言うか、小沢さんの意向や意志を正確に書いて下さるのであれば、誤解があれば解ける事もあると思うのでどんどん教えて下さい。その分、反小沢がネガキャンしてくるでしょうけどね。笑 小沢さんは敵が多いですね。その分、「影響力がある=力がある」という証拠でもあると思いますが。私は森裕子さん一押しですが、小沢さんや山本さんも応援しています。デニーさんは人間的に素晴らしい。 >今はバーコードがあるコンピューター社会なんですから、『多段階税制』が“煩雑”だとは思いません。
煩雑と言うのは軽減税率(多段階税)が導入されるに伴う全ての業務とお店の負担を含んでの表現ですが、システムを導入すれば割と簡単なんでしょうかね? 例えば、違う税率の品物がセット売りする際の価格設定の仕方は?・・・とか複数の税率が導入されるので、どの商品にどちらの税率が適用されているのかを記載する必要があったり、小売業などは、相手に発行する領収書などについて対応が必要だったり。仕入れる時も、請求書に区分して記載されているか確認をしたり、各事業者が消費税の納税額を計算する方法などが煩雑と言ってもいいかと。 しかし、その筋のコピペ↓ >(軽減税率に対応するのは)非常に煩雑な処理が必要である・・・。これらの作業を手計算ですべて行うことは非常に困難で、軽減税率に対応したシステム(レジ・経理・請求書発行など)を導入することが推奨されています。 (ここまで) とあるのでシステムを導入すれば煩雑ではなくなるんでしょうかね。 >『免税店・減税店』若しくは、同じ店舗の中で『免税・減税コーナー』を造れば、購入側の際の混乱も防げます。実際、大きな店舗では今でも同一フロアの中で、パン屋や百均が『個別会計』で軒を広げているでしょう?要はアイデアですってば。
なるほど。 前河>頻繁に買わないモノや贅沢品などは最終的に10%を超えても良いと思う(10年後とか先々の話)。
日高見さん>そもそもその考え方が『VAT(不付加価値税)』であり、一般的消費税とは“別物”の考え方ですよね。間接税(消費税やVAT)を目的税化し、インボイスを付加してやれば(欧州方式)私は、最高税率が30%になって構わないと思います。 大体同意ですが、インボイスというのをあまり理解していないです(導入は2023年頃でしたか。うろ覚え)。というか、影響力がどうなのか?と言った方がいいかもしれない。知識としては知っていますが。(経済用語の説明を貼って頂く配慮、ありがとうございます。私は二つとも知っていましたが、わからない方への親切になりますよね。反省、私も時々貼ろう。ついつい部分的に貼るか省略してしまう・・汗) インボイスの影響を受けるのは、益税の恩恵を受けてきた免税事業者と簡易課税制度を採用している事業者だから、結局、1千万円以下の売り上げしかない弱いお店にダメージではないでしょうか?。免税事業者は数百万社?と言われている。 こういう業者は倒産、閉店に追い込まれる懸念があると思います。理屈はわかるのですが、ちょっと心情的(感情面で)に同情というか・・。益税は良くはないとは思いつつ、「弱者側の必要悪」という見方をした事もあります。 時代の流れでやむを得ないのか?私的には合理性と気持ち的なものの折り合いがついていません。ちなみにリアル仕事上の私情はありません。 コピペ(参考資料)↓ >益税の恩恵を受けない分、免税事業者の収益が現在よりも減ることに >インボイスを発行できない免税事業者は、これまで通り売上に係る消費税を納品先に請求することが出来ません。一方で、仕入れにかかる消費税である仕入れ税額を申告できないため控除も受けられず、売上高を獲得するために仕入れや諸経費等にかかった消費税を自腹で支払わなければならないため、全体として負担が増えます。益税の恩恵を受けた場合と違って、反対に、売上や利益が減少することになるのです。 (ここまで) >自公政権はあれだけ『税率が複数や会計処理が煩雑になるって言ってたくせに、結局やったことは『イートインで差別化する』とか『定期購入新聞は優遇する』とか、大馬鹿極まりない税制な訳です。そして、結局その『増税免除分』の“財源”も、我々国民に説明できずに突っ走ったワケでしょう? そうそうそう!!完全同意!!バカですバカですアホです!!クズでしょう!新聞が優遇されるから、新聞は消費税を批判しないとか、安倍ならではの汚さ!と新聞社も利益のためならプライドを捨てる情けなさ!マジで怒りを感じた!社会が腐る瞬間を体現した。 公明党の食品の8%は我々の成果だ!にも怒りを感じる。この偽善者め!と思った。食品の8%は高いんだよ!!0%や3%の国もある。勿論10%のままよりは幾分マシだが、決して低所得者への配慮とは言えない。公明ってわずかな成果を過大な自慢にする安倍と同類。食品は最高でも3%でしょ。個人的には5パーでも高いと思う。 文章上、取り乱しました。(笑)スミマセン。リアルでは冷静な怒りですが。 >“財源”など、簡単に捻出できる筈です。そもそも、ご自分で否定してた『複数税率』を容認したのですから、要は、『どこからより多く取るか』でしょう。当面、500万円以上の高級車とか、5千万円を超える不動産とか、そういった所から『多くとれ』ばいいのです。“出来ない理由”などどこにも存在しません。
同意。 >明日に・・・いや、今日からでも“実施可能”です。あ、自民党には“それが出来ない事情”があった!(笑)だからこそ、一刻も早く、この無能で有害なクソ政党を、権力の座から引きずり落さなければなりません!! 同意。 消費税減税は絶対に野党にしか出来ない。大企業や金持ちばかりを極端に優遇する自民公明では、消費税減税は不可能。災害対応能力の低さや原発対策も含めて、政権交代は国民のためであるのは明らか。 ただし、野党が消費税減税で公約を一致させた場合での話ではありますが。
枝野!消費税減税で妥協しろ!
野田と組むな! これが出来なければ枝野も降りて貰った方が良い。と思いますけどね。
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