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安倍・自公内閣と貧困化<本澤二郎の「日本の風景」(3587)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/23425664.html
2020年02月07日 jlj0011のblog
<江東区で兄弟が30キロ、20キロ台で骨と皮で餓死>
昨夜午後7時のラジオニュースに耳を疑った。東京・台東区の集合住宅で、2019年12月24日に「異臭がする」という連絡に、警察が駆け付けると、60台と70台の兄弟が、骨と皮になって餓死していたという。
1000万人の都民が、誰一人も手を差し伸べなかった。世界第三位の経済大国の貧困化の一端を暴露して余りあろう。一軒家ではない、集合住宅である。様子はわからないが、最期は水を飲んで数日を過ごしたのであろう。
あまりにも痛々しい日本貧困化を象徴しているではないか。日本列島には、同じような極貧の家庭、家庭さえも持てなかった悲劇はいっぱいあるだろう。
この7年の間に「貧困」という言葉が流行したが、ここまで落ち込んでいる極貧者の姿に、ひたすら驚愕するばかりである。これを極端な事例としてとらえるべきではない。安倍や小池の感想を聞いてみたいものである。東京五輪に浮かれる場面ではない。涙が出てくる。さぞや当人たちは無念であったろう。
<東京都・江東区・町内会・民生委員・隣人も、宗教・政党も見て見ぬふり>
兄と弟は、誰が見ても生活保護世帯である。
法の公正な恩恵を受ければ、まだ20年は生きられるだろう。当人たちはそうしなかった。なにか理由があったのだろうか。たとえそうだとしても、餓死する道を選ぶ必要はなかった。命は宝だ。そのために泥棒する人もいるが、そうしなかった。倫理観の強い教育を受けていたのかもしれない。
行政が手を差し伸べるべきだ。差し伸べなければならない。しかし、東京都も江東区もそうしなかった。彼らは、日本で恵まれた役人生活を送ってきているのだが。
確かに、行政のいい加減さを知り尽くしている日本人は多い。ならば、特別公務員である民生委員は、何をしていたのか。疑問が残る。名誉欲しさの民生委員は辞めてほしい。民生委員の対応いかんで生きられる人がいるが、ここでは違った。
町内会もある。ここは神社の祭礼という場面での、不当な強制的寄付集めに熱中するようだが、貧困者の救済には見向きもしない。
しからば、隣近所の隣人が一声かけて、救済の声を上げれば、行政も動かざるを得ないのだが、それもなかった。日本社会が根底から崩壊してしまっているのだ。
ならば政党がどうか。宗教団体はどうなのか。手のかかる人命救済に対しては、逃げてしまうのであろう。25%支持で独裁政治を繰り広げている、自公政権である。
創価学会などの教団も湯船に浸かって昼寝をしていて、貧者救済に力をかすことをしない。
<電気・ガスの滞納にも関係者はそっぽ>
極貧者の社会へのメッセージは、電気やガス、水道の料金滞納である。兄弟は、ガスと電気を滞納していた。業者は察知していたが、当局に連絡しなかった。電気のない冷蔵庫には、サトイモが少しばかり入っていたという。
10日ほど前、我が家ではサトイモを掘った。親芋はそれなりの大きさだが、子芋は少ない。親芋は食べないという土地柄だが、試しに煮て食べてみた。食べられるではないか。
しかし、電気がガスがないと煮ることが出来ない。生では無理だ。
水道も止められる寸前であったらしい。
ということは、餓死する1週間ほどは、水道の水を飲んで過ごしていたのであろうか。この世を呪い、儚んでの餓死だったのか。血税で飲み食いするシンゾウにぜひ知らせたい。「サメの脳みそ」は、安倍4選を吹聴、五輪利権で満足しないらしいが、とんでもないことである。
<江東区の担当者は開き直り>
江東区の福祉の担当者は、極貧の餓死事件に対して、反省も謝罪もしなかった。逆に開き直っていたという。
人間の顔をした悪魔役人がいるという証拠であろう。
<安倍は毎夜グルメ三昧、1%財閥優遇500兆円、99%に10%大増税>
安倍晋三は犯罪行為を次々と引き起こし、それでいて反省も責任も取らない。公明党創価学会が支援しているためだ。毎夜血税でグルメ三昧だ。1%財閥に対する優遇政策で、彼らは500兆円の山を築いた。
そして99%には、10%の大増税で搾り取っている。搾取の先頭に立つ自公内閣で、この国は崩壊している!
2020年2月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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