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2020年2月1日 朝日新聞
2020年2月1日 朝日新聞
2020年2月1日 毎日新聞
安倍首相
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 31, 2020
「法的には明確だが、ホテルの契約主体は参加者個人だ」
↓↓↓
日大 岩井教授
「へ理屈をつけたとしか言いようがない。
お金を事務所が集めてホテルに払ったとなると、収支報告書に記載しなければならない。
総理自ら違法・脱法的なものを示唆したということで、影響は小さくない」 pic.twitter.com/Av6L9RZ30l
安倍の国会での発言を文字に起こしてみると
— nyafool (@nyahooru) January 31, 2020
残念なことにますます何言っているのか分からなくなってきますね
立憲の杉尾議員が激しくヤジっていますが、これくらい国民の怒りをきちんと安倍にぶつけてほしいものです「お前のせいで国民の大事な時間も金も奪われてるんだよ!」くらいヤジってほしい pic.twitter.com/2V96VwyZ5M
衆院予算委
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 31, 2020
山井議員
「前夜祭の領収書が一枚も見つからない。おまけに安倍総理は800人分手書きでと仰るが」
安倍首相
「インターネット等で提示されている」
山井議員「支持者に頼んで、コピーをもらってほしい」
安倍首相「ホテル側は間違いなく手書きで書き、渡したと言っている」
ネットってw pic.twitter.com/FFZ8EWMRpX
参院予算委
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 31, 2020
石橋議員
「ニューオータニが領収書を…金額と摘要を予め手書きして、宛名を空欄のままにしたものを、事前に発行していたとの答弁。常識的にありえない。領収書は何枚もらったのか?」
安倍首相
「枚数は不明だが、大体800人、約400万円」
もうホテル側を国会に招致しろよ!!💢 pic.twitter.com/sfQup8iYaq
参院予算委
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 31, 2020
安倍首相
「契約の当事者は個々の参加者だ。それによって収支報告書に記入をしていない。個々の参加者
が当事者なので、領収書の写しをホテル側に求めることは困難だ」
石橋議員
「おそらく全国の皆さんが、そんな説明で通るわけがないと」
規正法違反で公民権停止になるから必死だな😓 pic.twitter.com/mX1tnbSIki
「桜」前夜祭会費 首相「契約主体は参加者」 「ホテル5000円提示」
https://mainichi.jp/articles/20200201/ddm/005/010/104000c
毎日新聞 2020年2月1日 東京朝刊
衆参両院の予算委員会は31日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、首相主催の「桜を見る会」やカジノを含む統合型リゾート(IR)に関する集中審議を実施した。桜を見る会の前夜祭を巡っては、首相が「主催は後援会だが、ホテル側と契約しているのは(約800人の)個々の参加者だ」と述べ、政治資金収支報告書への記載は不必要と強調した。ただ、価格設定や段取りの相談はホテルと安倍事務所の間でなされており、議場からは「あり得ない」との声が上がった。【大場伸也、野原大輔】
首相は衆院予算委で、前夜祭を政治資金収支報告書に記載していない理由として「主催は後援会で契約の主体は個人。例えば何十人かの会合でもレストラン、旅館で個々が支払うのと同じ。アレンジでホテル側から5000円と提示された」と説明した。立憲民主党などの会派の山井和則氏(無所属)は「800人が一人一人ホテルと契約しているわけがない」と声を荒らげた。
総務省選挙部は「記載すべき収支の判断基準は、当該団体の収支かどうかということだ。主催かどうか、(パーティーの)大小、収支の結果ゼロになるかどうかは関係ない」(31日の答弁)としている。
参院予算委でも、立憲の石橋通宏氏が「領収書の通し番号で何枚発行したのか、何枚のカーボンコピーを持っているのか、ニューオータニに出してほしい」と要求すると、首相は「主催は後援会だが、契約当事者は個々の参加者だ。だから我々は収支報告書に記入する必要がなく、(首相側が)領収書の写し等の提出をホテル側に求めることは困難だ」と述べた。
また、首相は、IR関連の汚職事件で収賄容疑で再逮捕された秋元司衆院議員について「副内閣相の任命にあたっては、専門性やこれまでの経験、調整能力、発信力などを総合的に勘案した」と説明。「現職の国会議員が逮捕、起訴されたことは誠に遺憾であり、重く受け止めている」と述べる一方、「現在捜査中の刑事事件に関することなので詳細なコメントは控える」と従来の答弁を繰り返した。共産党の大門実紀史氏への答弁。
「桜」根幹揺るがしかねないと危惧 公明、異例の政権批判 衆院予算委
https://mainichi.jp/articles/20200201/ddm/005/010/102000c
毎日新聞 2020年2月1日 東京朝刊
「日本政府の根幹を揺るがしかねないと危惧をし、大変に憤まんやるかたない」。31日の衆院予算委員会集中審議で、公明党の太田昌孝氏が、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡り、政府を激しく批判する一幕があった。与党の質問での政府批判は異例。国会で桜を見る会への追及が続き、同党内には「安倍さんや官邸は何か隠していると思われ、与党として一緒くたにされてしまう」(党重鎮)との危機感がある。
太田氏は、招待者名簿について「いかにも問題があり、出すことができないような印象を国民に与えてしまった」と指摘。反社会的勢力の関係者が参加していたとされたことも「招待する側の厳しいモラルが問われる重大な事案であった」と述べた。内閣府が昨年11月、参院予算委員会に提出した参加者の推薦者名簿で推薦部局名を隠した問題を挙げ「公文書の改ざんは議会軽視とのそしりを免れない」と強調した。
首相は「内閣府において行政文書の保管や廃棄における不適切な取り扱いや、国会に提出した資料について記載の一部を消去する不適切な対応があったことは、誠に遺憾だ」と答弁。「政府を挙げて公文書管理のさらなる徹底、方策について検討していく」と理解を求めた。【野原大輔】
「桜」夕食会、首相が新説 収支不記載巡り「ホテルと契約、参加者が」
https://www.asahi.com/articles/DA3S14349094.html
2020年2月1日 5時00分 朝日新聞
「桜を見る会」の前日に例年行われてきた安倍晋三首相の後援会主催の夕食会をめぐり、首相は31日、政治資金収支報告書に夕食会の記載がない理由として、苦しい説明を展開した。会場のホテルと契約を交わしたのが後援会ではなく、参加した800人の「個人」というもので、不記載の合法性を改めて強調した。専門家からは「脱法行為だ」との指摘が出ている。▼総合4面=「取り繕いでは」
31日の衆院予算委員会の集中審議で、野党統一会派の山井和則氏(無所属)に答えた。
収支報告書への不記載はたびたび追及されてきたが、首相は「ホテル側立ち会いのもと、事務所職員が集金し、ホテル側に渡した。主催の後援会の収支は一切無い」として、問題ないとの立場を取っている。
山井氏は首相に対し、「いったん事務所の秘書がお金を受け取っている。主催の後援会が契約主体ではないか」と迫った。首相の主張を突き崩し、不記載の違法性をあぶり出す狙いだったが、首相は「契約者の主体は参加者個人」と言い切った。
山井氏は首相の選挙区で毎年開かれる「新春の集い」が収支報告書に記載されているのに、夕食会の記載がないことについても疑問視した。
首相は「新年の例会は、後援会に入金や支出があるが、夕食会は本人とホテルの関係でお金の支払いと集金がなされている。違いは明確ではないか」と反論した。山井氏は「あり得ない答弁だ。一人一人がホテルと契約しているはずがない。800人が(会場の)『鶴の間』を押さえて5千円としたのか」と述べた。
政治資金制度に詳しい日本大学の岩井奉信教授は首相の新たな説明を「違法とは言い切れないが脱法だ」とする。「個人の契約」を理由に報告書に記載しない行為について、「これが許されるならば、全国各地の政治家が行う後援会の親睦会などは記載しなくてもいいことになる。政治資金報告制度の根幹が揺らぐ問題だ」と語った。(三輪さち子)
(プロが観る国会論戦)首相答弁「取り繕いでは」 元千葉県警警部・森透匡さん
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14349136.html
2020年2月1日 5時00分 朝日新聞
森透匡さん=飯塚悟撮影
31日の衆参予算委員会では「桜を見る会」前夜の夕食会をめぐり、安倍晋三首相が答弁に詰まる場面があった。「ウソの見抜き方」をテーマに講演活動をする元刑事、森透匡(ゆきまさ)さんが傍聴。首相の答弁ぶりや野党の追及のあり方を分析した。
夕食会が政治資金収支報告書に記載されていない理由について、首相は「収支がないから」と説明してきたが、31日午前の衆院予算委では、開催場所のホテルと「(参加者)個人が契約した」との主張も行った。
無所属(野党統一会派)の山井和則氏と首相のやりとりに、傍聴席の森さんは身を乗り出した。
山井氏 800人の夕食会は、主催者である後援会が契約者でいいか。
首相 主催は後援会だが契約の主体は個人だ。例えば、何十人かでレストランなり旅館なりで会合を開き、それぞれ参加者が個々で支払うことと同じだ。
山井氏 あり得ない。800人が一人一人ホテルと契約しているはずない。
首相 費用は私の事務所職員が集金したが、契約主体は参加者個人だと認識している。
森さんは「苦しい答弁ですね」と苦笑い。早口で例え話をする首相の姿を「取り調べをしてきた私の勘では、取り繕っているように見えますね。平常心がなくなっている」と分析した。
山井氏は夕食会で参加者に渡されたという領収書に焦点を当て、首相に公開を求めた。「契約者」問題は午前の野党議員には引き継がれず、論戦の舞台は午後の参院予算委に移った。
立憲民主・石橋通宏氏 領収書を資料として出してほしい。
首相 私の事務所は参加者とホテル側との間を仲介した。ホテル側との契約の当事者はあくまでも個々の参加者で、領収書の写しの提出をホテル側に求めることは困難だ。
首相は淡々と答弁。森さんは「落ち着いていますね。午前中に一度口に出したからスラスラと話せるようになったのでしょう」。
予期しないことが起こったときが、本音を引き出す好機だという。「質問に答えられなかったり、詰まったりしたときに『ウソをついている』という前提に立ち、こちらの論理を積み上げていくといい」と話し、野党の追及のやり方に「『契約の主体は個人』答弁が出たときに、一気に『首相のケースは、不記載で政治資金規正法違反か』を詰めればよかった」と首をひねった。(聞き手・永田大)
*
もり・ゆきまさ 1966年生まれ。元千葉県警警部。贈収賄や選挙違反などの捜査を約20年担当した。一般社団法人日本刑事技術協会の代表理事として、全国の経営者を対象に「ビジネスで役立つ『ウソ』の見抜き方」などのテーマで、講演や研修を行っている。
「桜」首相答弁、続く変遷 「公選法抵触ライン」崩さず
https://mainichi.jp/articles/20200201/ddm/041/010/122000c
毎日新聞 2020年2月1日 東京朝刊
「取りまとめ関与せず」→「意見言うことも」→「妻も推薦」
首相主催の「桜を見る会」を巡る安倍晋三首相の発言は、会の「私物化」が指摘された2019年11月以降、変遷を続ける。27〜31の日程で開かれた衆参予算委員会でも、招待者の推薦に妻昭恵氏の意見を反映したことを認めるなど答弁は揺れた。一方、公職選挙法に抵触しかねない私物化は一貫して否定。それでも答弁は根拠に乏しく、疑惑解消にはほど遠い状況にとどまった。
問題が注目された契機は、19年11月8日の参院予算委での田村智子氏(共産党)の質問。地元支持者が多数招かれた疑惑をただす田村氏に対し、首相は「招待者の取りまとめは内閣官房と内閣府。主催者としてあいさつや接遇はするが、取りまとめには関与していない」と明言した。
だが、首相の事務所名で作成された桜を見る会を含めたツアーの案内状の存在などが報道されると、同20日の参院本会議での那谷屋正義氏(立憲民主党)への答弁で「事務所から相談を受ければ、推薦者について意見を言うこともあった」と自身の関与に言及した。
1月27日からの衆参予算委でも、発言が変化。28日の衆院予算委では、第2次安倍政権発足後の13年以降、案内状で参加を募っていた可能性を認めた。さらに内閣府の招待者取りまとめ前に、事務所が「桜を見る会へのご参加ありがとうございます」と書かれた文書をツアー参加者に送っていたことを追及されると、「招待プロセスを無視した不適切な表現で、問題があった」と陳謝した。昭恵氏の関与についても「(推薦者の選定時に)妻の意見を聞くこともあった」と説明した。
「関与していない」から「自分や妻も推薦した」と変遷した説明。それでも首相は、最終的に招待の可否を判断するのは内閣府だと繰り返し強調した。公費で開催する桜を見る会に、地元後援会員を優先的に招待していれば公職選挙法に抵触しかねない。事務所の非を認めながらも、一貫して私物化は否定する「防衛ライン」を崩すことはなかった。同法違反疑惑については、会の前日に後援会が主催した「前夜祭」の費用の一部を、首相側が負担した可能性があるとする野党側の指摘に対しても否定を続ける。
31日の衆院予算委での集中審議でも、山井和則氏(無所属)が「参加者から集めた会費をそのままホテル側に支払い、事務所の負担はない」とする首相側の説明に触れ、19年分の領収書の提示を求めた。首相は「ホテル側が手書きで準備し、(参加者)全員に配った」との主張を繰り返し、要求については「インターネットで表示されている方がいると承知している」と応じるだけだった。【岡大介、千葉紀和、曽田拓】
「桜」首相答弁、続く変遷 「公選法抵触ライン」崩さず 「公費」非難恐れ 新藤宗幸・千葉大名誉教授の話
https://mainichi.jp/articles/20200201/ddm/041/010/117000c
毎日新聞 2020年2月1日 東京朝刊
新藤宗幸・千葉大名誉教授(行政学)の話
安倍首相が恐れているのは、公費で後援会を丸ごと招待し、面倒を見たと非難されることだ。第2次安倍政権発足後に招待した人々と、首相の後援会員が多数重複していれば、有権者買収を禁じた公職選挙法違反となり得る。だからこそ名簿を出したくないし、そこを守りたいのだろう。後援会優遇は森友・加計(かけ)学園問題よりも国民にとって分かりやすい首相の資質に関わる問題なので、余計に危機感を覚えているのではないか。
「桜」前夜祭で首相「契約はホテルと個々の参加者」報告書記載不要と強調
https://mainichi.jp/articles/20200131/k00/00m/010/287000c
毎日新聞 2020年1月31日 20時02分(最終更新 1月31日 20時55分)
衆院予算委員会で質問する立憲民主党などの会派・山井和則氏=国会内で2020年1月31日午前10時22分、川田雅浩撮影
首相が説明する「前夜祭」の流れ
衆参両院の予算委員会は31日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、首相主催の「桜を見る会」やカジノを含む統合型リゾート(IR)に関する集中審議を実施した。桜を見る会の前夜祭を巡っては、首相が「主催は後援会だが、ホテル側と契約しているのは(約800人の)個々の参加者だ」と述べ、政治資金収支報告書への記載は不必要と強調した。ただ、価格設定や段取りの相談はホテルと安倍事務所の間でなされており、議場からは「あり得ない」との声が上がった。【大場伸也、野原大輔】
首相は衆院予算委で、前夜祭を政治資金収支報告書に記載していない理由として「主催は後援会で契約の主体は個人。例えば何十人かの会合でもレストラン、旅館で個々が支払うのと同じ。アレンジでホテル側から5000円と提示された」と説明した。立憲民主党などの会派の山井和則氏(無所属)は「800人が一人一人ホテルと契約しているわけがない」と声を荒らげた。
総務省選挙部は「記載すべき収支の判断基準は、当該団体の収支かどうかということだ。主催かどうか、(パーティーの)大小、収支の結果ゼロになるかどうかは関係ない」(31日の答弁)としている。
参院予算委でも、立憲の石橋通宏氏が「領収書の通し番号で何枚発行したのか、何枚のカーボンコピーを持っているのか、ニューオータニに出してほしい」と要求すると、首相は「主催は後援会だが、契約当事者は個々の参加者だ。だから我々は収支報告書に記入する必要がなく、(首相側が)領収書の写し等の提出をホテル側に求めることは困難だ」と述べた。
また、首相は、IR関連の汚職事件で収賄容疑で再逮捕された秋元司衆院議員について「副内閣相の任命にあたっては、専門性やこれまでの経験、調整能力、発信力などを総合的に勘案した」と説明。「現職の国会議員が逮捕、起訴されたことは誠に遺憾であり、重く受け止めている」と述べる一方、「現在捜査中の刑事事件に関することなので詳細なコメントは控える」と従来の答弁を繰り返した。共産党の大門実紀史氏への答弁。
衆参予算委集中審議 詳報
https://mainichi.jp/articles/20200201/ddm/005/010/101000c
毎日新聞 2020年2月1日 東京朝刊
質問する立憲民主党などの会派・山井和則氏=川田雅浩撮影
◆衆院
新型肺炎
中山泰秀氏 世界保健機関(WHO)が、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受けて緊急事態を宣言した。対応の緊急性は高まっているのではないか。中国・武漢市からの入国管理を強化する一段強い措置も検討すべきだ。武漢に派遣したチャーター機の費用は政府が負担すべきではないか。
安倍晋三首相 指定感染症に指定し、当初、2月7日から施行予定だったが、緊急事態宣言を受けて、これを短縮し、1日より施行する。入国しようとする者が感染症である場合は入国を拒否する。チャーター機による退避は、運賃(約8万円)を政府が負担する方向で検討する。
山井和則氏 WHOの緊急事態宣言を待つまでもなく、前倒しでできた対策があったのではないか。指定感染症の(施行)前倒しの決定はなぜ遅れたのか。
加藤勝信厚生労働相 公布から施行まで10日間、周知期間を置いていた。感染症の指定をすると、就業制限とか強制入院(が可能で)、非常に人権に関わる。こうした場合は、10日間を置くルールでこれまで対応してきた。今日、WHOの宣言があり、公布してから4〜5日たって、周知も図られている。総合的に勘案して、2月1日施行で準備している。
山井氏 諸外国では武漢から帰国した人々を2週間ぐらい一時隔離する政策をとっている国もある。日本でもこういう取り組みをすべきではないか。
加藤氏 日本の法体系にも隔離・停留ができる規定はある。ただ、病原体の感染力が大変高い、致死性や重篤性が非常に大きいといった状況で初めて(実施できる)。行動を制限し、人権との絡みがあるので、慎重に検討しなければいけない。
桜を見る会
太田昌孝氏 内閣府人事課が参院予算委員会に提出した「桜を見る会」に関する資料に関して、人事課長によって一部消去されて提出された。公文書の改ざんは議会軽視とのそしりを免れない。日本政府の根幹を揺るがしかねないと危惧し、憤まんやるかたない。
首相 内閣府で行政文書の保管や廃棄における不適切な取り扱いや、国会提出した資料について記載の一部を消去する不適切な対応があったことは誠に遺憾だ。今後、政府をあげて公文書管理のさらなる徹底の方策について検討していく。
山井氏 「前夜祭」の(会場のホテルとの)契約は、主催者である安倍後援会がしたということでいいか。
首相 主催は後援会だが、この契約の主体は、それぞれ個人が支払った。
山井氏 (参加者)800人が一人一人、ホテルと契約するはずがない。
首相 費用はホテル側との合意に基づき、私の事務所の職員が1人5000円を集金し、ホテル名義の領収書をその場で手交し、集金した全ての現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側へ支払いがされた。ホテルとの契約主体は参加者個人になる。
IR汚職
奥野総一郎氏 (2017年2月に米国で、米カジノ大手の)ラスベガス・サンズやMGMリゾーツ・インターナショナルの会長らとの朝食会で、首相はカジノを含む統合型リゾート(IR)整備推進法が16年12月に成立し、公布・施行されると紹介したのはなぜか。
首相 参加者の中にはカジノ経営者が含まれており、統合型リゾート施設は観光立国を目指す日本にとって有益である点などの発言があったということだが、IRについて要請や要求は一切なかった。
塩川鉄也氏 IR事業を職務とする副大臣だった秋元司衆院議員が収賄容疑で逮捕された。首相は14年5月、シンガポールでIRを視察し、日本の成長戦略の目玉になると述べた。カジノを持ち上げた首相は安倍首相が初めて。その結果、今回のカジノ汚職が起きた。
首相 14年にシンガポールでIRを視察したが、それに先立つ10年に超党派の議員連盟が発足し、IRに関する本格的な議論は始まっていた。私が言ったから始まったということではない。
◆参院
新型肺炎
中西健治氏 新型コロナウイルスに関する感染症のワクチンなどを開発する必要があるがどう取り組むか。
加藤氏 ウイルスの分析、感染状況、治療方法は、日本では国立感染症研究所、また国立国際医療研究センターを中心に、情報も収集しながら適宜進めている。ウェブ上でデマも飛び交っている。的確に適切な情報を提供していかないといけない。過度な不安や懸念が生じないようにしたい。
温暖化対策
中西氏 国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)で(世界の環境団体が、地球温暖化対策に消極的な国に贈る)「化石賞」なる賞が日本を揶揄(やゆ)するように与えられ、残念だ。
小泉進次郎環境相 こんなに化石賞のことが好きなのは日本ぐらいで、こんなに報じるのも日本ぐらいだ。COPに出席して実態はわかるが、毎日、授賞式がある。ある日は1、2、3位を全部、米国が総なめにした。日本が2回(賞を)取ったというが、昨年12月のCOP初日は、1位豪州、2位ブラジル、3位日本が1回目。翌日はボスニア、スロベニアが同率1位、2位が豪州、3位がベルギー。まるで日本のみが化石賞をもらっているという受け止め方をしている人がかなり多いのではないか。日本は脱炭素社会に後ろ向きでないんだ、というメッセージを届ける前向きなアクションも必要だ。
桜を見る会
石橋通宏氏 「前夜祭」で、(会場のホテル側が)何枚の領収書を事前に(首相の事務所に)渡したのか。(ホテル)ニューオータニに必ず領収書の通し番号があるはずだ。手書きで書いたらカーボンコピーでコピーをとっているはずだ。資料として出してほしい。
首相 受付を担当した私の事務所の職員によれば、領収書はカーボンコピーを使用し、領収書番号が記載されていたほか、(ホテルの)担当者の名前が手書きされていたということだ。ホテル側との契約の当事者はあくまでも個々の参加者であり、領収書の写しの提出をホテル側に求めることは困難と認識している。
香港情勢
柳ケ瀬裕文氏 香港では民主化を求めるデモに対して、武装警官による激しい弾圧が続いてきた。新疆ウイグル自治区では思想的に問題があるとされた人たちが大規模に施設に収容されているとの報道がある。基本的な価値観を共有する各国と連携し、人権侵害に厳しく対処する立法措置を検討すべきだ。
茂木敏充外相 日中の首脳会談、外相会談で、首相も習近平国家主席に、私も王毅外相に、香港情勢を極めて憂慮し、新疆ウイグル自治区における人権問題についても、しっかりと問題提起をしている。さまざまなレベルの対話を通じて、中国に働きかけを続けていきたい。
IR汚職
大門実紀史氏 IR担当の秋元司副内閣相は、200万円をもらって、カジノ事業者と一緒に(沖縄へ)カジノの売り込みに行った。なぜこんな人を任命したのか。
首相 (国会の)委員長、副大臣の任命は、それぞれの専門性や経験、調整能力、発信力などを総合的に勘案し、任命をしてきたところだ。
大門氏 秋元氏にカジノなど担当させたらこんなことが起きることは十分想像できたのではないか。
首相 現職の国会議員が逮捕、起訴されたことは誠に遺憾であり重く受けとめている。捜査中の刑事事件に関することから詳細なコメントは差し控えたい。
衆院 31日の質問者
中山泰秀氏(自民)
太田昌孝氏(公明)
山井和則氏(立国社)
奥野総一郎氏(立国社)
塩川鉄也氏(共産)
浦野靖人氏(維新)
※質問順。カッコ内は会派。「立国社」は「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」
参院 31日の質問者
中西健治氏(自民)
石橋通宏氏(立)
矢田稚子氏(立)
伊藤孝江氏(公明)
柳ケ瀬裕文氏(維新)
大門実紀史氏(共産)
※質問順。カッコ内は会派。「立」は「立憲・国民.新緑風会・社民」
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