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抜き差しならない安倍・菅対立 最後は内ゲバで自壊の予兆
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/268004
2020/01/23 日刊ゲンダイ
どっちもいらない…(C)日刊ゲンダイ
「安倍政権の隠蔽体質についてたださなければなりません」――。
安倍首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党の代表質問が22日午後、衆院本会議で行われ、今通常国会の論戦が始まった。
最初に質問に立った立憲民主党の枝野幸男代表はまず、首相主催の「桜を見る会」を巡る私物化問題などを取り上げ、首相の地元支援者が多数参加していたことを「公職選挙法違反の買収と実質的に何が違うのか」と指摘。
政府の名簿の取り扱いに法令違反があったり、名簿の一部を加工して国会に提出したりしたことにも触れ、「(菅義偉)官房長官を含む担当者への重い処分が必要だ」と強調したほか、「(詐欺商法が問題視されたジャパンライフの山口元会長は)総理枠で招待されたのではないか」などと追及した。
また、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業に絡む汚職事件について、IR担当の内閣府副大臣だった秋元司衆院議員(自民党離党)が東京地検特捜部に逮捕、起訴されたことへの見解をただした上で、「(IR整備は)到底容認できない」と整備中止を要求。
さらに、広島地検から事務所が家宅捜索を受けた河井克行前法相や、地元有権者にカニやメロンを配った公選法違反疑惑が指摘されている菅原一秀前経産相について、「元閣僚が説明責任を果たすことには首相自身にも責任がある」と声を張り上げる一方、海上自衛隊の中東派遣については、防衛省設置法の「調査・研究」を派遣根拠としたことを強く批判した。
安倍、菅の間には友情も深い信頼関係もない
代表質問前に行われた主要野党の国対委員長会談では、「桜を見る会」に関する保存期間を過ぎた資料が新たに見つかったことを受け、引き続き政府・与党に資料開示を要求する方針を確認。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に向かって「実態解明を本気でやる」とこれまで以上にヤル気満々。
昨年末の臨時国会で、野党側が強く求めていた会期延長や予算委での集中審議から逃げ回っていた政権や与党。通常国会では、いよいよ野党の醜聞追及が本格化するわけで、安倍政権が防戦一方になるのは間違いない。
「今だけ、自分だけ、カネだけ」の嘘つきで、恥知らずの憲政史上最も醜悪な政権もさぞ慌てているかと思いきや、永田町で今、囁かれているのは、開会した通常国会の裏で激しさを増している安倍と菅官房長官の抜き差しならない対立だ。
昨年4月の元号発表で「令和おじさん」と一気に知名度が高まり、次期総理を問う世論調査で急浮上した菅に安倍が激しく嫉妬し、野党の追及が厳しくなるこの機に乗じて「菅潰し」を図り、あわよくば自身の4選を狙う野望を抱いているという。政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう言う。
「もともと、2人は友情や強い信頼関係で結ばれているわけではありません。私は戦略的互恵関係と呼んでいますが、政権維持のためにお互いが必要だっただけです。注目を集める菅長官に対し、安倍首相の周辺が警戒を強めている。まだ、亀裂が決定的になったとは思いませんが、2人が微妙な関係にあるのは間違いないでしょう」
これが国民の声(C)日刊ゲンダイ
ただでさえ腐臭漂う政権内で安倍、菅の対立が長期化すれば軋みは拡大 |
国民生活そっちのけで党内の権力ゲームにうつつを抜かす――。なるほど、どうりで施政方針演説の中身が薄っぺらかったわけだ。そんな安倍と菅の対立について、「週刊現代」(1月11・18日号)は<男の嫉妬と権力闘争、政治の世界は真に恐ろしい><最高実力者・菅官房長官はこうして殺された>と衝撃的な見出しでこう報じていた。
<6月、突然、無派閥議員の勉強会「令和の会」が菅をトップとして立ち上げられたことが報じられる。「菅派結成か」と永田町は騒然となった。「総理を刺激したみたいだね。『何なんだろうね、あれ』とかなり怒った表情で言っていましたから」(自民党の重鎮議員)>
<「次期総理候補bP」の岸田文雄が推す溝手顕正という古参議員が、菅がごり押ししたもう一人の自民党候補に「大敗」したのだ。この新人こそ、菅を「ガースー」とまで呼ぶ最側近議員、河井克行の妻・河井案里だった(略)菅の行動の理由ははっきりしている。安倍と「禅譲の密約」までかわしたという岸田文雄の力を徹底的にそぎ落とすためだ>
そして昨年9月の党役員人事で、岸田が望む幹事長就任を二階幹事長と菅で阻止したことが決定的になったという。
<これが安倍には「菅の反乱」と映った。自分の決めた人事を、真っ向から否定したのだから。安倍のなかでこれまで燻っていた菅への嫉妬と不信感は頂点に達した>
桜廃棄資料の突然の保存判明は菅の反撃なのか
そこで激しい嫉妬に狂った安倍が“仕掛けた”のが「菅潰し」。確かに最近、スキャンダルが相次いでいる自民党議員は、どういうわけか菅の側近ばかりだ。
不祥事の責任を取るという形で大臣辞任に追い込まれた河井、菅原は、揃って菅グループを取り仕切る「腹心」だったし、菅が熱心に選挙応援した河井の妻・案里は公選法違反容疑で逮捕寸前だ。厚労省の女性審議官との不倫疑惑が発覚した和泉洋人首相補佐官は、菅の昨年5月の訪米に同行するなど「懐刀」「右腕」といわれており、前出の週刊現代の記事では<ある官邸官僚の一人>が<「明らかに『菅つぶし』だよね」「内閣府から和泉さんの日程が漏れていた」>と語っていた。
そしてトドメがIR汚職事件だ。渦中の秋元はIRの旗振り役だった菅と近しく、中国企業が参入を狙っていたとされる北海道の鈴木直道知事は“菅チルドレン”と呼ばれている。
昨日の友は今日の敵ならぬ、昨日の友は永遠に敵。自分に歯向かうものは誰であろうと容赦しない。いろいろな場面で指摘されている安倍のセコイ人柄がよく表れているが、ここまで徹底的にいじめ抜かれたら、菅の怒りが頂点に達するのも当然だろう。「桜を見る会」の問題で、ここにきて突然、政府が「廃棄」と説明してきた過去の資料が保存されていたことが判明したが、これを「菅長官がわざと問題を引き延ばして反撃に出た」と受け止めている与野党議員は少なくない。
8月まで政権が続けば、連続在職期間が佐藤栄作元首相を上回り最長となる安倍は、ここぞとばかりに菅を叩き、求心力を高めるつもりだろうが、まるでセクトの内ゲバと同じだ。政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう言う。
「『調子に乗るな』と単にお灸をすえているのか、それとも『おまえの総理大臣はない』というのか。本音はわかりませんが、安倍首相の目には菅長官が『謀反を起こした』と映っているのでしょう。ただ、本気で『菅潰し』となれば党内バランスが崩れてバラバラになるのは間違いありません」
ただでさえ腐臭が漂い始めた長期政権だ。抗争が長期化すれば軋みやひずみはどんどん拡大する。まっ、国民にとってはそれはそれで大歓迎だ。
今年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、謀反を起こして織田信長を討った明智光秀が主人公だが、信長も光秀も結局、天下を取れなかった。国民にとっては、闇の官房長官もペテン首相も揃って退場してもらうのが最良の道だ。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakuten) January 23, 2020
【醜悪政権 最後は内ゲバで自壊の予兆】
『抜き差しならない安倍・菅対立』
「通常国会での醜聞追及、防戦一方の菅官房長官、この機に乗じて菅潰し、あわよくば4選狙いの安倍野望など、国民不在の権力ゲーム」
「闇の菅官房長官、ペテン首相ともども退場が最良の道」
#買って応援 pic.twitter.com/wmun2jY5ZY
抜き差しならない安倍・菅対立 最後は内ゲバで自壊の予兆 https://t.co/SqNzARf23b #日刊ゲンダイDIGITAL
— Alexander john (@john72352990) January 23, 2020
いよいよ安倍政権、内部崩壊の始まりか?。
醜悪政権【最後は内ゲバで自壊の予兆】抜き差しならない安倍・菅対立 ただでさえ腐臭漂う政権内で安倍、菅の対立が長期化すれば軋みは拡大 桜廃棄資料の突然の保存判明は菅の反撃なのか 国民にしてみれば、闇の官房長官、ペテン首相ともども退場が最良の道(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/mcGlBVygcj
— KK (@Trapelus) January 23, 2020
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