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国民民主「決められない政治」で安倍自民アシストの罪深さ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/267873
2020/01/21 日刊ゲンダイ
立憲との合流は結論に至らず(20日、国民民主党両院議員総会)/(C)日刊ゲンダイ
立憲民主党との合流構想で、国民民主党の迷走が止まらない。通常国会がスタートした20日までに合流話がまとまっているはずだったのに、野党が一丸となって政権を追い込むどころか、いきなり党分裂の危機だ。
20日夕に開かれた国民民主の両院議員総会は、合流構想をめぐって大紛糾。合流推進派が早期の基本合意を行う決議案を提出したが、過半数の賛同を得られず採決に至らなかった。4時間以上にわたって「合流すべき」「急ぐ必要はない」の議論が続き、結局、「合流協議は継続する」という玉虫色の決着だ。民主党政権時代の「決められない政治」を再演してどうするのか。
「合流話をまとめられなかった玉木代表の解任動議を出して、原口一博国対委員長を新代表に据える“クーデター計画”も取り沙汰されていた。それは回避されましたが、党分裂含みなのは変わりません。選挙戦で立憲とのしこりが残る参院は合流慎重論が根強く、代表側近の古川元久代表代行や岸本周平選対委員長を中心に、保守を気取る面々も立憲に吸収されるような形の合併には否定的です。党内保守派と合流派の分断は簡単には埋められないでしょう」(国民民主関係者)
“第2維新”に成り下がるのか
立憲側は「いつまでもいたずらに時間をかけるのは適切ではない」として、これ以上の合流協議には応じない方針。次期衆院選での生き残りを考えて国民を離党し、個別に立憲入りを模索する衆院議員が出てくるだろう。残った保守系で、自民に協力的な“第2維新”になり下がる可能性もある。小さな野党がさらに分裂し、割れるようでは、どうしようもない。
「安倍政権打倒で野党がまとまろうとしている時に、国民民主には自民党を支えるような行動を取る人たちがいる。有権者は今回のゴタゴタ劇を見て、合流も決められない野党には、やはり政権は任せられないと失望を深めたでしょう。弱っていた自民党を助けただけで、野党共闘を応援してきた有権者に対する裏切り行為です」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
選挙が近くなれば、また合流話が浮上するのだろうが、いま決められなくて、選挙直前ならまとまる保証はどこにもない。野党がこの調子では、何度選挙をやっても安倍自民の圧勝に終わる。絶望的な体たらくだ。
立憲民主党との合流構想で、国民民主党の迷走が止まりません。20日の両院議員総会では、合流構想をめぐって大紛糾。4時間以上にわたり議論が続き、結局「合流協議は継続する」という玉虫色の決着。民主党政権時代の「決められない政治」を再演しました。 https://t.co/6mjRj85fvE #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2020年1月21日
@reiwashinsen 意見です:例えば原発ゼロ法案で撤回した場合何の為の立憲で何の為の合流か分からなくなる。安保法制でも同じ。正直国民民主は分裂し、一方は立憲と合流し野党共闘に、一方は維新のように与党に近い距離で進まないと党自身展望が無いのでは?https://t.co/bqXZfYz8w1
— Takao Okada (@takao888000) 2020年1月21日
#一党独裁 か、#二大政党制 による政権交代か、選択するわけでもなく、#原発 や、#憲法改正 の様な、月日が解決できる問題で、#合流 できない #代表 は、解任するしかないでしょう。
— scipio2 (@scipio211) 2020年1月21日
【立憲との合流は結論に至らず】国民民主「決められない政治」で安倍自民をアシストの罪深さ 第2維新≠ノなり下がるのか いま決められなくて選挙直前ならまとまる保証はどこにもない。野党がこの調子では、何度選挙をやっても安倍自民の圧勝に終わる。絶望的な体たらくだ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/zrdvsPCD8q
— KK (@Trapelus) 2020年1月21日
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