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あまりにもヤバすぎた人体実験
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/605.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 4 月 24 日 10:24:34: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: コーカソイドは人格障害者集団 中川隆 投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 10 日 17:49:24)

【ゆっくり解説】閲覧注意。あまりにもヤバすぎた人体実験5選
2021/04/23




 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 2021年7月30日 17:49:13 : FR7Mntvne3 : cFNhZkVmS0FoM2c=[39] 報告
非道すぎる…闇医者ソール・クルーグマンの人体実験
2021/07/28


2. 2021年9月16日 12:52:01 : 8vMnnZaGpD : ckdXOXUxaVRkdnM=[14] 報告
【ゆっくり解説】これはヤバい。アメリカの政府組織で行った最悪の人◯実験について
2021/09/15




今回は「CIAの実験」の話です。
国のためとはいえ、かわいい子供にそんなことを…ひどすぎます
3. 2021年9月19日 05:27:49 : JK0s8EymKE : NENTTXVIUHJIUWs=[4] 報告
絶対に検索してはいけない言葉 ゆっくり茶番実況 PART54
2021/09/18


4. 2021年9月29日 10:13:30 : FipIkwVaTy : c2RDcHFVLzVlbzY=[15] 報告
【ゆっくり解説】内容がヤバすぎ...アメリカで行われた史上最悪の実験
2021/09/28




今回は「梅毒実験」の話です。
黒人に感染させて、最期まで放置をしたとか...。
ナチに負けず劣らず、内容がエグイですね...。
5. 2021年10月22日 01:30:38 : slG4eocKok : SzJRNjlFVVZRLlk=[1] 報告

【ゆっくり解説】閲覧注意。あまりにも非人道的な実験5選
2021/10/21




今回は「ヤバい実験」の話です。
最近はさすがに少なくなったと思いますが、まだ中国あたりは人で実験していると言う話をよく聞きます。
いつかまともになる日は来るのでしょうか。
6. 中川隆[-14540] koaQ7Jey 2021年12月18日 06:40:25 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[14] 報告
CIAの洗脳実験

CIAは、マインドコントロールを施したエージェントを使い、LSDを使った実験を行ったという。だが陰謀研究者は、これまで考えていたよりもっと大きなスケールだったと考えている。

CIAは1960年代の若者による運動をコントロールするために、ヒッピーや左翼活動家を餌に、サイケデリックドラッグを広範囲にばら撒いたのは本当なのか。またCIAは、洗脳で人間を暗殺ロボットに仕立て上げるという研究を長年行っていた


1975年、米 政府は博士がCIAの秘密実験に携わっていたとして遺族に75万ドルを支払った。

バカウヨは創価学会や統一教会、幸福の科学等のカルト系や旧御用暴力団工作員の影響をもろに受けている。工作員の背後にはアメリカがおり、CIAが関与していることは周知の事実である。日本の無知な大衆を洗脳して属国支配を続けることがCIAの目的である。

アメリカ自体、国民は洗脳されている。洗脳しているのは巨大財閥である。茶番の2大政党制に不満を漏らさないのが洗脳の証拠である。

http://d.hatena.ne.jp/warabidani/20090921/p2


393 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2001/03/20(火) 15:00

広告代理店の洗脳マニュアルみたいなものは、科学的に研究されたもので、ある特定の人物を新興宗教の教祖様にすること位は、お茶の子さいさいだそうだ。

どういう種類や宗派の集団を作るかということについても、詳しく研究されているとか。

たとえば、「ユダヤ教系、イスラム系、クリスチャン系、カトリック系、日蓮系、真言宗系、悪魔崇拝系、宇宙人崇拝系、その他いろいろ。」

とにかく、アングラな科学として凄いものらしい。俺も、具体的な内容までは聞いてないけどね。

大川隆法は、少し霊感と霊媒的能力があることで、日本人大衆を洗脳するテストケースとして選ばれたのだ、とある宗教ジャーナリストは言っているようだ。


397 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2001/03/21(水) 11:15

393氏の言っていることは、広告代理店が大川隆法を使ったという意味ではなく、ある外国の組織が大川を日本人大衆を洗脳する実験台として利用する過程において、広告代理店に協力を求めたということでしょう。

私も、その話しは某ジャーナリストから聞いたことがあります。代理店に支払われた多額の金は、宗教団体(幸福の科学だけではないらしい)だけでなく、外国のどこかからも支払われたことは事実のようです。

代理店が使った新興宗教の教祖様を作り上げる技法は、米国の某カルト団体が研究したものと酷似していたそうです。

それと、これは確かな証拠はありませんが、彼らの不祥事を裏で処理する連中がいるようですが、あれは幸福の科学が発足する当初から存在したようですが、それは元々、大川隆法らを持ち上げた組織によって用意されていたものではないでしょうか? そう考えないと、不自然です。

428 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2001/03/24(土) 14:31

洗脳(マインドコントロール)を受けることの怖さは、自分でそれを意識できないことだよ。

何が正しくて何が間違っているかを、常識的・客観的に考えることができなくなる。

幸福の科学は、まさにそれに成功した一例だね。本当は、「洗脳の科学」だろう。

彼らを裏から支えていた、外国の洗脳科学研究組織(オームと同じだと言う人もいる)と日本の広告代理店(電通)は、非常に勝ち誇った気持ちだろうね。

しかし、悪いのは大川達だけじゃない。あんなものに引っかかるアホな、自分だけよけりゃいいと思っている、そして自分達の考えを綺麗な宗教的教義のベールをまとって正当化することを恥とも思わない、そんな教養のない日本人が多数いることの方が大きな問題だと思う。

http://mentai.2ch.net/psy/kako/972/972070616.html

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さまざまな謀略を仕掛ける上で「閉鎖的で・従順な」集団というものが必要なんです。それにはどうしてもカルトが一番適している、というところを世界支配中枢はわかったから、それぞれの国でそういったカルト的な組織を育成して、巨大化させて、権力を持たせてきたわけです。

それを日本においては戦後GHQそしてCIAが主導権を握って、創価学会と統一教会という2つの宗教に主としてその役割を担わせてきたと、考えていますが、ただし、その二つの宗教だけではありません。そういったCIAの息のかかった宗教というのは、例えば真光系のいくつかの教団にしてもそうだし、幸福の科学とか、そういったものもそうだと思います。

まあ、ある意味、それぞれの教団に対して統一教会が人間を送り込んで内側から支配構造を作っていく。いつのまにか支配中枢に座っている、ということで大元は実は統一教会であるという場合が多いと思います。つまり創価学会も実は統一教会の連中が入りこんで中から動かしている。

その結果として何が起きたかというと、オウム事件において統一教会だけではなく創価学会も暗躍したというのはそういう意味だったと思います。

つまり中核でおかしなことをやってる連中はみな同じ連中なんです。つまり、統一の服を着てその上に創価学会の着ぐるみを着て、さらにその上にオウム真理教の気ぐるみを着た三重なんです。十二単みたいな連中なんですね。そういう事なんです。

で、オウム信者というふうに新聞に出るけども、皮むくと創価、もう一回むくと統一教会。これが謀略に謀略を重ねた結果なんですね。

ということで、この連中は宗教というもの、閉鎖的で外に情報が洩れなく、そして非課税特権で守られているから、おかしな金の流れというものに手を染めても司直が手を出せない。というメリットを利用してるわけです。

つまり宗教は非課税特権だからこそおかしなことに手を出せる。犯罪・謀略、全て非課税特権があるからこそ出来るんです。したがって創価学会あたりに対して民主党の議員さんあたりが「宗教の非課税特権を撤廃するべきである。」ということを一言でも言ったら、公明党創価学会大騒ぎして叩きのめそうとする。

つまり彼等にとって一番のウィークポイントがここなんです。つまりこの非課税特権がなければ、宗教はいかなる謀略も出来ないんです。そして、金を集めてその金をどうしようがわからないからこそ、おかしな犯罪に金を投入することが出来るんです。麻薬にしろ保険金殺人にしろ、非課税特権があるから出来るんです。

その結果として、戦後六十数年たって、わが国は完全にこのカルト集団によって略奪されてきています。

あの〜ここに、今朝見つけたんだけど「くたばれ創価学会、お国の為に」あのこれは僕が書いたわけじゃないけれど、実に達筆だよね。というかこういうソフトがあるんだろうけれども本当にそうだ。わが国のためにはこんなのいらないよ。 

そりゃね、信者さんの大半はね、変な人じゃないの。信心してるの。
でもね、ここをね、大きく2つに分けて考えなきゃいけない。

創価学会は日蓮正宗の信徒団体であって、そもそも最初は日蓮の教えを勉強したい人達がいたわけ。ところが今は、そういう人達とは別に池田教になっちゃっているわけ。池田大作という在日朝鮮人の2世が神様になっちゃってる。つまり1つの宗教の中に2つの要素が入り込んじゃってる。これが間違いなんだ。

だいたいが教祖を神格化するというのはこれCIAの手口なんだよね。

そもそも本来は仏教団体なんだから、仏教団体として活動してくれる分には全然問題ないわけですよ。どうぞお好きになさいと。仏法、立派なもんです。ゴータマ・シッダルダ以来、人間に生きる道を教えてくれる。素晴らしいものです。

ところがそれと池田教とは全然違うもんなんだよね。で、そこのところに気がついて止めた人も一杯いる。気がついたってことは、あの〜まだ頭がちゃんと働いているっていうことだと思う。

さて、このこういう映像・画像見てもらえればだいたい分かると思う。どんなにえらそうなこと言ったって、北朝鮮の親分と手を握り合ってる親父、こんなの信用できるわけ無いじゃないよ。

この親父が、自民党の議員さんに自分のところの信者を沢山送り込んでいるんだよ何百人も、文鮮明が。北朝鮮のボスと手を握った男が自民党のボスなんですよ。こんなことが許せるんですか?

統一教会の信者さん、ここ説明してください。これをどう解釈したらいいんですか?わが国の敵じゃないんですか、北朝鮮は?わが国の人間をどんどん勝手に拉致して行方不明にしてさせて、変なミサイルを飛ばすとか飛ばさないとか・・

今日はどうやらぶっ壊れたから飛ばないみたいだけども(笑声)そりゃまあそうでしょう。ま、その程度のレベルだと思うから。

そしてこの人、いい顔してるね(文鮮明の写真を指す)こんな人がメシアの再臨のわけないでしょう、顔見れば分かるでしょうが。これがメシアの再臨?そう信じているとしたらあなた頭がおかしいよ!この人、北朝鮮やオウムや麻薬に関わっている犯罪者ですよ。

それからまだ分からないで、いつまでたってもぐずぐず統一教会に引っ張られて搾取され拘束されている人達、可愛そうですね。早く気がついてください。

http://blog.goo.ne.jp/candy-cats7/e/307813e14d625928891ad4b7150528ba

CIAの育てた戦後日本の闇が崩壊する? 2009/8/8(土)


1.芸能界薬物汚染の深淵

  このところ押尾学や酒井法子など芸能人の薬物汚染事件が立て続けに起きています。ヒルズ族の集まる六本木周辺には暴力団事務所がいくつか立地しており、麻薬・覚せい剤蔓延の発祥地となっていると思われます。2005年の9.11郵政民営化選挙で、ヒルズ族の代表、堀江貴文氏などがヨイショされ、多くの成り上がりが跋扈していた時代にも、これら薬物汚染の蔓延はあったのではないでしょうか。六本木ヤクザで思い出すのは1997年に自殺(?)した伊丹十三映画監督です。筆者は、これは間違いなく暗殺であったと思いますが、遺作となった「マルタイの女」の封切り直後の無念の死でした。この映画は在日新興宗教団体とヤクザの闇関係を暴くような問題作であり、闇組織から伊丹氏が狙われてもおかしくない状況でした。同氏は92年に「ミンボーの女」というヤクザの実態を暴く映画を制作し、直後にヤクザから重傷を負わされていました。2000年4月、小渕首相の不審な突然死の後、日本の政治は自民党経世会(非親米派)から清和会(親米派)に実権が移り、今日に至っています。現在の自公連立体制も小渕首相死後に成立しています。

2.麻薬密輸をやっていた戦前の軍国日本の闇

 上記、自民党清和会のルーツをたどれば、安倍元首相の祖父、岸信介(筆者と同じ山口県出身)にたどりつきます。清和会がなぜ親米なのかは、岸がCIA(米国中央情報局)の秘密エージェントであった事実(注1)から説明がつきます。岸は戦前、満州国(関東軍支配の植民地)に出向した官僚でした。関東軍が満州鉄道建設資金を米国鉄道王ハリマン財閥から出資してもらった関係から、岸は米国有力財閥とのパイプをもっていました。その満鉄建設資金返済のため、アヘン王と呼ばれた里見甫(はじめ)らとともに、中国人向けに麻薬密売を行っていたそうです。ちなみに、ブッシュ前米国大統領の祖先もハリマン財閥の一員であり、ハリマンは米国における麻薬密売組織を支配していたといわれています。ブッシュ・ジュニアの父(先代の米国大統領)も70年代、CIA長官を務めていますが、CIAは秘密工作資金を捻出するため、麻薬密売組織に関与しているといわれています。その意味で、戦前、関東軍が麻薬密売を行っていたのはハリマン財閥からの入れ知恵と考えられます。戦後、岸がA級戦犯を免れ、CIAエージェントになれたのも、戦前からのハリマン財閥とのパイプがあったからでしょう。このような歴史をみると、2001年のブッシュ政権(ハリマン財閥系)誕生に合わせて、日本で清和会(岸信介系)政権が誕生したのは歴史の因縁といえます。


3.戦後の敗戦国日本へのCIA介入

 CIAは米国軍産複合体(戦争屋系米国覇権主義者)のボス、デビッド・ロックフェラー財閥から多額の闇工作資金の提供を受けており、彼ら戦争屋の国際利権を確保するため、反米諸国の政府闇工作を得意としています。戦後の日本政府も例外ではなく、CIAの秘密工作活動の対象でした(注1)。ちなみに80年代、レーガン政権時代、イラン・コントラ事件(注2)が発覚、CIAの秘密工作活動の一端が暴露されています。

 さて、戦後の自民党は50年代、CIAの闇資金提供によって設立されており(注1)、悪く言えば、CIAの傀儡(かいらい)政党ですが、70年代以降、2000年まで、非親米の経世会が支配していました。ところが、経世会の小渕首相の不審死以降、CIA=戦争屋(共和党系)の傀儡化が復活して今日に至っています。CIAは伝統的に謀略や闇工作を得意としており、そのために、半島系宗教団体である統一教会などを対日闇工作に利用してきました。そして戦争屋=CIAの闇工作資金は、統一教会や特定の外資企業(CIA工作員が紛れ込む?)を通じて、対日闇工作に使われてきました。


4.CIAのつくった戦後日本の闇

 具体的には、戦争屋の常とう手段、極東の分断統治工作のため右翼やヤクザに闇資金が流れ、日中韓の対立が扇動されてきました。その結果、日本に多くのネット右翼が生まれています。また日本に参入した、CIAとつながる外資系企業(AIGなど)から広告宣伝費の名目で、大手マスコミに多額のメディア工作資金が流されました。特に、郵政民営化を推進した小泉政権時代に、それが露骨になったのです。さらにCIAの対日工作の延長線上にて、郵政民営化に反対する日本人や反米日本人の発言を封じ込めるため、陰に陽に、さまざまな謀略、陥穽工作が行われてきました。ちなみに国策捜査とは、CIAの対日工作に日本の親米検察官僚が協力することを意味します。これらCIAの対日工作のための闇資金供給にて結果的に、右翼、ヤクザ、在日宗教団体が潤ったのは確かです。今回の芸能人の薬物汚染事件は、その背後に潜む右翼、ヤクザ、在日宗教団体の闇構造の一端にほころびがでた結果とみなせます。ちなみに既述の伊丹監督は、戦争屋=CIAによって、戦後日本に育てられた闇組織の暴露に挑戦していたことになります。

5.米国政権交代によるCIA逆境の対日インパクト

 筆者も今、こういうタブーが書けるようになったのは、戦争屋=CIA体制の逆境が明らかになったからです。ブッシュ全盛時代、戦争屋=CIAに守られた清和会系小泉政権(戦争屋=CIAの傀儡政権)下では、怖くて到底、書けなかったのです。現在、えん罪で収監されている植草一秀氏(注3)は暗殺されたくさい伊丹監督と同じく、無謀にもこのアンタッチャブルの闇に触れたのです。2004年、植草事件を知ったとき、筆者は震えあがりました、ここまでやるかと・・・。

 さて昨今のネオコンを含む共和党系戦争屋=CIAの逆境・後退のきっかけは、まず2009年1月、オバマ民主党政権誕生、そして2008年暮れの金融危機勃発による戦争屋系金融機関(シティなど)の破綻、それに伴う、戦争屋=CIAからの闇資金供給の低下にあります。巷のうわさでは戦争屋=CIAの闇資金で潤ったヤクザ(広域暴力団)やそれとつながる半島系在日宗教団体の金融資産が致命的な運用損失を出している模様です。彼らに今、天罰が下っているということです。“天網恢恢(かいかい)、疎にして漏らさず”ということわざどおりです。小泉清和会全盛時代、麻薬や覚せい剤を取り締まる公安警察関係者も、戦争屋=CIAにつながるヤクザや在日宗教団体に手が出せなかったのです。ところが、今年6月、警視庁が統一教会の詐欺商法の取り締まりをやっています。この頃から、流れが大きく変わったような気がします。そして、昨今の薬物常習芸能人の摘発です。

6.CIAの闇、崩壊の兆し

 上記事件にみられるように、日本に広く闇流通する麻薬や覚せい剤の大半は、北朝鮮からの密輸品だそうです。犯罪国家北朝鮮と日本には国交がないわけですから、戦争屋=CIAに牛耳られた在日宗教団体が北朝鮮と清和会あるいは戦争屋=CIAとのパイプ役を務めてきたのは明らかです。ところが先日のクリントン・サプライズ訪朝(注4)から容易に推測できるのは、米朝関係の大変化です。すなわち米国覇権主義者による北朝鮮の闇支配の主役が、戦争屋=CIAから、オバマ政権(ゴールドマンサックスなど国際金融資本主導の銀行屋系米国覇権主義者)および中国の親オバマの共産党政権へシフトしたという事実(注5)です。そのひとつの証しとして、最近、オバマ政権はブッシュ・チェイニー時代のCIAの秘密プロジェクトの闇の摘発に挑戦しています。以上の流れから、ヤクザや在日宗教団体と癒着してきた日本の芸能界の薬物汚染の暴露は、このオバマ政権および米国連邦議会におけるCIAの秘密追及の事実、そして米朝関係の大変化の結果であるとみるべきでしょう。

 さて来る8月30日の衆院選挙では自民党の大敗北が予想されますが、オバマ政権を牛耳る銀行屋系米国覇権主義者は、CIAに支配されてきた今の自民党に見切りをつけているでしょう。また、中国共産党、北朝鮮も同様の認識でしょう。そこで自民党と連携してきた親米外務官僚や親米検察官僚を含む日本政府の親米官僚はこれからどうするのでしょうか。尚、この場合の親米は親オバマの意味ではなく、親CIAという意味です。日本の親米派は政治家、官僚を問わず、戦争屋=CIAにあまりに偏っていたのです。

http://d.hatena.ne.jp/nk2nk2/20090831

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父は人体実験の犠牲になった (単行本)

ハービー・M. ワインスタイン (著), Harvey M. Weinstein (原著), 苫米地 英人 (翻訳)

内容(「BOOK」データベースより)
オウム真理教は、洗脳技術の核心をここから得ていた…!?20年間アメリカ政府が隠し続けたCIA機密プロジェクト“MKウルトラ”。国家の犯罪をめぐる、衝撃のノンフィクション。

内容(「MARC」データベースより)
国家機関による人体実験の犠牲になった父のために、政府とCIAを相手に闘いを起こした精神科医。20年間アメリカ政府が隠し続けた機密プロジェクトをめぐり、国家犯罪と人間の正義・倫理を鋭く問うノンフィクション。

権力の名の下に洗脳が行われたとき, 2001/6/19 By tomotta

「洗脳」この言葉が世間に広く知られるようになったのはオウム事件後ではなかっただろうか。しかしそれ以前に組織的な洗脳実験が行われており、それと同様の手法でオウムは信者に洗脳を行っていたのだ。洗脳とは新たなことを信じ込ませると思われがちだが、その前にはそれまでの思考、行動パターン、記憶などを消去してしまうことから始まる。今までの自分が築き上げてきたものの否定、それは人格の荒廃を意味する。秩序だった洗脳方法に対しては対抗するすべは見あたらないのか。精神科医でもある筆者が、洗脳を受けた父の姿を通してCIAが行った”実験”を明らかにする。洗脳を詳しく知るためにも是非読んでいきたい一冊。

http://www.amazon.co.jp/CIA%E6%B4%97%E8%84%B3%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%AE%A4%E2%80%95%E7%88%B6%E3%81%AF%E4%BA%BA%E4%BD%93%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%81%AE%E7%8A%A0%E7%89%B2%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F-%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BBM-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4925140183

CIA洗脳実験室―父は人体実験の犠牲になった

作者: ハービー・M.ワインスタイン, Harvey M. Weinstein, 苫米地英人
出版社/メーカー: デジタルハリウッド出版局 発売日: 2000/04


「洗脳」は、Brain washの直訳で、朝鮮戦争で中国の捕虜となったアメリカ兵が、共産思想を植え付けられて帰ってきたことから、一般的になったのだけど、この実験を 国家レベルで民間人を実験台にしていたという内容が本書だ。

洗脳というとわかりやういけど、ここで行われていることは、大学の心理学概説には必ず出てくる実験の応用なのだ。いわゆるパターンおよびデ・パターンについての実験。被験者をベッドに横にして、目、耳、指先、など知覚できる器官を覆い放置すると、パターン認識が崩壊して、人の言うことを受け入れやすくなるという実験。この実験を考案した学者は、数日であまりの効果におそろしくなってやめたが、それを何年も断続的に続けた科学者がいた。

 カナダの認知心理学の権威である彼は、軽いうつの患者を無理矢理、被検者にして感覚遮断=洗脳の実験をした。その結果、何人もの人間が廃人となり、家族が崩壊した。作者もその一人である。彼は父の崩壊する様子をなすすべも無く、治るようにとマッド・サイエンティストのもとへ父を通わせていたのだ。

 この不条理な状況がカナダ精神医学界の重鎮がおこない、アメリカの情報機関CIAが資金援助していた事実。しかも、効果はあげられずプロジェクトは終了し、科学者も裁かれることなくこの世を去った。

 まあ、話を敷衍すると、この感覚遮断=洗脳の方法っていまや、自己開発セミナーとか、宗教儀式に緩用されているんだよね。 「あたらしい自分を見つけた!」なぞほざく前に、こういう歴史をよく見といたほうがいい。脳を洗う恐ろしさを。

http://www.ryotsunoda.net/?p=512


この本は、父親が精神科医のキャメロンの治療を受けてボロボロ状態になった苦闘の歴史と、やがて著者であり、息子であるハービー・ワインスタインが精神科医になり、ある日、情報公開法に基づき、機密文書を入手したライターの記事を目にして、父親が人体実験されたことを知り、立ち上がる。

しかし、相手はカナダ政府であり、アメリカのCIAであるために、筆舌に尽くしがたい苦労と妨害、裁判や弁護費用などの困窮と戦いながら、最後に和解し、不十分ではあるが補償金を得るまでの記録です。

○私(藤森)の深層心理の研究に、良くも悪くも参考になる部分や私の考えが裏付けられた部分が多かったために、人体実験の強烈な部分を多く掲載しました。少々衝撃的なために、気分が悪くなったら、途中で止める準備をしながらお読みください。


●「はじめに・・・・・苫米地英人(この本の翻訳者)」

・・・・本書に登場するユーイン・キャメロンという精神科医の異常な医療行為は、我々日本人にとって、決して絵空事の出来事ではない。宗教の皮を被ったテロ組織、オウム真理教(現・アレフ)の内部でも同様の行為がなされていたからだ。

それが行なわれた理由として、オウム真理教付属医院の医師であった林郁夫は、自著「オウムと私」(文芸春秋刊)の中で、信者の記憶を消す方法を考えろという麻原教祖の命令から、「拷問と医者」(ゴードン・トーマス著、朝日新聞社刊)というユーイン・キャメロンにつて記した本を参考に、信者に電気ショックを与えたと記している。

オウム真理教で行なわれていた医療的洗脳行為は、「拷問と医者」に書かれた内容より、はるかに詳細なレベルで再現されていた。また、CIAの洗脳手法と○○○の洗脳手法には類似点が多い。○○○は夫婦でデトロイトに出張していたそうだが、洗脳テクニックについての関連本を入手するためだったのかもしれない。

いずれにせよ、○○○における洗脳テクニックは、たんに○○が信者をコントロールする方法として利用していただけでなく、○○自身がLSDによって人格崩壊したことを考え合わせても、○○○の○○○○が一つの洗脳実験室であったような、○○○全体が、キャメロンの運営していたカナダの病院であり、信者一人一人が実験台にされた患者であったような印象も受ける。それほどキャメロンの実験と、○○○の洗脳テクニックは、類似点が多い。

・・・・・これもまた、キャメロンの「デパターニング(パターン崩し)」という、チオペンタールと電気ショック(ECT)を組み合わせたテクニックと酷似している。この方法も当時、思考や行動パターンを変更させるために被験者の記憶がなくなるまで、あるいは、反抗心が完全に除去されるまで、繰り返し行なわれていた。

キャメロンはこういったテクニックのほかに、「感覚遮断」についても実験を重ねていた。人は何もない真っ暗な部屋に長時間拘束されていると、聴覚、視覚、触覚、味覚、知覚を遮断され、変性意識状態に陥り洗脳されやすくなる。○○○だけでなく自己啓発セミナーなどでもその方法は応用して使われており、長時間同じ部屋に参加者をずっと座らせておくことで、変性意識状態にトレーナーが導いている。

また、○○○信者がよく被っているPSI(Perfect Salvation Initiation)と呼ばれる電極付きヘッドギアも、「根絶治療」と呼ばれるテクニックの変形であると考えられる。その治療は、イタリアの精神科医ルシオ・ビニによって開発された。彼は、食肉処理される豚が頭部に電気ショックを与えられ従順になる様子を見て、それを患者に実験し、同様の効果があることを発見した。PSIも、一定の電流を頭部に流すことで、信者を従順にする効果を狙っているのだと考えられる。また脳の側頭葉への強い電気ショックは、記憶を消去させる。キャメロンも当時、これらのテクニックを実験に導入していた。

キャメロンは様々な洗脳手法の情報を収集し、患者を試験台にしてそれらを一つの体系にまとめあげた。それをそのまま日本人に対して実験したのが、○○○○○教の医師たちであった。被験者は三千人以上、、おそらくキャメロンをはるかに凌ぐ数字であろう。

アメリカでは、究極の洗脳薬とされるLSDを使ってバッドトリップさせ、地獄を見せると、どんなに意志の強い人間でも子供のようになってしまうことが知られている。○○○は、明らかにその情報をどこからか仕入れ、応用したのではないか。・・・・

私(訳者)が気になるのは、○○○の内部で精神医学や薬物を使った最先端の非倫理的な洗脳が行なわれていたという事実が、いつのまにか社会のなかで、忘れ去られてしまっていることである。最近の報道(注:この本の出版は2000年4月)も、ごく普通の宗教的な「マインド・コントロール」と呼ばれるような行為を行なっていたにすぎない団体のように○○○を表現しているし、法廷でもそんなレベルの組織として捉えられ、話が進められているのではないかと感じる。

それは間違いである。どんなカルトよりも、もっと具体的で危険な洗脳が行なわれていたという事実を、読者の皆さんには再認識していただきたい。また、それをきちんとした形で記録に残しておく必要がある。

さらに危惧すべき点は、○○○の狂気的な洗脳テクニックが、過去カナダの病院でキャメロンが行なった洗脳実験に似ている事実に、ほとんど誰も気づいていないことである。これは歴史的事実として、多くの日本人に知ってほしい事柄である。

最後になるが、これは冷戦時代(1950年代半ばから60年代前半)の出来事である。現在でもなおCIAが、このような実験や研究を行なっているとは考えがたい・・・・・私のしるNSA研究員たちは、皆きわめて正義感が強く信頼できる人物で、もしかりにそのような事実があるとするなら、そのような行為を彼らは絶対許さないだろう。

●「序文・・・・・ロバート・ジェイリ・リフトン(医学博士)(強制的説得と全体主義の研究の第一人者>

・・・・・アメリカの最初の核兵器開発計画であるマンハッタン・プロジェクトは、ナチの脅威に応えるかたちで始まった。キャメロンが精神操作に興味をもったのも同じ理由からだ。

医師は、政治力と結びついた破壊的図式にとくにはまりやすい。ナチの医師はその極端な例だが、ほかにも例はある。

死亡証明書を偽造し、公然と行なわれている残虐行為を隠蔽するのに手を貸した南アフリカの一部の白人医師。

アムネスティ・インターナショナルによって最近報告された、チリで拷問を行なっている医師、

南米ガイアナの人民寺院に協力して毒(シアン化合物を粉末の清涼飲料水に混ぜたもの)を用意し、自殺他殺合わせて九百五十名もの人々を死に至らしめた理想主義者の若い医師・・・・・。

医師は、生と死に神秘的な力をおよぼすというある種のシャーマニズム的な遺産を受け継いでいて、それは政治に熱中する人々にそくざに提供され、利用される。

●「プロローグ・・・・・・以下著者」

人間の行動を変える方法を探るという、アメリカ中央情報局(CIA)の(MKウルトラ>と名づけられたプロジェクトには、1957年から61年にかけ、カナダのモントリオールにあるマッギル大学付属アラン記念研究所のユーイン・キャメロン博士によって実施されたサブプロジェクトも含まれていた。

(MKウルトラ>計画は、1940年代にCIAの前身によって始められた仕事のいわば副産物で、尋問を迅速に行なえるようにする薬物、いわゆる自白薬の開発を含んでいた。それがのちに、人々の思考や行動の仕方を変えるという試み、いわゆる洗脳へと発展していったのだ。

モントリオールで実施されたプロジェクトでは、さまざまな理由で入院した精神科の患者に対し、試薬の処方、強力なショック療法、感覚遮断、数週間にわたる強制睡眠、そしてテープレコーダーに録音された声を何時間も聞かせるといった一連の行動改革処置がほどこされた。

しかし、これらの処置は患者に新しい人生をもたらすどころか、それまでの人生を破壊したにすぎなかった。なかにはこれらの処置によって人格が一変してしまい、親しい人たちにはまったく別人としか思えなくなってしまった人々もいた。
私(著者)の父もそのひとりだった。


●「4.歌を忘れた(アル・ジョルソン>」
・・・・・・・・

その後の五年間、精神医学療法の世界を覗き見て、私(著者)はさまざまな言葉を学んだ。

ショック療法は、ページ=ラッセル療法もしくは集中的電気ショック療法と言われる強力なものも含め、私の生活と切り離せないものになった。時がたつにつれ、ほかの言葉も耳にするようになった。患者を何週間も眠らせたりする睡眠療法。患者が考えたり、話したり、人間らしい振舞いをいっさいできないようにするデパターニング(非パターン化)。

そしてサイキック・ドライビング(精神操縦)と呼ばれるもの。これは、患者はテープに録音された(ドライビング・メッセージ>もしくは(ドライビング・ステートメント>と呼ばれるもの、すなわち患者の考え方や生き方を変えるためのメッセージを何週間かぶっつづけに聞かされるものだ。


●「8.実験」
・・・・・・
インシュリン昏睡療法は、オーストリアのマンフレート・ザーケルによって1928年に開発され、長いあいだ、重度の精神病患者の興奮状態を抑えるのに使用された。ロボトミーは1935年に、ポルトガルのエガス・モニスとアルメイダ・リマによって初めて行なわれた。これは、情緒を司ると思われる脳の部分の神経線維を切るもので、こうすると情緒反応に著しい変化が見られ、緊張が蓄積しなくなり、行動異常がなくなるのだ。

ECTは、1938年にイタリアのU・ツエルレッティとL・ビニによって考案された。ECTは、少ない副作用でインシュリン昏睡療法をより効果的なものにするための試みだ。具体的には、七十から百三十ボルトの電圧で0.1秒から0.5秒、脳に通電する。
・・・・・・・

こうした身体的治療法の多くは、今では野蛮に思えるが、1930年代、40年代には抗精神病薬がまだ登場していなかったことを忘れてはならない。

・・・・・精神科医はそうした人々をなんとか助けようと、よい治療法があると聞けばそれを試そうとした。今世紀前半においては、身体的治療法は最高の治療法だったのだ。
だが、知識の増加と、最初の抗精神病薬クロルプロマジン(ソラジン)の登場で、こうした過激な治療法は急速にすたれてしまった。

1956年、キャメロンは「サイキック・ドライビング(精神操縦)」と題する論文のなかで、1953年以来開発していた技術について初めて報告している。・・・・・

ひとつは自己サイキック・ドライビングで、患者は自分の声を聞く。もうひとつは他者サイキック・ドライビングで、患者が示唆した感情的内容に基づき、他人が録音したものを聞く。・・・・・・

またキャメロンは、患者の心的防衛を弱め、メッセージを聞かせるようにするには、患者を脱抑止する必要があるとしている。具体的には、アミタール、刺激薬(アンフェタミン)を投与して患者を長時間眠らせたうえで、一日十時間から十二時間のドライビングを十日間から十五日間行なう。

なにより驚くべきことには、その間、患者は心理的に孤立させられる。暗い部屋におかれ、ゴーグルをはめられ、よけいな音が聞こえないようにされ、身体への刺激をいっさい奪われる。
脱抑止を起こすための手段として、最後にキャメロンはLSDを挙げている。・・・・・・

その後、キャメロンはドライビングの技術を改良した。まず、ヘッドフォンを使うようになった。こうすると患者は自分の頭のなかから声が聞こえてくるような錯覚を覚える。・・・・・・・

さらにひどいのは、こうしたきわめて侵略的な方法は重症でない患者にも用いられたことだ。以前は最後の手段だった治療が、キャメロンのもとで、またたくまに現場の最前線で行なわれるようになったのだ。
・・・・・・・・

・・・だが、このころキャメロンは、マッギル大学の心理学科から生まれたある方法を応用した。
世界的に著名な心理学者D・O・ヘッブは、当時、マッギル大学心理学科長だった。彼の研究グループは、感覚の刺激が動物の成長、とくに精神的成長と学習能力にもたらす影響に関心を示し、一連の実験が行なわれた。それはいかに人間が環境からの刺激、すなわち環境によってもたらされ、人間の精神作用を活性化させる刺激に頼っているかを調べるものだった。この研究は、感覚遮断研究時代の幕開けとなるある実験へとつながった。

一日二十ドルの報酬で有志の大学生がつのられ、部分的に防音装置がほどこされた小部屋に入れられた。彼らはベッドに寝かされ、目を半透明の(光りはわかるが、物の形はわからない)プラスチック製のシールドで覆われ、手は触覚が使えないように筒のなかに入れられ、耳にはイヤホンをさせられた。イヤホンからはつねにブーンという音がし、頭と耳をすっぽり包むU字形のフォームラバーのクッションが枕代わりに使われた。学生たちは、食事とトイレに行くとき以外はこの状態におかれた。

ほとんどの学生が二、三日しかもたず、最高でも六日だった。
実験は二十三名の男子学生に対して行なわれ、結果は驚くべきものだった。最初は退屈していたのが、しだいに落ち着きや集中力がなくなり、問題解決能力が損なわれ、幻視や身体意識障害が起こるようになった。自分の体から離脱しているような感じ、つまり(離人症>が表れた。
(まさに被験者のアイデンティティが崩壊しはじめた>とヘッブは記している。

その後の研究で、この状態におかれた学生は、ふだんならばかにして聞かないようなこと、たとえばオカルトに関することに耳を貸そうとすることがわかった。
こうした奇妙な事柄への関心がずっと失せなかった被験者もいる。

感覚遮断に関するさらなる研究は、おもにアメリカ合衆国でつづけられた。アメリカで関心が高かった理由は、宇宙飛行がパイロットに与える影響が懸念されていたこと、人工呼吸器が取りつけられ刺激に乏しい患者の問題や、尋問において感覚遮断をどのように利用できるかが議論されていたことなどがある。

アメリカ空軍の宇宙飛行会議のために用意された1960年5月付けの論文のなかで、キャメロンは、隔離に関する初期の研究が、アラン記念研究所の彼のグループによってどのように応用されたかについて述べている。

それによれば、三種類の実験が行なわれた。

ひとつは目、耳、手による外部の刺激を減らす実験。

二つ目は、感覚受容器(外界からのメッセージを受け取る神経単位の末端器官)から脳へ刺激が伝わるのを阻止することで、感覚の入力を減らす実験。

三つ目は、患者が刺激に反応しなくなるよう、患者の意識の程度をさげる実験だ。

第二の実験は、体内での刺激の伝達を抑えることに焦点をおいている。この研究では、試薬のセルニールが使われた。結果は、無感情、不安、身体像障害、非現実感、離人症、思考障害、組織崩壊、幻覚、妄想症、
緊張病などだ。


・・・・キャメロンはまたしても意味深いコメントをしている。

(ある種の宗教や政治体制に見られるような、瞑想、自己批判、評価の形態との相似が表われはじめている>

このコメントは、中国共産党が1949年に大陸を支配して以来、国民の意識・行動変革に利用していた方法のことを言っているとしか思えない。

また、朝鮮戦争の最中に、アメリカ人捕虜が無理やり嘘の自白をさせられたときに使われた技術のことを言ってもいるのだろう。とにかく偶然の一致とは思えない。

・・・ある会見のなかで、キャメロンの元同僚のひとりが言った。

「大勢の人間がナンセンスだと感じていた。だが、我々はどうすることもできなかった」

彼はこうも言っている。
「(キャメロンは)いい治療と、お粗末な治療の違いがわかっていなかった・・・・。ドクター・キャメロンは、たまにひらめくことはあっても、基本的には恐ろしく凡庸な人間だった・・・・」

キャメロンの研究についてよく知っているほかの元同僚は、「反対意見はたくさんあった・・・・が彼の前では言わなかった・・・・。誰もキャメロンに面と向かって意見を述べようとしなかった」と述べている。
・・・・・・・

マッギル大学の精神医学史についての1982年付けのある論文で、キャメロンの後任のR・A・クレッグホーンはこうコメントしている。
(キャメロンの起業家的手腕は、教育施設や訓練施設では遺憾なく発揮されたが、研究にはあまり向かないものだった>

D・O・ヘッブは、1985年夏の最後のインタビューでこう語っている。

(キャメロンは無責任で・・・・犯罪的なまでに愚かだった・・・。なんらかの成果が得られたとはとても思えない・・・。彼は有名になりたかった。だからあんな無鉄砲なことをしたのだ・・・。知りたかったのではない。ひたすら地位が欲しかっただけだ>


●「9.需要と供給」

・・・・・本来機能すべき対処装置が機能しなくなるほど不安にさせられた捕虜は、人格の分裂から逃れたいと思うあまり、尋問者を友人、救済者として見るようになる。捕虜を独房へ監禁し、眠らせず、情報を与えず、そのうえ巧みな尋問を行なうと、ほとんどの場合、望みどおりの結果が得られる。この方法は当初ソ連で開発され、中国ではさらに手が加えられて集団の圧力という要素が加わる。

ある仲間集団(ピアグループ・・・年令・地位などが等しく、同じ価値観をもつ集団)の物の見方に順応させるというのは、中国共産党が本土掌握以来行なってきた国民思想改造計画の一環をなすものだ。この技術はアメリカの捕虜に対してきわめて効果的であったことがのちに判明する。


●「19.その後」

・・・・私たちは医師にも弱点があることに気づいている。そのことに気づくということは、医学の世界も開かれ、進歩してきたということだが、それでもまだ医学の世界はかなり権威主義的だ。昔から医学には、指導者や研究者を高い地位におき、必ずしもそうでないのに賢人、高潔な人間として崇めたてまつる傾向がある。当然、下っ端の医師は意見を差し控えるだろうし、異議は出ないだろう。

哲学者や神学者など医学関係でない学者が、バイオエシックス(生命倫理)の研究に深く関わっている理由のひとつに、医師が伝統的な父権主義から脱却できないということがあるのかもしれない。カナダ精神医学会がキャメロンの研究を否認したがらなかった理由は、それ以外に説明のしようがない。

有名なアメリカの精神医学者に手紙を書き、協力を訴えたとき、キャメロンは偉大な指導者であり、キャメロンを否定するようなことはなにも言えないという返事をもらった。それも同じ理由からだろう。

●「対談・・・洗脳実験の病理が潜む日本社会」(苫米地英人(脳機能学者)・宮崎哲弥(評論家)>


苫米地・・・電話で精神を操作することは、もちろん技術的に可能。「洗脳原論(苫米地著、春秋社)」では、それはアンカーと呼んでいる手法ですが。

エリクソンの本を読むと、何十年も経ったアンカーが効いている例というのがあります。自分の女学生の弟子に、「将来、握手したら眠る」というアンカーをかけておいた。その後何十年かして、その女学生が有名な先生になったときに、あるとき学会でエリクソンと会って握手したら、本当に寝てしまったということです。だからエリクソン級のうまい催眠は、それぐらいの長さで効くわけです。

それどころか、日本のある有名なカルトは、同じような手法を使っているんではないかと。あるとき某国から指令が下ると、その信者が一斉蜂起して、自殺的な攻撃に出ることも考えられます。

もっと言えば、反カルト団体を装って、じつはそのカルトがコントロールしているという例がアメリカではある。信者自身は解けたと思わされて、実際信者を脱会させたかもしれない。でもアンカーを解かずに表面だけ脱会させて一般市民に戻しているとしたら、アンカーを作動させるような指令が出たとき、いきなり過激な行動に出たりしても不思議ではないですね。


苫米地・・・・・「洗脳原論」のひとつの結論として、とりあえず日本では、メジャーレリジョンである仏教を信じたらどうだろうかと思いました。宗教の世界には、それなりに縄張りがありますよね。・・・日本は今、ほとんどロシアのように宗教的縄張りがない状態に等しい。

宮崎・・・・・そこに力の空白があるわけですね。ヴァキュームになっているから、カルトでもオカルトでも何でもかまわず吸引してしまう。だから、その真空を別のもので充填してしまえばよいのです。

苫米地・・・・・じゃあ何で充填しようかというときに、・・今の日本社会では精神科医よりも、お坊さんのほうがその役割を果たせると思いますね。変なお坊さんもなかにはいるから、一概には言えないけど。

宮崎・・・・・文化の伝承性や親和性を考えれば、やはり仏教が有望でしょうね。日本人の行動様式や行動文法の基本は、やはり仏教的世界観です。まあ仏教といっても、私の信奉する「縁起と空の仏教」というよりは、「山川草木悉有仏性(さんせんそうもくしつうぶっしょう)」的なアニミズムと無常の時間観念が主流ですけどね。

苫米地・・・・・いちばん怖いのは、宗教の空白。それを埋めるものであったら、社会の伝統宗教のなかで、メジャーなものを受け入れることに何の問題もありません。

宮崎・・・・・まあ仏教でいえば、やはり根本に立ち戻れ、開祖ブッダや大乗八宗の祖ナーガールジュナにかえれ、というのが私の立場です。
そのうえで、個々人の精神の中核に生じた空洞を埋めていくことができれば、やがて社会を安定状態に導くことができるのではないでしょうか。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/jikokaifuku/kotoba36.htm

7. 2021年12月18日 06:42:32 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[15] 報告
死の直前、ジョン・レノンは、プレイボーイ誌のインタビューに答えてこう言った。

「我々は、LSDのゆえにCIAと軍に感謝を忘れてはならない。彼らは、人々をコントロールするためにLSDを発明し、我々に自由を与えてくれた。LSDに関する政府の報告書を見てほしい…」

レノンは、さらに、ビートルズが薬物に関する心理的実験のモルモットにされていたことに気づいたと述べた。また、ビートルズやビートルマニア現象が、グローバリストの「社会操作と心理実験」の一つであることも示唆した。

・・・同じインタビューの中で、オノ・ヨーコは

「70年代に起こったことは、ナチズムのもとでユダヤ人家庭に起こったことと比較できると本当に思っている。彼らを引き離したのは外部からではなく、内部の力による。」

と述べた。
http://web.archive.org/web/20030805225305/members.shaw.ca/illuminaticonspiracy3/wkjl.html


Henry Makow Ph.Dによると、レノンは、ビートルズがタヴィストック研究所(ロスチャイルドやロックフェラーの資金提供により大衆心理操作について研究している)によって作られたと述べたという。

殺害される1週間前に、ジョン・レノンはニューヨークのラジオインタビュー(私は数回聴いた)で、次のように語った。すなわち、

ビートルズは、新しいパラダイムを作り出し、若者に伝統的な価値観を捨てさせ、セックス・麻薬・ロックに染まらせるためにタヴィストック研究所が作り出したものである、

と。ジョンは、もう隠れるのはやめて、秘密の計画全体を暴露するつもりだと述べた。

http://www.thebirdman.org/Index/Others/Others-Doc-ConspiracyTheory&NWO/+Doc-ConspiracyTheory-WhoAreTheNewWorldOrderlies/HitlerWasABritishAgent-HenryMakowReviewsGregHallettBook.htm


ジョン・レノンの暴露を恐れたグローバリストは、彼の殺害を決定したという。

この後、新世界秩序のトップであり、グローバリスト、CIA長官、タヴィストックの走狗、副大統領ジョージ・ブッシュ・シニアが、ニューヨークにおいてレノン暗殺を命じた。

http://web.archive.org/web/20030805225305/members.shaw.ca/illuminaticonspiracy3/wkjl.html

レノン暗殺は、マインドコントロールによる政府の間接殺害であるという。

犯人のマーク・チャップマンは、マインドコントロールにより殺害を誘導された。

情報公開法により開示された書類によれば、合衆国連邦政府の様々な部署が、数十年にわたってある技術の開発に関わっていたことが分かる。

その技術とは、無実の個人を秘密裏に操作することによって、ターゲットとなった人物を暗殺させる技術である。

http://web.archive.org/web/20030805225305/members.shaw.ca/illuminaticonspiracy3/wkjl.html

同じ手口は、ロナルド・レーガン大統領暗殺にも利用された。

レノン暗殺の数ヵ月後、新しく大統領になったロナルド・レーガンがジョン・ヒンクリーによって暗殺されかかった。

ジョンの父親デンバー・ヒンクリー(コロラド州)は、ジョージ・ブッシュ・シニア一家の非常に親しい個人的な友人であった。

レーガン暗殺未遂事件前の数週間、ヒンクリーはニューヨークの通りを歩いた。彼は、ジョン・レノン殺害前にマーク・チャップマンがたどったであろう足跡をできるだけ正確になぞろうとした。チャップマンもヒンクリーも暗殺後の逮捕時に、JDサリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』を携帯していた。

JDサリンジャーには、アメリカの諜報機関、とくにCIAとの間に長期間にわたって太いパイプがあった。

http://web.archive.org/web/20030805225305/members.shaw.ca/illuminaticonspiracy3/wkjl.html


ビートルズのニューエイジ運動により、世界は60年代を境に180度変わった。

ニューエイジ運動は、悪魔崇拝者グローバリストの計画によって生み出され、人々にキリスト教価値観を捨てさせ、悪魔を崇拝するように導いてきた。

このニューエイジの世界悪魔化計画を阻止するのは、クリスチャンの祈りと勇気ある行動である。

悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。(ヤコブ4・7)

http://tak0719.web.infoseek.co.jp/qanda3/83N1uMn6hqklk74283.htm


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  r"      | |{i t    _     / | 組織の事を暴露しようとした
 (   =‐'  | | i} > 、___ヽノ_ ,ィ リ| l| | ジョン・レノンは呪われたものとなった
  ゝ-'     // i} / }-‐斤ヒl、__| l| |
    r、   //,,i} //}} l|》o《|! {{`lヽ
   __ゝ |i}^V'' __/  }}  ハ  {{ |
   ヽ  ノ'  `j    }}  /X |  {{  |

ジョン・レノンが殺された意味 2007.05.14.Mon

ジョン・レノン・・・ビートルズを創ったロッカーであり、「イマジン」を代表とする音楽によって、オノ・ヨーコと共に世界中の人々に平和へのメッセージを送った彼であるが、ビートルズやその楽曲についてはよく知っていたとしても、我々はその死について一体どれだけのことを知っているのだろうか?・・・

1980年12月8日に一人の男によって射殺された事実は知っているだろう、しかしなぜ彼が殺されなければならなかったのか?、その「死」によって一体何がもたらされ、そこにどんな意味があったのか?・・・

アメリカという国の歴史や事件をリアルタイムで目撃し、より知るようになった今・・・例えば9・11の事件について様々な疑問が提示されているという事実を考え併せた時、あらためてジョン・レノンが殺された意味を考えると、そこには決して偶然ではない様々な「闇」が横たわっていることに気付く。

アメリカ史の中の暗殺事件、直ぐに思いつくのはJ・F・ケネディ、マルコムX、キング牧師・・・。彼らが標榜したものは政治的公正、社会的正義、人種差別撤廃、白人至上主義への対抗など・・・彼ら自身がその象徴であり、その一方でいわゆる「リベラル」とは逆の立場に位置する人たちの暗殺事件があまり思い浮かんでこないことを考えると、このバランスの悪さが単なる偶然ではないことは自明のことだと思う。さらに、先に挙げた暗殺事件のいずれもが、CIAやFBIの関与が噂されながら、真相がはっきりとはしていないのだ。

権力機構の謀略について、一般市民が想像もつかないようなことが日常茶飯事に行われているということは古今東西どこの国でも同じだろう。謀略を軽視したような論評は、単に表面的に提示されている事象を判断しているだけのことでしかなく、謀略があるところでは逆に表面的に提示された事象自体が意図されたものであり、逆の意味を持ちうるという認識が欠落している。事実に対して意図的な捏造を単純に提示するだけで、事実と虚飾とは同等に扱われ、事実の信憑性は理不尽にも半減してしまうというあまりにもシンプルなトリックがあるということを我々はよく認識すべきだ。大量破壊兵器が存在しているというイラク戦争の大義名分も実は捏造であった・・・注意深くニュースを追っていればそんな風説が堂々とマスコミで流されているという事実、意図された情報操作に気付くことであろう。それが「普通」なのだ。

ジョン・レノンの暗殺についても、犯人はジョン・レノンの熱狂的なファンであったとかいうような説が流れているが、それが事実に反することであるにも関わらず、流布された風説は今だに多くの人の固定観念に座り続けていたりする。

ジョン・レノンを殺害しなければならない・・そう犯人が確信していたことは分かる。

では何故、殺害の対象がジョン・レノンでなければならなかったのか・・・

その部分についてまったく「闇」の中と言ってよい。超大国アメリカには世界的な有名人はいくらでもいる(いた)だろうし、本当の意味での偽善者もいくらでもいる(いた)ことだろう。・・・しかし敢えてジョン・レノンは対象に選ばれた。ドラッグなどで命を落としたミュージシャンは数多くいるが、暗殺されたミュージシャンをどれだけ挙げることが出来るだろうか?そこには政治的な意図を持った明確な意志が存在していたと考えるほうが自然だと思うのだ・・・。

レノン・レジェンド ~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン ジョン・レノン (2003/10/29)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000DCVE3/asyuracom-22/ref=nosim/

このDVDを観て、「ジョン・レノンが殺された意味」をリアルに認識することとなった・・・

予想に反してかなり興味深く、衝撃的な内容であった。2003年に発売され、ジョンレノンの代表曲を並べた映像作品であるが、ジョン・レノンの生前の姿にはやはり感慨深いものを感じざるおえなかった。

自分がジョン・レノンの曲の中で一番好きな曲は「マインド・ゲーム」なのだが、その曲の映像に使われていたジョンのコミカルなダンスを観て、彼が死んでしまったことにはじめて悲しみを覚えた。自分の中でのジョン・レノンは、最初から既に殺されてしまった人であり、もっと世代が上の人たちのように、リアルタイムでビートルズやベトナム反戦運動、そしてジョン・レノンの死を体験してきたわけではなかったからだ。

イマジネーションあふれ、どこかノスタルジックでもある「マインド・ゲーム」をBGMに、野外ステージで一人でコミカルなダンスをするジョン。その姿を見て、ああ〜、彼は多くの人に本当に愛され、ウィットに富んだスターだったんだな〜と思わずにはいられなかった。それは哲学的な姿でもなく、反戦運動のリーダー的姿ででもなく、気難しい芸術家の姿でもなく、型にはまったミュージシャンの姿でもなく・・・観衆を楽しませようとする茶目っ気たっぷりなポップスターとして、何か驚くようなことをやってくれそうな庶民の期待の星として、あれだけ多くの人たちに愛されたのだとはじめて理解した。それゆえに彼が殺されてしまったという事実に泣けてきた。

●LENNON LEGEND 公式サイト
http://www.lennonlegend.com/

※サンプル映像はトップページの[ENTER]ボタンでFLASHのメニューを表示させ、その中から[THE DVD]を選択し、さらに[VIDEO PREVIEWS]を選択することで各曲のサンプル映像につながるリンク [High / Low] を表示することが出来る。

サンプル曲のトップには「Happy Xmas(War Is Over)」が掲載されていた。その映像を一番見てもらいたいと制作側が意図しているということだと思う。

イラク戦争が泥沼化し、犠牲者が増え続ける中、オノ・ヨーコ、そしてジョンレノンとともにベトナム反戦運動に関わった人たちは「ジョンが生きていれば・・・」そう思ったに違いない。ジョンが生きていれば間違いなくイラクから軍隊を撤退するよう行動を起こし、音楽を作り、街頭に出たことだろう。それはもう叶うことのない夢であった・・・。

しかしオノ・ヨーコ、そしてジョン・レノンの願いを受け継いでいった人たちはこのDVDによって、その叶うことのない夢を少しでも現実に近づけようとしたのではないかと思う。DVD収録の最期の曲「Give Peace A Chance」では、ベトナム戦争当時、街頭で反戦デモをする市民、そして学生たちの抗議集会、ニューヨークでも、ロスでも、シカゴでも、全米のいたるところで巻き起こった反戦デモの映像が取り上げられていた。

そしてその先頭で「Give Peace A Chance」を歌うジョン・レノンとオノ・ヨーコ。その映像を見ながら、「ああ〜ジョン・レノンが殺された意味ってそういうことだったんだな〜」と理解した・・・。

ジョン・レノンの死に関することをもっと詳しく知りたい・・・そう思ってまず読み始めたのがこの本だ。


誰がジョン・レノンを殺したか? (1990/10) フェントン ブレスラー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4276234700/asyuracom-22/ref=nosim

この本を読んでいて興味深いところは、1980年にジョン・レノンが暗殺されるまでの数ヶ月の動き、共和党のレーガンが大統領に就任したこと、数年に渡る音楽活動停止から復活し、気力に満ちたジョンレノンが再びアルバムを出したことなど、なぜ事件が1980年12月に起こらなければならなかったのか、先に挙げた動きとの連動を想起させるところだ。

また、筆者は事件の犯人であるマーク・チャップマンについて、ジョン・レノンの熱心なファンでもなければ、マークがジョン・レノンだと思い込んでいた異常者でもなかったという事実を提示している。マークは何故ジョン・レノンを殺害しなければならなかったのか・・・その背景を探るのがこの本の主題であり、そのことについて筆者はマインド・コントロールの成果ではなかったかとの説を唱えている。 綿密な取材を行い、世間に流布されているこの事件に関するさまざまな誤りを一つ一つ指摘していく筆者の主張には説得力がある。ジョン・レノンが早い時期からFBIの監視対象となっていたことは周知の事実であり、彼のような主張と影響力を持った者であるならば米国では当然のごとく監視対象となることだろう。

http://enurou.blog96.fc2.com/blog-entry-57.html
http://enurou.blog96.fc2.com/blog-entry-56.html
http://enurou.blog96.fc2.com/blog-entry-53.html
http://enurou.blog96.fc2.com/blog-entry-54.html

ジョン・レノン暗殺に関する2冊目の本を読み終えた。

フィル・ストロングマン&アラン・パーカー著、小山景子訳の

『ジョン・レノン暗殺―アメリカの狂気に殺された男』
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%8E%E3%83%B3%E6%9A%97%E6%AE%BA%E2%80%95%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E7%8B%82%E6%B0%97%E3%81%AB%E6%AE%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%B7-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4902800012


ジョン・F・ケネディ暗殺やロバート・F・ケネディ暗殺についての様々な矛盾点、暗殺と米国保守権力との関わり、そしてまたベトナム戦争でのソンミ虐殺事件、エルサルバドルでのアメリカ人修道女虐殺事件など、米国現代史における負の事件とその背景を指摘していった怒りの告発本ともいうべき内容だった。

ジョン・F・ケネディ、キング牧師、ロバート・F・ケネディ、ジョン・レノン、彼らはみんな名誉を傷つけられている。死人に口なしと言われるとおり、彼らが誰かを告訴することはもうできない以上、これほど無防備で狙いやすい標的もないだろう。我々は、汚いやり口の”暴露証言”にまんまと乗せられないよう用心すべきだし、暴露の仮面をかぶった卑劣な攻撃について、その情報源を徹底的に追求すべきだ。例えばイギリスでは、レノンの死とアメリカ情報関連機関とのつながりを初めて正面から論じた著作としてフェントン・ブレスラーの『誰がジョン・レノンを殺したか?』が出版された時、評論家のマイルズ・コープランドが大手新聞に、この本を目茶苦茶にこき下ろす記事を載せた。しかし、コープランドの父親がCIAの共同設立者の一人だったという重要な事実は、もちろんこの記事には一言も書かれていない。権力機関に関わる調査報道やノンフィクションに対する誹謗中傷を見たならば、その背景を注意深く考える必要がある。

・・・その『誰がジョン・レノンを殺したか?』について、最期までジョン・レノン暗殺にCIAが関与していたという直接的な証拠が提示されることはなかった。しかしジョン・レノンを殺したチャップマンについて、ビートルズマニアでも、ジョン・レノンマニアでもなかったこと、一匹オオカミでも精神的な異常者でもないということ、殺人の動機について説得力ある動機が何一つ提示されていないこと、ジョン・レノンを殺すまでのチャップマンの軌跡には、中東のベイルートに滞在して何らかの体験をしたり、共産圏を含めた世界一周の旅に出たりと、資金的な面を含めていくつもの不可解な点があるということ、そしてジョンを殺すため、わざわざハワイから飛行機に乗って二回もニューヨークへ来ており、二回目にニューヨークへ向かう際、シカゴに滞在したことが隠蔽されていたことなど、これまで世間一般に広まっていた諸説を否定する事実が記載されていた。

フェントン・ブレスラーは、チャップマンによるジョン・レノンの暗殺はCIAによるマインド・コントロールの結果ではなかったかと世に訴えたわけだが、その説は何も突拍子なく驚くような話ではないということを、いろいろ調べていくうちに知ることとなった。

本書は米国の「狂気」の現代史をつづるとともに、ビートルズ、そしてジョン・レノンの軌跡を時系列に従って追っていたものである。その中でもジョン・F・ケネディ暗殺、ロバート・F・ケネディ暗殺については、ジョン・レノン暗殺につながるエポック的な事件として、ストーリーの軸に据えられている。

この本は米国の現代史を解説することによって、フェントン・ブレスラー著『誰がジョン・レノンを殺したか?』を補完するような内容となっている。著者はジョン・レノン暗殺を・・・”CIAのMKウルトラという高度な戦略を完成させる最期の事件”・・・と仮説を立てている。MKウルトラとは1950年代に始まったCIAによるマインドコントロールの実験であり、そのような実験が実際に成され、犠牲者も出ていることは公式な記録として残っている。(以下参考サイト例)

●リンク:Wikipedia「Project MKULTRA」
http://en.wikipedia.org/wiki/MKULTRA

ロバート・F・ケネディ暗殺の犯人とされたサーハン・べシャラ・サーハンはマインドコントロールをかけられていた・・・など、本書は米国の影の歴史に免疫がない者にとってはかなり衝撃的な内容となっていると思うのだが、その中でも、自分が最も衝撃を受けたのはマインドコントロールに関する以下の記述であった。

1994年、メキシコの大統領候補コロシオが、”一匹狼”のアブルトという男に暗殺された。アブルトは、コロシオが自分に近づいて来るまで、彼を殺したいとは思わなかったと供述し、自分の心の中からコロシオを撃てと命令する声が聞こえたとも言った。警察署長は、アブルトが自分の自由意志だけで行動したはずはないと確信した。さらに、その日のガンマンはアブルトだけではなかったはずだと考えた。ところがアブルトが何者かに銃殺されて、警察の捜査は行き詰まった。メキシコ政府の公式調査委員会は、おそらくマインド・コントロールの専門家と共謀した暗殺者がコロシオを暗殺したと結論づけた。この殺人は陰謀によるものであり、この陰謀を強力に支援する存在があるようだが、メキシコ警察は真相を追究できないでいると報告した。

CIAのような諜報機関がマインドコントロールについて実験を重ねるというのは容易に想像がつくことではあるのだが、しかしメキシコとは言え、実際にマインドコントロールによって要人が殺害されたという、政府の公式記録があるというのには少なからず驚いた。マインドコントロールによる暗殺事件・・・何か突拍子もないことのように思えるが、突拍子もなく思うのは単にそう思う人が世界の現代史について無知であるからだ・・どうやら我々はそんなふうに言わざるおえないような状況の中で生きているのかもしれない。

このノンフィクションは、ジョン・レノン殺害の罪でアッティカ刑務所に服役しているマーク・チャップマンに対し、200時間を超えるインタビューを行い、加えてチャップマン夫人や関係者の証言をもとにして、レノン暗殺までのチャップマンの道のりを再現し、さらに服役中の彼について書かれたものだ。刊行は1992年とされている。

前述したフェントン・ブレスラーの『誰がジョン・レノンを殺したか?』などとは異なり、レノン殺害に関するCIAやFBIの関与については一切記載されてはいない。タイトルにあるとおり、本書の主役はあくまでチャップマンであり、彼の視点による犯行前後の状況、子供時代から歩んできた道のり、そして服役中の様子を描くことが目的となっている。この物語の中では、ジョン・レノンはあくまでも脇役に過ぎない。

では、そんなチャップマンの物語の中でレノン殺害の動機は一体どう描かれているのだろうか? その点に注目して本書を読み進めていったのだが・・・

レノンが殺害された1980年、ハワイでレノン殺害の計画を立てるまで、チャップマンの人生の中にレノンの名前が出てくることはほとんどなかった。子供時代に『ミート・ザ・ビートルズ』のアルバムを聴きながら、想像の産物である”リトル・ピープル”と楽しんだとか、「イマジン」の歌詞を変えて ”想像してみろ、ジョン・レノンが死んだならと”と替え歌を歌ったとかいう(かなり胡散臭い)エピソードぐらいではないだろうか。

そんなチャップマンが何故レノン殺害計画を立てるようになったのか・・・動機となりそうな話は1980年のホノルル市立図書館でのエピソードの中で突然登場してくる。当時何を探すでもなく図書館の本をランダムに読んでいたというチャップマンは、たまたまアンソニー・フォーセットの『愛と芸術 革命家ジョン・レノン』を手にしたという。その本を読み、「財産などないと想像してみろ」と歌っておきながら大金持ちの暮らしをしているレノンに対し、「いんちき(フォーニー)」として激しい憎しみを覚えたというのだ。

取って付けたようなエピソードが突然登場してくるわけだが、「いんちき(フォーニー)」と呼ばれる人は世に五万といるであろうが、何故憎しみの対象がジョン・レノンに特化されなければならなかったのか・・・その部分について辻褄の合う話はどこにも書かれていない。レノンの音楽に傾倒するあまり人生を狂わされてしまったというような具体的な事例が書かれているならまだしも、それどころかレノンのソロ時代のアルバムについてはどうやらその図書館で初めて聴いたような記述すらされているのだ(278P)。

つまり、1980年にホノルル市立図書館に行くまでレノンについて無知であったチャップマンが、レノンのことを「ぼくにとっては反体制の人であり、カウンターカルチャーの人であり、英雄だった人」と証言するのは余りにも矛盾に満ちている。逆の視点で見れば、この期間に、何らかの力によってレノンへの憎しみを植え付けられたとも見えるのだ。

チャップマンが「いんちき(フォーニー)」と感じた人であるなら、殺害の対象は誰でもよかったようにも思える。しかしその対象はあくまでもレノンであった。彼はそのために、妻を残し、母を残し、一人ハワイから飛行機に乗った。ニューヨークで弾丸が手に入らなかったことからアトランタまで出向き、再びニューヨークへ戻ったがそのままハワイへ帰ることとなる。そして執念深くも再びハワイからニューヨークへ出向き、ホテルに滞在し、根気強く何時間もレノンを待ち続け、その計画を果たすこととなった。・・・その動機から考えるにあまりに馬鹿げた話ではないか。


事件を起こした当時について、チャップマンは

”(自分自身が)まるで暴走列車で止めようがなかった”

とか、

”何者かになりかった”

とか、

”自分の中の「子供」の叫び声が大きくなって必死でやめさせようとした「大人」は姿をくらました”


とか、内面の分裂状態について述べている。期間的にも、資金的にも、簡単には実行できないであろう計画的犯行でありながらこの内面の矛盾は一体どう説明すればいいのだろうか?

さらに驚くべきことに、裁判開始後、事件を起こした動機は、サリンジャーの『ライ麦畑で捕まえて』を多くの人に読んでもらいたいからという理由に変わってしまうのだ。

ホノルル市立図書館で火が点いたレノンに対する憎悪という動機は一体どこへ行ってしまったのだろうか? 

本当にレノンを憎悪し、確信犯的に犯行を犯したとすれば、逮捕後も、そして裁判が始まってからも、レノンの「偽善者」ぶりについて世に訴え、自分の行為を正当化するはずではないだろうか?・・・

しかし憎悪どころか犯行当日に彼は、レノンからアルバム「ダブル・ファンタジー」にサインをもらい、嬉しさのあまりそのままハワイへ帰ってしまおうかと考えたほどなのだ。さらにチャップマンは、著者に対するインタビューの中で、レノン殺害については間違ったことであるとも認識しており、刑に服している間チャップマンを英雄視して送られてくる手紙に対し、情けないものを感じるとも述べているのだ。

このようにチャップマンの犯行の動機について、整合性のある動機が何一つ存在していないことから、精神学的なものを含め、裁判の過程でさまざまな説が提示されることとなった。それらの説は真相を究明する目的というより、裁判を進めるために生み出されたものであり、事実関係を誤ったまま述べられているものも多く、今なおウソや誤解が定着してしまっている元凶ともなっている。

チャップマンの証言を素直に解釈するなら、彼の内面には、レノンを殺したくはない自分と、レノンを殺さなければならなくなった自分の二つが存在していたことととなり、彼はその葛藤で揺れていたのだ。・・・

依然として究明されていないその動機、そして米国の闇の歴史とレノンを消すことによってもたらされる「社会的効果」を考え併せた時、フェントン・ブレスラーの説のようにCIAによってマインドコントールされた結果という説もあながち外れてはいないように思えるのだ。そうとでも言わなければ、チャップマンのモチベーションについて、まったく説明がつけられない。これだけは確信を持って言えることは、少なくともチャップマンが事件を起こした背景には、なんらかの組織なり団体なりが関与していたことは間違いなく、それがCIAなのかどうなのかまではわからないが、矛盾に満ちたチャップマンの証言、犯行までの資金的側面を考えれば、単独犯行ではないことは明らかであろう。

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誰がジョン・レノンを殺したか?


 先日、BS-Japan で放映された「ザ・ラストディ〜誰がジョン・レノンを殺したか」という番組をたまたま視た。なかなか興味深い番組だった。基本的にはジョン・レノン殺害陰謀説に基づく推論を中心とした番組だったが、TVというメディアでこの種のテーマで長時間番組を放映することは余りなかったような気がする。 内容の大筋はこうだ。

 ジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンは、当時ジョン・レノンの熱狂的なファンといわれ、事件はこの「熱狂的ファン」による凶行と全世界に報じられたが、その後の検証ではチャップマンは、ジョンのファンはなく、レコードを収集していた事実もなかったことがわかった(彼はトッド・ラングレンのファンだった)。また、事件後も現場から逃げようとはせず、警察が駆けつけるまでその場に座り込んでサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を読み続けるという異常な行動をとっていた。警察の取調べにもジョン・レノン殺害の動機について、「『ライ麦畑でつかまえて』を読めばすぐわかるよ」などと意味不明なことをいい、警察官もまるで何ものかにコントロールされているようだという印象をもったという。

 番組はいくつかの検証をおこない、結果としてCIA陰謀説を主張する。5年間音楽活動を休止して子育てに専念していたジョンが復帰したことについて、タカ派のレーガン政権はその反戦運動の政治的影響力に危機意識をもっていた。実際、CIAがジョン・レノンの活動を調査し続けていたことは、ジョン・レノン・ファイルの存在によって広く知られている。1981年にはジョンがアメリカ国籍を正式に取得することが可能となる予定だったのだ。

 マーク・チャップマンとCIAの関係については、YMCAの介在をあげている。チャプマンはかつてYMCAに加入してその一員として活動していたが、YMCAはCIAの活動の拠点となることが多いらしく、両者は密接な関係にあるようだ。このことは、元CIAのフランク・チャーチーという人が『CIA・ダイアリー』 という暴露本に書いているのだそうだ。ところで、チャップマンは、犯行の数日前、住んでいたハワイから、シカゴへ飛び、そこで3日間を過ごしていたはずなのだが、シカゴ到着後すぐニューヨークへ飛んだようにみせる旅券によって、シカゴでの3日間の消息がな何者かによって隠蔽されている。シカゴで一体何があったのだろうか。誰が虚偽の旅券を用意したのだろうか。ここでもCIAの存在が疑われることになる。

 ジョン・レノンの殺害については、CIAによるマインドコントロール説が主張される。『ライ麦畑でつかまえて』はマインドコントロールのキーワードなのであり、相手をあやつる引き金となるものだったのではないかということだ。実際、この当時、CIAは、「MK・ウルトラ計画」 「アーティーチョーク・プロジェクト」 という、催眠・洗脳・暗殺などの実験を行っていたようであり、事件後にチャップマンを精神鑑定を行った医師、ジョリー・ウエストは、その「MK・ウルトラ計画」 に従事していたのではないかとの疑惑がある。 ウエストは、ロバート・ケネディー暗殺の犯人サーハン・サーハンや、J.Fケネディ殺害犯のオズワルドを殺したジャック・ルピーの精神鑑定もしているというのだから、疑惑はさらに深まる。

 最後に新事実が提示される。チャップマンが使ったのは5連発のリボルバーだったはずだが、銃弾は7発あったというのだ。 しかも、銃痕はチャップマンが撃った方向からのものではなかった。 ジョン・レノンを撃った人物として、レノン夫妻が住んでいた 「ダコタハウス」 の門番が疑われる。そしてこの 門番のホセ・ベルドーモもまた、CIAと関係が深い人物だというのである。

http://watercolors.blog.ocn.ne.jp/watercolors/2010/12/post_26fd.html
http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10730269116.html


 1980年12月8日、ジョン・レノンが射殺された日のことは私もおぼろげながら覚えている。真っ先に感じたのは『これは暗殺ではないか?』という漠然とした直感だった。

レノンがアメリカに在住の間、FBIの厳重な監視下に置かれていたことは有名だ。

射殺犯チャップマンが即座に海軍病院に連行されたことも腑に落ちない。

そのチャップマンの仮釈放で、復讐を誓う暗殺志望者が続出していることは残念であり、憤りさえ感じる。レノンほど暴力を嫌ったミュージシャンはなかった。ファンとして故人の意志を尊重するならば、復讐なぞもってのほかであろう。彼の死を悼むなら、まずあの忌まわしい事件の背後関係を調べるべきなのだ。


 チャップマンはたびたびYMCAに出入りしていた。そのYMCAは諜報機関の隠れ蓑として、CIAも利用していた。表向きとは裏腹に、YMCAは戦闘的な反共組織としても知られている。 元CIAフィリップ・エイジーは著書「CIA日記」において

「エクアドル首都キリーのYMCAは諜報機関の連絡基地だった」

と記している。そしてキトー自身そこで主事をしている。南米が国際的テロ・ネットワークの雛型になっているのではないか?とした昨日の日誌にも繋がっていく、かも知れない。同時に、CIAは「MKウルトラ」と呼ばれるマインド・コントロールを推進してきたことを考え合わせるとき、おのずとチャップマンの役割が浮き彫りになってくる。当時アメリカのメディアはチャップマンを「狂信的なファンの単独犯行」として扱っていたが、サリンジャー著「ライ麦畑でつかまえて」を肌身離さず持っていたチャップマンの言葉に注意を払うことはなかったようだ。

彼は「なぜレノンを殺したのか?」との問いにこう答えたのだ

「ライ麦畑でつかまえて、を読めば分かる」と・・・


★911、ジョン・レノン、陰謀のセオリー
MKウルトラ計画


洗脳によって、ごくふつうの人間を暗殺者にするCIAと国防総省が市民をモルモットとして行った言われる洗脳実験。この事実はCIAの存在意義が最も問われた1973年から1976年にかけて長官を務めた、ウィリアム・コルビーが国の指導者に対する暗殺計画について公の場で証言した。ジョンレノンの反戦活動は石油企『業・軍事産業・政府団体などその恩恵を受ける政治家にとって有害な人物で有った。

★暴露された「MKウルトラ」(韋駄天迷宮より)

 1975年、CIA局長ウィリアム・コルビーは、上院・諜報委員会で証言を行った。コルビーはCIAの「財源」について暴露した。それによってCIAが何十年に亙って行っていたマインド・コントロール「MKウルトラ」と呼ばれる秘密実験の存在が明らかとなった。

MKウルトラ要員は何百ものLSD-25を全米に流した。CIAの洗脳計画では、ロンドンのタヴィストック研究所、そして他のイギリス諜報機関がそうした人々を集めていた。タヴィストックのスタッフは第二次世界大戦中、イギリス軍に組み込まれ、イギリス軍・心理局を形成した。タヴィストック研究所の前身、タヴィストック医院は1922年、イギリス軍・心理学者によって設立され、彼らはここで帰還イギリス兵の「ショック・トラウマ」を研究したのである。

第二次世界大戦後、タヴィストック研究所は「心理軍隊」(ジョン・ローリングス・リーズ所長の言葉)を世界中に派遣した。それは社会を一定方向に向け、洗脳し、世界政府を作り上げるためであった。CIAのMKウルトラに直接関わっていた人物として、エウィン・カメロン博士、ウィリアム・サーガント博士を挙げることができる。アメリカ人心理学者ルイス・ジョリオン・ウェスト博士も、MKウルトラに加わる前、タヴィストックで訓練を受けていた。

オルダス・ハックスレー博士は麻薬を心理学に持ち込み、ハックスレーも秘密諜報計画に加わっていた。ハックスレーは1957年初頭、ウェストとの共同研究を開始し、ハンフリー・オズモンド博士への手紙で、若きウェストについて「極めてきれる若者」と評している。ちなみにオズモンドも、MKウルトラで中心的役割を果たした心理学者である。

http://oriharu.net/gabana_n/zaakan/hibi0409/hibi-niisi-040928.htm


1980年12月8日午後10時50分

ダコタアパートの前で

「レノンさんですね?」

とレコーディングから帰宅したジョンは呼び止めらる。ジョンが振り返ると銃を構えた一人の男(マーク=デイヴィッド=チャップマン)から2発の銃弾を受け、2発とも背中に当たり体が回転した。 血が噴出したジョンにさらに3発撃ち込む。2発は肩に、1発はダコタアパートの正面玄関の窓ガラスを砕いた。

(CIAによってマインドコントロールされた犯人によるとする陰謀説もある。)
 
ジョンはほぼ致命傷だったが必死の思いでアパートのフロントまで歩き

「I’M SHOT! I’M SHOT!!」

と、うめき、床に倒れた。この声を聞いたフロントマンのジェイ・ヘイスティングスは冗談と思っていた。なぜならジョンはビートルズ時代からオーヴァーなジョークが好きで有名だったから。。。


しかし、すぐにヨーコがヒステリックな声で「ジョンが撃たれた!」と駆け込んできて現実と気付く。ヘイスティングスはジョンに近付き、鼻に刺さっていたガラスの破片を取り除き、自らの上着をジョンにかけた。ネクタイを外し止血を試みるが、何処を押さえて良いか分からないほどジョンの体は血に染まっていた。

ローズベルト病院に運ばれたときにはジョンの体は背中への2発の銃弾が肺を貫通していて3発目の銃弾は左肩の骨を砕いていて、
4発目は大動脈と気管を切断していた。ジョンの手術に立ち会ったローズベルト病院の医師はこう語る。


「どんな方法を使っても蘇生は不可能でした。胸部に3箇所、背中には2箇所、左肩には2箇所の銃創がありました。
全身のおよそ80%の血液が失われてました」と。


時間は少しさかのぼるが、この日ジョンは最後のレコーディングの休憩中にプロデューサーのジャック・ダグラスにこんな話をしている。


「自分は早死にするだろう。残された人生は僅かだが、死ぬ覚悟はできている。 そして、自分の死後の評価はエルビス・プレスリーを超えるだろう」と。


【犯人チャップマンの角度から】


1980年10月チャップマンは雑誌「Esquire」の「John Lenon,Where Are You?」を読んでいる。内容はというと、ジョンレノンは労働者階級とは程遠く、牧場、大邸宅、いくつもの会社を所有していて銀行には1億5000万ドルもの蓄えがあるただの裕福な実業家に過ぎないというものだった。チャップマンにとってのジョンは口だけで愛と平和を説く偽善者にしかすぎなかったのだ。1980年10月27日チャップマンは妻にこう告げている。

「ニューヨークに行ってくる。これで何もかも変わる。」

事件から一ヶ月ほど前の話だ。これだけでもチャップマンが計画的にジョンを殺害したことがうかがえる。しかし11月9日ジョン殺害を計画していたチャップマンは、その2日後には思いとどまり妻のいるハワイに戻り計画の全貌を話している。妻への愛が計画を思いとどまらしたらしい。…ほんまかいな?

しかし11月の下旬またも態度を変え再びニューヨークに向かった。そして事件の前日12月7日チャップマンは落ち着かない様子でダコタアパートの前をうろついていた。前日で気持ちが高ぶったのか夕食後に売春婦を自分の泊まっていたホテルの部屋に呼んでいる。


12月8日午前11時頃に目覚め「ライ麦畑でつかまって」を購入し扉ページに「これがオレのメッセージ」と書いた。その後、ダコタアパートのドアマンに「今日はジョンに会ったか?」と尋ねている。その日の夜遅く、ショーン(ジョンの息子)と乳母ヘレン・シーマンが帰宅。(その時チャップマンは「今まで見た中で一番可愛い子供だ。」と話し掛けている。)ジョン殺害前に息子に接触…想像しただけでゾッとする話だ…。
そして10時50分、ダコタアパートに到着した車から先にヨーコが降り、その後ジョンが降りた。チャップマンはジョンの背後から近付き、あの忌まわしい一言を言い放った。
       
「レノンさんですね?」  

http://gore.arcam-b.com/syohyou/JohnLennon.htm

John Lennon (ジョン・レノン) Imagine (イマジン)

http://www.youtube.com/watch?v=TCBNF4_Zf9w
http://www.youtube.com/watch?v=dq1z1rkjw-E
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7863495
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9776898
http://www.youtube.com/watch?v=M0d_P-QMdNQ&feature=related

Imagine there's no Heaven
It's easy if you try
No Hell below us
Above us only sky
Imagine all the people
Living for today...

想像してみて 天国は存在しないと
それは簡単なことだよ
僕達の下に地獄はない
僕達の上にはただ空があるだけさ
想像してみて 全ての人が
今日を生きているだけだって

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace

想像してみて 国が存在しない世界を
それは難しいことじゃないよ
なにかのために殺すことも死ぬこともない
そして宗教もない
想像してみて 全ての人が
平和の中で暮らす世界を


You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one

君は僕のことを夢想家だというかもしれない
でも僕はたったひとりじゃないよ
いつの日か君も僕達に加わって欲しい
そして世界をひとつにしよう

Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

想像してみて 個人の持ち物がない世界を
それはちょっと難しいことかもしれない
奪い合う必要も飢餓もない
人は皆、兄弟なんだ
想像してみて 全ての人が
世界を共有することを

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one

君は僕のことを夢想家だというかもしれない
でも僕はたったひとりじゃないよ
いつの日か君も僕達に加わって欲しい
そして世界をひとつにしよう

http://stimaro.seesaa.net/article/181433286.html

8. 2021年12月18日 06:47:07 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[16] 報告
『Let it be』 の本当の意味 _ Mother Maryが一番心配していたのは…


John Lennon (ジョン・レノン) Imagine (イマジン)

  想像してごらん、国なんかないと
  それに宗教もないと  

http://www.nicovideo.jp/watch/sm7863495
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9776898
http://www.youtube.com/watch?v=M0d_P-QMdNQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=TCBNF4_Zf9w

The Beatles 仁義なき戦い 【ジョン・レノン How Do You Sleep?】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13834817


ビートルズと薬 ‐ ニコニコ動画(原宿)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3011883

新時代の寵児オノ・ヨーコ 『某業界情報紙』(一九九一年 十月 発行)より転載。

 当編集局は、ソニーがコロンビア映画を、松下電器がMCAを買収した際にも、このままでは日本が邪悪な親イ●●エ●・マフィアの牛耳るハリウッドの「文化産業」に取り込まれてしまうと警告した。今や、ソフトコアポルノ・ロックのスター歌手、マドンナが日本のテレビで大もてである。彼女のミュージック・ビデオはキリスト教への冒涜であるとひんしゅくを買った代物であり、日本の若者たちの憧れの対象となる資格は持ち合わせていない。マドンナに輪をかけた悪が、日本の尻軽女、オノ・ヨーコだ。

 当年とって五十八才のヨーコは、一流銀行家の娘である。子供の頃から、学習院や三井アカデミーなどブルジョア学校で学び、皇族の一人とも親交を結んだ。

 一九五二年、二度目の渡米生活の時、ニューヨークのサラ・ローレンス大学に入学し、勃興しつつあったアバンギャルドの「ビートニック」の洗礼を受けた。大学時代に麻薬を覚え、何回かの中絶をするなど乱れた男女関係を経た後、一柳俊というニューヨークのジュリアード音楽院の学生と結婚した。二人は麻薬の巣窟、グリニッジ・ビレッジのジャズ界に入り浸りとなった。その結婚生活もヨーコが、自殺未遂で精神病院から退院したばかりのホモの作家といい仲になったことから破局を迎えた。

 一九六二年になって、ヨーコの家族は娘をこのすさんだ生活から救おうとして日本に呼び戻したが、ヨーコはまたもや自殺をはかり、東京の精神病院に収容された。その精神病院からヨーコの脱出の手助けをしたのが、もう一つ輪をかけた悪のトニー・コックスというアメリカの麻薬売人である。コックスは、とある●●ヤ教司祭の息子と手を結んで麻薬の製造と密売を行った男で、ニューヨークにおけるLSD−25の売人第一号である。ヨーコの友人にも手広くLSDを売りさばき、FBIとマフィアの追及から逃れて日本に渡ってきた時、ヨーコと再開し結婚する。

 その時点で法的には、ヨーコは未だに最初の夫の妻だったにもかかわらずである。ニューヨークに舞い戻った二人は、幻覚症状を催す麻薬とアバンギャルド芸術の世界に憂き身をやつすことになる。

 日本を発つ直前に、ヨーコは「グレープフルーツ」と題する詩集を出版した。その中に次のような一節がある。

「愛した男のすべてを殺せ。遺骨は箱に詰め、花を付けて海に流せ」

【英文(これ、英国調ですか?)では:


"Kill all the men you have slept with / Put the bones in a box and sent it out to sea in a box with flowers"】


 トニーとヨーコは赤貧洗うがごとき生活を送り、夫婦喧嘩も絶えなかった。一九六六年にはロンドンに行き、アバンギャルド会議に出席した後、一年ほど滞在し、麻薬とロックとセックスの裏文化の中にどっぷりつかることになった。当時の裏文化のメッカはインディカ・ギャラリーのかいわいであり、このインディカ・ギャラリーと称するカフェ兼アート・センターを始めたのが、ジョン・ダンパーとその妻のロック・スター歌手のマリアン・フェイスフル、およびビートルズのメンバーのポール・マッカートニーであった。

 そこでヨーコはジョン・レノンに紹介される。その数ヶ月後、ロンドンのあたりでレノンと遊び回るうちに、ヨーコはすでに妻子ある身のこの花形ロック・スターをまるめ込んでしまう。レノンはヨーコとつきあう以前からすでにLSD−25の常用者だった。ヨーコと一緒になったレノンはローリング・ストーンズなどのロック・ミュージシャンを巻き込んで手当り次第にいろいろな麻薬を試すようになった。当然のことながら、レノンもヨーコも麻薬中毒患者に転落した。

 その頃になると、ヨーコはオカルトに夢中になり、専属のタロット占い師を雇うまでになった。七〇年代後半には、コロンビアのカルタヘナ島に行き占い師の会社、リナ・ザ・ウィッチ【←おや?】に一週間通った。

 長年における麻薬とオカルトへの異常な関心の結果、一九八〇年のジョン・レノン暗殺事件の当時は、ヨーコは新時代の退廃的な哲学に夢中になっていた。相変わらず手の施しようもない麻薬中毒であった。進んで麻薬・ロック・セックスの裏文化に入り、今やその道にかけては世界的に有数な伝道者とも言える人物になっている。ヨーコこそ、まさに日本の新時代の寵児と言えよう。


★ジョン・レノンが、最初に絵の展示会でオノ・ヨーコの絵を見て「ひらめいた」のだそうで、それは麻薬の幻覚に由来しているのではないか、なんて思っていますけど。

「この絵を描いた女は、オレと同じ幻覚を見ている、」っていうか。

LSD中毒患者の博物館には、自分たちが使ったお気に入りの麻薬や注射器が展示してないって?

博物館の売店には、LSD−25錠剤やらの「ドラックお試し詰め合わせセット」を置いてないって?

博物館までの路上では、得体の知れない外国人がやたらにアクセサリ類を売っていないって?

上の話がウソかどうか、本人に血液や毛髪検査したらたちどころにわかるって?

LSD中毒患者が大勢集まってきそうな埼玉新都心って、きっと麻薬と乱交パーティの楽園になるのかな。

ワクp(^ー^ )qワク

http://asyura.com/sora/bd11/msg/26.html


「60年代には僕にとってひどいことがたくさんあったが,

僕らは−まあいつも麻薬をやってたからだろうが

−ベッドに横になっては一体どうなるんだろうかと考え,偏執狂的にくよくよしたりしたもんだ。

そんなある晩,僕は母親の夢を見た。 彼女は僕が14歳のとき死んだから,彼女の声は長いことぜんぜん聞いていなかった,だからとってもうれしかった。それで僕は力が湧いてきて

『僕が一番みじめなときにメアリー母さんが僕のところへ来てくれた』

って文句が思いうかんだ。僕はジョンやパパが出てくる夢も見るが,不思議なことだ。まるで魔法みたいだ。もちろん,彼らに会っているわけじゃなくて自分自身かそれとも何かほかのものに出会っているんだけれどね…」

(『ブラックバード ポール・マッカートニーの真実』ジェフリー・ジュリアノ著 伊吹 徹訳 音楽の友社刊 p141-142 より)


ポール・マッカートニーが故意に(?)マリファナ所持で逮捕された理由は…

ポール・マッカートニー、日本でのマリファナ事件を語る 2001-05-11


Paul McCartneyがBeatles解散後に結成したバンド、Wingsは'71〜'80年まで続いた。最近になってそのアルバム『Wingspan』がリリースされ、また同名のテレビドキュメンタリーが5月11日(金)午後9時(米東部/太平洋標準時)からABCで放映される。'80年1月16日、日本公演のために成田空港に到着したWingsは、McCartneyがマリファナ所持で逮捕された際、突然、活動を停止した。彼は9日間拘留された後、日本のプロモーターにツアー中止で生じた損失額を返済しなければならなかった。

McCartneyは事件を振り返り、おかしさと当惑を交えながら次のようにLAUNCHに語る。

「事件をずっと振り返ってみると、そんなことをしたなんて信じられないよ。

バカげたことだけど、これもフィルムに収めて、その部分を大きく扱っている。“信じられない……”と思うけどさ。税関で係員が僕のスーツケースを開けて、けっこうな量を取り出したんだ。かなりの量(のマリファナ)をね。何が起こっているのか分からなくて、ほんと、その場面を見るとぞっとするよ」

McCartneyのスーツケースにマリファナが入っていたからWingsが解散した、ということに納得しないファンもいるだろう。McCartneyによると、そうでないとも言えないとのことだ。彼はこうLAUNCHに語る。


「精神的にそうだったのかもしれない」

「それと関連した何かがあったのかもしれない。Wingsから抜け出そうとしていたところだったんだ。それに、もっと言うと、ツアーのリハーサルをあまりしてなかったし、準備不足だった。グループを脱退するのに、逮捕されて9日間も刑務所に入れられるなんて信じられないけどさ。

それが現実だけど、もっと楽な方法があると思うよ。あと、契約不履行でプロモーターに100万(英国)ポンドを支払わなければならなかった。

何かもっと深い、精神的なものがひとつあったのかもしれないと思う。あの頃はヘンな時期だったよ」

http://www.barks.jp/news/?id=52231421


ポール・マッカートニー、逮捕。 〜80年来日時の、大麻所持による現行犯逮捕について〜

79年11月、大盛況のうちに幕を閉じた英国ツアーに続きウイングスが向かった次のツアー地は…日本でした

77年ワールドツアーのときの日本公演はポール・マッカートニーに対して「大麻所持の前科アリ」と直前になって入国 結局全公演が中止となってしまっただけにポール自身にとっても、ファンにとってもまさに"待望"の来日公演だったはずなのですが…

1980年1月16日 ポール・マッカートニー、大麻所持の現行犯で逮捕


ウイングスの来日公演のために成田空港に到着したところで税関の荷物検査に引っかかり…

隠し持っていた大麻219cを摘発され、現行犯逮捕


ポールが大麻を日本に持ち込んだ理由とは


誰か(ジョン・レノン???)にはめられたとか、誰か(リンダ???)をかばったとか色々憶測を呼んだらしいこの事件ですが そもそもなんでポールはここまで大きいリスクを背負ってまで大麻を日本に持ち込んだんでしょうかね

『ニューヨークでいい草を手に入れたんだ。 日本に向かうところで、持って行けないのはわかっていたんだけど トイレに流すには惜しいものだったんだ。』

― Paul McCartney [04]
近年、このようにしれっと赤裸々告白をしているポールですが、この行間からはポールの根底にある、「大麻を吸って何が悪い」という考えが読み取れます。とはいっても、"前科アリ"の理由だけで入国を拒否するような国に改めてわざわざ大麻を持ち込みますかね と考えを突き詰めていくと


やっぱり「バレること前提でわざと持ち込んだ」んじゃないか…


っていう憶測にどうしても辿り着くわけですが もしそうなら、何のためにわざわざそんなことをしたんでしょうかね。

『たしかにぼくは、Wingsをやめようと思ってたんだろうね。(でも)バンドを脱退するなら、もっと簡単な方法がいくらでもある。』

― Paul McCartney [01]


(当時閉塞感の漂っていた)「ウイングスを解散させるため」という理由はこんな面倒くさいコトしなくても、解散はすぐにでもできるはずですしポールの言うとおり、ナイと思います。


『僕らはほとんど(来日公演の)リハーサルをやっていなかった。

まるで僕はすべてを台無しにしてしまいたかったかのようだ。』

― Paul McCartney [00]


あくまで勝手な推測ですが…ポールが大麻を日本に持ち込んだ理由は日本公演をドタキャンするためだったんじゃないかなぁ、たぶん

そもそもポールはこのツアー自体に乗り気じゃなかったしね
契約不履行でプロモーターに100万ポンド(約1.5億円)を払ってでもやりたくない

…そこまでの倦怠感が当時のポールにはあったのかも

フツーの常識人だったら100万ポンド払ってまでツアーを中止になんてしないだろうけれど…

この人の、たまに見え隠れする常識ハズレっぷりを鑑みると、ね 
いまだイギリス長者番付第3位(08年度・音楽部門)に君臨する総資産4億4,000万ポンドの大富豪ですからねぇ

ただ、ポールにとって大きな誤算だったのは日本の大麻に対する規制・刑罰が予想外厳しかったこと

ちなみに現在、欧州圏では「個人所有相当の所持は罰則の対象外」なのに対して日本では当時も今も「栽培又は輸出入をした場合、7年以下の懲役」なのだそう。有名人だとより厳罰傾向が強いこともありそれこそ懲役刑も有り得る状況に、ポールは相当アセったらしいのですが…

1980年1月25日 東京地検、ポール・マッカートニーを釈放。
結局ポールは、10日間の拘置生活ののち「起訴猶予で釈放」ただし「国外退去処分」に…

最終的に正直甘甘とも思える「起訴猶予」となったのは「入国前に大麻所持が発覚したので、日本の法律は適用されない」というポール側の弁護士のウルトラC解釈が決め手となったのだそうですが…


『日本がこれほど麻薬取り締まりについて厳しいことを知らなかった。今回逮捕されて始めてわかった。
多くのファンを傷つけたことを大変残念に思っています。』

― Paul McCartney [80]

結婚披露宴で、新婦がしたためた"両親への手紙"を司会者が代読するとき

「お父さん、お母さん、末永くお元気で」

といったような実際に書かれていない"結びの言葉"を付け足すことがよくあるそうですが…

釈放直後に東京税関の係員が代読した、ポールのこの声明の後半部分にも同様の付け足し感を感じるのはボクだけですかね?

「大麻を持ち込んでスイマセン、もう吸いません」ではなくて
「日本の法律は厳しいですね」って言ってるだけですからね、このコメントって

http://tkst1221.jugem.jp/?eid=578

以下は所謂 陰謀論者の妄想の様ですが、部分的に真実を伝えているのでそのまま転記しておきます:

●ビートルズはドラッグの伝導者?(EJ第400号)2008年02月25日

 
 さて、みなさんは、ロックの元祖的存在は誰だとお思いになりますか。実は、ロックの起源については諸説があり、はっきりしていないのです。 ロック音楽が音楽市場で日の目を見たのは1950年代とされており、この説が正しいとすると、その元祖は、エルヴィス・プレスリーということになります。

そうです。あのロックン・ロールがロックの元祖的存在なのです。

 プレスリーの名前を世界的に広めたのは、当時の米国の超人気番組「エド・サリバン・ショー」への出演なのです。プレスリー以前のロックは、ジャズ、黒人霊歌、カントリー・ウェスタン、リズム・アンド・ブルースなど既成の音楽の混合物のようなものであり、典型的な演奏スタイルというものはなかったのです。 エルヴィス・プレスリー、ビル・ヘイリーによって火のついたロックン・ロールは、その後、リトル・リチャード、ビル・ハーレ、チャック・ベリーという強烈なロックン・ローラーを生むことになります。 そして、1963年になると、英国でビートルズが登場し、その後すぐにローリング・ストーンが現れます。この両者は、ロックの2大バンドとして君臨します。そして、やがてアニマルズが頭角を現して三番手につけるのです。

 さて、本来「ロック」という言葉は「ロックン・ロール」を略した言葉なのですが、ビートルズにより代表されるロックとプレスリーによって代表されるロックン・ロールとは、次第に音楽的に内容が変化して行ったのです。

 ごく大まかにいってしまうと、ロックン・ロールはビートルズが登場する1964年以前のものであり、ロックはビートルズ以降のものを指すことになります。 そして、ロックは、次のようなさまざまな音楽形式を持つ音楽として確立していくことになるのです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

       1.ハード・ロック  7.クラシカル・ハード・ロック
       2.ヘビーメタル   8.スラッシュ・メタル
       3.パンク・ロック  9.スピード・メタル
       4.デス・ロック  10.ブラック・メタル
       5.神秘ロック   11.グランジ・ロック
       6.デス・メタル

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 ロックの元祖ビートルズも、1964年2月にエド・サリバン・ショーに出演したのですが、日曜夜のゴールデン・アワーの時間帯で94%という驚異的な視聴率を獲得したのです。世界は、これをキッカケにして、空前絶後のビートルズ・ブームに突入していくのです。

 この時代の米国は社会的混迷期に当り、ケネディ大統領、キング牧師の暗殺事件をはじめ、それにベトナム戦争の泥沼化が加わり従来の価値観を崩壊させる泥沼の時代になっていったのです。 そして、ベトナム敗退、経済不況、失業者の増大と続くなかでその時代を担っていたのは、ヒッピーを中心とした若者でしたが彼らは、マリファナ、LSD、麻薬などと結びつき、サイケデリック革命なども起こったのです。

 そういう若者のあいだに芽生えた感覚主義は、実存主義、コミューン思想、社会主義、神秘主義などに受け継がれ、その中でとくに神秘主義は根強く浸透していくことになります。心霊術、超能力、超心理学、東洋神秘思想、宇宙との交信術、占星術、魔術古代、宗教など多岐にわたり、それがひとつの宗教のようなかたちになっていったのです。ビートルズが登場したのは、そうした時代の変動期のはじまりであり、“毒”を含んだ新しい時代の幕開けだったのです。

 こうした時代を背景として、ロック・ミュージックは、自らのアイデンティティを求めて強烈な自己主張を行い、それは精神の広がりもたらすドラック(幻覚剤)と結びついていくのです。 ロック・フェスティバルというと、一見宗教的なシンボルやコスチューム、荒々しく陶酔を誘う強いビートと旋律、ドラックの使用、狂乱的なダンスがつきもの・・。これは、参加者にひとときの精神の解放、浄化作用をもたらす効果があったといえます。

 興味のある話があります。プロテスタントのある宣教師は、クリスチャンに改宗した原住民たちにロックを聞かせてみたところ

「これは悪霊を呼び出す音楽である」

といったといいます。彼らは、以前、自分たちが暗闇の悪魔的霊界と接触するときに使ったサイキックな刺激と同じものをロック・ミュージックの中に感じ取ったというのです。

 さて、1960年代後半のドラックといえばLSDです。これを世界中の若者たちに奨励し、それを浸透させる推進力になったのはビートルズであるという説があります。

 「そんな、馬鹿な!」という人がいるかも知れませんが、ビートルズの曲の歌詞をていねいに読むと、それを否定できなくなります。ほとんどの人は、歌詞なんて聞いていないし、注目していないと思います。

          

●トゥモロー・ネバー・ノウズ(EJ第401号)2008年02月26日


 ロックの話をはじめています。その1回目の昨日、ビートルズはLSDの奨励をしていると書きました。ビートルズはある意味ではドラッグ文化の予言者であり、ドラッグ賛美のアーティストなのです。それは、ビートルズの曲の歌詞に色濃くあらわれています。例をあげてみましょう。

 ビートルズの「トゥモロー・ネバー・ノウズ」という曲を知っていますか。

Tomorrow Never Knows
http://www.youtube.com/watch?v=rTMOSCh7aJU
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16253864

 この歌の前半には、次のような歌詞があります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
      「肩の力を抜いて無心になり、気持ちを鎮めてごらん
      それは死ではない それは死ではない
      何も考えず 虚無に身をまかせてごらん それは輝いている
      内なるものも意味がおのずと見えてくるかも知れない
      それは確かな存在 確かな存在」
                (「ビートルズ全詩集」内田久美子訳)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 この曲は、LSDの感覚的な世界を歌ったもので、巧妙に精神世界を歌っているように作られていますが、実はドラッグを啓蒙した曲なのです。

 この曲の歌詞は、ティモシー・リアリー著の『チベットの死者の書』から取られています。この本は、LSDを服用することによって精神的に啓蒙されることを説いたハンドブックなのです。

 この本の著者であるティモシー・リアリーは、LSDなどのドラッグを精神拡張の物質として信奉しており、これによってバッドトリップしないためには、ここを暗唱しなさいと説いている部分が本の中にあるのですが、その部分が「トゥモロー・ネバー・ノウズ」の歌詞として使われているのです。ですから、明らかにこの歌は、ドラッグを奨励している歌であるといってよいと思います。

 この本には、なぜドラッグを使うのかが書かれています。それは、物質第一の世の中から超越した価値観を得ることであるというのです。つまり、時間というものが機械的にどんどん経過していくという物理的な考え方から逃れ、西欧的なゲーム、すなわちお金というものの不遜さからも逃れ、安定的な精神的領域を得たいという価値観です。

 ジョン・レノンは、自らが追い求めていた超越の幸福感をこの曲で音色に出すことに成功しています。そこにいたるまで、彼がどれだけドラッグによってバッドトリップを経験したか、それは誰にも分かりませんが、彼がドラッグの常習者であったことは、明らかなのです。

 この歌は、音的な色とイメージをコラージュするために非常に手のこんだことをしています。それは、テープを操作することでギター・ソロを逆回転させているのです。これは、時間の流れを逆回転させて、ただよう流れの中にいる自分を表現しているのだそうです。そしてジョンの歌い方は感情を排して、原始的なサウンドを目指しています。

 それは、超越の境地に聴き手を導こうとしているように思われます。ドラッグ体験者でないとわかりませんが、この超越の境地は、ドラッグ服用初期の曖昧模糊とした恍惚感をあらわしていると思われます。そして、もうひとつの現実として、ジョンは次のような世界を歌っているのです。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
      「愛こそすべて、愛こそすべての人々
      それが目覚め、目覚め
      無知と憎しみが死者をいたむこともある
      それが信ずること、信じること
      でも、夢の色に耳をすましてごらん
      それは生きることじゃない、生きることじゃない
      それともゲームの本質を最後までとことんプレイしてごらん
      何かがはじまる最後まで
      はじまりの最後まで」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


 とにかく一風変わった曲なのですが、一度聴いて見ていただきたいと思います。現在ビートルズの曲は、全曲CD化されており、CDショップで求めることができます。

 さて、ビートルズはそうではありませんが、一般的にロックというと、その衣装・風体は実に異常であり異様です。これは何に通じるかというと、サタン、つまりサタニズムに通じるのです。そして、このサタニズムとドラッグは、昔から密接に結びついているのです。

 マヤ文明では、ペヨーテなどの幻覚剤を使って、生け贄を捧げる宗教的儀式を行っていたのです。また、古代の神官たちは、ドクニンジン、ヒヨス、アヘン、ベラドンナなどの麻薬の恍惚感のうちに霊との交信を行って“神託”を述べ、ときとして身体を傷つけたりしています。

 ロックのコンサートは、この神官の儀式に非常に似ているところがあるのです。ですから、これとドラッグが結びつき、そこに悪霊が入り込んできても少しも不思議はないのです。

 聖書には「魔術」ということばがよく出てきます。これは原典のギリシャ語では「フェルマキア」英語の「ファーマシイ」「薬局」の語源はこれなのです。つまり「魔術」とはドラッグを意味し、魔術とドラッグは同意語であり、つねに表裏一体の関係にあるのです。ですから、ロックがドラッグと結びつき、それがサタニズムと関連を深めても何ら不思議はないのです。

●ロック音楽は何を狙っているか(EJ第403号) 2008年02月28日


ビートルズには、LSDとはっきりと関わっている曲があります。それは、「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」という曲です。

http://il.youtube.com/watch?v=A7F2X3rSSCU&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=wk9cnEKsGBg&feature=related

 この曲は、LSDを服用して、幻覚のうちにジョンが作曲したものとされています。

「イエロー・サブマリン」が大人も歌える子供の歌であるのに対し、この歌は子供のことを歌った大人の歌であるといえます。とにかくこの歌は、題名それ自体の中にLSDという文字が隠されているのです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
          ・      ・    ・
          LUCY IN THE SKY WITH DIAMOND
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 ビートルズでは、全員がドラッグを使っていたそうですが、とくにジョン・レノンが多く使っており、生き延びるために不可欠だったとの証言もあります。このように、1960年代後半、ドラッグはビートルズが先導役となって、ロックの世界に浸透し、ヒッピー運動とともに若者の間に広がっていったのです。

 EJでは、今年の2月頃に、あのノストラダムスの預言のフォローをやったことがあります。恐怖の大王が降ってくるはずの、1999年7月が何事もなく過ぎて、現在では、あの預言は結局的中しなかったとされているのですが、実はそうではなく、別の意味で的中していて、世の中は文字通りの破局に向かって目下進行中であるということを明らかにしました。実は、その進行中の重要な仕掛けの中にロック音楽が組み込まれているのです。いずれも、若者を対象としたもので、ひとつはゲームマシン、そしてもうひとつがロック音楽というわけです。

 事実について述べましょう。ノストラダムスのいう1999年7月のことですが、7月23日から3日間にわたって、ニューヨーク郊外のウッドストックで、ロック・フェスティバルが行われているのです。このウッドストックは、あのロックフェラーの所有地であるとのことです。

 大会のタイトルは、「ウッドストック99/ワン・ワールド」というのです。注目すべきは、この「ONE WORLD」 ということばです。これは「世界政府」という意味であり、場所がフリーメイソンにゆかりのロックフェラーの所有地であるところから、この「ONE WORLD」は、 フリーメイソンの目標である「世界政府の設立」という意味にとれるのです。

 ウッドストック・フェスティバルといえば、30年前にも同じ場所で行われているのです。これは、ロック史上に燦然と輝くコンサートとなり、自由と解放という名のもとに、ロック界にサタニズム(悪魔主義)が定着したイベントになったといわれているのです。この大会では、ドラッグがハード・ロックのリズムの中で謳歌され、3日3晩、40万人の人々がこの饗宴に参加したといわれています。

 この7月23日から3日間行われた「ウッドストック99/ワン・ワールド」を皮切りに、この種のロック・フェスティバルは世界中で行われることになっており、もちろん日本でもそれは行われています。1999年8月7日〜8日の2日間、富士急ハイランドで開催された「フジ・ロック・フェスティバル99」がそれです。このときは、米国からゲストとして、マリリン・マンソンが出演しているのです。


 こういうロック・フェスティバルでは、何が行われているのでしょうか。それは、とても音楽のコンサートとは思えないほど異常なものです。

 ロックは、心臓の鼓動の持つ自然なリズムと全く逆のリズムをとるため、聴く者の内蔵を打ち、繰り返しの反復によって脳にそれが叩き込まれるのです。 人間が苦痛を感ずる音量は約100デジベルからであるといわれます。ロックコンサートにおけるエレキギターの音は約190デジベルもあるので、苦痛に感ずるほどうるさい音なのです。

 絶えず激しく律動するビートは、高いボリュームで長時間続けられると、いつしか催眠術的な効果が生じてきます。どうしてかというと、神経組織が高音で繰り返し襲われるので、通常の聴覚がマヒしてしまうからです。そうすると超越瞑想のようになって、音楽が醸し出すイメージと歌詞のメッセージに対する深い被暗示性が生まれてくるのです。

 こういう状態になると、音楽という催眠術がかかりやすくなるので、それによって人を操ることは簡単にできます。ビートはただの騒音ではなく、精神を虜にするリズムとなり、観客は心身ともに魅了し、ロボットになるまでそのリズムで操作することができるのです。

 この状態になると、人々は音楽の持つメッセージとイメージをまともに受け入れてしまいます。その場に、目もくらむようなレーザー光線やスクリーンに映し出されるデモーニッシュな映像があれば、乾いた土が水をまたたく間に吸収するように心の中にしみ込んでしまうのです。

 ここにサタニズムが入り込んでくるのです。ロック・ミュージシャンのあの異様な服装や行動は、こういうことと無関係ではありません。ロック・グループの中には、公然とサタン礼拝を打ち出しているものもあるのです。
 


●『ヘイ、ジュード』の謎を解く(EJ第402号)2008年02月27日

The Beatles-Hey Jude

http://www.youtube.com/watch?v=clZLEM7By2A&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=aueurQ1t31Y&feature=related
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1589954
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4526252

Hey Jude -- by Marta Kubišová
http://www.youtube.com/watch?v=g9QLFJKqaMw
http://www.youtube.com/watch?v=SfU5wdoBpGM


「ヘイ、ジュード」はポール・マッカートニーの作品であり、1966年のシングル・レコードのナンバー・ワンとなった大ヒット曲です。 この曲にはいくつかの謎があります。昨日お話しした「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」はドラッグを賞賛していることは確かなのですが「ヘイ、ジュード」についてはどちらともいえないとする評論家が多いようです。

 まず、「ジュード」とは何でしょうか。

 「ジュード」とは英語読みですが、ラテン語に直すと「ユダ」になります。ウィルソン・ブライアン・キイ教授の著書『メディア・レイプ』によるとこの歌の「ジュード」は間違いなくキリストを裏切ったあのユダであるといっています。この件については、同教授の専門である「サブリミナル理論」とともに号を改めて取り上げる予定です。

 つまり、ここでいう「ジュード」とは、中毒になるまでは友達のフリをし、中毒者になってから初めて裏切られたことがわかるヘロイン(ドラッグ)を象徴していると主張する研究家がいるのです。何はともあれ、歌詞を見ていきましょう。 この歌の前半の歌詞は次のようになっています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
      「ジュード!そんなにくよくよするなよ
      悲しい歌でも気分ひとつで明るくもなるさ
      あの娘をきみの心の中に受け入れるんだ
      そうすれば、また楽しい日々がやってくる

      ジュード!尻ごみしていちゃダメさ
      あの娘を手に入れられるのはきみだけだぜ
      あの娘をその腕で抱きしめるだけでいい
      その瞬間から、きみの世界は明るくなる」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 これだけを見ると、何かで落ち込んでいる男を親友が励ましている歌にとれます。ビートルズの評論家によると、この曲はジョン・レノンが前妻シンシアと離婚が決まった頃の作品であり、時期的にポールがジョンを励ますための歌ととることができます。 

そうすると、ジュードはジョンのことであり、歌の中で歌われている「娘」とは、オノ・ヨーコのことになります。しかし、そうとらないで、ここでいう「娘」はヘロインのことであると主張する研究家がいるのです。確かに、そのことを頭において歌詞を読んで見ると、そのようにも取れるのです。


 歌詞の「あの娘をその腕で抱きしめるだけでいい」という部分は、次の英語になっていますが、何となく注射器を肌に刺すというという雰囲気があります。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
       The minute you let her under your skin.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 とくにこの歌の後半部分には、意味のとりにくい次のフレーズが出てくるのです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
       A.So let out and let it in.
       B.You are waiting for someone to perform with.
       C.The movement you need is on your shoulder.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 Aについては、「それを外に出して、それを中に入れる」という意味もドラッグを連想させるといえるし、Bは「君は相手役を探しているのさ」と訳してありますが、「パフォーム」は麻薬の「トリップ」と同意義という説もあります。そうすると、

「一緒にパフォームしてくれる人を待っている」

というぜんぜん違う意味になってしまいます。

 何よりも意味不明なのはCです。訳では、

「君に必要な行動はきみの肩にかかっている」

となっているのですが、かなり苦しい訳であるといってよいと思います。 実は、このCのフレーズについては、ポールの著書に次の記述があるので、ご紹介しましょう。

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『ジョンとヨーコに(「ヘイ、ジュード」を)聞かせたのを覚えている。で、ぼくは

「この歌詞はいずれちゃんとするつもりだけどね」っていったんだ。

「The movement you need is on your shoulder.」
(「君に必要な行動はきみの肩にかかっている」)

というところがあって、ジョンは

「そこ最高だよ!」

っていうんだ。で、ぼくは

「おかしいよ、ぜんぜん意味が通じないもの」

っていったんだ。そしたら彼は

「そんなことない。通じるよ。最高だ」ってね』。

(ポール・マッカートニー著『ポール・マッカートニー/ヒズ・オウン・ワーズ』P23)

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 ポール本人が書いているのですから、これが本当だとは思いますが、これは「注射を刺す場所(肩)」のことをいっているという説があるのです。いまこのようにいうと、いかにも異様ですがビートルズにまつわるいろいろな話を総合すると、いちがいに否定できなくなってしまうのです。
 


●再びヘイ・ジュードについて(EJ第408号)2008年02月29日


 EJ402号について何本かご意見が寄せられています。402号では、ビートルズの「ヘイ・ジュード」についてお話ししたのですが、さすがビートルズについてはファンが多く、EJ402号で示した解釈について異論が出たのです。 ご指摘の内容は、

そもそも「ヘイ・ジュード」という曲は、ジョン・レノンと彼の前妻であるシンシアとの間に生まれたジュリアン・レノンを励ますためにポール・マッカートニーが作った曲ではないかというものです。

「ジュード」という名前は、ジュリアンのことであるというのです。 

ティム・ライリー著/岡山徹訳『ビートルズ全曲解説』によると、次のように書いてあります。


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『もともとこの曲は、ジョンとシンシアの間に生まれたジュリアン・レノンをある日、ポールが車で家に送るときに、彼をはげますために即興でつくった歌だった。ジョン夫妻は離婚が決まり、急に宙ぶらりんになった子供にたいして、ポールの思いやりは向けられている。歌詞が完成しないままで、彼はこの歌をもち込んでジョンに聞かせている』。

(ティム・ライリー著/岡山徹訳『ビートルズ全曲解説』P282)

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 この本の著者であるティム・ライリーは、1960年に生まれたピアニストであり作曲家ですが、現在はボストンのFM局WBURで音楽の解説者として活躍中です。 とくに、その著書『ビートルズ全曲解説』は419ページに及ぶ大著であり、ひとつずつの曲の解説は実に懇切であり、その曲が誕生するいきさつについても詳細です。とくに「ヘイ・ジュード」については、5ページ半を割いて詳しく解説しています。 

ですから、「ヘイ・ジュード」の生まれたいきさつも本当のことだと思います。しかし、歌詞の内容は子供のジュリアンを励ます内容とは考えられないのです。

 しかし、ビートルズ評論家の説とはぜんぜん別の角度からこの曲を取り上げているのは、ウィルソン・ブライアン・キイという教授なのです。キイ教授はサブリミナル(潜在意識)研究の第一人者であり、次の2つの本で独特のサブリミナルの研究成果を発表しているのです。題名が強烈なのでご存知の方もおられるのではないかと思います。


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       『メディア・セックス』
        ・W・B・キイ著、植島啓司訳 リブロボート刊
       『メディア・レイプ』
        ・W・B・キイ著、鈴木晶・入江良平訳 リブロボート刊
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 キイ教授は、『メディア・セックス』において、「サブリミナル・ロック」という章を設けて、ポピュラー音楽に仕掛けられているサブリミナル・テクニックについて解説しています。サブリミナル・メッセージは、比較的に単純な歌詞や音楽上のイリュージョンの中に隠されているとしています。

 キイ教授は、ビートルズについては、本来の歌詞の裏に別の意味が隠されているとして、次のように述べているのです。EJ402号で私が述べた説は、このキイ教授の説なのです。質問もありましたので、少し長くなりますが、本から引用します。


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『「レボルーション」は政治を題材により、ジョン・レノンによって歌われた。――彼はビートルズの中で象徴的な父親の役割を演じていた。そして、母親役がポール・マッカートニーで「ヘイ・ジュード」を歌い、苦悩からの逃避をドラッグという形で示し、スピリチュアルな支えとなった。

「ジュード」の2つの意味が、やはり象徴的に隠されている。

つまり、ジュードは、見せかけの友情のもとで、キリストを裏切ったユダを指示しているのだ。たしかにヘロインは、後に使用者を裏切って中毒にさせるまでは友達と思えるものである。

第二の可能性は、道徳的に乱れた社会で偽善的に生きるキリスト教徒たちに警告を発した使徒ジュードである。マッカートニーの心を惹く声は

「彼女をきみの心の中に入れなさい」

と歌うが「彼女」とはドラッグを意味し、「心」とはドラッグを血液中に循環させるポンプを指している――

そうすれば、「きみはもっとうまくやれるだろう」』。

(『メディア・セックス』W
      ・B・キイ著、植島啓司訳 P198、リブロボート刊)
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 この歌をポールがジョンに聞かせたとき、ジョンは

「あ、これはぼくのことだろ」

といったという記録があります。ポールはそれに対して

「いやあ、ぼく自身のことだよ」

といったそうです。しかし、歌詞から判断すればこれはジョンを指していると考えられます。 ジョンがヨーコにのめり込み、シンシアと離婚した時期に、ちょうどポールも長年付き合っていた恋人で女優のジェーン・アッシャーと別れているのです。したがって、ポールは「ぼくのことさ」と反論するのもわかるのですが・・・。


 さて、「ジュード」は英語読みですが、これをラテン語読みにすると「ユダ」になることは事実です。しかし、いくらなんでもこれはキイ教授の深読み過ぎでしょう。キイ教授のいいたいことは、ビートルズは、世界中のティーンエイジャーたちの間に幻覚を引き起こすドラッグを広めたということです。つまり、ドラッグの使用をポピュラーソングを通じて大衆に訴えるというということをやったのは、ビートルズをもってはじめとするとキイ教授はいうのです。

 ついでながら、キイ教授は、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの名作「明日にかける橋」についても、そういうサブリミナル・テクニックが使われているといっていますが、これについては、号を改めて取り上げることにします。
            

●バックワード・マスキングとは何か(EJ第409号)2008年03月03日


 アイレスター・クロウリーという人をご存知でしょうか。クロウリーは、19世紀末から今世紀にかけて活躍した高名な黒魔術師です。彼は、魔術的秘密結社「黄金の夜明け」団の後継者に選出されたのですが、そこから離反し、独自に「銀の星」という結社を作って、ありとあらゆる邪悪な黒ミサや黒魔術を行ったとされています。

 作家のサマセット・モームは、クロウリーをモデルにした小説『魔術師』の中で彼のことを次のように記述しています。

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『ウソつきで、みっともないほど大言壮語する男だったが、奇妙なのは、そのように豪語していたことを本当にやってのける こともあった、という点である』。
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 クロウリーは、多くの魔術書を書き残しており、現在の黒魔術に大きな影響を与えています。これらの魔術書の中に「バックワード」(ことばの逆回し)ということが書いてあるのです。

 クロウリーはひとびとに逆法則の実践を勧めたのです。反対に歩き、話し、考え、読むことを教育と称して盛んにやらせたのです。そして、未来を見るためには、レコードを逆回転させて聞くよう勧めています。なぜ、そんな馬鹿なことをするのかといわずにしばらく読んでいただきたいのです。クロウリーは魔術書に次のように書いています。


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       ・もし悪魔の力を欲しければバックワードを聞け!
       ・その者にバックワードの書き方を学ばせよ!
       ・フォノグラフ、レコードを逆回転で聞かせよ!
       ・その者に逆さまに話すことを実践させよ!
       ・その者に逆さまに読むことを実践させよ!
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 実はロック・ミュージシャンたちは、このクロウリーの魔術書の影響を受けて実践している者が多いのです。マイケル・ジャクソンなどもそれに影響されて、舞台上で若者に後歩きして歩くよう勧めています。中でもそれを最も熱心にやっていたのが、あのビートルズなのです。

 そんな馬鹿なというなかれ、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のアルバムのジャケットの裏表紙にはわざわざクロウリーの顔を出しているほどなのです。このアルバムには多くの人が写っているのですが、左上から2番目にクロウリーの顔が出ています。

ビートルズの中でも、とくにジョン・レノンはクロウリーの魔術とオカルトに魅かれ、本棚にはその著書をずらりと並べていたほどであるといいます。


 さて、バックワードの話に戻りましょう。これは正確にいうとバックワード・マスキングというのです。これをサブリミナル・テクニックとして、ビートルズはレコードの宣伝・広告に活用しています。それが、当時全世界のビートルズ・ファンに衝撃を与えたポール・マッカートニー死亡説なのです。

 「ポールが死んだらしい」という噂が全世界に広まったことがあります。確かに、当時ポールは人前に姿を現していなかったので、新聞もポールの生死を問う見出しを掲げたものです。

 「マジカル・ミステリー・ツァー」というEPに収録されている「ストロベリー・フィールズ・フォー・エバー」という曲の最後の部分に聞き取りにくい部分があります。何といっているか分からないのですが、注意深く再生して見ると「俺はポールを埋葬した」とつぶやいているのです。

 1969年に出た「アビー・ロード」とLPのジャケットは少し変わっています。そこには、イギリスのアビー・ロードの横断歩道を歩いているビートルズの4人の写真が写っているのですがなぜか、ポール・マッカートニーだけが裸足なのです。

 バックの風景の左側にフォルクスワーゲンが写っています。そのナンバープレートをよく見ると、「28IF」とあります。ナンバープレートまでは読み取れないと思いますが、添付ファイルにジャケットの写真をつけておきます。

 このナンバープレート「28IF」は「もし、ポールが生きていれば28歳だった」という意味なのです。さらに、この「アビーロード」の曲の中には、意味不明の音が入っているのですがこの部分を逆回ししてみると、次のような地の底から響いてくるような弱々しい声が聞こえてくるのです。

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      「Let me out、Let me out、Let me out…」
      「出してくれ!出してくれ!出してくれ!」
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と墓の底から叫んでいるような声が聞こえるのです。

 また、「ホワイト・アルバム」のアルバムに入っている「レボリューションNo.9」では、 えんえんと「ナンバーナイン、ナンバーナイン・・・・」という気味のわるい声で繰り返している部分があります。実は、ここにバックワード・マスキングが使われているのです。

 この部分を逆回転して聞いてみると、地の底から噴き出すような声で次のようにいっているのです。

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      Turn me on,dead man,turn me on,dead man…
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 これは「死人を生き返らせてくれ!」といっているのです。また、同じ「ホワイト・アルバム」の中の「アイム・ソー・タイアード」の中にも同じような部分があるのですが、省略します。

 これは、噂が噂を呼んで、大変な話題となり、ビートルズのアルバムはめちゃくちゃに売れたのです。問題は、これがアルバムを売るためのテクニックではなく、自分たちが予言者であることを誇示していることです。実際に、ビートルズは当時のサタニストやオカルティストに一目置かれていたことは事実なのです。
                 

●ロックに潜むサブリミナル(EJ第410号)2008年03月04日


そもそもサブリミナルとは、意識と潜在意識の境界線の領域を意味するのです。たとえば、夜寝るとき私たちはいつ眠ったか覚えていませんね。そのあいまいな境界線を「識閾(しきいき)」と呼び、サブリミナルとは、その「識閾下」のことをいうのです。

 サブリミナルというと必ず出てくる有名な話があります。米国のニュージャージー州の映画館の話です。その映画館ではそのとき「ピクニック」という映画を上映していました。あのウイリアム・ホールデンが主演をした名画です。

 映画は1秒間に24コマ動くのですが、5秒ごとに、「ポップコーンを食べよう」と「コカコーラを飲もう」という文字のスライドをはさんでこの映画を見せたのです。もちろんこれらの文字のスライドは人間の目には見えず、ただ「ピクニック」のシーンが展開されていくだけなのですが、無意識下ではそのスライドを読み取っているのです。

 この映画は6週間上映され、45000人の観客が見たのだそうですが、その間ポップコーンが58%、コカコーラが18%の売上増になったというのです。映画の間中無意識下に「ポップコーンを食べよう」と「コカコーラを飲もう」と働きかけられた結果本当にポップコーンを食べ、コカコーラを飲みたくなった人が大勢いるということになります。

 これは視覚によるサブリミナル効果ですが、いまEJで問題にしているのは、聴覚によるサブリミナルです。聴覚のサブリミナル技術のことを、「サイコ・アコースティック」といいます。

 ホラー映画というのはかなりどぎつい細工をしているといわれます。映画「エクソシスト」では、殺される豚の叫び声を音楽に挿入し、そのサブリミナル技術によって人々を恐怖に陥れているといわれます。ホラー映画を音声を消して映像だけで見てごらんなさい。ぜんぜん怖くないのです。音がいかに人々を恐怖に陥れるかの証明といえます。

 このサイコ・アコースティックは生理反応にも敏感です。ある科学実験では、「気をつけろ!大変だ!」というパニックした声を1万4000キロヘルツに変調して人間に聞かせたのです。1万4000キロヘルツといえば、聞こえる音は「キーン」という響きだけで内容は聞き取れないのです。

 ところがこの音を人間に聞かせると、人が驚いたときに反応するGSR(皮膚電流)の数値が高くなるのです。聞こえるのは「キーン」という音だけですが、識閾下ではその意味をちゃんと読み取っているのです。

 これを発展させたものが「サブリミナル・マスキング」です。これは、ある音を他の音の音量や周波数を調節することによって覆い隠してしまうことをいいます。あるデパートでこれを使って万引きを防止することを目的とした実験をやりました。

 まず、「私は正直です。不正なことはしません」とか「盗みは不正な行為です。私は絶対にいたしません」といったメッセージを録音します。これを音量や周波数を調節してBGMの中にマスキングします。つまり、ちょっと聞いた感じでは普通のBGMなのですが、サブリミナルに働きかけるメッセージが巧みにマスキングされているのです。

 これを9ヶ月間にわたって実験した米国東海岸のデパート6店舗では、万引きと窃盗が37.5%減少し、約1億円以上の損失を防ぐことができたというのです。これは、サブリミナル・マスキングがよい方に使われた例です。

 ロック音楽には、サブリミナル・マスキングがよくない目的で使われているといわれているのです。ロック音楽の音が異常に高いのは、このサブリミナル・マスキングをやっているせいであるという説もあります。昨日のEJでお話したバックワードというのは、高度なサブリミナル・マスキングなのです。

 「ドッグ・イズ・ナタス」という歌詞があったとします。何の意味かわかりませんがこれが何回も繰り返されるとします。そうすると、意味不明のままその歌詞を覚えてしまうことになります。これを英語で書いてみましょう。


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          DOG IS NATAS.  →  SATAN IS GOD.
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 「ドッグ・イズ・ナタス」は、逆回転すると「サタンは神である」という意味になります。これがバックワード・マスキングです。これが一般に知られるようになったのは1982年のことです。CBSニュースでキャスターのダン・ラザーが「ロック・スターたちは、レコードや歌の中に、逆さに潜在的にサタンの情報を伝えることによって、彼らのメッセージを広め、サタンを崇拝している」として、テレビでそれを実験して見せてからです。

 実は、そのときダン・ラザーは、例の DOG IS NATAS. を紹介したのです。これはジム・ダンデイ・マングルムが、「電灯がアルカンサスにやってきたとき」という曲の中で、しゃっくりのような声を立てて「ナタス、ナタス」と歌うのです。そして「ヘカテ」と呼びかけます。このヘカテは、地上と冥府を支配する女神サタンのことです。

これらのワードを逆回転すると「サタン、サタンよ、彼は神である」となるのです。

 それでは、サタニストはなぜバックワードという手法を使うのでしょうか。それは、彼らは昔から神を冒とくする方法として、逆十字架、逆キリスト像など、すべてを逆さまにする方法をとってきたからです。冒とくと同時に反対にして地に向けることで「地獄を向く」とか「動物の本能に近づく」という意味を持たせ神聖なるものを逆方向に置き換えるのです。そうして、キリスト教の常識を覆そうとするのです。

 ロック音楽によって若者たちのマインドを麻痺させ、本人の知らない間に巧妙に悪魔崇拝にもっていき、気がついたときは魂を抜き取られ悪魔の奴隷になっている。これはもしかしたら、現在多発している17歳の犯罪と関係があるかも知れません。彼らは悪魔に魂を抜き取られているとしか思えないからです。
                   

●ハードロックとヘビー・メタル(EJ第411号)2008年03月05日


 今朝は次の展開のために、ロックの知識を少し覚えていただきたいと思います。 最初に覚えていただきたいのが「リフ」ということばです。例えば、ロック好きの若者は次のように「リフ」ということばを使います。


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       『リフがダセえと曲がパアなんだよな』
       『リフ自体はわるくないけど、サウンドがねぇ』
       『〜のリフは最高にイカしてるよな。イントロが流れるとブルっちまうぜ』
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 「リフ」というのは、イントロやエンディングなどに繰り返しあらわれる印象的なフレーズ・パータンのことです。要するに、クラシックやジャズのテーマに該当するものがシンプルなロックの場合、リフと考えてよいでしょう。 ロック・バンドにとって、このリフは重要であり、リフづくりのうまいバンドは人気が高く、カッコイイのです。キンクス、ストーンズ、ツェッペリン、パープル――これらのグループはリフづくりが巧みであり、歴史に残る名リフも数多く生み出しているのです。リフのポイントは「シンプルなカッコよさ」なのです。

 1960年代後半に英国を中心にあらわれた特徴のあるサウンドを持つロック・グループがあります。クリーム、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ブラック・サパス、ユーライア・ヒープなどがそうです。

 これらのグループは、ヘヴィなリフの反復と、曲の中間に登場する、やや長めのギター・ソロを特徴とする形式を持っているのですが、これらのグループが演奏するロックのことを「ハード・ロック」というのです。実は、サタンとの関わりが深いのは、このハード・ロックのグループになのです。

 1969年2月にレッド・ツェッペリンというグループが衝撃的にデビューします。このグループはハード・ロックですが、その作品の中に「天国への階段」というロック史上不朽の名作といわれる曲があるのです。


Led Zeppelin - Stairway To Heaven
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7425701
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5189246

 この曲は実はいわくのある曲で、その中には邪悪なメッセージが隠されていますし、バックワード・マスキングも施されているのです。これについては、いずれ詳しく述べます。

 このレッド・ツェッペリンがデビューした同じ年の8月に、ニューヨーク郊外のウッドストックで、40万人が集まって3日間にわたり、ロック・フェスティバルが行われたことは前にも述べましたね。この頃からロック・グループはサタンとの関わりを深めていくことになります。

 1970年2月13日の金曜日に、同じくハード・ロックのブラック・サパスというグループがデビューし、アルバム「黒い安息日」を発表して、魔術を曲の中に打ち出してきたのです。これと同時期に、ブラック・ウイドウズというグループが「サクリファイス」(生贄)というアルバムを発表したのですが、この頃にはドラッグと黒魔術は強く合体し、ハード・ロックの世界に定着していったのです。このブラック・サパスとブラック・ウイドウズはともに黒魔術を曲の中に取り入れたのですが、前者は精神的なものとして取り入れたのに対し、後者はイメージカラー的な演出面で黒魔術を活用したのです。

 このようにして、ハードロックの世界に悪魔主義は完全に入り込み、その精神を受け継ぐディープ・パープル、イーグルス、ジューダス・プリースト、シン・リジィ、スコーピオンズといったグループが次々と誕生してきたのです。

 この1970年代を過ぎて1980年代に入ると、ハード・ロックは、ヘビー・メタルに移行していきます。しかし、その間の一時期に「パンク・ロック」というのが流行します。 パンク・ロックというのは、体制に反発する音楽イデオロギーのことをいうのですが伝統の崩壊、秩序の破壊、既成社会への反抗の叫びをヒステリックに主張し、日常の欲求不満をすべて音楽にぶつけたものをいうのです。

 セックス・ピストルズ、クラッシュ、ダムド、チェルシーなどは、パンク・ロックグループですが、彼らはきわめて異常な風体をしていたのです。世紀末風のファッション鋲つきの皮ジャンにチェーン、髪は逆立てて極彩色に染め、死人のような青ざめたマスカラの隈どりといえば、ピンとくると思います。

 しかし、彼らに決定的に欠けていたのは演奏力であり、長時間のコンサートには耐えられなかったのです。時代の異端児としては注目されたものの、演奏レベルの低さに人気は長続きせず、当然の帰結として、出現の瞬発力と同じスピードで姿を消してしまうのです。しかし、あの奇妙な風体だけは、若干姿を変えて次のヘビー・メタルに受け継がれることになります。

 さて、ヘビー・メタルとは何でしょうか。

 ヘビー・メタルとは、そのサウンドを表現するものです。どういうことかというと、ギター・コードの激しく鳴り響く音がデトロイトの自動車工場で、鋼鉄から車の部品をプレスする流れ作業場の、耳をつんざくような騒音と似ているところから、そう命名されたのです。

 その特徴はといえば、研ぎすまされた粗野でストレートな表現力、他の追随を許さぬスピード感にあるといえます。そして、当然のことながら、より悪魔主義と一体になっていきます。

 アイアン・メディアン(鉄の少女)というグループは、悪魔の数字といわれる666を前面に打ち出した曲「獣を野に放て、666、ナンバー・オブ・ビースト」という曲を演奏し、悪魔主義運動を起こし、ヘビー・メタルの先頭に立ちます。

 そして、ヴェノム、サタン、デーモン、ウィッチファンド、エンジェルウィツチなどのバンドが誕生するのです。まるで、地下教団的な秘密組織みたいですね。こういうヘビー・メタルのファンの56%は17歳以下の青少年なのです。・・・

http://intec-j.seesaa.net/category/4751327-1.html


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       , /   _}├‐…=≦{:! : |: :|: |: : : : : :|
     { {'⌒¨´ ̄`'く_/ 从: :|: :|: |: : : i: : :
       `て¨i≧r‐ } _/ }iW|: :∧: |: : : |ト、
      、_{'⌒¨´ ̄`ヾ     ∨八{ }:i|: : : || .
      `下≧zr‐ }}    \__ノ リ }: :リ  }
         (⌒“ ̄`Y”,    ⌒て¨}ノイ .ノ'
       、(⌒¨⌒'〈、‘,      '.
          `で下.,__}} ‘.       }、
          {」 ,リ      .≠⌒i
             i | √}     |_/    }
             i 「 }八   ´}      ノ

ビートルズは麻薬を売るための洗脳ミュージックだった!? 2010年10月15日


ビートルズは麻薬販売促進のため、タヴィストック研究所が仕掛けたプロパガンダ作戦であり、イギリス、アメリカの情報機関がその計画に沿って動いていたのだと言われてます。

ではなぜ、一般には無名のイギリスのタヴィストック研究所がそのようなことができたのか?

その研究所の名誉会長はイギリス女王であり、有力な貴族や世界を動かす権力者(要するにユダヤ勢力)がメンバーであるからだとか。アメリカ側には、あの麻薬王パパ・ブッシュも名を連ねているそうな。この顔ぶれは意外なようで意外ではない。イギリスはあへん戦争を起こした国であるし、パパ・ブッシュはもちろんその方面で、知らぬ人も知っている有名人。

ビートルズが作詞作曲したとされる数々のオリジナル曲は、実はすべて提供されたもので、メンバーが作詞作曲し始めたのは、バンドとしての活動も終盤となってからであるという。

解散後のジョン・レノンの反戦活動、反権力的思想は厄介のタネであり、イギリス、アメリカの諜報機関の監視下にあった。そこでチャップマンに催眠術をかけ、暗殺者に仕立てて、レノンを殺させたのであるという。


チャップマンは報道とは違って、別に狂信的なレノンファンではなかった。

射撃訓練のためか? 金もないはずなのに、レバノンやハワイの暗殺訓練キャンプへ行っている。

チャップマンは、レノン殺害の一週間前に「ダブルファンタジー」を初めて買ったのだという。ファンどころか、レノンそのものも全然知らなかったのであるらしい。

●ビートルズは、初め楽譜も読めなかったし、弾けるギターのコードも4つだけだったというのは聞いたことがあります。ポールは

「(名曲といわれる)イエスタデイは僕が作ったんだ。レノンは何にもやっちゃいない」

と言ってたことがあった、そういえば。

それにビートルズは、シェーンベルク(ユダヤ人作曲家)が始めた12音技法で無調の曲などを演っていますが、そういえばこれも不可解。

コードを4つしか知らなかったにしては成長が目覚ましいのです。まあ先生がいるんだろう、とは思ってましたが。

こういう音楽を聞いてると、知らず知らず洗脳されて、麻薬をやりたくなるんだそうな。

●Lucy in the Sky with Diamonds (The Beatles)
http://il.youtube.com/watch?v=A7F2X3rSSCU&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=wk9cnEKsGBg&feature=related


タイトルの頭文字がLSDとなって、麻薬はハイになれるよ、というメッセージを暗示している曲といわれているのは有名。

アニメも洗脳ムードたっぷり。

冒頭の部分が無調の曲調。サビの微妙に明るい不協和音のハーモニーはビートルズ音楽の特徴。


The Beatles - Strawberry Fields Forever  
http://www.youtube.com/watch?v=cG2gNvqGJVU

これも無調の曲。退廃ムードにあふれています。大学一年のころだったか、よく聞いてましたが、ここは田舎だし、私は別に麻薬が欲しくはなりませんでした。この頃はシンセサイザーがでる数年前ですから、電子音楽というよりテープ音楽なのですが、ビートルズはいち早くポップスに取り入れていたわけです。これらがタヴィストック研究所の洗脳作戦? そういえば思い当たらないでもない。

ビートルズから、ロックに堂々と平均律のハーモニーが使われるようになったのでした!


抱きしめたい  ビートルズ
http://www.youtube.com/watch?v=a_csEEI4PFE
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9104027
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6007032


たとえばこれ。ラストの、明るいけど濁っているハーモニ―は平均律によるハーモニー。こういうのはクラシックでは絶対に使わないが、当時は新時代が来たという感じでした。平均律というのは、別に洗脳目的の音階ではないのですが、そういうふうに使えばできないことはないかもしれない?

●音階というのは、実はタケノコみたいに、その調それぞれ高音へ行くほど、ほんのわずかですが狭くなっていくのです。純正律といいますが、だから、オカリナの宗次郎が演奏するとき、たくさんオカリナを脇に置いて、曲によってサッと取り替えていますね?

さてそれで今から300年ぐらい前ですが、ピアノという大型の幅広い音階を持つ鍵盤楽器ができたときに、どのようにするか、これが問題となりました。音階のタケノコを横に並べるようなわけにはいかない。かといって、やれそれと音階ごとのピアノは用意できない。オカリナじゃないんですから。

そこで打開策として、ピッチを階段みたいに一律の幅にすることにしたのです。当時はバッハのすぐ後の時代で、ハーモニーというものが発見されたばかり。あまりハーモニー重視の曲はなかったのでした。

いやありますが、パッヘルベルのカノンなどはピアノは入っていませんね?

それが平均律というものは、1オクターブ内だったらあまり分かりませんが、それ以上のハーモニーになると歴然! 音が濁ってしまうのです。今でもピアノの演奏会などに行くと、曲調が変わるごとにいちいち調律をしていますが、あれはそのためなのです。しかし平均律は悪いことばかりでもなくて、幅広い音階の曲が演奏できるし、移調するのも簡単にできます。そのまま調子をずらせばいい。しかしシンセサイザーなどはボタン一つで純正律にもできますから、エンヤなどはちゃんと濁らないハーモニーを作り出していますね?

●とにかく平均律の濁ったハーモニーを堂々とメジャーにしたのはビートルズであると言えるでしょう。

ビートルズが来日したのは、私が高校二年の時でしたが、レコードと同じ演奏で、へえ! ビートルズって上手いんだなあと感心しましたが、いま気がついた!

あれは絶対口パク! なるほどね。テレビでよくやってますが、2コーラスに編集カットしたテープ曲に合わせていたのでしょう。なるほどなるほど、そうであったか!

いま考えると思い当たるところはたくさんあります。

ジョージハリソンは活動末期になってやっとソロの曲を出したけれども、すぐ盗作で訴えられたし(それまで作曲したことがなかったのだ!)、リンゴスターはドラム演奏がヘタクソで、他のメンバーからいろいろブーイングがあったと聞いたこともあります。ドラムの口パクができなかったということかな?

そういえばビートルズって、ライブバンドじゃなくて、録音編集レコードバンドですね。いや初期のライブ盤があるとか聞いたことはあるけど? ま、単純なコードの曲ばかりなのでしょう。

●とにかく何が麻薬販売促進に使われているか分からない。

前にも書きましたが、世界的な禁煙運動が麻薬促進のテクニックだという説は、案外ウソではないのかもしれませんよ?

ベトナム戦争も、実は麻薬調達が目的であり、戦死した兵士の体内に隠して麻薬が持ち込まれていたんだそうです。そして、マスコミはウソばっかり! いかにも麻薬撲滅に成功したようなことを言いふらしている。マスコミには一切載らないけれども、麻薬は裏で、昔よりも多額の売り上げがあるらしいですよ。

http://iwayasynryo.sblo.jp/article/41302654.html

タビストック人間関係研究所(Tavistock Institute of Human Relations)は、研究、コンサルティング及びプロフェッショナル・デベロップメントを行う非営利組織である。

タビストック人間関係研究所は、1947年9月にタビストック・クリニックのエリオット・ジャックスらによって正式に設立された。英国における精神分析理論の拠点の一つとしても知られている。精神病理学、臨床心理学の分野で著名なタビストック・クリニックは研究所の母体である。

エリオット・ジャックスは経営学の分野ではグレーシャー計画で知られる。

ジョン・コールマンらの下記関連書によると、次のようなものである。


タビストック人間関係研究所は、1922年(実質設立年)にイギリスに設立された研究機関。タビストック研究所とも呼ぶ。CFR(外交問題評議会)ないしロックフェラーの系列の機関であり、CIAとも協力関係にある。配下に多くの研究所、財団を持ち、アメリカ全体での資産規模は実質的には600 - 700億ドルに達する。

表向きは、人間管理、心理学等の研究所であるが、実質的にはロックフェラーと彼に追従するイギリス支配階級のための国際諜報機関である。

最終目的は、英米覇権維持のための国際的な大衆プロパガンダおよび完全な人間の心理コントロールの追求であり、その手段・技術の研究を行い、成果を実践することであり、現在に至るまで数多くの各種の大衆洗脳工作の実施に関与していると言わる。一説では、人間の行動制御も可能な技術を保持しており、それらはすでに諜報活動にて実地に応用されているとも言われ、目的のためには反社会的な手段の活用も辞さないとされる。 MKウルトラ、脳内音声兵器など。

20世紀後半のアメリカ社会文化の急激な変質と、世界各国の地域的文化と政治観念の変質破壊ないしアメリカ化は、同研究所の研究を利用して意図的に促進されたと言う。麻薬や同性愛をファッションとして流行させる作戦にもCIAなどとともに関与しているとされ、世界各国の大衆を音楽、薬物、婚外セックスによって政治的に麻痺させ体制迎合的に洗脳するという作戦目標は順調に達成されている。

またビートルズに始まる1960年代から1980年代までのイギリス製、アメリカ製ポップ・ソングの国際的流行は、同研究所の作戦のひとつであったとも言う。1990年代以降のアメリカ黒人音楽・ファッションの急激な一般大衆への浸透についても関与を疑われると言う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%BA%E9%96%93%E9%96%A2%E4%BF%82%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80


●入念に仕組まれた陰謀「ビートルズ現象」の汚い共犯者エド・サリバン


 タヴィストック研究所がビートルズを合衆国に連れてきた時、ビートルズの後に続く事になる文化災害を誰も想像出来なかった。ビートルズは『水瓶座の陰謀』の絶対不可欠の一部分であった。この陰謀は生命をもった有機体で『人間イメージの変革』から発生したものである。

 ビートルズ現象は若者の旧社会制度に対する自発的な反抗ではない。そうではなくて、それは高度に破壊的で巧妙な要素を、むりやり変化させる目標とされた大きな個体群の中に、正体不明の陰謀団によって持ち込むという、入念に仕組まれた陰謀だったのである。

 新しい単語や言い回し??タヴィストック研究所によって作られた??が、ビートルズと一緒にアメリカに紹介された。音楽用語としての「ロック」や「ティーンエージャー」「クール」「ディスカバード(発見された)」それに「ポップミュージック」といった単語は麻薬の仲間入りを意味して、ビートルズの赴く所どこでも付いて廻り、「ティーンエージャー」によって「発見される」事になる偽装された暗号用語だったのである。

 因みに「ティーンエージャー」という言葉は、ビートルズがタヴィストック研究所のお陰で登場する直前まで使われた事はない。つまりこの現象も、ストリート・ギャング抗争の場合でと同じく、マスコミ、とりわけテレビ・ラジオの協力なしで何も成し遂げられなかっただろう。特に、口汚いエド・サリバンの協力は不可欠だった。彼は自分の果たすべき役割について謀略家共に前もってコーチを受けていた。溢れかえる程の報道に登場する事がなければ、リバプール出身のガラクタ連中と、その後に続く12音無調達様式[シェーンベルクが調和拘束性を断ち切る為に創案した無調音楽の一種]の”音楽”に大して注意を払う者はなかっただろう。

一二音無調様式は強勢の反復音からなり、テオドール・アドルノ[1903?69、フランクフルト学派の泰斗で、「否定弁証法」の思想家・ユダヤ系]によってディオニソス密儀及びパール神官の音楽から借用され、英国女王という事はつまり300人委員会のこの特別友人アドルノよって「現代的」風味を添えられたものであった。

 タヴィストック研究所とスタンフォード研究所は、「ロック音楽」とそのファンの周辺でその後広く使われる様になる誘発語を作った。誘発語が主として若い個体群に紛れもない新たな離脱を引き起こした。彼等は、社会工学と社会的調節剤によって、ビートルズこそ本当に自分達の大好きなグループなのだと言いくるめられたのである。「ロック音楽」との関連で考案された誘発語は全て、新たに目標にされた群、自由主義国の若者達を集団支配する為に構想されたものなのである。

 ビートルズは完璧な仕事をした。というより恐らく、タヴィストック研究所とスタンフォード研究所は完璧な仕事をしたと言う方が、もっと正確だろう。ビートルズは只「友人達からちょっとした手助けを借りて」??麻薬を使用し「クール」にやる為の暗号用語??訓練されたロボットの様に反応しただけである。

ビートルズは大いに目立つ「ニュータイプ」??別のタヴィストック用語??となり、かくして程なくこのグループは新しいスタイル(衣服や髪型や言葉遣いの流行)を作った。これには年上の年代は狼狽した。まさしく目論見通りであったのである。これはウィリス・ハーモンとその社会科学者及び遺伝子工学の鋳掛け屋共のチームによって練り上げられ実行に移された「乖離?不適応」過程の一部だったのである(この為にビートルズは女王から勲章を頂いたかもしれない。当時は世界的に有名になってレコード売り上げを貢献したからと聞いていたが!忍)。

 我々の社会でマスコミが果たした役割は、大きな個体群の洗脳を成功させる為に決定的であった。1966年にロサンゼルスでストリートギャング抗争が終息したのは、マスコミが取り上げなくなったからである。ロサンゼルスで今進行中のストリート・ギャング抗争の波にも同じ事が起こる筈である。マスコミの集中報道がトーンダウンし、それから完全に取り上げなくなると、ストリートギャング共は実を結ばずにしぼむだろう(そうとは限らない。後ろに後見の人がいれば、力は残っているだろう。只、マスコミが取り上げないと青少年の好奇心が無くなる事は事実だけど。言葉が知らなければ頭が浮かばないから。只、今現在は戦略的にマスコミが取り上げない問題が沢山ある。嘘の報道が戦略的に行っている!忍)。1966年の時の様に、事件は「燃え尽きて」しまうことになっている。ストリート・ギャング予備群は騒動を起こし、不安を醸成する目的に役立った事になるだろう。厳密に同じパターンが「ロック音楽」の場合にも起こるだろう。マスコミの関心を失って、結局は歴史に記載されるだけになるであろう。


●麻薬、ヒッピー、フラワーチルドレンとテオドール・アドルノ


 タヴィストック研究所の手で偶然に編成されたビートルズに続いて、英国製ロックグループが他にもやって来た。それらのグループは、ビートルズと同じく、テオドール・アドルノに異教的な歌詞を作詞してもらい、”音楽”の全てを作曲して貰った。

 歌詞とか音楽という美しい単語を「ビートルズ狂」との関連で使うのを私は遺憾に思う。というのも、「愛する人」という単語が如何に間違って使われているかを私に思い出させるからである。豚のエサの中で絡み合う二人のホモ(これは、不自然な性的な行為である。素直に女性を求めればよいのである。自然の法則は、+と?は引き合うが、+と+又は?と?は反発し合う。だから素直ではないと言っているのである。神の法はあく迄も一夫一婦制である。独身の人が、独身の異性を求めるのは悪ではない!忍)の不潔な行為を指すのに使われているのである。従って、「ロック」を音楽と呼ぶのは侮辱である。同じく「ロックの歌詞」に使われている言葉も侮辱である(音楽と歌詞とは、人間の感性を育てる物である。其処に悪魔が利用されるのである。殺人を善だと感じる感性(人殺し又は麻薬を使って廃人なるのを見るのを喜ぶ感性)を育てるにはどうすれば良いのかと考えて出来た音楽はやはり悪魔の音楽である。ロックの人達は麻薬との繋がりがあるので、保守派は警戒するのである!忍)。 

 タヴィストック研究所とスタンフォード研究所は、300人委員会に委託された作業の第2段階に乗り出した。この新段階はアメリカに社会変化を熱をかき立てた。

 ビートルズが自由主義国という舞台に登場した時と同じ様に、急速に「ビート世代」が登場した。それは社会を分離・分裂させる為に構想された誘発語である。マスコミは今度は「ビート世代」に関心を集中した。やはり、タヴィストック研究所が新造した単語がどこからともなく出て来た。「ビートニク」「ヒッピー」「フラワーチルドレン」が自由主義国語彙の一部となった。「ドロップアウト」して、汚いジーンズを着け、洗わない長髪で歩き回る事がはやった(意味不明。道徳はあく迄も心の問題で服装で判断する人は下に属する。社会に対して何を行うのかの方向性で判断する必要がある。あく迄も宇宙大自然との共存共栄の方向であるかどうか!忍)。かくて「ビート世代」はアメリカの本流から独立した。彼等は、先行のまだ清潔だったビートルズと同じくらい悪名高くなったのである。
 新たに作られたグループとその「ライフスタイル」が、自由主義国の若者を流行へと押し流した。自由主義国の若者は気付きさえしないで過激な変革を経験した。その間、年上の世代はなすすべもなく傍観した。危機の原因を割り出す事が出来ず、為に危機の現れに対して適応不良の態度で反応したのである。

 危機の現れとは、あらゆる種類の麻薬、マリファナ、そして後には、リゼルグ酸つまり「LSD」であった。LSDはスイスの製薬会社サンドスによって手軽に供給された。それは同社の化学者の一人アルバート・ホフマンが強力な精神変化薬である合成エルゴタミンの製法を発見した結果だったのである。300人委員会は、彼等の銀行の一つS・C・ウォーバーグを通じて同社のプロジェクトに融資した。そして藥は、哲学者オルダス・ハックスリー[1894? 1963、英国の小説家・批評家]によってアメリカに持ち込まれた。この新しい「特効薬」は直ちに「試作品(サンプル)」大の包みで配布され、合衆国中の大学のキャンパスやロックコンサートで無料で配給された。ロックコンサートは藥の使用を激増させる為の主要な手段となった。

 答を求めて大声で質される人がいるかもしれない??「麻薬取締局(DEA)は当時何をしていたのか?」と。だがDEAは、進行している事を知りながら何もするなと命令されていた事を示す有力な状況証拠がある。
 非常に多くの新しい英国ロックバンドが合衆国(自由主義国)にやって来るようになると、ロックコンサートはアメリカ(自由主義国)の若者の社交予定表で恒例行事と化した。これらのコンサートと連携して若者の間での麻薬使用は比例的に高まった。

 呪わしい狂気沙汰である調子外れの強勢ビートサウンドが聴く者の精神を麻痺させるので、彼等はやすやすとその気になって新薬を試した。「みんなやっている」という理由を付けて。仲間の集団の圧力は非常に強力な武器である。「新しい文化」はお先棒かつぎのマスコミに最大限に取り上げられた。それには謀略家共の懐はただの一銭も痛まなかった。

 大勢の市民指導者や教会関係者の大いなる怒りが、この新しい熱狂に向けられた。しかし彼等のエネルギーは、進行する事態の結果に誤って振り向けられ、その原因には立ち向かわなかった。ロック熱を批判する者達も禁酒法時代[1920〜33年]に犯されたと同じ過ちを繰り返した。彼等は法執行機関や教師、両親、誰でも彼でも非難したのである。但し謀略家(一番の原因である)共を除いて。 

http://ameblo.jp/syuugyousya/entry-10088505980.html


支配階級が被支配階級をコントロールするには、洗脳することがもっとも有効な手段です。英米はそのために大衆プロパガンダ、人間心理コントロールの技術の研究を行い、実際その研究成果を実施してきたと言われています。

簡単に言うとモノを考えない人間を作ることです。

20世紀に入ると米国では麻薬、同性愛、音楽、セックスをファッション化し、脳を麻痺させて支配階級に迎合させる作戦が実施され順調に達成させられたといわれています。

その作戦の一役を担ったのがビートルズとも言われています。

まずその手段のひとつがバックワード・マスキング手法です。

バックワード・マスキング手法は簡単に言うと「言葉の逆回し」です。

りんご→ごんり や しんぶんし→しんぶんし 同じかッ(笑)

バックワード・マスキング手法は、19世紀末に活躍した有名な黒魔術師のアイレスター・クロウリーによって広く知られるようになりました。

あのマイケル・ジャクソンもバックワード・マスキング手法を使っていたと言われますが、最も熱心にやっていたのがビートルでした。

その証拠に「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットにアイレスター・クローリーが登場しています。 上段の左から2人目の坊主頭の方です。この画像では分かりにくいので実際のジャケットでご確認下さい。

では、次に曲の中で実際に使われているバックワード・マスキングによるサブリミナルテクニックですが、


まずは「アビー・ロード」

アビー・ロードをよ〜く聞いているとなんと言っているか分からない箇所があります。その箇所を逆回しにすると「Let me out Let me out Let me out」と言っています。

また「レボリューションNo.9」という曲では「No.9、No.9」と繰り返している箇所がありますが、この部分を逆回しにしてみると「Turn me on dead man turn me on dead man」と言っているのが分かります。 アルバムを持っている方は要チェックです!

ジョン・レノンの声は「1/fのゆらぎ」という特殊な波動を持っていると言われています。日本人では美空ひばりさん、宇多田ヒカル、森本レオなどが有名です。 1/fのゆらぎとは、人に快感やヒーリング効果を与えると言われており、自然界での具体事例は小川のせせらぎ、木漏れ日、蛍の光などが挙げられます。 このような状態になると人間はα波が出始め、催眠術にかかったのと同じ状態になります。この状態の時になにか指令が出たとすると簡単に洗脳されてしまうことは理にかなっています。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/447.html


序章 世界洗脳の手先ビートルズ

 ザ・ビートルズ。

 1964年、突如世界の舞台に飛び出し、一気にスターダムにのし上がったスーパー・アイドル。

 アメリカの人気番組、エド・サリヴァン・ショーへの出演をきっかけに、その人気は頂点に達した。
 世界中の若者がビートルズに熱狂し、彼らの虜となった。 そんなビートルズに対してデイヴィッド・ノーベルは、

 心理作戦を得意とする政治家が、ビートルズの音楽を利用して若者を催眠術にかけ、将来に計画されている破壊分子制御に従わせようとしている。

 この組織的計画の目的は、若い世代を、精神的には病める状態に、感情的には情緒不安定な状態にすることなのである。

と指摘している。 多くの人々は、あまりのビートルズの人気に対するひがみだと思って聞き流すかもしれない。

 しかし、彼の見解は正しかったのである。 実は、今から100年も昔にまとめられた『プロトコール』という文書にこう書かれてある。


第十三議定書

「彼らが自分で何かを考案せぬように、我々は享楽や、遊戯や、音楽や、性欲や、民衆倶楽部等の方面を煽って誘導しなければならない。これによって、大衆の頭を其の方へ外れさせねばならない」

 ビートルズに熱狂した若者たちは、自分たちの行動を旧社会制度に対する自発的な反抗だと考えていた。
 しかし、若者たちの行動は、世界を自分たちの意のままに動かす集団、「影の政府」によって、100年も前から計画されていたのである。

 「彼ら」の陰謀は成功し、音楽用語としての「ロック」や「ティーンエイジャー」、「クール」、「ポップ・ミュージック」といった新しい単語やいい回しがビートルズとともに世界に広められ、世界中の若者がその虜となった。

 その結果、若者たちは享楽的な生活に埋没し、「影の政府」の陰謀に立ち向かうどころか、「彼ら」の存在にすら気づくことはなかったのである。


 この陰謀の中核となったのが「影の政府」の下部組織であるタヴィストック研究所とスタンフォード研究所である。 タヴィストック研究所は、イギリスにある世界最大規模の洗脳研究施設である。

 このタヴィストック研究所が1946年、アメリカに設立したのがスタンフォード研究所である。

 ビートルズの音楽を作詞作曲したのも、彼らの一員である思想家、テオドール・ヴィーゼングルント・アドルノであった。 そして、エド・サリバンによって綿密にマスコミの使用法が検討され、電波に乗って全世界に報道されたのである。


 それでは、「影の政府」とは何ものなのか。そのヒントは、「彼ら」が作り上げたビートルズに隠されている。

 ビートルズのアルバム、"Sgt. Peppers Lonley Hearts Club Band"(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)のジャケットには、SF作家として有名な、H.G.ウェルズがいる。

 また、哲学者のオルダス・ハックスレー。

 このウェルズとハックスレーは、タヴィストック研究所やスタンフォード研究所を裏からコントロールする「影の政府」の一組織、「三百人委員会」のメンバーだったのである。

 さらに、推理小説作家として有名なエドガー・アラン・ポーは、「三百人委員会」に連なる秘密結社、フリーメーソンのメンバーである。 また、フリーメーソンの下部組織「黄金の暁(Golden Dawn)」に参入していた20世紀最大の黒魔術師、アレイスター・クロウリー。


 "Sgt. Peppers Lonley Hearts Club Band"のジャケットは、今まで闇の世界から歴史を動かしてきた「影の政府」が、いよいよ表の舞台に躍り出るという宣言だったのである。


 それでは、「影の政府」の目的とは何か。

 それは、ビートルズのメンバー、ジョン・レノンの“イマジン”にみることができる。


  想像してごらん、国なんかないと
  それに宗教もないと  ("Imagine") 


 この"イマジン"は、若者の間で圧倒的な支持を受けた。 現在でも争いを産み出す原因である国家や宗教を糾弾する反体制、反戦争のシンボルとして歌われ続けている。

 しかし、真実は異なる。

「影の政府」こそが近代におけるあらゆる戦争や飢餓を引き起こしてきたのであり、あらゆる国家は「彼ら」に操られてきたのである。


 そして今、「影の政府」は、若者たちに国家や宗教を破壊させようとしている。
 その後に、「影の政府」の意のままになる超管理社会、統一世界政府を樹立しようともくろんでいるのである。
 このイマジンは、そんな「彼ら」の情報操作の一環だったのである。

http://rerundata.net/aum7/2/oz2/oz200.html


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      / ∧l;l ! :.:.:.://{二 ̄ .} ..:..::リ//ハ.:\
 :.  / .{. ',ヾ、ヽi .:.:.{ /(^`  |.:.:.:.//: : :.}: . ヽ.:.
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  ./ .,イ .:..} : :\ヾレ'ハ ∧__ノノハヾ、  : : : l:.:.: .ハ ',
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          / `Y;{. . . .|;|. : : : /i: : : : : : : : :l

ポールの元妻、ヘザー・ミルズの離婚理由は:

「まだ幼い娘に、父親がマリファナを吸う姿を見せたくなかった」

とか、(ポールが)吸ってた事を確信した上で(証拠でも掴んだのでしょうか)
叱責したら、首を絞められた、


と言った内容がTVで報道されていました。それと、去年のツェッペリンの一夜限りの再結成コンサートでも、ポールが吸っている姿の目撃談もあったりで、ポールに関してはまだ、「過去のこと」にはなりきってないのかもしれません…。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1216228502


ヘザー・ミルズさん@43歳


と聞いて「誰だっけ?」と忘れてる人も多いでしょうね。以前、25歳も年上にあたるポール・マッカートニー氏と結婚して一女を授かりながら、夫婦関係が4年で破局。離婚調停にすったもんだ☆したあげく2年でようやく和解が成立し、実に48億円!の慰謝料を「せしめた」とされる英国の元モデルさんです。

彼女と親交を持つセレブが必ず彼女を評して言うのは、「人を笑わせる天才」。

どんなに深ぁ〜〜い絶望の淵にいる人も、彼女の話術にかかると数分でハッピーな気分になってしまうのだとか。日本では「ポールが元モデルと結婚しました」という程度で、彼女の人柄について語られることはなかったですよね。しか〜し、ミルズさん自身の生い立ちは、それ以前から「すでに波乱万丈。苦労人どまんなか」。(マッカートニー氏の最初の恋人であった女優ジェーン・アッシャーさんとは正反対の)★極貧★から無我夢中で這い上がってきた女性だったのです。

おカネに困ることの多かったご家庭は、幼くして崩壊。母は子供らを残して「逃避」。8歳のとき近所の青年に一時的に拉致され、性的な虐待を受ける。お腹が空くとスーパーで万引きする。15歳のとき、父親が詐欺罪で投獄される。しかたなく母をたよって家を出たが、旅費にもコト欠いて4カ月もの間、駅構内で段ボールにくるまり雨露をしのぐ・・・・等々、彼女の壮絶な「ビンボ武勇伝」は枚挙に暇がありません。

辛い諍いを経て実母と「和解」。職を求めロンドンに出てきて、(ときには猥雑な設定もアリの)薄給モデルをして、ナンとか屋根のあるアパートに暮らせるよーになった^^・・・と思った矢先、交通事故で左脚(の膝から下部)を失ってしまいます。

でも負けない。

むしろ、ここからが彼女の「快進撃」の始まりです。25歳だった彼女は義足を驚異的な早さで「履きこなす」ようになると、「いっぽんあしのモデル」として自分を猛アピール。むしろ「健常者のときより(ハダカにならなくとも)稼げる」ようになります。さらには、その勇気と人並みはずれたエネルギーが世間から認められ、講演の依頼やら、福祉キャンペーンに引っぱりだこになるのです。

そんなこんなで「プチセレブ」に昇りつめたとき、出会ったのが(最愛の妻を亡くして傷心の)ポール・マッカートニー氏。

彼もまた、彼女の発散する「超ポジティブなハッピー・パワー」に魅せられます。その後の結婚生活は(ミルズ嬢が根っから外向的な社交家ゆえ)長くは持ちませんでしたが、今もポール側は彼女を「感情的に憎んでいない」ことがナニよりのその「オソるべき魔力」の証左でございましょう。彼女の周囲から聞かれる評判も、冒頭のそれを含めて「まっぷたつ」です。曰く・・・・「話してると幸福な気分になれるんだ」と褒めるか、「口先だけは達者なペテン師め」と貶すか。

離婚成立直後の彼女の放蕩生活?ぶりが話題になったことから、後者の評価のあとには「身体の障害を隠れ蓑にしたカネの亡者」という陰口もささやかれます。

彼女の公式サイトが一時期、更新を滞らせたのですが、その頃(このウェブも仕切っていたと思われる)元「広報担当」が電撃声明を発表。それによれば、ミルズさんはこの広報さんに報酬支払いの不履行が続いていて、もう容認できない!とのことだったんですねー。常日頃から言動不一致が多く、マッカートニー氏に離婚を迫った根拠(=調停中に申し立てた「家庭内暴力」証言)も、大部分はウソっぱちだったんじゃないだろうか・・・とまで言い放っていたそうです。

http://www.kanshin.com/keyword/3603889


ポール・マッカートニーといえば、週末のタブロイドにまたもや若き日のヘザー・ミルズの局部全露出ポルノ写真がセンセーショナルに掲載されておったようですが、この人はもはや昔の小野洋子以上に英国民に嫌われている。と年配の方々も仰っているほどで

「アートな魔女とポルノな魔女じゃ、そりゃアートのほうがなんか頭よさそうだからじゃないの」

と、パブで言っておられるおじいちゃまもおられました。

実はわたしはこのヘザー・ミルズという人とはお会いしたことがありまして、と言っても、かれこれ9年ほど前、ロンドンの某日系新聞社で女中奉公していた頃にお茶(正確には水)を出したというだけなんですが、彼女についてはずっと鮮明に覚えていました。

当時の彼女はまだポールとは知り合っておらず、”車椅子にのったモデル”として一部で話題になっていた頃で、当該日系新聞社も”障害に負けず逞しく生きる女性のヒューマン・ドラマ”みたいなノリでインタビュー記事を構成していたと記憶しておりますが、その記事の取材のために車椅子にのって事務所に現れた彼女が、まったくのすっぴんで拍子抜けするほど地味だったので、

「ありゃモデルって感じじゃないよねー」

と受付の英国人嬢がコメントしていたのを覚えています。で、女中のわたしが彼女を会議室までご案内し、お茶(正確には水をリクエストされたのですが)を出したわけですが、

「スパークリングはありませんので、スティルでもよろしいでしょうか?」

と尋ねたわたしに、彼女は

「蛇口の水でかまいません」

と率直な答えをお返しになり、その直後、

「後ろを向いてもらえませんか」

と仰いました。

「へっ?(なんで?)」

とわたしが突っ立っていると、彼女は車椅子でするりとわたしの背中に回り、

「何かついてます」

と言って糸くずを取ってくださったのです。それだけのことをどうしていまだに鮮明に覚えているのかというと、お茶くみ女中歴の長い、というか、わたしのキャリアの75%はお茶くみなのではないかというぐらい企業ピラミッドの下層部のみを這い回ってきたわたしの就業人生の中で、このようなことは後にも先にもこのときだけだったからです。スケベ心のある男性の来客や、女性には親切にしておきたい知性派ジェントルメン(まあこれもスケベであることには変わりないのですが)は別にして、お茶くみ女中の背中についた糸くずを取る女性の来客なんてのはまず一人もいません。ピラミッドの最下層構成員である同性にそんな親切をしたところで、キャリアの足しにも、性欲の足しにもならないからです。なので

「いやー、この女性はちょっと違う」

と感心し、その後もニュース等で動きを追っておりましたところ、いつの間にかポールとくっついたりして有名人になってびっくりした。といった経緯があったのです。誰も知らない、この東洋人のお茶くみ女中のしがないライフのほうでも。

ヘザー・ミルズにはそういう一面もあること(こういう、人間のとっさの動き、というか、自分の人生に何ら関わりのないストレンジャーに対する反応・行動ってのは、基本的に死ぬまで変わらないと思うんですよね。下心や戦略のない習性ですから)を知っている人は少ないでしょうし、知っていても今の英国では発言しにくいでしょう。


「六十いくつにもなって楽屋でグラス(マリファナ)ばかり吸って腑抜けのようになっている父親の姿など娘には見せたくないから、ツアーにはついて行きたくなかった」


とか、よく聞いてみれば「ああそりゃ正論」みたいなことも言ってるんですけどね、彼女は。人間というものは多面体であり、いい人、とか、悪い人、とかいう単純で一方的な人間は存在しないのだ。ということをわかっているような成熟を感じさせる国でありながら、なんかこういう国宝級人物とか王室構成員とかの話になると、英国人は”魔女狩り”をしたがる(っていうか”バカ狩り”のほうが熾烈な感じがしますね、ここは)し、急にお子ちゃまになる。なんだかよく知ってる国の人々を思い出してしまいます。

http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/archives/51138409.html


へザー・ミルズはいかにして英国で最も嫌われる有名人となったのか!?


ということで、今回は番外編。 悪名高きポールの元・奥様 ヘザー・ミルズについて...

苦労と苦悩の連続だった、幼少期。

1968年、イギリスのハンプシャー生まれ。8歳のときに近所の青年に性的虐待を受け、9歳のとき母親が失踪するなど、幼い頃から数々の苦労を重ねてきたようです。13歳のときには、父親の深刻なDVから逃れるため家出、お腹が空いたらゴミ箱をあさったり万引きをしたりしながら、4ヶ月間に渡りダンボール生活 を送ったこともあるそうです。


86年(18歳)、へザーは当時ウェイトレスとして働いていたカクテルバーで、10歳年上の青年実業家アルフィー・カーマルと出会います。彼女を一発で気に入ったカーマル氏は、へザーに服やジュエリーを買い与えるだけでなく、彼女にモデルになるよう勧めるなど、公私共々彼女のサポートをしたといいます。そして89年(21歳)、ついにカーマル氏と結婚 するのですが、長くは続かず、結局91年(23歳)に離婚してしまいます

のちにスッパ抜かれるヌード写真は、結婚前の88年に撮ったもの。またカーマル氏は、06年の離婚裁判で当時のへザーのことを

「とんでもなく短気で、よくDVを受けた」と証言しています。

義足のモデルから、チャリティ運動家へ。

そして93年(25歳)、考えられない出来事が起こります。110番通報を受けスピードを出していた白バイにはねられて、へザーはなんと左足を失ってしまいまうのです

モデル業としても致命的ともいえるハンディを負ったへザーでしたが、逆に「義足のモデル」として自身を売り込み、やがて世間の注目を集めるようになります。そして地雷で足を失った発展途上国の人たちに義足を送るなどといった慈善活動を行い、地雷撲滅キャンペーンや環境保護活動など、さらなる講演の依頼が殺到するようになります。こうしてへザーは、いつしか「元モデルで義足のチャリティ運動家 」としてその名を知られるようになるのです。


ポール・マッカートニーとの結婚、そして離婚。

99年4月(31歳)、へザーは"Pride of Britain"(チャールズ皇太子主催の、様々な慈善活動を称える賞)を与えられるのですが、その授賞式に動物愛護運動家として同じく招待されていたのが、ほかでもないポール・マッカートニー だったのです。98年4月に最愛の妻リンダをガンで亡くし

「1年間は悲しみにドップリ浸かって泣いてばかりいた 」

というポール。へザーの活動に感銘したポールは、さっそく150,000ポンド(約2,000万円)を寄付したといいますが、スタイルがよくてブロンド美人で慈善活動家(しかもバツイチ) という、リンダとの共通点があまりに多すぎるへザーに、女性として完全に惹かれてしまいます。

02年6月(34歳)、ポールとへザーはついに結婚します 当時ポールは60歳(42年生まれ)、26歳 の年の差婚ということでかなり話題になりましたね。そして03年(35歳)には娘ベアトリス(Beatrice...当然ビートルズに因んで命名)も誕生 2人でチャリティ活動を行ったり、へザーがポールのツアーに同行したり、仲むつまじい夫婦のイメージが徐々に定着しつつあったのですが...様々な慈善活動でしょっちゅう家を空けるヘザーと、妻には家庭にいてほしいポールとの間には、大きなズレがあったようで、04年(36歳)には早くも別居。そして06年5月(38歳)、4年の結婚生活に終止符を打ち離婚を発表するに至ります


モデル時代のヌード写真騒動。

結婚当初から、メディアはへザーに対し「金目当てでは 」といった見方をしていたようですが、なんといっても英国を代表する英雄ポール・マッカートニー"卿"の妻ですから、そんなにあからさまには報道していなかったんですね。でも離婚を期に、へザーバッシングが一気に加熱 するわけです。実は世界を駆け回る高級デリヘル嬢だった とか、様々な噂がありましたが...06年6月(←離婚後早速なのがわかりますね)、そんな様々な噂を裏付けるかのようなタイミングでにスッパ抜かれたのが、これらの写真

 

前述のモデル時代、88年に撮ったとされるこの衝撃写真を見て、誰もが

「元モデルって、そっちのネ 」

と思ったはず。これに対しへザーは弁護士を通じて

「これはセックスガイド本であってエロ本ではない、そして本番も絶対ナイ 」

という、いやいやいやそういう問題じゃなくて としか言いようのないコメントを発表。ちなみにへザーが"ガイド本"と言い張るこの雑誌、文字はほとんどなく、ほぼ写真なのだそう

こういう売れるゴシップは連鎖するもので...さらにこんな写真まで流出 そしてこの一連のゴシップで「元モデルで義足のチャリティ運動家」というクリーンなイメージは完全に崩れ去ってしまいます。


驚愕の慰謝料、約47億円!!

08年、ロンドン裁判所がポールに命じた慰謝料の総額はなんと...2,430万ポンド(約47億円 )総資産8億2,500万ポンド(約1,718億円 )ともいわれる、世界一リッチなミュージシャンだけあって、まさに桁違いの額です。

この巨額の慰謝料に対する賛否両論はさておき、離婚騒動におけるへザーのドン引き発言の数々 かねてからのメディアのバッシングにイライラしていたのはわかりますが、これはやっぱり酷すぎましたね。。。

「父親はAクラスで旅行できるのに、これだけじゃ娘はBクラスにしか乗れない 」

というムチャクチャな理由で養育費の引き上げを求め、結局ポールは慰謝料のほかに養育費を年間700万円支払うことになるのですが、なんとこのコメントの後、娘はエコノミーなのに自分だけファーストクラスを予約していたことが発覚したり

ロンドン高等裁判所でのこと。当初約250億円の慰謝料を求めていたへザーは、ポール側の弁護士に猛反撃を食らい、それにイラッとして

「アタシは負け犬じゃない 」

と言い放ち、水差しで頭から水をぶっかけたり 皮肉にもこの行為自体がマイナス査定となり、要求額の1/5に慰謝料が減ってしまったんですけどね

慰謝料の使い方次第では、彼女へのイメージも随分変わっただろうけれど...昨年の報道によると、その慰謝料はこの2年半で「ほとんどはチャリティと娘の将来のために使った」ため、あと100万ポンド(約1億4,000万円)くらいしか残っていないのだそう。

「恵まれない子どもに自然食を提供する施設」「動物愛護活動に出費」はイイとして、「娘のために不動産購入」「豪華な海外旅行」って...やっぱり胡散臭いナァ


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ヘザーのバッシングに対して、ポールの対応は...!?

離婚調停のさなか、へザーがメディアでポールバッシングを繰り返すその一方で、当のポールはというと

「ヘザーへの中傷はやめてほしい 」

と、終始へザーを擁護する立場を貫いてきました。紳士なのか、天然なのか、いや、それが得策と判断しての立ち居地だと思う。

へザーは裁判で、ポールに「割れたワイングラスを腕に突き刺された 」「バスタブに突き落とされた 」などと証言したものの、矛盾が多すぎて結局証拠採用されなかったらしい。とはいえ、この発言自体がポールにとってマイナスイメージになりかねないわけですよ。というか、もしかしたらDVがあったのかもしれない。そしてへザーのことだから、暴露本とか出版しかねない......きっとポールにとってあの高額な慰謝料は、へザーへの口止め料(込みの値段)だったのでしょう。

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08年、イギリスのある雑誌で「最も嫌われている/好かれている有名人」アンケートが行われたのですが...「最も嫌われている有名人 」ダントツの第1位にへザー・ミルズが、そしてきっとその同情票を稼いだであろうポール・マッカートニーが「最も好かれている有名人 」第1位に選ばれたのだそう。これだけで十分、イギリスの世間の声がわかりますね。昨年、テレビ番組に出演する際も、観客席に異例の「野次禁止令??」が敷かれたくらいですから、この人の嫌われ方は相当なモンです

http://tkst1221.jugem.jp/?eid=819

ヘザー・ミルズさん(元ビートルズのポール・マッカートニーの元夫人)


ダメダメ家庭の人間は、そのダメダメ振りゆえに、似ているもの。

そもそも現実から逃避しているんだから、逆に言うと、現実に即した多様性とは無縁になりますよ。このことについては、このメールマガジンで頻繁に書いております。

今回は、そんな、いかにもダメダメ家庭的なメンタリティーを、存分に発揮している女性であるヘザー・ミルズさんを取り上げましょう。

元ビートルズのポール・マッカートニーさんと泥沼の離婚騒動で、話題になった女性です。離婚して、結果的に、多額の賠償金を得たわけですが、その後もじっとしているわけではなく、方々でお騒がせをやっているそう。

まあ、日本で言うと、ちょっと前に、落語家の次女さんが、離婚とかで大騒ぎだったでしょ?それを、世界的なスケールにしたのがヘザー・ミルズさんと申し上げれば、皆さんにもイメージしやすいのでは?

今回は、彼女について語られている様々な言葉を取り上げ、そんな指摘が、このメールマガジンで言及してきたダメダメ家庭の人間の行動と、いかに共通しているか?そんな点を見ていきましょう。


ミルズさんの周囲の人は、彼女について、

「物事はいつもうまく行くものではない。しかし品位は保っていたいものだ。わめき続けていても何の役にも立たない」

と少々辛口のコメントとのことですが、ダメダメ家庭の人間は、まさに「わめき続ける」つまり悪態愛好家になったりするもの。悪態をつくことによって、「自分はかわいそうな被害者だ!」と自己確認をしているんですね。

そもそも、離婚における賠償金で大騒ぎする背景には、

『ワタシはポール・マッカートニーと「結婚してやった!」』

という上の立場からの意識があるわけです。

「このワタシがアンタなんかと、わざわざ結婚してやっているのよ!」

そんな被害者意識があるんですね。ダメダメ家庭の人間は、「○○してやった!」という物言いが多いもの。結婚に当たって、もともと被害者意識があるので、何かあると、それが燃え上がることになるわけ。

そうやって、多額の賠償金を得ようとしたり、悪態を投げつけることによって、相手方を「敵認定する儀式」とし、「アイツが敵で、自分こそが被害者だ!」という関係性を、自分に確認することになる。そして、自分を被害者として認定する儀式として、周囲からの「謝罪を得よう」と考える。

そうやって、「クレーマー」状態になり、「恨んで生きる」ことになる。
そんな人の周囲には、当然のこととして「味方が少ない」。周囲にいるのは、一緒になって、クレームを叫ぶ同類ばかりになってしまって、「抑え役は不在」の状況。

彼女に対して多少同情的な人が現れても、彼女がそんな周囲に対して要求するのは、「ワタシがかわいそうな被害者だとわかってほしい!」それくらい。

さて、このミルズさんは、結婚する前は、地雷廃絶運動の「活動家」だったとのこと。ポールさんも、そんな「高邁な理想を追求する姿」に「彼女は立派だなぁ・・・」と思ったのかも知れませんが、逆に言うと、彼女は思考力がなく、既存の「大義にすがる」必要があるわけです。


立派な大義によって、敵の存在を作ろうとしているわけです。

被害者意識が強い彼女にしてみれば「味方よりも敵が必要」であるというだけ。
その「敵」が、その折々によって、「地雷」になったり、ポール・マッカートニーになったりするだけ。周囲の人によると、

「ミルズはいつもお金が足りないとこぼしていますが、それは見境なく使ってしまうからなのです。離婚成立以降、すでに1000万ポンドを使ってしまったようですが、いまだに自宅の改装は終わっていません。彼女は全く変わっていませんよ。彼女からすると、世界はみな敵に見えるようです」。


もちろん、彼女は、自分の将来を考えることからも逃避している。だから「お金の使い方」もメチャクチャ。

自己逃避であるがゆえに、他者の問題に首を突っ込むようになってしまう。
そもそも序列意識があるので、上からの立場で「恵んでアゲル」という立場がほしい。

何でも彼女は、今はヴェジタリアン・フーズを推進する活動をやっているそうですが、そのような動物の肉を食べることへの過剰反応は、「加害者認定への耐性の低さ」から来ている。

それだけ、自分自身を被害者としてしか説明できないわけ。自分が加害者であるという状態に耐えられない。会話の能力がなく、被害者意識がないミルズさんは、他者へのコミュニケーションが命令だけ。だから「仕切りたがり」。

結局は、どんどんとドツボに嵌って行ってしまう。

このような「流れ」は、程度問題は別として、ダメダメ家庭出身者にはおなじみのパターンと言えます。

たとえば、以前には、このミルズさんの状況と実によく似ている

「愛は霧のかなたに」
http://space.geocities.jp/estrelladelsur010/04-08/04-08-02.htm

という映画をとりあげております。アフリカでゴリラの保護をやっていた女性であるダイアン・フォッシーさんを描いた作品です。

ミルズさんについて、調べていくと、まさにこのメールマガジンのために行動してくれているような趣があって、非常にありがたい。今回言及したマター以外にもまだいっぱい該当項目があるようです。皆さんもちょっと練習問題として取り組んでみては?

まあ、そんな典型的なダメダメの末路がどうなってしまうのか?
これについてもお約束があるもの。

そもそも、ミルズさんが自分よりかなり年上の男性であるポール・マッカートニーさんと結婚したのは、お金のためではないでしょう。深層心理的には、父親への屈折した感情があったのでは?

いわば、ポールさんとの結婚は、「父親との和解」の心理につながっていて、結局は、父親とのトラブルが再発した・・・そう言えるわけです。父親との問題が解決していないままなんだから、父親の代理品とのトラブルが解決できるわけがありませんよ。

そのようなところは、どこの国でも女性運動の活動家などにも結構みられるものでしょ?

彼女の素っ頓狂な行動から、彼女の父親の、強圧的な姿がよくわかるものでしょ?
ミルズさんも、その点について、まずは自分でじっくり考えるのが先でしょう。しかし、そこから逃避するのがダメダメ人間。だからドッカーンと行ってしまう。

このようなことは、たびたび取り上げておりますが

エーヒッリ・フロムの「自由からの逃走」
http://space.geocities.jp/estrelladelsur010/08-08/08-08-30.htm

で描かれているそのまま。

まあ、ダメダメというものは、まさにお約束に満ちているものなんですね。
逆に言うと、自覚さえあれば、カタストロフに陥るのを防ぐことができるわけです。


この手のトラブルメーカーの人は、やっぱり共通するメンタリティーがあるもの。
本当の原因は父親との関係なのに、それから目を背けるから、自分を納得させるために、大げさな儀式が必要となってしまう。

過激な市民団体の人って、このミルズさんのような行動パターンが多いでしょ?
それだけ、「ワタシはいい子よ!」と主張しているわけですし、何かあると「ワタシは悪くない!」と声高に叫ぶことになる。そんな人は、ちょっとやり取りをすればスグにわかるものなんですよ。

ポールさんも、結婚当時はヤキが回ったんでしょうね。

妻に追い詰められて自殺未遂をしでかした作曲家となるとチャイコフスキーがいますが、せっかくだから、ポールさんも今回の苦悩を立派な曲に仕上げてくださいな。

http://space.geocities.jp/estrelladelsur010/09-02/09-02-14.html

ポール・マッカートニーまだ懲りず!元妻ヘザー・ミルズにラブソングを捧げる。2008年8月6日


4年に渡る結婚生活が破綻し、2006年から2年にも渡り財産分与をめぐって争っていた英国の英雄、ポール・マッカートニー(65)と元妻のヘザー・ミルズさん(39)。しかし3月には48億円をヘザーさんに分与することでようやく決着、ほっとしたはずのポールが、ここに来てヘザーさんへの思いをラブ・ソングにしてレコーディングしていたことを、英『デイリー・メール』が報じた。

ポールが長い沈黙の末に作った曲が、元妻のための温かいアコースティック・バラードになるとは、誰も想像しなかった。その名は「My soul」、インド人の血を引くアジア系ミュージシャン、ニティン・ソーニーが10月にリリースする新アルバムに挿入されるコラボ曲である。

自身のバンド「ウィングス」にとって、そして私生活面でも大切な存在であった愛妻リンダさんを1998年に乳がんで亡くし、ふさぎこんでいたポールをいかにヘザーさんが救い出してくれたか、その頃の気持ちをポールは感情のこもった甘い歌声で、しかし力強く表現している、とソーニーは語る。

悲しみに満ちたトーンに、彼はパパラッチらによってプライバシーが侵害されることへの苦悩を歌詞にしてぶつけ、「君の秘密をすべて知っていたら、僕はもっと手助け出来たのに。世界が眠りに付いている真夜中に、ふたりだけでまた夢を追いかけることができるなら、どれほど幸せだっただろう。」などと、2006年に終わりを迎えた4年間の結婚生活を振り返り、歌い上げているという。

ポールに親しい友人はこの曲について、彼はヘザーさんに向けられる世の中の厳しい目に心を痛めていたとし、ヘザーさんがAV女優のようであった、あるいは売春をしていたなどというしつこい噂に、ポールがとても憤慨していたと語った。パパラッチの暴露が先行してしまい、ヘザーさん本人の口から夫に正直に過去が語られることは殆どなかった。ヘザーさんは複雑なものを心に抱え、誤解されることも多かったことをポールは遺憾に感じていたと言う。
(パパそっくりなベアトリスちゃん)

実は、ヘザーさんが生み育てている幼い娘ベアトリスちゃんについて、ポールはいまだに愛しさでいっぱいであることを、以前お伝えしていた。これだけ未練を語られているのだ。ヘザーさんも他に浮いた話があるわけでもなし、ポールとの復縁を一考してみる価値はあると思うのだが、いかがであろうか。とりあえず曲だけでも聴いてあげて欲しいものだ。

http://japan.techinsight.jp/2008/08/yokote2008080621350.html

ポール・マッカートニー「男はロマンスが好きなんだ」2009-02-01

前妻ヘザー・ミルズとの離婚バトルを経て、現在はアメリカ人の恋人ナンシー・シェヴェルと交際中のポール・マッカートニーが、初めて離婚前後の心情について語った。ポールは毒舌の人気DJハワード・スターンのインタヴューに次のように答えている。

「僕はどん底の時期を乗り越えてきた。僕には愛が必要なんだ。男はみんなそうさ。一人ぼっちでいたい奴なんているかい? 男はロマンスが好きなんだ。少なくとも僕は好きさ」

http://www.barks.jp/news/?id=1000046700
http://beat9.jp/?p=398


ポール・マッカートニーさん(69)、アメリカ人会社役員の女性(51)と3度目の結婚へ
http://joshianamatome.blog.fc2.com/blog-entry-1350.html

9. 2021年12月18日 06:47:56 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[17] 報告
アフガニスタンのケシの裏側にいた「何者か」は?

アメリカ軍がCIAと結託して様々な秘密工作を行っているのは、レーガン大統領時代のイラン・コントラ事件を見ても分かる通りだ。

2000年代のブッシュ政権時代はアフガニスタンで、カルザイ大統領を送り込んで、アフガニスタンを裏側から支配していたのもアメリカだった。

カルザイ大統領は汚職にまみれた男だったが、この男こそがアフガニスタンの「ケシ」の利権を一手に掌握していた元締めだったと言われている。

2011年にはカンダハルで「麻薬王」と呼ばれた男が自宅で射殺されるという事件が起きていたが、その男の名前はアフメド・ワリ・カルザイと言った。

まさしく、カルザイ大統領の「弟」であった。

(アメリカが衰退しているのは、「アフガニスタンの呪い」だ)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20131011T0129320900.html


アフガニスタンのケシ畑から上がった阿片を、カルザイの弟が買い上げ、それをカルザイ大統領が「何者か」にそれを売りつけ、「何者か」がそれを全世界にばらまいていた。

中央アジア経由で、そのような巨大なドラッグ・ルートがあったことはよく知られている。

ケシは阿片となり、阿片はヘロインとなる。ヘロインは高額で売れる商品である。これが闇ルートで全世界に大量に流されていた。

カルザイ大統領の裏にいた「何者か」は、まさかとは思うが噂ではCIAであったと言われている。全世界に流通しているヘロインの90%は中央アフリカから流れているものである。

この巨大な「産業」を担うルートは未だに解明されていないが、その物量からして、巨大な組織が関わっていることだけは分かっている。

中央アフリカで巨大な物量をさばける能力がある組織は、ただひとつ、アメリカ軍だけである。そのため、CIAと米軍がヘロインの密輸に関わっているのではないかという噂は10年近く流れ続けていたのだった。

もちろん、噂だ。誰も真実は分からない。誰かがCIAとアメリカ軍に罪を押し付けているのかもしれない。


カルザイ大統領は汚職にまみれた男だったが、この男こそがアフガニスタンの「ケシ」の利権を一手に掌握していた元締めだったと言われている。


クルマンベク・バキエフという男の裏側

ところで、ケシ栽培と言えば、アフガニスタンと共にキルギスでも行われていた。誰も知らない、誰も見ない、国際社会から完全に忘れ去られている「見えない国」の裏側でケシ畑が延々と広がっていた。

噂によると相当な規模でケシ畑が広がり、それを粗末な小屋でヘロインに精製していたようだ。これが南部の都市であるオシに集められ、そこから首都ビシケクに運ばれていた。

このヘロインを国外に持ち出すには国境を越えなければならない。

アフガニスタンのヘロインはイラン・ルートを越えてヨーロッパに運ばれていると言われているが、果たしてキルギスの麻薬はどうだったのだろう。

その前に、この秘かに製造されていたヘロインは、いったい誰が押さえていたのだろうか。

ここにもひとつの噂があった。2000年からバキエフは首相という地位に就いて着々と権力を継承していたのだが、アメリカはこの男に注目して裏で取引をしていた形跡があるというのだ。

すなわち、権力の座を与える代わりに、見返りを要求していたのである。その見返りというのがキルギスに「米軍基地を継続的・長期間に使用させること」ということだと言われている。

果たして2005年、アメリカの資金が反政府運動に使われて、アスカル・アカエフ大統領は追放、クルマンベク・バキエフが新大統領となった。

そして、この男とアメリカは「米軍基地」という拠点で深く、危険に結びついていく。

バキエフ大統領がその地位に就けたのは、まさにアメリカの資本であり、この男がその後の独裁を強めることができたのも、やはりアメリカの資本だった。

バキエフはその権力を持って私服を肥やしていくことになるのだが、その利権ビジネスのひとつとして国内で作られたヘロインの密売があると言われているのである。


バキエフ大統領がその地位に就けたのは、まさにアメリカの資本であり、この男がその後の独裁を強めることができたのも、やはりアメリカの資本だった。


これはきっと、何かの「偶然」に違いない……

ベトナム戦争時、アメリカの傀儡となった南ベトナムのグエン・バン・チュー政権もドラッグの密売をしていたというニュースがあった。

戦争のあるところになぜかドラッグがあり、そしてそこにアメリカ軍がいて、アメリカ軍基地がある。南ベトナムもサイゴンにタンソンニュット空軍基地を抱えていた。

状況が似ているように思わないだろうか。

あるいは、ベトナム戦争時のタイ首相タノーム、副首相プラパートが、麻薬の密売をしていたというニュースとも似ているように思わないだろうか?

当時のタイにも、国内の数十箇所にアメリカの空軍基地が作られて、そこからB52機のような大型機がベトナムに向けて飛んでいた。

当時のタイは、例のゴールデン・トライアングルに世界最大のケシ畑を所有していたのではなかったか?

このベトナム戦争時のアメリカ国内には、カウンター・カルチャーを代表するヒッピーがマリファナをふかしていたはずだが、あのマリファナはどこから来ていたのだろうか?

「偶然」だと思うが、アメリカ軍のいるところには、なぜか麻薬が存在しているのだ。

キルギスもまたその例に漏れなかった。

国内でヘロインが作られていて、独裁者がそれを掌握していて、アメリカ空軍基地がそこにある。そういう図式だ。

まさか「世界の警察」であるアメリカが、自らの傀儡政権を海外に作って麻薬を作らせ、それを米軍基地に運ばせていたとか、そんなことがあるのだろうか。

それはきっと単なる「偶然」に違いない。

1970年代、ベトナムに麻薬が蔓延していて、アメリカの傀儡政権があって、アメリカ空軍基地があったのは「偶然」だろう。まさかアメリカが軍を使って麻薬を運ぶわけがない。

同時期のタイにも世界最大のケシ畑があって、アメリカの傀儡政権があって、アメリカ空軍基地があったのも「偶然」だ。まさかアメリカが軍を使って麻薬を運ぶわけがない。

2000年代のアフガニスタンにも世界最大のケシ畑があって、アメリカの傀儡カルザイ政権があって、アメリカ空軍基地があったのも、これまた「偶然」だ。まさかアメリカが軍を使って麻薬を運ぶわけがない。

世界最大のコカイン生産地であるコロンビアにもアメリカ空軍基地があったのも、これまた「偶然」だ。まさかアメリカが軍を使って麻薬を運ぶわけがない。

そして、「見えない国」キルギスにも誰にも注目されないケシ畑があって、アメリカの傀儡だった政権があって、アメリカ空軍基地があったのも、これまた「偶然」だ。まさかアメリカが軍を使って麻薬を運ぶわけがない。

これはきっと、何かの「偶然」に違いない……。


見渡す限り広がる中央アジアのケシ畑。これがヘロインの原材料になる。そして、それは「誰か」が世界に流通させなければならない。誰かがそれをしている。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150910T0140500900.html

10. 中川隆[-14539] koaQ7Jey 2021年12月18日 06:48:37 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[18] 報告
2012-01-27
インターネットを生んだ軍事組織、脳を拡張する兵器を開発中

インターネットの前身はARPA-NET(アーパ・ネット)と呼ばれているもので、これは軍事技術を民間に転用したものであることはよく知られている。

実は、共感覚を生み出して、人間を天才にする可能性のある能力を秘めたドラッグであるLSD-25(通称LSD)を調べているうちに、奇妙な裏の事実が分かってきた。

LSDとインターネットは、「ある組織」で結びついていたのである。その組織とはアメリカの国防総省の研究組織「アメリカの国防総省国防高等研究計画局」という。


国防総省国防高等研究計画局

アメリカの国防総省国防高等研究計画局
Defense Advanced Research Projects Agency

この頭文字を取ると「DARPA」になるので、この組織は通称「ダーパ」と呼ばれている。この組織の名前から「国防」の Defense を取ると、アーパになる。

この組織は一時、単に「高等研究計画局(アーパ)」と呼ばれていたので、アーパ・ネットはその名残りで「アーパ」が用いられた(現在はダーパ)。

インターネットの前身である ARPA-NET とは、要するに「高等研究計画局ネットワーク」だったということになる。

DARPAは核戦争が起きて米国が攻撃されるケースを想定していた。時は1969年で、アメリカはベトナム戦争の泥沼に足を取られた頃だ。

このベトナム戦争は共産主義国家ソ連との代理戦争であり、アメリカはかなり深刻に核戦争を想定していた。

もし仮に核戦争が起きて米国が攻撃された場合、軍隊へ命令が送れないとアメリカ軍は任務を遂行することができなくなる。

だから、軍隊の命令系統が途切れないようなネットワークを構築するのは国防総省としては切実な要望であり、それが高等研究計画局(アーパ)に託された。

軍用技術は民間技術と違って実践で使えるか使えないかが第一であって、賞を取るためのものではない。だから、技術は荒削りであっても、使える技術を生み出すのが得意だ。

この高等研究計画局(アーパ)は実は基礎研究を実用化するために、ありとあらゆるものを発見しているが、たとえばコンピュータで使うマウスも、アーパの資金を得たダグラス・エンゲルバート氏が発明したものだった。

すべての目的は「戦争に勝つ」ため

アーパは優れた基礎研究を軍用に転換するために多くの大学の科学者に協力を求め、資金を提供し、そして数々の技術革新を生み出してアメリカの軍事的優位性を生み出した。

核攻撃されても生き残るネットワークの研究では、一箇所が死んでも他の網を迂回して最終的にはどこにでもパケット(命令)を送り出すというアイデアで、このアイデアは見事に成功した。

成功したばかりか、この技術が世の中を激変させていったのは私たちもよく知っている。

現在、私たちが使っているコンピュータ、マウス、そしてインターネットはすべてこの高等研究計画局(アーパ)が産み出したものなのである。

マイクロソフトやアップルやグーグルは、アーパが産み出した技術を民間に広めるために貢献したのであって、基礎研究をしてコンピュータを生み出してのではない。

本来であれば、これほどの技術革新を成し遂げたのだから、実に賞賛すべき組織ではあるが、アーパ(後に改名してダーパ)はノーベル賞を得ようとか、世の中を変えようと思って仕事をしていたわけではない。

すべての目的は「戦争に勝つ」ために研究されたものなのである。

アーパ・ネットを生み出したあと、アーパはダーパに改名されて、そのあとも「戦争に勝つ」ため、ありとあらゆるアイデアが出されては実現できるものを探し出していた。

アーパ・ネットが研究所の中で生み出されていた1969年、巷では反戦運動が引き起こされていて、ヒッピー・ムーブメントが猛威をふるっていた。

ジャニス・ジョプリン。ヒッピー・ムーブメントの落とし子。

人間をマインド・コントロールする手段

このヒッピー文化の思想が、反政府・反戦争・反道徳だった。そのために、運動の中では道徳を破壊するためにドラッグとセックスの自由が祀り上げられて、人々は髭を伸ばし、髪を伸ばして、ドラッグを吸った。

ここで使われていたドラッグはマリファナとLSDで、特にLSDは人々の意識を覚醒させるための起爆剤になっていた。

このLSDの爆発的大流行を、ダーパ(DARPA)は非常に複雑な目で見つめていたはずだ。なぜなら、LSDは彼らの「研究対象」だったからである。ダーパはこのLSDをどんな軍事的目的で使おうとしていたのか。

最初は自白剤としてである。LSDを取ると意識が変容し、多幸感が増し、そして人を大いに開放的にしていく。だから、これを自白剤として使えば、ロシアのスパイも軍事機密をペラペラとしゃべるのではないかと期待された。

ところが、LSDは共感覚を引き起こすので、話す内容が論理的ではなく、それが正確な自白を引き出せないことが判明した。自白剤として使うよりも、むしろ敵を混乱させるために使うべきものだったのである。

そういった試行錯誤をしているときに、社会ではどんどんLSDが拡散していっており、アメリカは1965年にそれを違法としていたが、実は軍用では研究がなされていたのである。

いったいダーパは何を目指していたのか。それは、人間をマインド・コントロールする手段を探していたのである。

軍事目的のために人間をマインド・コントロールするというのはどういうことか。それは、無敵の兵士を作り出すためだ。

・戦場で兵士が恐怖やためらいを感じないようにする。
・戦場で寝ないで24時間でも戦える兵士を作り出す。
・兵士が外気に合わせて体温を調整できるようにする。
・傷ついた兵士が傷を自己修復できるようにする。

こういった「超人」的な兵士を作り出すために、インターネットを生み出したこの組織は研究を重ねて来ており、最終的には次のようなことを目指している。

・兵士をロボットのように上官が扱えるようにする。

米国防総省が目指しているのは「超兵士」の存在。

脳を支配する技術

ダーパ(DARPA)は同時並行で多くの軍用技術を生み出している。

人間をマインド・コントロールするための研究を重ねる間に、たとえば、以下のような「史上最高級」とも言われるレーダーに映らない戦闘機(ステルス戦闘機)や、無人の戦闘機(無人戦闘機)と言った軍事革新を生み出し続けてきている。

そうやって成果を出しながら、今この組織が向かっているのは、「人間の脳を支配する」技術を生み出すことなのである。

2001年にアメリカは同時多発テロに見舞われて、アフガン・イラクに侵攻していったが、そのときダーパ(DARPA)は軍事的戦略として今後何を目指しているのかを2003年2月の「戦略計画」で明らかにした。

「思考を行動に変換する方法を発見し、開発することができるなら、それが、防衛に及ぼす長期的な影響たるや、巨大なものになる。想像して欲しい。単に考えるだけで遠距離から作戦をおこなうことができる米軍兵士を……」

何が言いたいのか。それはこうだ。「上官が考えるだけで、最前線の兵士が動く技術を発見し、開発したい……」

これは、他人を将棋やチェスの駒のように動かす技術を開発しているということなのである。

2003年にダーパ(DARPA)はそのように明言しており、マインド・コントロールの技術、脳を支配する技術が、どんどん研究されている。

インターネットを発明し、ステルス戦闘機を発明し、無人戦闘機を発明した軍事機関が、いよいよ、「他人の脳を支配する技術」を発明しようとしている。

マッハ20で飛ぶ超高速軍用機もDARPAの研究だ。

人間の脳は他人によっていじられる

さらに、敵に対する攻撃方法としても「非致死性兵器」として脳を破壊する技術まで研究されている。

破壊と言っても、単純に破壊するのであれば殺してしまえばいい。

しかし、ダーパ(DARPA)が考えている破壊とはそのようなものではなく、たとえば「記憶を消してしまう」ものであったり、「別の記憶を埋め込む」ものであったりする。脳の記憶を「改変」してしまうのだ。

自国の兵士を最強軍団に変えるために「脳を改良」するというのは、逆に言えば、他国の軍隊を「脳を改悪」すればいいということになる。

記憶障害を治療することができるということは、逆に記憶障害を起こすこともできるわけである。

脳を強化する技術と、脳を破壊する技術が、同時並行で進んでいる。医学に転用されれば、革新的な技術なるものがある反面、軍用で実践されたら、破壊的な技術にもなる。

どちらの結果になるにしろ、人間の脳は他人によって、めちゃくちゃにいじられる時代がやってくる。遠い未来ではない。もう研究所の中では何かが実現されているかもしれない。

ある時、グーグルの創始者のひとりであるラリー・ペイジはラスベガスの国際家電市こう言ったことがあった。

「グーグルを脳に移植したい」

多くの人は冗談だと思って笑っていたかもしれないが、冗談ではないかもしれない。

実はダーパ(DARPA)では損傷した脳にチップを埋め込んで、脳の機能を肩代わりさせるという研究もしている。

実現するかどうかは分からない。もし実現したらどうなるのか。このチップがBluetoothのようなもので外部で接続されたとき、ラリー・ペイジの語った夢は実現する可能性も見えてくる。

チップと脳のニューロンをどのように融合するのかは研究が進められているのだろうが、未来が恐ろしくないだろうか。LSDで夢を見るくらいで進化がとまっていればよかったと思う。

Googleを脳に移植するのは冗談ではない可能性も。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2012/01/20120127T0447000900.html

11. 2021年12月18日 06:49:17 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[19] 報告
2019.01.15
支配層はショー・ビジネスを人心を操る重要な道具として使っている

 人心を操作する上でショー・ビジネスは重要な役割を果たしてきた。その影響力を西側の支配層が知ったのはベトナム戦争当時だろう。

 ベトナムでテト攻勢があった1968年当時、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズやミック・ジャガー、ビートルズのジョン・レノン、ドアーズのジム・モリソン、あるいはジミー・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンなどのロック・スターも戦争に反対する意思を示していた。

 こうした人々が戦争反対で連携した場合、支配層は侵略戦争の継続が困難になる可能性が高かったのだが、こうした支配層にとって幸運なことに、平和を訴えるスターたちは次々に死んでいく。

 例えば、レノンやヘンドリックスにグループを結成しようと持ちかけていたというジョーンズは1969年7月にプールで死亡(殺人の目撃証言がある)、その5ヶ月後にはオルタモントで音楽フェスティバルでローリング・ストーンズ演奏中にメレディス・ハンターという若者が銃を構えながらステージに登るという出来事もあった。

 1969年にはマフィアがヘンドリックスを誘拐、マネージャーになった元MI6(イギリスの対外情報局)マイク・ジェフリーが自身のマフィア人脈を使って救出したとされているが、ジェフリーが誘拐を計画したとも疑われている。ヘンドリックスを麻薬漬けにしたのはジェフリーだともいう。モリソンが変死した2ヶ月後、ヘンドリックスは問題のマネージャーを解雇、その翌日にヘンドリックスは死亡した。1970年には反戦コンサートへの参加を計画してジョプリンがヘロインの過剰摂取で死亡している。

 1970年代に活動を休止していたレノンは1976年にビートルズの再結成に向けて動き始め、1980年10月にはシングル曲「スターティング・オーバー」をまた、11月には「ダブル・ファンタジー」というアルバムを発表して本格的に音楽活動を再開させた。

 新曲を発表する前年、1979年12月にNATOは83年にパーシング2ミサイルをNATO加盟国に配備することを決定、核戦争を懸念する声が世界的に高まり、反戦/反核運動が盛り上がっていた。そのタイミングでレノンが復活することを支配層が恐怖したことは想像に難くない。レノンは1980年12月、マーク・チャップマンに射殺された。

 モリソンは別の側面でも注目されている。父親のジョージ・ステファン・モリソンはトンキン湾事件当時、アメリカ海軍の空母ボノム・リシャールの艦長としてそのトンキン湾にいたのだ。

 フランク・ザッパの父親、フランシス・ザッパが情報機関の仕事をしていたことも知られている。化学戦の専門家だったのである。

 親イスラエル派として有名なトニー・ブレアはイギリスの首相になる前、1994年1月に妻のチェリー・ブースとイスラエル政府の招待で同国を訪問、帰国して2カ月後にはロンドンのイスラエル大使館で富豪のマイケル・レビーを紹介された。その後、レビーはブレアの重要なスポンサーになる。

 そのレビーは音楽業界で成功した実業家。1960年代から70年代にかけて興行主として活動、マグネット・レコードを創設、後に会社を売って資産を築いている。

 ハリウッドや有力メディアと情報機関との関係は本ブログでも繰り返し書いてきたが、アメリカの音楽業界にも情報機関のネットワークが張り巡らされている。1977年にリリースされたイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」の中に「1969年からスピリッツはない」という歌詞がある。アメリカ音楽会の状況と理解することも可能だ。

 日本も似たような状況になっているだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201901150000/

12. 2021年12月18日 06:49:55 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[20] 報告
2019.12.08
軍事的緊張を高め、ファシズム化を進める米支配層にとってレノンは邪魔だった
 今から39年前、1980年12月8日にジョン・レノンがマーク・チャップマンに射殺されたと言われている。銃撃時にチャップマンはレノンの右側にいたのだが、レノンは左から撃たれたとして、別の銃撃者がいたとする説を唱える人もいるのだ。銃撃後にチャップマンはその場から逃げようとせず、その場でJ・D・サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいたという。(Lisa Pease, “A Lie Too Big To Fail,” Feral House 2018)

 当初、チャップマンはレノンのファンだとされたが、イギリスの弁護士でジャーナリストとしても活動していたフェント・ブレスラーによると、実際はトッド・ラングレンのファンで、福音主義(キリスト教原理主義)の信者だともいう。(ファントン・ブレスラー著、島田三蔵訳『誰がジョン・レノンを殺したのか?』音楽之友社、1990年)

 チャップマンはホノルルの銃砲点で38口径のリボルバーを購入した後、1980年11月にジョージア州アトランタで弾丸を受け取り、ニューヨークを経由してハワイへ戻り、シカゴで過ごしてから12月6日にニューヨークのラ・ガーディア空港へ到着、そのままYMCAのホステルへ入り、翌朝にはチェックアウトして別のホテルへ移動、そして8日の朝を迎えた。その間、チャップマンを誘導していたのがアトランタの保安官事務所で働いていたダナ・リーブス(ジーン・スコットという偽名を持つ)だと言われている。

 レノンが殺される前の月にはアメリカの次期大統領を決める投票があり、ロナルド・レーガンが勝利した。副大統領になったのは共和党の候補者選びでライバルだったジョージ・H・W・ブッシュ。CIAの好戦派はブッシュを支援していた。

 レーガンは1981年1月に大統領となるが、3月にジョン・ヒンクリーに銃撃された。この銃撃犯の兄、スコット・ヒンクリーは副大統領の息子であるニール・ブッシュの親友で、夕食をともにするほどの中だった。銃撃の日も食事をともにしていたという。レーガンが殺されたなら、言うまでもなく、副大統領のブッシュが大統領になる。

 本ブログでは何度か書いたが、この当時、世界情勢は緊迫していた。1970年代の終盤、ジミー・カーター大統領の国家安全保障補佐官だったズビグネフ・ブレジンスキーはソ連をターゲットにした秘密工作をアフガニスタンで開始、1979年12月にはNATO理事会がパーシング2ミサイル572基を1983年にNATO加盟国へ配備することを決定している。

 それに対し、核戦争を懸念する人びとは反戦/反核運動を始める。レノンが生きていればそうした運動に参加した可能性は小さくない。そうなると運動はさらに盛り上がったことだろう。レノンの死後、1981年10月に西ドイツのボンで開かれた反核集会には約30万人が集まったというが、レノンがいれば参加者はそれを遙かに上回っていたはずだ。

 すでに1980年10月にレノンは5年ぶりのシングル「スターティング・オーバー」を、また11月にはアルバム「ダブル・ファンタジー」をリリース、政治問題、社会問題に対しても行動を起こそうとしていた。つまり支配層に彼は警戒されていただろう。

 レーガン大統領は1982年にNSDD(国家安全保障決定指令)55を出して一種の戒厳令プロジェクトであるCOGを承認、憲法の機能を停止させる準備を始める。これは核戦争を前提にしたものだったが、1988年に大統領令12656が出され、その対象は「国家安全保障上の緊急事態」に変更された。つまり支配階級が国家安全保障上の緊急事態だと判断すれば憲法の機能を停止できるようになったのである。2001年9月11日の出来事がそれだと考えている人も少なくない。

 COGが承認された1982年、レーガン大統領はイギリス下院の本会議で「プロジェクト・デモクラシー」という用語を公の席で初めて使った。ベトナム戦争にしろ、ラテン・アメリカでの秘密工作にしろ、アメリカには「侵略」というイメージがついていた。そこで「民主主義」というタグをつけて侵略することにしたと言える。その後、「人道」や「自由」といったタグも使われるが、そのタグを受け入れ、飛びついた人は少なくない。

 1980年代にアメリカの支配層は支配システムを作り替えた。ファシズム化だ。COGにしろプロジェクト・デモクラシーにしろ、そうしたファシズム化の一環だが、そうした計画にとってレノンのようなスーパースターは邪魔だったはずだ。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201912070000/

13. 2021年12月18日 06:50:26 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[21] 報告
2020.09.28
考え方や行動に影響をおよぼす音楽や演劇を情報機関は放置しない
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202009280000/

 アメリカの情報機関CIAは人間の行動を制御する技術を開発するプロジェクト「ブルーバード」を1950年に開始した。1953年には「MKウルトラ」へたどり着いた。研究の「材料」に使われたのは西ドイツや日本にあった秘密の刑務所に収容されていた囚人。1951年にCIAのチームは東京でソ連とのつながりが疑われた4名の日本人を尋問したが、その際にいくつかの薬物を試している。結局、ソ連との関係を白状した。その後、4名は射殺され、東京湾に沈められたている。(Stephen Kinzer, “Poisoner in Chief,” Henry Holt, 2019)

 人びとの考え方や行動に音楽や演劇が及ぼす影響は小さくない。心理戦の研究をしている情報機関が放置しておくはずのない分野だ。アメリカの映画業界にCIAやイスラエルのモサドが深く食い込んでいるのもそのためだと言える。

 第2次世界大戦後、音楽を大きく変える人物が登場した。黒人音楽を白人の若者へ広めたエルビス・プレスリーだ。若者への影響力を懸念したFBIは監視を始める。そのプレスリーが大きく変化したのは徴兵で入隊し、西ドイツで過ごした1958年から60年にかけての時期だ。ジョン・レノンの言葉を借りると、兵役を終えた後のプレスリーは「生ける屍」だった。議会でMKウルトラの調査が進んでいた1977年にプレスリーはバスルームで急死している。

 ジョン・レノンもCIAやFBIから危険視され、監視されていた。そうした中、育児という理由で1975年に表舞台から姿を消す。活動を再開したのは1980年だった。10月に「スターティング・オーバー」というシングル曲をまた、11月には「ダブル・ファンタジー」というアルバムを発表するが、12月に射殺された。

 レノンが戦争に反対していたことは有名だが、それ以外にもローリング・ストーンズのミック・ジャガーやブライアン・ジョーンズ、ドアーズのジム・モリソン、そしてジミー・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンらがいる。ジョーンズはひとりで戦争反対を訴えていただけでなく、レノンやヘンドリックスにグループを結成しようと持ちかけていたとされている。

 そのジョーンズは1969年7月にプールで死亡する。水泳が得意でイルカのように泳ぐと言われていた彼が溺死したとする説明に納得していない人は少なくない。実はジョーンズがプールで殺されるところを目撃したと証言した人物がいる。彼の親友で、ビールで有名なギネス家のニコラス・フィッツジェラルドとその友人だ。この証言は無視された。

 ジョプリンは1970年10月に、モリソンは71年7月にそれぞれ死亡。ヘンドリックスは71年9月、マネージャーだった元MI6(イギリスの情報機関)のマイク・ジェフリーを解雇した翌日に死んでいる。

 その後、音楽業界に対する締め付けが厳しくなったと言われている。ちなみに、イーグルスがスピリッツがなくなったと歌った「ホテル・カリフォルニア」がリリースされたのは1977年2月のことだ。

 親イスラエルから親パレスチナへ軌道修正したイギリスの労働党を再び親イスラエルへ戻したトリー・ブレアのスポンサーとして有名なマイケル・レビは1973年にマグネット・レコードを設立、音楽業界で大きな影響力を持つようになる。ちなみに、ブレアがレビを紹介されたのは1994年、ロンドンのイスラエル大使館においてだ。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202009280000/

14. 2021年12月18日 06:50:56 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[22] 報告
2020.12.08
戦争に反対していたジョン・レノンが殺されて40年
 ビートルズの一員だったジョン・レノンが殺されたのは1980年12月8日のことだった。それから40年前が経つ。マーク・チャップマンなる人物に射殺されたことになっているが、異説もある。銃撃時に彼はレノンの右側にいたのだが、レノンは左から撃たれたというのだ。しかも銃撃後、チャップマンはその場から逃げようとせず、その場でJ・D・サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいたという。(Lisa Pease, “A Lie Too Big To Fail,” Feral House 2018)

 レノン殺害では不可解なことが少なくない。例えば、当初、チャップマンはレノンのファンだとされていたが、実際は違った。イギリスの弁護士でジャーナリストとしても活動していたフェント・ブレスラーによると、実際はトッド・ラングレンのファンだったという。チャップマンは福音主義(キリスト教原理主義)の信者だともいう。(ファントン・ブレスラー著、島田三蔵訳『誰がジョン・レノンを殺したのか?』音楽之友社、1990年)

 チャップマンの行動が不自然なことから、CIAが進めていた人間の行動を制御する研究を連想した人は少なくない。CIAは1950年に「ブルーバード」を開始、53年には「MKウルトラ」へたどり着く。研究の「材料」には西ドイツや日本にあった秘密の刑務所に収容されていた囚人が使われた。

 1951年、つまりブルーバード時代にCIAのチームは東京でソ連とのつながりが疑われた4名の日本人を尋問したが、その際にいくつかの薬物を試し、ソ連との関係を白状させている。その後、4名は射殺され、東京湾に沈められた。(Stephen Kinzer, “Poisoner in Chief,” Henry Holt, 2019)

 現在、エンターテイメントの世界は情報機関の強い影響下にある。特にアメリカの映画界や音楽業界はそうした傾向が強く、イギリスで首相を務めたトニー・ブレアのスポンサーだったマイケル・レビーも音楽業界の人間で、1973年にマグネット・レコードを設立している。

 ブレアの台頭はイスラエルによるパレスチナ人弾圧と深く結びついている。イスラエルが出現して以来、イギリスの労働党はイスラエル寄りの立場だったのだが、1982年に大きく変化する。

 この年の6月6日にイスラエル軍がレバノンへ軍事侵攻を開始する。イスラエル軍がベイルートから撤退したのは8月20日、その翌日にはPLOが撤退を始める。残されたパレスチナ難民を守るためにアメリカ、フランス、イタリアは国際監視軍を編成したが、この部隊も9月12日にレバノンから引き揚げた。

 その2日後、14日にレバノンのバシール・ジュマイエル次期大統領が暗殺される。イスラエル軍はこの出来事を利用して15日に西ベイルートへ突入してパレスチナ・キャンプを包囲。サブラとシャティーラの難民キャンプではレバノンの与党、ファランジストの民兵を中核とする右派キリスト教の民兵が16日から18日にかけて難民を虐殺する。この民兵を率いていたのはピエーレ・ジュマイエル、つまりバシール・ジュマイエルの父親。事前にピエーレは親友のシャロン国防相(当時)に手紙を書き、その中で息子の復讐を誓っていた。

 殺されたパレスチナ人の数は、レバノン政府によると460名、イスラエルの報告書では700から800名、PLO側は死者と行方不明者を合わせて5000から7000名としている。現地を取材したジャーナリストの推計では、国際赤十字が確認した死体が663、これにブルドーザーなどを使って隠されたり運び出された死体を加えると3000名以上だという。

 この虐殺を実行したのはファランジストだが、その黒幕がイスラエルだということからイギリスの労働党はイスラエルから離れ始めた。党の内部ではイスラエルの責任を問い、パレスチナを支援する声が大きくなり、イスラエルを支えているアメリカへも批判の目は向けられた。

 そうした情況を懸念したアメリカのロナルド・レーガン政権はイギリスとの結びつきを強めようと考え、メディア界の大物を呼び寄せて善後策を協議し、BAP(英米後継世代プロジェクト)なるエリートを集めた組織を作り上げる。その中には少なからぬメディアの記者や編集者が参加した。

 その一方、イギリス労働党を親イスラエルへ引き戻す工作も進められる。親イスラエル派にとって好都合なことに、1994年5月に党首だったジョン・スミスが急死、その1カ月後に行われた投票でブレアが勝利して新しい党首になったのである。

 ブレアと彼の妻は1994年1月にイスラエルへ招待され、3月にはロンドンのイスラエル大使館で富豪のマイケル・レビーを紹介された。その後、ブレアの重要なスポンサーになるわけだが、真のスポンサーはイスラエル政府だと言うべきだろう。

 レビーのほか、イスラエルとイギリスとの関係強化を目的としているという団体LFIをブレアは資金源にしていた。ブレアがマーガレット・サッチャーの後継者と呼ばれるようになるのは必然だった。イラクへの先制攻撃を実現するためにブレアが偽文書を作成したのもそうした背景があるからだ。

 ブレアはジェイコブ・ロスチャイルドやエブリン・ロベルト・デ・ロスチャイルドとも親しい。首相を辞めた後、彼はJPモルガンやチューリッヒ・インターナショナルから報酬を得るようになる。

 こうしたブレアのネオコン的な政策への反発に後押しされて2015年に労働党の党首となったのがコービン。彼がライバル政党だけでなく、労働党の内部や有力メディアから攻撃されたのも必然だった。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202012080000/

15. 2021年12月18日 06:51:20 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[23] 報告
2020.10.05
病院で治療だけが行われているとはかぎらない
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010050000/
 人びとの体を傷つけることのできる器具が存在、さまざまな薬品が保管され、人体に精通している専門家がいる場所が病院だ。病気や怪我の治療もできるが、死に至らしめるたり、死因をでっち上げことも可能である。ある種の人びとにとって病院はリスクの高い場所だ。

 かつてジミー・ヘンドリックスという伝説的なロックギタリストがいた。マーチン・ルーサー・キング牧師が1968年4月4日にテネシー州メンフィスのロレイン・モーテルで暗殺されたことが切っ掛けになり、ヘンドリックスは戦争に反対し、ブラックパンサーなどを支援するようになる。

 そうした言動を警戒したFBIは彼を監視するが、彼の周囲にはFBIより警戒すべき人物がいた。マネージャーのマイク・ジェフリーだ。この人物はイギリスの情報機関MI6の「元エージェント」だと言われているのだが、情報機関に「元」はないというのが常識。

 ヘンドリックスは1969年5月、トロント国際空港で拘束された。少量の麻薬を保持していたことが理由だが、本人はそうしたリスクを冒さないと主張している。彼はマネージャーのジェフリーが仕組んだと疑い、解雇しようとした。

 その年には8月にウッドストックで音楽のフェスティバルがあり、彼も参加したが、その直後に彼は誘拐されたと言われている。この時はジェフリーがマフィア人脈を使って救出したとされているが、誘拐自体をジェフリーが計画した疑いもある。

 結局、ヘンドリックスは1971年9月にジェフリーを辞めさせるが、その翌日にヘンドリックスは死亡した。ロンドンのアパートで昏睡状態になっている彼を恋人のモニカ・ダンネマンが発見、すぐに救急車で病院へ運ばれる。彼女によると、発見時にジミーはまだ生きていた。

 救急車は午前11時45分に病院へ到着、12時45分に死亡が発表されている。ロンドン警視庁は診断したジョン・バニスター医師の証言として、ヘンドリックスは病院へ到着した段階で死亡していたとしているのだが、救急隊はそれを否定している。

 ジェフリーが解雇された日にパーティーがあり、そこでヘンドリックスはピルを渡されているが、それをダンネマンの前でトイレへ流している。寝るまでに飲んだのは通常の睡眠薬(ベスパラクス)だけだったが、検死の結果、20ミリグラムのアンフェタミン(覚醒剤)も検出された。(John L. Potash, “Drugs as Weapons Against Us,” Trine Day, 2015)

 1963年11月22日、テキサス州ダラスで暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の場合、死亡が確認されたのはダラスのパークランド記念病院。死体を見た同病院のスタッフ21名は前から撃たれていたと証言、確認に立ち会ったふたりの医師、マルコム・ペリーとケンプ・クラークは大統領の喉仏直下に入射口があると記者会見で語っている。

 しかし、その発表を好ましくないと感じた人びとがいた。そのペリーにベセズダ海軍病院から電話が執拗にかかり、記者会見での発言を撤回するように求められたという。これは同病院で手術や回復のための病室を統括していた看護師、オードリー・ベルの証言。数カ月後にペリーは記者会見での発言を取り消し、喉の傷は出射口だとする。(Peter Janney, “Mary’s Mosaic,” Skyborse, 2013)

 海軍病院は発言を変えさせようとしただけでなく、大統領の死体をパークランド記念病院から強引に運び出し、自分たちで検死解剖を実施する。これは法律を無視した行為だった。しかも担当した軍医のジェームズ・ヒュームスは検死に不慣れだったとも言われている。

 病院の中でも軍の病院はリスクが高いと言えるだろう。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010050000/

16. 中川隆[-14538] koaQ7Jey 2021年12月18日 06:52:24 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[24] 報告
2021.09.13
社会の収容所化と侵略戦争はアメリカの私的権力が一貫して進めてきた政策
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202109130000/

 欧米では「デジタル・パスポート」を導入しようとしている。その中心にはアメリカやイギリスが存在、アメリカの私的権力にエリートが従属している日本も後を追っている。その目的を​2016年1月にスイスのテレビ番組で説明​したのがWEF(世界経済フォーラム)のクラウス・シュワブだ。

 その番組で彼はマイクロチップ化されたデジタル・パスポートについて話している。最初はチップを服に取り付けて監視するだけだが、技術を向上させて皮膚や脳へ埋め込み、最終的にはコンピュータ・システムと人間の間で情報のやりとりをさせることを想定している。人間を巨大コンピュータの端末にするつもりだとも言える。そのためにも量子コンピュータや5G(第5世代移動通信システム)が必要だ。

 WEFは今年6月、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動」を利用して「資本主義の大々的なリセット」を実現しようと訴えている。第2次世界大戦後、世界を支配してきた「ドル体制」は揺らぎ、新たな秩序へ移行しなければならなくなっている。そこで「リセット」なのだろうが、すでにロシアや中国はドル体制から離脱しつつある。イラクやリビアもドル体制から離れようとして軍事的に潰されたが、ロシアや中国は簡単に潰せない。

 アメリカの私的権力が「リセット」の先に描いている世界はTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)の中にある。そのキーワードはISDS(投資家対国家紛争解決)条項。私的権力が国以上の権力を握るわけで、フランクリン・ルーズベルトが定義した「ファシズム」そのものである。

 COVID-19騒動は社会を収容所化し、生産活動や商業活動が麻痺させて多くの企業や店の経営を悪化させた。必然的に倒産、失業者、ホームレス、そして自殺者も増加し、教育システムも混乱している。一部の富裕層はパンデミックで資産を増やしているようだが、庶民は大きなダメージを受けている。

 大戦でドイツが降伏する前の月にニューディール派を率いていたルーズベルト大統領が急死、シオニストの富豪や犯罪組織と関係の深いハリー・トルーマンが副大統領から昇格した。ニューディール派は力を失い、ファシストのスポンサーだった金融資本がホワイトハウスを奪還して歴史の流れは変わる。

 その後、アメリカでは社会を収容所化する動きが続いている。ひとつの切っ掛けは1957年にアメリカでは300発の核爆弾をソ連の100都市に落とするという「ドロップショット作戦」が作成され、並行して沖縄が軍事基地かされる。そして1958年、ドワイト・アイゼンハワー政権は核戦争で正規の政府が機能しなくなった場合を想定し、憲法に定められた手続きを経ずに秘密政府を設置する仕組みを作った。

 その秘密政府には9つの部署があり、その責任者が決められた。つまり緊急検閲局(セオドア・クープCBS副社長)、緊急通信局(フランク・スタントンCBS社長)、緊急エネルギー鉱物局(ジョン・エド・ウォーレン・ファースト・ナショナル銀行上級副社長)、緊急食糧局(エズラ・タフト・ベンソン農務長官)、緊急住宅局(アスケル・ニールセン)、緊急人力局(ジェームズ・P・ミッチェル労働長官)、緊急生産局(ハロルド・ボーシェンシュタイン・オーウェンス・コーニング社長)、緊急安定局(ウィリアム・マクチェスニー・マーチン・ジュニア連邦準備制度理事会議長)、緊急輸送局はフランク・ペイス・ジェネラル・ダイナミックス執行副社長)とジョージ・ピアース・ベイカー。いわゆる「アイゼンハワー10」だ。

 このシステムはジミー・カーター政権下の1979年にFEMAという形で浮上、ロナルド・レーガン政権ではCOGが作られる。FEMAは2003年から国土安全保障省の下部機関になった。

 COGはレーガン大統領がNSDD55を出したところから始まる。そして創設されたのがNPO(国家計画局)。COGは上部組織と下部組織に分かれ、上部組織は「プロジェクト908」。当時、ジョージ・H・W・ブッシュ、ドナルド・ラムズフェルド、リチャード・チェイニー、ジェームズ・ウールジーたちが含まれていた。下部組織は「フラッシュボード」と呼ばれ、ホワイトハウスの役人、将軍たち、CIAの幹部、引退した軍人や情報機関員など数百人で編成された。

 2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃され、10月26日に「愛国者法(USA PATRIOT Act / Uniting and Strengthening America by Providing Appropriate Tools Required to Intercept and Obstruct Terrorism Act of 2001)」が発効した。この法律は340ページを超す文書であるにもかかわらず、議会は提出されて1週間で承認してしまった。議員の大半は条文を読んでいなかったと言われている。

 この法律によってアメリカ憲法は機能を事実上停止、令状のない盗聴や拘束、拷問が横行することになった。民主主義を放棄したわけだが、この法律のベースになった法案を1995年2月に提出したとバイデンは自慢している。なお、愛国者法の一部は2015年に失効したものの、「自由法」という形で復活。今ではさまざまな形で愛国者法は生き続けている。

 国民の監視はCIAやFBIが昔から行ってきたことで、FBIは1950年代から国民監視プロジェクト「COINTELPRO」をスタートさせて反戦/平和運動を監視、尾行するだけでなく電話盗聴、郵便開封、銀行口座も実施された。

 CIAはベトナム戦争が泥沼化しはじめた1967年に反戦/平和運動を監視するために「MHケイアス」というプロジェクトを始めた。その一環として封書も開封してのだが、その事実が1974年に発覚、ウィリアム・コルビーCIA長官は工作の責任者だったジェームズ・アングルトンを辞任させている。

 1963年11月22日のジョン・F・ケネディ大統領暗殺からはじまり、65年2月21日のマルコムX、68年4月4日のマーチン・ルーサー・キング牧師、そして68年6月5日にロバート・ケネディ上院議員という戦争に反対する大物が暗殺されている。

 ベトナムでテト攻勢があった1968年当時、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズやミック・ジャガー、ビートルズのジョン・レノン、ドアーズのジム・モリソン、あるいはジミー・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンなどのロック・スターも戦争に反対する意思を示していたが、ジョーンズは1969年7月3日、ヘンドリックスは70年9月18日、ジョプリンは70年10月4日、モリソンは71年7月3日、そしてレノンは80年12月8日に死亡してしまう。

 最初に死んだジョーンズはレノンやヘンドリックスにグループを結成しようと持ちかけていたと言われているが、実現しないままプールで死亡した。ジョーンズの友人ふたりはジョーンズが殺されるところを目撃したと証言しているが、無視されている。

 1969年にはマフィアがヘンドリックスを誘拐、マネージャーになった元MI6(イギリスの対外情報局)マイク・ジェフリーが自身のマフィア人脈を使って救出したとされている。

 ジェフリーはヘンドリックスを麻薬漬けにした人物だと言われ、死ぬ前日に解雇されている。ジョプリンはヘロインの過剰摂取で死亡したことになっているが、死の直前、反戦コンサートへの参加を計画していたと言われている。

 レノンは1970年代に活動を休止していたが、80年10月にはシングル曲「スターティング・オーバー」をまた、11月には「ダブル・ファンタジー」というアルバムを発表して本格的に音楽活動を再開させた。その前年の12月、NATOは83年にパーシング2ミサイルをNATO加盟国に配備することを決定、反戦/反核運動が盛り上がっていた。そのタイミングでレノンは復活しようとしたのだ。レノンは1980年12月、マーク・チャップマンに射殺された。

 ヘンドリックスが戦争に反対するようになった切っ掛けはキング牧師の暗殺だと言われている。この暗殺が切っ掛けになって大規模な蜂起があり、アメリカ軍は暴動鎮圧のために2旅団(4800名)を編成した。「ガーデン・プロット作戦」だが、ケント州立大学やジャクソン州立大学で学生に銃撃したことを受け、リチャード・ニクソン政権は1971年に解散させている。

 そのほか、多くのアメリカ市民を拘束することを目的とした「レックス84」、戦争に反対する人びとの監視を含む治安作戦を定めた「ヒューストン計画」などもある。

 ヒューストン計画はリチャード・ニクソン政権の司法長官、ジョン・ミッチェルが強硬に反対したことなどから実現していないが、ジミー・カーター政権でFEMAとして再浮上、1980年代に始まるCOGに続く。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202109130000/


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2021.12.09
ジョン・レノンが殺されてから41年
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112090000/
 今から41年前、日本軍の真珠湾奇襲攻撃から39年後の1980年12月8日にジョン・レノンが殺された。言うまでもなく、レノンはビートルズの一員だった伝説的なミュージシャンであり、彼の作品を聞いてもわかるように、平和を訴えていた。

 レノンと同じ世代には平和を訴えるミュージシャンがほかにもいた。例えばローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズやミック・ジャガー、ジミー・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、あるいはドアーズのジム・モリソンなどだ。

 ベトナムでテト攻勢があった1968年当時、こうした人びとは戦争に反対する意思を示し、ジョーンズはレノンやヘンドリックスにグループを結成しようと持ちかけていたと言われている。戦争を推進していた私的権力にとって目障りな存在だったということだ。

 1969年7月にジョーンズはプールで死亡するが、彼は「イルカのように泳ぐ」と言われるほど水泳が得意だった。水死は不自然だと思う人は少なくないようだが、実際、ジョーンズがプールで殺されるところを目撃したと証言した人物がいる。彼の親友で、ビールで有名なギネス家のニコラス・フィッツジェラルドとその友人だ。この証言は無視された。

 1969年にはヘンドリックスがマフィアに誘拐され、マネージャーのマイク・ジェフリーが自身のマフィア人脈を使って救出したとされている。ジェフリーは元MI6(イギリスの対外情報局)のエージェントだ。

 しかし、この救出話を疑う人も少なくない。ヘンドリックスを麻薬漬けにしたのはジェフリーだと言われるなど問題の多い人物だったからだ。実際、ヘンドリックスは問題のマネージャーを解雇、その翌日にヘンドリックスは死亡。その2カ月前にはモリソンが変死していた。1970年には反戦コンサートへの参加を計画していたジョプリンがヘロインの過剰摂取で死亡している。

 1970年代に活動を休止していたレノンは1976年にビートルズの再結成に向けて動き始め、1980年10月にはシングル曲「スターティング・オーバー」をまた、11月には「ダブル・ファンタジー」というアルバムを発表して本格的に音楽活動を再開させた。

 1970年代にアメリカは中国を抱き込むことに成功、矛先をソ連に集中させているが、1983年にパーシング2ミサイルをNATO加盟国に配備するとNATOは1979年12月に決定する。そこで、核戦争を懸念する声が世界的に高まり、反戦/反核運動が盛り上がった。そのタイミングでレノンは復活しようとしたのだ。

 そのレノンをマーク・チャップマンなる人物が1980年12月に射殺したとされているが、異説もある。銃撃時に彼はレノンの右側にいたのだが、レノンは左から撃たれたというのだ。しかも銃撃後、チャップマンはその場から逃げようとせず、その場でJ・D・サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいたという。(Lisa Pease, “A Lie Too Big To Fail,” Feral House 2018)

 事件直後、チャップマンはレノンのファンだとされたが、実際は違った。イギリスの弁護士でジャーナリストとしても活動していたフェント・ブレスラーによると、彼はトッド・ラングレンのファンだったというのだ。チャップマンは福音主義(キリスト教原理主義)の信者だともいう。(ファントン・ブレスラー著、島田三蔵訳『誰がジョン・レノンを殺したのか?』音楽之友社、1990年)

 音楽やドラマは人びとの心理に影響を与える。レノンたちは私的権力にとって好ましくない影響を及ぼしたが、逆の目的で使うことも可能である。実際、音楽業界に対する締め付けが厳しくなり、「スター」は支配システムに作り上げられた「人形」と化した。イーグルスは1977年2月にリリースされた「ホテル・カリフォルニア」の中で「スピリッツ」がなくなったと歌っている。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202112090000/

17. 2021年12月18日 06:54:24 : 4rnKbFhGMY : bm85c0tyZmk0RlE=[26] 報告
なぜアフガンばかりが戦火に見舞われる?軍産複合体の思惑
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1052.html

ジェームズ斉藤 報じられない「タリバンによるアフガニスタン制圧の裏と陰謀」シリーズ
https://tocana.jp/tag/%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%83%90%e3%83%b3%e3%81%a8911%e3%81%ae%e9%99%b0%e8%ac%80

ジェームズ斉藤の検索結果|TOCANA
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報じられない「タリバンによるアフガニスタン制圧の裏と陰謀」! 麻薬ビジネス、ゴールド、ペド、ディープステート…ジェームズ斉藤が解説!
2021.08.21
https://tocana.jp/2021/08/post_218619_entry.html

【タリバンと陰謀】アフガンの次は日本が米国にポイ捨てされる! 麻薬ビジネス、大麻解禁…もうすぐ残酷すぎる“大粛清”も!ジェームズ斉藤
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日本メディア初「9.11本当の陰謀と真実」公開!この情報を発言した人間は”毒殺”…ジェームズ斉藤【タリバン・アフガン】
2021.08.24
https://tocana.jp/2021/08/post_218816_entry.html

なぜアフガンばかりが戦火に見舞われる?軍産複合体の思惑…どこも書かない真実をジェームズ斉藤が解説!
2021.08.25
https://tocana.jp/2021/08/post_218853_entry.html

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