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これがモラル・ハラスメント
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1390.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 12 月 21 日 10:43:44: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ウーマナイザー 12種吸引及び振動モード、欧米の女性たちを虜《とりこ》にするアダルト・トイ 投稿者 中川隆 日時 2021 年 3 月 23 日 10:08:40)

これがモラル・ハラスメント

 現代ビジネスの面白いコンテンツを紹介します モラハラ
2021年12月20日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1710.html


 2021.05.03 「あなたは殺人者と一緒」人格否定、朝まで説教…ヤバすぎるモラハラ夫の言動一部始終 【前編】
 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82690

  突然の豹変、朝まで説教、人格否定...。

 「夫といるとどうしてこんなに苦しいんだろう...」

 言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。なかでも家庭内モラハラは顕在化が難しく、看過できない問題となっている。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。

 「モラル・ハラスメント」はまず自覚すること、と話す榎本さん。当たり前のように受けてきたハラスメントに、被害者たちはどのようにして気づき、どのように逃げ出したのだろうか――。

moranige1.jpg

 「お前は馬鹿だな、本当にダメだな」
 私がモラル・ハラスメントという言葉を知ったのは数年前のことでした。

 その言葉を知った直後に、ふと立ち寄ったスーパーで、買い物をしている高齢のご夫婦がいました。男性はずっと奥さんに向かって「お前は馬鹿だな、本当にダメだな」と言い続けていました。奥さんは無表情のまま、黙って横に立っていました。

 そしてその帰り道、また奥さんと思われる女性に向かって「とろいんだよ、いい加減にしろ!」と怒鳴りつけている男性を見ました。女性は俯いて、じっと地面を見ていました。

 その時「あ、そうか。これがモラル・ハラスメントなんだ」と頭を殴られたようでした。
 私には今までその風景が見えていなかった。もしくは少し嫌な気持ちになるけれど、ありふれた出来事だと思って生きてきました。
 けれどモラル・ハラスメントという言葉を知ってから、これは当たり前のことではない。不当で、許しがたい行為であり、苦しんで生きている人たちがきっとたくさんいるのだと、胸を突かれたような気持になったのです。

 モラル・ハラスメントに遭っている被害者の心理は複雑です。長年「お前が悪い」と言われ続け、自尊心を傷つけられ、一種の洗脳のような状態になっています。周囲が指摘しても「私が悪い、彼は私を教育してくれている」と言って拒絶したり、そうしていないと夫の機嫌が悪くなるのでさも夫に愛情のあるように振る舞っていたりします。

話し合って解決できる問題じゃない

 そしてモラル・ハラスメントは未だに「夫婦喧嘩の延長」「二人で話し合えば解決できること」だと言う人も多く、やっと勇気を出して相談した被害者が「男はそんなもの。子どもだと思って手のひらで転がす位がいい」「彼は愛情があるからそんな仕打ちをする」といったアドバイスを受けてさらに孤独に追い込まれることもあります。
 逃げられない。そしてその辛さすら認めてもらえない。それは想像を絶する苦しみです。

moranege2.jpg


 傍から見ると夫の言動が異常だと分かるのだが… 『モラニゲ』より
そんな苦しさに沈んでいる人が多くいます。自分の置かれている状況が「モラル・ハラスメント」だと気づいていない人もいます。

 言葉を知ることで可視化される世界がある。であればこの言葉をもっと多くの人に正しく知ってほしいと思っています。

人として価値がないと言われ続けて

 榎本さんは、著書にてモラハラ被害にあった女性9名の実例を記録している。本記事では、そのうちの一つ、モエさんのケースを紹介する。
 「何が何だかわからないけどずっと苦しい」――人として価値がないと言われ続けて

 振り返ってみれば、結婚前から人前で「こいつはバカ」と言われたり、束縛がひどかったりと、モラハラの兆候があったというモエさん。しかしそれがモラハラだと長い間気が付かなったと言う。結婚後、6年ものあいだ、夫はモエさんに「人として価値がない」と言い続け、最初は反論していたモエさんも、だんだん怒りや考える力がなくなっていった。

 気に入らないことがあると説教が始まり、朝まで続くことも。そうすると「俺がこのまま一睡もしないで車で会社に行って途中で人を轢いたら、あなたは殺人者だね」「あなたは人を殺していないだけでやっていることは一緒だからね」と言い募り、モエさんを追い詰めていった――。

 モエさんが自覚したのは、友人の「それは旦那さんがおかしいんじゃない?」という一言だった。役所に相談に行ったところ、モラハラの本を勧められ、読んでいるうちに自分がされていることってこれかも? と思い始めたそうだ。

 しかし、モエさんが夫から逃れるには、そこから2年くらいかかったのだと言う。いったい何があったのだろうか――。

2021.05.03夜行バスでモラハラ夫から逃げ出した妻に届いた、恐ろしすぎる「メール」の中身

  言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。
 なかでも家庭内モラハラは顕在化が難しく、看過できない問題となっている。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。

 記事前編では、6年ものあいだ、モラハラ夫に「人として価値がない」と言われ続けたモエさんのケースを紹介した。彼女は、自分が受けているのが「モラル・ハラスメント」だと自覚してから、実際に夫から逃れるまでに2年の月日を要している。いったい何があったのだろうか――。

 最後まで迷っていた

 モエさんの夫は会社員で日中は家にいない。ライターを生業とするモエさんは、その間は一人で過ごせるので我慢し続けていた。けれども死にたいという気持ちはどんどん強くなる。次第に身体も動かなくなって、自分でお金も稼げなくなってしまった。
 そんなとき、夫が出会い系サイトで女性と連絡を取っている記録を発見。この人とやっていくのは無理だ逃げようと決意する。

 moranige3.jpg

 『モラニゲ』より

 それからは逃げる日を決めて少しずつ荷物を実家に送ることに。前に耐え切れず家出したときに、夫に荷物は全て捨てると言われていたのだ。最後のほうはほとんど荷物がなくなり、夫に「なんか部屋すっきりしてない?」と聞かれても、最近片づけにハマってると言ってごまかした。

決行の日、でも…
いよいよ逃げ出す日が迫っていた。しかしモエさんは、直前まで逃げようかやめようか決められなかったと言う。貯金も尽きかけていた。けれどそのとき友人が仕事を依頼してくれて突発的にまとまったお金が手元に入ったのだ。

「これがあれば逃げられる」

それから夜行バスのチケットを予約して夫には黙って家を出た。しかしいざバスのロータリーまで行ったところで、夫からメールが届いた――。

moranige4.jpg

「今どこですか?」
「実はカギをなくして家に入れなくなってしまっている」

 そのメールを見てモエさんは「早く帰らなきゃ」とパニックを起こしてしまった。でもそこで一応近隣に住む友人に電話をした。
 夫が家に入れないみたいだから今日は逃げるのをやめようか、と。すると友人は「落ち着いて あなたのマンションの部屋 電気がついているわよ」と教えてくれたのだ。

 鍵をなくしたというのは嘘だった。それを聞いたとき、モエさんは心底ゾッとしたという。
 それからモエさんは夫とは一切会わず、離婚調停を始めた。35歳で結婚、41歳のときに逃げ出し、結局6年を費やすこととなったのだった――。
*********************************************************************
 引用以上

「夫婦」は他人であるといわれるが、それぞれ育った風土のなかで異なる価値観を作り出して成人している。ひとたび「心の甲羅」に閉じこもる頑なな習性を身につけた人たちにとって、融和し、妥協を求められる共同生活は心の負荷が大きすぎる。

 「引くことを知らない」で「相手を踏み倒す」ことしかできない人は、古よりの封建的価値観を洗脳され、引き継いだ人のなかに、たくさんいる。
 戦前の男社会では、女性の人権は奴隷のように踏み潰されるのが普通だった。
 https://bushoojapan.com/jphistory/kingendai/2021/04/13/17452
 「民主主義」を標榜する戦後社会のなかですら、女性は人格を尊重されない男のための奴隷にすぎないと思い込んでいる人が普通にいる。
 
 日本社会の「保守」と呼ばれる人たちは、そんな価値観の土台の上に生きてきた。現代において保守を代表する自民党が政権を維持しているということは、女性蔑視の価値観が支持されていると言い換えることさえできる。

 だが、そんな価値観を信奉する人たちとの共同生活は、いわば「隷属」に他ならないのだ。自分独自の価値観は、死ぬまで周囲の誰も認めてくれない。奴隷としての人生しか残らない。
 それは解放された人間の姿ではない。

 男系氏族社会=男の権力社会だった日本では、少なくとも、男性権力が成立した奈良時代〜現代に至るまで、女性は男のための子供を産む道具にすぎなかった。
 女性が独自の価値観を持てるようになったのは、私の記憶では、おそらく1990年代以降のように思う。たぶん、敗戦によって、アメリカナイズされた生活のなかで、アメリカの価値観が持ち込まれたせいだろう。

 女性軽視・蔑視の価値観は孔子が作り出した封建秩序である。孔子は、「序列=身分」という秩序を社会の根底に置こうとした。
 人には生まれながらに持った「徳」という虚構があるという理屈で、人間には生まれながらの序列があるというわけだ。
 そんな儒教観念をすり込まれた人たちによって、幼い子供まで「さま」付けするような馬鹿げた身分制度である天皇制が支持されている。

 人間社会の根底には、「女よりも男の序列が高い、だから女は男のための奴隷(子を産むための道具)にすぎない」という虚構の秩序を強要しようとした。
 それが2500年間、東アジアに連綿と伝えられ、儒教本国の中国、韓国、日本、ベトナムなどで女性軽視・蔑視の価値観が伝えられてきた。

 冒頭に描かれた、妻に対するモラハラを行って逃げられた男たちもまた、そんな儒教的価値観を幼いうちから洗脳され、女性蔑視の甲羅に閉じこもって、絶対にその誤りを理解できない人たちなのだ。
 冒頭の文内にあるように、「話し合って解決できる」問題ではない。
 心の根底にすり込まれた、「男優位」の封建的価値観から来ている問題であって、もしも男性側が問題の本質に気づくことができれば、男尊女卑の思想を捨てることになるのだが、そんなことは、ほぼ絶対に起きない。

 もしも、問題解決の方法があるとすれば、それは男女20名程度の集団結婚という共同体生活のなかで、男性側の横暴で傲慢な姿勢、思想が物理的に許されないような生活空間を作るしかない。
 現在の男女関係の傾向(離婚率)を見る限り、日本では必然的に一夫一婦制が崩壊してゆくしかないだろう。

 高知県の離婚率は、2021年現在で、約50%に近づいている。
 https://master-jack.net/2021/03/17/%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%9C%8C%E3%81%AE%E9%9B%A2%E5%A9%9A%E7%8E%87%E3%81%8C%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B3%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%E3%81%A8%E3%81%AF/

 女性は、生涯で二人の男性と結婚するのだが、かなり多くが、最終的に一人暮らしになるともいわれる。
 この条件では、「運命の赤い糸」なんて幻想は通用しない。街を歩けば、すべての人が赤い糸を引きずっているからだ。
 結局、やがて集団結婚=共同体への道が拓かれてゆくことだろう。

 我々は、何よりも儒教から解放され、すべての人を平等に扱う、人間関係の価値観を獲得するしかない。
 やがて、男系社会の封建的価値観である天皇制とともに、女性蔑視・軽視のモラルハラスメントも、この世から消え去ってゆくにちがいない。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1710.html  

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コメント
1. 2022年1月20日 09:43:27 : qTdejdrriE : NTBoSW9MSFRMVUE=[16] 報告
体操・内村航平が“モラハラ離婚”トラブルで別居 妻は体重33キロに激ヤセ
source : 週刊文春 2022年1月27日号
https://bunshun.jp/articles/-/51534


 1月14日に都内で引退会見を開いた体操男子の内村航平(33)が、離婚を巡って夫人とトラブルになっていることが、「週刊文春」の取材でわかった。

 五輪4大会に出場し、個人総合2連覇を含む金メダル3個を獲得、世界選手権では前人未到の6連覇を果たした内村。2021年の世界選手権を最後に引退することを決断し、今年1月14日の会見で発表した。


 多くの報道陣が集まった引退会見。後輩への提言を問われると、「体操だけうまくてもダメだよってことは伝えたい。人間性が伴っていないと」と語った。


 内村が千穂さん(32)と結婚したのは、2012年11月のことだった。

「千穂さんは日体大体操部の1学年後輩。2013年4月には長女、2015年3月には次女が生まれました」(夫妻の知人)

 ところが、夫婦関係は次第に悪化していく。

「千穂さんが手料理を作っても『ウーバー頼んだから』と告げて、内村君は自分の分だけピザや牛丼を頼むことも少なくなかった。他にも、モラハラと感じられることが続き、千穂さんは精神的に追い込まれ、食事も喉を通らない状態になりました。体重も一時は33キロ台にまで激減したのです」(同前)

 昨年11月、2人の娘とともに自身の実家に戻っていた千穂さんの元に、内村から1通のLINEが届く。そこには、〈離婚の意思は変わらないのでとりあえず別居します〉という言葉が綴られ、〈今後のこととか何か用事があるようだったら写メの人に連絡してください〉と弁護士の名刺も写真で添えられていたという。

 千穂さんが自宅マンションに戻ったところ、内村の姿はなく、服などの愛用品も消えていた。

千穂さん、内村の事務所に確認すると…
 千穂さんを直撃した。

――離婚を告げられた?

「……離婚の話は出ています。でも、彼が今どこに居るのかすらわかりません」


 一方、内村のマネジメント事務所に事実関係の確認を求めたところ、期日までに回答はなかった。


 夫人に離婚を告げ、自宅から姿を消した“体操界のキング”。一体、内村夫妻に何が起きているのか――。

 1月19日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および1月20日(木)発売の「週刊文春」では、内村と千穂さんが結婚に至った経緯、千穂さんが妊娠中に大きなショックを受けた義母の言葉、千穂さんの手料理を前にした内村の反応、子育てに携わろうとしない内村の様子、夫の“モラハラ”に対する千穂さんの悲嘆などについて報じている。

2. 2022年1月20日 09:44:40 : qTdejdrriE : NTBoSW9MSFRMVUE=[17] 報告

内村航平「モラハラ離婚トラブル」 妻は33キロに激ヤセ、手料理を前に「ウーバー頼んだ」
「週刊文春」編集部
2022/01/19


 盛大に開かれた引退会見。だが、妻と8歳、6歳の娘は会見を知らされていなかった。昨年11月、「別居します」とLINEで告げられ、弁護士の名刺が写真で送られてきた。家に帰ると、内村の愛用品は消え…。

 昨年11月19日、その女性は食事が喉を通らなくなり、体重が33キロ台まで落ちていた。医師の診断は「摂食障害」。身体の限界を感じ、2人の娘と共に自らの実家へと帰った。

 その10日後の11月29日、夫から突如、LINEで送られてきたのは、

〈離婚の意思は変わらないのでとりあえず別居します〉

 とのメッセージ。さらに、

〈今後のこととか何か用事があるようだったら写メの人に連絡してください〉

 と、弁護士の名刺も写真で添えられていた。

 驚いた彼女は〈子どものこともあるから話し合いたい〉と返信したが、いつまでも「既読」にならない。

 約1カ月後の12月26日、女性が娘を連れて自宅に戻ると、タバコの吸い殻が放置され、飲みかけのコーヒーにはカビが生えていた。いつも使う服や靴、体操関係の愛用品は消えていたが、その他の私物は残されたまま。玄関には、定期的に届く飲み物の段ボールがそのまま置かれていた。

 寂しさを埋めるように、父の匂いが染み付いたシャツを抱きしめる次女。長女は父の不在を悲しみ、静かに泣くのだった。

 前日はクリスマス。姿を消した父から娘たちへのプレゼントは、無かった。



義母から「航平の子ですか」
 1月14日、品川の「東京マリオットホテル」で盛大な引退会見に臨んだ内村航平(33)。五輪では個人総合2連覇を含む金メダル3個、銀メダル4個を獲得し、“体操界のキング”の名をほしいままにしてきた。17年には復興相の委嘱で復興応援大使に就任するなど、公的な活動も重ねている。

 報道陣から後輩への提言を問われると、こう語った。

「体操だけうまくてもダメだよってことは伝えたい。人間性が伴っていないと」


「美しい体操」が代名詞だった
 だが、引退会見の存在を知らされていなかった人物がいる。会見で一度も言及されなかった妻・千穂さん(32)と2人の娘だ――。

 内村が日体大体操部で1学年下の千穂さんと結婚したのは、12年11月のことだった。その3カ月前に行われたロンドン五輪では、個人総合で金メダルを獲得。日本を代表するアスリートへと上り詰めていた。


ロンドン五輪の個人総合で金メダル
 かたや千穂さんも、全日本学生選手権で3位になった実力の持ち主。内村は結婚直後、妻の妊娠を公表し、〈妻を慈しみながら大切に時間を過ごしています〉とのコメントを出した。

「すると、千穂さんが別の女性から内村君を奪ったという記事が出たのです。内村君を狙っていた千穂さんが友人に飲み会をセッティングしてもらった、と。でも、実際は違う。11年3月、内村君の卒業式で彼から千穂さんに『一緒に写真を撮ろう』と声をかけてきました。その時までは互いの連絡先すら知らない状態だった。その後、内村君が『元カノとは2年前に別れた』と伝え、11年9月頃に交際がスタート。第1子を授かり、結婚が決まったのです」(日体大関係者)

 身重だった千穂さんの元には、記事の影響で中傷の手紙などが届くこともあった。ただ、千穂さんの頭を悩ませていた問題はそれだけではない。内村の母・周子さんとの“嫁姑”関係だ。

「お下げ髪がトレードマークの元体操選手で、長崎の実家では夫婦で体操教室を開いています。“名物ママ”としてテレビで取り上げられる機会も多い。15年11月に、バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演。一時は息子の髪の毛や爪をコレクションしていたと明かし、子離れに失敗した母と紹介されていました」(体操関係者)


息子を応援する母・周子さん
 妊娠当時、その周子さんから、こう聞かれたという。

「本当に航平の子ですか」

 思わず絶句した千穂さん。以前から「何かあったら俺が守るよ」と優しい言葉をかけていた夫は、母の言葉に怒ることはなかった。

 13年4月に第1子となる長女が誕生。12月に2人はハワイで結婚式を挙げたが、そこにも周子さんの意向が反映されていた。

「場所を決めたのは周子さんでした。結婚式の1カ月ほど前に、突然『ハワイで挙げるから』と言われ、内容も全て決められた。千穂は日本で友人を招いて式を挙げたかったのですが、それは叶わず、ドレスだけは何とか自分で選んだそうです」(千穂さんの知人)

 こういう時、内村は常に「我関せず」という態度だったという。それでも、千穂さんは親しい友人たちにこう漏らしていた。

「周子さんとの関係は大変だけど、私が我慢すればいいこと。航ちゃんはちょっと冷たいけど、なるべく体操に専念できる環境を作ってあげたいから……」

 15年3月には、第2子となる次女も誕生した。翌16年8月のリオ五輪で個人総合2連覇を達成。同年12月、コナミを退社し、史上初のプロ体操選手へと転向する。同じ時期に設立したのが、千穂さんが代表を務める個人会社だ。それによって、周子さんとの間で燻っていた“もう一つの懸案”も解決する。


リオ五輪では団体でも金メダル
「収入の問題です。実は結婚後も、コナミ社員としての給与などが振り込まれる内村の口座は周子さんが管理していました。千穂さんは当初、それを知らされていなかった。教育費など普通に暮らすにもお金はかかる上、家計の状況も把握する必要がある。周子さんは抵抗していましたが、最終的に夫妻の個人会社で口座を管理することになったのです」(コナミ関係者)

 これを機に、“嫁姑”は一定の距離を置くことになる。そして、夫と2人の娘と共に4年後の東京五輪を見据えることになった。

 ところが――。

 17年4月、千穂さんの身体に異変が起きる。

「内村君の大会の応援を終えた千穂さんは家に帰ると、突如、目眩や体の震え、吐き気などに襲われたのです。すでにベッドで寝ていた内村君に『救急車を呼ぶかもしれない』と伝えましたが、彼は『ん』と相槌を打つだけ。救急車を呼ぶと大ごとになってしまうと考えた彼女は両親に助けを求め、翌朝病院に行くことになりました」(内村夫妻の知人)


夫を応援する妻・千穂さん
 MRIやレントゲン撮影、胃カメラなどあらゆる精密検査を行なったものの、異常は見られなかった。千穂さんは定期的に婦人科や内科に通うようになるが、一進一退の状況が続く。ただ内村の大会が近づくと、不調を覚えることから、会場で周子さんらと顔を合わせることへの負担が原因と考えるようになったという。

怪我をしないようにとお守りを
 20年3月下旬、東京五輪の延期が決定。千穂さんは、3カ月後の6月頃から今度は心療内科へと通い始める。抗不安薬を処方され、毎日服用するようになった。千穂さんは通院について内村に報告していたが、彼から返ってきたのは、

「理解できない。自分の脳のことなんだからコントロールしろよ」

 という言葉だった。

「千穂さんが『先生の話一緒に聞いてほしい』と何度伝えても、内村君からは『行ったところで何も理解できないよ』と言われるだけ。彼はメンタルが強いから、本当に彼女の苦悩がわからないのかもしれません。千穂さんは言葉少なに『夫から見放されたようだった』と漏らしていました」(前出・夫妻の知人)

 それでも娘の育児に追われる傍ら、最後の大舞台に臨む夫を支えようと、妻として、元体操選手としてできることを考えてきた。

 食事については、コナミやナショナルトレーニングセンターで練習していた際には、食べて帰ってくることが多かった内村。休日は千穂さんが「娘と一緒に食べられるように」と、煮込みハンバーグや野菜スープなどの手料理を作っていたという。ところが、出てきた料理を見た内村は、

「ウーバー頼んだから」

 そう一言だけ告げ、自分の分だけピザや牛丼を頼むことも少なくなかった。

 千穂さんは友人たちに、

「作った料理を前に出前って、本当に悲しいよ……」

 とこぼしていたという。

「千穂さんが試合前に神社に足を運び、『怪我をしませんように』とお守りを買ってきたことがありました。怪我だけは避けて欲しいと祈っていたのですが、内村君からは『そんなもの信じていないから』と冷たく言われたそうです。そうしたことが重なり、彼女は孤独感を募らせていきました」(前出・夫妻の知人)

 2人の娘には、どうだったのか。メディアでは「上の子は話しかけてくるし、下の子は怪獣みたいに寄ってきます」と語り、“イクメン”とも報じられたが、

「家ではソファーに座って、ニンテンドースイッチやポケモンGOとかで遊ぶか、スマホで動画を見ることが大半。娘たちが遊んで欲しくて声をかけても『邪魔』と言うか、無視するだけで、公園に連れて行くようなこともありませんでした。娘たちはパパが大好きなんですが……。千穂さんも『体操が第一』と分かっています。『僅かでもパパらしく相手をしてくれれば』と嘆いていました」(同前)

 そして、1年の延期を経て、昨年7月に迎えた東京五輪。内村は種目別鉄棒に絞って出場したが、結果はまさかの予選落ち。「体操するのはもういいかな」とのコメントを残した。


東京五輪ではまさかの落下
「珍しく弱気な姿に、千穂さんは『航ちゃんらしくない』と伝えていた。内村君も『そうだよね』と。その頃は、引退についてもまだ考えていない様子だったそうです」(前出・体操関係者)

 昨年10月24日の世界選手権(鉄棒)も6位で終えた内村。その裏で、千穂さんに起きていたのが、周子さんとの“事件”だ。

「千穂さんはできる限り、周子さんらとの接触を避けようとしてきましたが、体操の試合は、育児に無関心な夫と娘を結びつける唯一の場。この日も娘と会場で応援していた。ところが夜10時頃、周子さんらと外で出くわしたのです。久しぶりに内村君の父親から挨拶され、千穂さんの母親が代わりに挨拶をしました。すると周子さんから、娘もいるのに、大声で『なんで返事しないの!』と怒鳴られた。彼女は言葉を返せなかったといいます」(同前)

 自宅に帰宅した千穂さんは内村に事の顛末を説明した。だが、「その場に居なかったからわからない」と突き放されるだけだった。

 逆に、内村からはこう怒られたという。

「どうして『お疲れ様』のLINEがなかったの。引退を考えていたことくらい見てればわかるでしょ」

 千穂さんは、

「えっ……ごめんなさい」

 と返すほかなかった。

「千穂さんには、周子さんの言葉があまりにショックで、内村君への連絡を返せなかったんです。ただ、彼も千穂さんに感謝の言葉をかけたことがない。これまで彼女は、内村君のファンから時折かけられる『ご家族の支えあってこそですね』という言葉を救いにやってきたほどです。そんな中で出た夫の冷たい言葉に、彼女は『私だけが悪いの……』と泣いていました」(前出・夫妻の知人)

「どこに居るかわからない」
 それから約3週間、同じ家の中であっても、夫は妻を避けるように、妻の姿を見ると別室に移動した。

「航ちゃんの方から話してくれるのを待ってるね」

 千穂さんはそう伝えたが、内村から再び話しかけることはなかった。口を利いてくれなくなったことにショックを感じた彼女は、体調を崩していく。

 身長150センチで体重40キロと、もともと細身の千穂さん。さらに激ヤセし、一時は33キロ台にまで減らしたのだった。

 冒頭の場面に戻ろう。

 昨年11月19日、千穂さんからのSOSを受けた彼女の両親は内村の自宅に到着。目にしたのは、寝たきりの千穂さんに寄り添う2人の娘の姿だった。

「娘たちは自らご飯をよそい、味噌をつけて食べていた。千穂さんの母親が『なんでパパに言わなかったの?』と聞くと、『パパはやってくれない』と答えたといいます。実家に連れて行った後も、6歳の次女が千穂さんを心配して、ビー玉くらいの小さいおにぎりをこしらえ、ちょっとだけ味噌をつけて口元に運んであげていたそうです」(前出・千穂さんの知人)

 11月25日、体調が少し回復した千穂さんを一旦自宅に帰そうと、彼女の母は内村に連絡を取ったが、

「話をしたり、ああしたらよかったと考える時期はもう過ぎちゃったので」

 と伝えられたという。

 そして4日後の29日、千穂さんに、内村から〈離婚の意思は変わらない〉とのLINEが届くのだが、

「それまで離婚の話題が出たこともなければ話し合いをしたこともなかった。にもかかわらず、一方的に離婚を告げられ、家に戻ると“もぬけの殻”。千穂さんは途方に暮れています」(前出・夫妻の知人)

 内村の母方の祖母は、小誌の取材にこう明かす。

「元日に航平が周子と一緒にうちに来たんです。頂き物の桃饅頭と家でついたお餅を『子どもに』と持たせてあげたのですが……」

 だが、その桃饅頭とお餅が、普段会えないひ孫2人に届くことはなかった。

“体操界のキング”に浮上した「モラハラ離婚」トラブル。当事者たちはどう受け止めているのか。

 千穂さんを直撃した。

――離婚を告げられた?

「……離婚の話は出ています。でも彼が今どこに居るのかすらわかりません」

――モラハラを受けた?

「……はい、私はそう受け止めていますが、あとは夫に聞いて頂けますか」

 一方、内村の母・周子さんに質問状を送ったところ、

「その件に関しては『お答えしないでいいよ』と事務所の方に言われました。誰が言ったんですか? とっても面白いですね(笑)」

 では、当の内村本人はどう答えるのか。マネジメント事務所に事実関係の確認を求めたが、期日までに回答は得られなかった。

「美しい体操」で世界一を守り続け、「人間性」の大切さを訴えた内村。最も傍に居たはずの、妻と娘を守ることはできなかった。

source : 週刊文春 2022年1月27日号


3. 2022年2月06日 09:22:06 : K7Ig9SNBnI : aExrL1g5WkdWS0U=[29] 報告
【ゆっくり解説】内村航平のヤバすぎる家庭環境…子供を捨て逃走、妻は激やせ…
2022/02/05



【ゆっくり解説】今回は体操界のレジェンド、内村航平さんについてお話ししました😞

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