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2020年05月27日
パソコンVSスマホの攻防 小中学生に配布でパソコンが再逆転
子供にパソコン学習をさせるのが世界的な流れになっている
画像引用:小中学校で「1人1台」パソコン配備 26兆円の新・経済対策の“目玉”で教育現場はどう変わる?https://www.fnn.jp/articles/-/16493
パソコンもスマホも米軍が開発した
最近10年間のitデバイス主流はスマホvsパソコンで争われ、常にパソコンが負けてスマホが勝っていました。
思い起こすとスマホが初めて登場したのは1990年湾岸戦争で、米軍兵士がネット端末を持っていた。
米軍は兵士が全体を把握したりリアルタイムで情報を得ることが重要と気づき、個人個人にGPSつき端末を持たせた。
それを民間向けに市販したのがスマートフォンで、軍事目的から一般向けに変化した典型例でした。
パソコンのスタートも第二次大戦中で、米軍とドイツ軍が同時期にコンピュータを開発していた。
1960年代のアポロ計画でOSつまりウィンドウズに発展するオペレーションソフトが誕生した。
それまでコンピュータは技師が16進数などでプログラミングを入力して動作させていた。
世界初のパソコンは1976年にアップルが発売したマッキントッシュで、この時初めて個人所有物になった。
コンピュータを一気に身近な存在にしたのは1983年に任天堂が発売したファミコンで、それまでの個人用コンピュータに匹敵する能力を持っていた。
ファミコンは入手が簡単だったのでソ連が購入して宇宙開発などに使っていたという話もあった。
1995年にウィンドウズ95が発売されて世界的ブームになり、2000年代までパソコンは最先端ハイテク商品でした。
2007年にiPhoneが発売されるとスマホが最先端になり、パソコンは遅れた物という位置づけになった。
スマホで『できない事』が増えパソコン回帰
パソコンもスマホも米軍が戦争に勝つために開発した兵器だが、高性能なハイテク商品の多くはこうした出自を持っている。
例えば米軍は第二次大戦中に電気毛布を開発し、日本軍は電気炊飯器を開発している。
パソコンとスマホ、そして腕時計型端末の最大の違いは画面の大きさで、これだけは将来もどうしようもない。
スマートウォッチがどんなに高性能なチップを搭載しても、32インチモニターを搭載するのは不可能です。
キーボードやマウスのような入力機器が使えないのも大きな問題で、スマホ入力で論文を書く科学者はいません。
パソコンとスマホや腕時計では入力と出力に大きな差があり、性能面でも大差がある。
今まではせいぜい動画を見る程度だったのでスマホでもできたが、テレワークやネット会議、リモートワークをこなすにはパソコンが必要になる。
スマホでも会議できるが、自分が相手からどう映っているのかを同時に確認し、同時に資料を表示させるのはできないでしょう。
こうしてスマホではこなせない作業ができたことでパソコンが見直され、人々は再びパソコンショップのサイトを見ている。
先進国のパソコン普及率は約80%、日本でも80%近いのだが内容には大きな差がある。
欧米特にアメリカは住宅環境の良さもあり、子供が個人用のデスクトップPCを所有している。
デスクトップの方が高性能で値段が安く寿命が長いからで、親からするとノートPCより支出が少ない。
日本でも子供がパソコン所有へ
日本でも世帯所有率は80%近いが小学生の個人所有はゼロ、20代でやっと2/3が所有、30代から50代では8割が所有している。
日本の家庭にあるほとんどはノート型PCで、各部屋に移動したり持ち歩けるのが好まれている。
純粋な性能では処理速度はともかく、「画面の大きさ」でノート型はデスクトップに絶対に叶わない。
なぜ再三画面の大きさを強調するかと言うと、パソコン作業は結局同時に表示できる情報量で効率が決まるからです。
例えばあなたがこのブログを閉じて別なサイトを見ても、どこが違うかすぐには分かりません。
だが2つのサイトを並べて表示させると、「ここが間違っている」というのが瞬時にわかります。
外で持ち歩くには小さく薄く軽いタイプが良いが、家で使うには逆に「大きくて重いほど良い」のです。
妥協点として家ではノートPCを大型モニターにつなぐ事で、大画面の恩恵を受けられます。
日本の小学生がネット接続しているIT端末トップはなんとゲーム機で、任天堂やプレステでネットを見ています。
文部省は小中学校で1人1台パソコンを配る計画で、やっと日本も「パソコン元年」を迎える。
日本では子供にスマホやパソコンを持たせない傾向が強かったが、欧米では子供がプログラミングを学んでいる。
http://www.thutmosev.com/archives/83041488.html
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