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群馬 草津温泉
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/281.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 25 日 05:01:26: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 長野 沓掛温泉 満山荘 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 24 日 11:02:21)


群馬 草津温泉


車中泊向けの軽バン、ホンダ「N-VAN」の実用度
42.中川隆 2018年7月25日 ◆草津温泉ー車中泊者専用スレ◆
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/865.html#c42  

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1. 2020年8月21日 04:49:05 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[5] 報告

2020/8/20
草津温泉で湯めぐり・・・酷暑ライド  自転車/マラソン
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2622.html#comment33073
  

■ 酷暑に負けず、自転車でGO!! ■

8月に入り暑い。暑過ぎます。

西太平洋の海水温が高い「ラニーニョ現象」が原因ですが、インド洋の海水温が高い「インド洋ダイポール現象」が発生して、「今年の夏は雨が多く冷夏になるのでは無いか」と言われていただけに、農家にとっては嬉しい誤算かも知れません。

お盆にかけて連日35℃を越える気温の日が続きますが、照り付ける太陽の挑戦を受けるのが自転車乗りの本懐というもの。・・・ただ、平地は熱中症になる事が確実なので、出来るだけ高所に逃げたい。8月8日は箱根に逃げて、湯河原で日帰り入浴して帰って来ました。(小田原までの平地が厚くて死にました・・・)

8月13日は、標高1200mの草津を目指します。いつもは夜中に浦安を出発して自走で高崎を目指しますが、今回は上野から始発で高崎まで輪行しました。前日、仕事で仮眠出来なかったので、徹夜のナイトライドはパス。

電車で高崎に着いたのは朝7時。これ、夜中の12時に浦安を出発してナイトライドで高崎に到着する自国とほぼ同じ。ここから先はいつも通りのスケジュールです。

高崎から草津へは渋川から吾妻線沿いに進むのが一般的かと思いますが、群馬の盆地は「灼熱地獄」です。そこで、草津街道(国道406号線)で、須賀尾峠経由をチョイスします。この道、交通量が少なく、山間の村落の素朴な風景を楽しむ事が出来ます。


高崎市内から浅間山を望む。うっすらと噴煙が確認出来


あえて標高1020mの須賀尾峠を越えて草津を目指しまする。

須賀尾峠の手前にある須賀尾宿は信州街道の宿場町。

現在は山間の農村ですが、各家の前には、宿場町だった頃の屋号が書かれています。


須賀尾峠から一気に400mのダウンヒル。八ッ場ダムが見えます。


吾妻川を越えます。標高が下がり気温は30度を越えます。


■ 全然ロマンチックでは無い「日本ロマンチック街道」 ■

吾妻線の草津上野原駅の先、県道292号線に入ると、草津に向けて一気にヒルクライムが始まります。この道、長野県上田市から栃木県日光市を結ぶ「日本ロマンチック街道」の一部です。かつて多くの文人が通った道だとか・

ところが、ロマンチックなどとは名ばかりで、草津温泉まで9km余り、延々に登り坂が続きます。斜度は時折10%が出て来る位ですが、直登に近く、車の交通量も結構多い。

138tのフロントシングル、リアは12-27なので、ノーマルクランクのヒルクライムだと思えばムリゲーでは有りませんが、既に1500m程度の獲得標高になっているので、時速10km〜7km程度でカメの様に登って行きます。

足付き無で登り切ろうと思いましたが、水が無くなったので途中のセブンイレブンで補給します。

草津の手間に「草津メロディーライン」という標識が有ます。道に細身溝が切られていて、そこを車が通過すると、路面ノイズが草津節のメロディーに聞こえます。時速40km/h程度の速度で無いと、それっぽく聞こえないので、自転車でメロディーを奏でる事は諦めました。


ロマンチックでは無い国道292号線

道端の沢の水は温泉成分で白濁しています。

■ 温泉三昧 ■

温泉街に到着した頃には、にわか雨が降って来ました。志賀草津道路をヒルクライムしよと思っていましたが、雨で眺望が悪いので、明日にします。ここまで高崎から70km走って、獲得標高は約2000m。ゆっくり走ったので、いわゆるポタリングですが・・・暑さによる消耗はそれなりです。

温泉街はGoToトラベルの効果か、結構な人出でした。若い人や、子供を連れた家族連れが目立ちます。中国人感顧客も結構多い。東京の街中にも中国人が戻って来ましたが、2週間の隔離処置を経れば現在日本への入国は可能です。

とりあえず「湯畑」で「草津に行ってきました」的な写真を撮ってから、「西の河原」に向かいます。草津へは30年程前に家内と一度来た事が有ります。草津スキー場の帰りに立ち寄った。温泉街の記憶は殆ど無いのですが、「西の河原」の露天風呂の記憶は今でも鮮明です。冬の平日の昼間だったので、完全にお一人様貸し切り状態だった・・・。

30年経って草津の温泉街は「ミニ・原宿」の様になってしまいましたが、「西の河原」は整備はされたものの、当時の雰囲気はそのままです。河原のあちこちから温泉が沸きだしています。草津の問題点は駐輪施設が無い事。ロードバイクの聖地「渋峠」の出発点というのに、街中でサイクルラックを見かける事も有りません。仕方なく、殺生河原の公園内を自転車を押して進みます。

露店風呂に入る気マンマンでしたが、ここにもサイクルラックは有りません。仕方ないので、受付のすぐ近くの塀に自転車をチェーンで固定します。人目の多い所の方が盗難やイタズラは少なくなりますから。

入浴料は600円。排水の処理施設が無いのでしょう、石鹸やシャンプーは使用出来ません。巨大な露店風呂には、観光客がくつろいでいました。100人入っても余裕の広さが有りますから3密とは程遠い状況。

あれ、草津の湯ってこんなに温かったっけ?と思う温度ですが、確かに昔入った時も温かった。大き過ぎるので、温度が下がってしまうのでしょう。

「自転車で草津に行って来ました」的な写真を撮っておきます。

湯の華を取る為の「湯桶」。角度は0.6度が最も効率的に湯の華が析出するらい。主成分は硫黄で、太陽の光で硫化水素を酸化して硫黄を取り出します。


湯畑周辺は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のアニメ第二期9話の聖地です。失踪した黒猫を捜しに京介と桐乃が訪れた場所。そして黒猫との再会は、足湯の近くです。図らずも聖地巡礼してしまいました。アニメの中の草津の街の再現度は結構高いです。温泉饅頭を押し付けて来るジイサンもしっかり登場しています。

「西の河原」はキレイに整備されていました

河原に沸きだすお湯に観光客が脚を漬けています


草津の温泉治療を推奨したドイツ出身のベルツ教授


河原の奥の方からは高温の温泉が沸きだしています

宿は前日にネットで予約した、素泊まりの元旅館。ネットでは「ビジネスホテル」と書いてありましたが、部屋の間取りは旅館そのもの。以前は食事も出す普通の旅館だたったらしい。築50年位では無いかとオーナさんの談。

1Fをコンビニに改装(今は違うお店)にした時に、食事を出さない素泊まりの宿泊施設に変更されたそうです。ペンションなども素泊まりにする所が増えています。街にある程度の飲食店がある観光地では、家族経営の宿泊施設は素泊まりにした方が楽です。

ただし、温泉は流石に「草津の湯」です。源泉かけ流し。4時半頃に一番風呂を頂いたのですが、オーナーさんが温度を見がてら入浴されていてご一緒に。源泉かけ流しで、さらに高温。多分50℃近くあったでしょう。

観光地化された温泉施設の湯温はどこも「一般受け」する為に低めの設定になっているので、草津に来て初めて「草津の湯」らしい温泉に入りました。宿代、全てこの温泉の為だと言っても過言ではありません。(翌朝に入ったら、誰かが水で温度を下げてしまっていました)

夕飯をどうしようかと悩みましたが、実は禁酒にチャレンジしていて、美味しいものを食べるとお酒の誘惑に勝てる自身が有りません・・・。と言っても、殆どが蕎麦かうどんのお店しか無いのですが。

明日は志賀草津道路をヒルクライムする予定なので、コンビニでタンパク質多めの夕飯を買って、部屋で食べる事にします。ノンアルコール・ビールにもだいぶ慣れて来ました。美味しくはありませんが、ビールを飲む事の代償行動にはなっています。多分「お金を払って買う」事に意味があるのだと思います。これが自家製の麦茶だったりしたら、禁酒は長続きしない気がします。

直前に取れた部屋は12畳ほどの広さ。一人では広過ぎます。座卓を畳むまでも無く、布団が敷けました。部屋にはクーラーが有りませんが、流石は標高1200mの高地です。日が暮れると気温がグングン下がって、8時頃には窓を閉めなければ肌寒く感じます。湿度も低い様で、手洗いしてビチョビチョのウェアーが扇風機の風で見る見る乾燥してゆきます。

長い夜をどうして過ごそうかと心配でしたが、携帯で『働くまおうさま!』を数ページ読んだら、寝てしまいました。朝が早かったからでしょう。

朝は5時から目覚め、朝風呂に入ります。誰かが水を入れたみたいで、昨日の茹る様な熱さではありませんでした。残念。

8時にチェックアウトしますが、受付は無人。徹底した省力化ですが、冷蔵庫も空でしたから清算の必用は有りません。私、家族経営の宿はこれで良い様な気がします。1万円以下の料金で、日本の宿泊施設はサービスが過剰気味です。きちんと掃除されて、ある程度施設がキレイならば、私的には問題を感じません。


畳みは少し古いですが、内装は綺麗で、トイレもウオシュレットになっていました。一人に使うには広過ぎましたが。


■ 国道最高点に到達できない志賀草津道路 ■

本日のメインイベントは志賀草津道路のヒルクライムです。

本来は「日本の国道最高点」として、お盆は自転車乗りで混雑する志賀草津道路ですが、2018年の噴火以降、山頂付近は交通規制が掛かっていて、殺生河原より先は自転車やバイクは通行が出来ません。本日お会いした自転車乗りは3人だけでした。

温泉街からしばらく行くと天狗平スキー場が現れます。その先から本格的なヒルクライムが始まりますが、斜度は控えめ。気温も低いので快適です。空はほの快晴。

白樺の樹林をしばらく進むと、殺生河原ゲートが現れて、あっけなくヒルクライム終了。・・・・しかしです・・・。バイク乗りは、看板にまったく構う事なくどんどん通行して行きます。先程、私を抜かして行った自転車乗りの姿も見かけません。もしかすると・・・通行止めが解除されている???

確か「ゲートで係員に止められる」と聞いていたので、係員が居ないという事は、ここから先に進んで良いのかも知れません。そう、勝手に解釈して、ゲートの先に進んでみます。

殺生河原は火山性のガスが噴出しているので、「駐停車禁止」の看板が沢山立てられています。草木も生えない荒涼とした風景こそ、ネットなどで観る風景です。

殺生河原から先は高木は有りません。森林限界には達していませんし、ハイマツ帯なども無かったので、火山の噴火によって地盤が新しいので、未だ樹林帯が進出していないだけなのでしょう。これは富士山と一緒。乗鞍などは、きちんとハイマツなどの低木帯と、その上の高山帯の草本主体の植生の変化が有りますから。

殺生河原を過ぎると・・・ここはアルプスでしょうか・・・という風景に変わります。青い空を背景に緑の尾根が天に伸びています。これこそ、自転車乗りが憧れる渋峠に至る風景。・・・しかし、「通行止め」の看板が所々で現れるので、良心が痛みます。バイクはバンバン走っていますが、社会のルールを守らずして何が自転車乗りぞ!! (既にチョット破っていますが・・・)

もう少しの乗りたい欲求に必死で打ち勝って、「大人の撤退」を決意します。殺生河原ゲートからは1kmも進んでいませんが・・・。ゲートで休憩したらエアロバイクの二人連れが登って来ました。トライアスロンのトレーニングとかで、結構な距離は走られる予定。彼らは、おとなしくゲートでUターンして行きました。大人だな・・・。


天狗山スキー場を通過します


通行規制の告知。

樹林帯の中を登って行きます。涼しい!!


殺生河原ゲート!!

これぞ草津の風景です・・・「通行規制」も看板さえ無ければ・・・


ダウンヒルはあっという間です。草津で一風呂浴びて帰る事にします。下界は茹だる様な暑さで又、汗になるのは確実ですが、輪行に備えてウェアーを着替えたい。

湯畑のすぐ横の外湯専用の施設に入ります。お湯は熱く無いので、ちょっと残念ですが、汗になるので、この程度が観光客には適当なのかも知れません。湯畑が見下ろせる広間で、涼しい風に当たりながらサイダーを飲んで一休みします。

湯畑を見下ろしながら、ほてった体を冷まします


■ 下界は灼熱地獄だった ■

草津の名物は「花豆」という巨大なソラマメみたいな豆。甘納豆とソラマメが入った最中をお土産に買ったら、ロマンチック街道を一気にダウンヒルです。車が連なっているので、安全第一で下ります。

標高が1000mを切った辺りから、ジワジワと暑く成り始め、吾妻線の長野原草津口駅に着いた頃には30度を軽々と超えました。普段は我慢出来る気温ですが・・・涼しさに体が慣れてしまったので、無理。マジで無理。躊躇する事無く輪行で帰る事に。それも・・・特急を使います。だって、吾妻線って駅が多過ぎるんです・・・。

行きは上野から高崎まで普通運賃で1980円でしたが、草津口の駅から特急を使うと4980円。涼しかったら絶対に高崎まで走るのですが・・・。


夕方には実家にお土産を届け、自宅のクーラーから離れなくなって結局泊まってしまいまいした。大きい画面で『Relife』を見直せたので満足。

長野原草津口の駅は・・・暑かった・・・・

久しぶりの在来特急です


コロナとGoToのハザマで、多くの国民が旅行に行こうか、止めようか悩まれた事でしょう。しかし、観光地は観光客が来てくれて初めて経済が成り立ちます。

「GoToなどけしからん、現金給付で充分では無いか」という方々は、経済と人の心を理解していません。現金給付の乗数効果など1でしかありません。GoToならば、旅行先で皆さん、お金も使いますし、宿泊施設の従業員も雇用が確保されるので、乗数効果は4〜5程度になると言われています。

コロナはマスコミで過剰に危機感を煽られているので、受け入れる観光地も「怖い」思いで都会の客を迎え入れていますが、それでも「旅行客あっての観光地」です。


皆様もGoToトラベルをバンバン活用して、地方経済を回しに行きましょう!!!

コメント


2020/8/21 2:11
投稿者:人力
777さん

白旗の湯の源泉のすぐ隣の「御座の湯」に入りました
が、源泉は白旗とは違う場所の様ですね。事前にきちん
と調べて行けば良かった。

ただ、宿の温泉は酸性が強く温度も高め。貸し切り状態
と、最高でした。前日予約が可能で、街中に徒歩で行け
て、一人で泊まれる宿はほぼ一択でしたが、思わぬ拾い
物でした。

この宿、インドのベンチャーの「OYO」が経営していま
すが、とにかくサービスは最小限。改装もロビー周りの
最小限。

GoToトラベルの申請はしていないと思います。普段でも
8畳の部屋なら4000円程度で素泊まり出来る。但
し、アメニティーやタオルは無く、冷蔵庫も空。持ち込
みはOK。布団は自分で敷きます。一応「ビジネスホテ
ル」扱いみたいですが・・・私は温泉目当てで何度でも
行きたい。当然、一番風呂の熱々がイイ。

2020/8/20 9:04
投稿者:777
草津で暑いのは無料の共同湯ですね、源泉に近いので泉
質は旅館より遥かに良いです。車中泊の人はみんな共同
湯目当てですね:


草津共同浴場の酸化還元電位 (ORP) :低い程 還元力が
強く鮮度が高い

煮川の湯: ORP 68 , pH2.1, 49.9℃, 溶存物質総量15
39mg/kg
白旗の湯: ORP 74 , pH2.0, 53.6℃, 溶存物質総量17
20mg/kg
地蔵の湯: ORP 404 , pH2.0, 52.3℃, 溶存物質総量1
660mg/kg
凪の湯 : ORP 405 , pH2.0, 49.5℃, 溶存物質総量20
00mg/kg
長寿の湯: ORP 463 , pH2.0, 53.9℃, 溶存物質総量1
732mg/kg
長栄の湯(旧町営の湯) : ORP 494 , pH1.7, 94.6℃,
溶存物質総量3510mg/kg


草津温泉周辺で車中泊なら道の駅 草津運動茶屋公園!
http://oetatu.xyz/archives/70

草津運動茶屋公園 関東「道の駅」
http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-E
ki/station/gunma_kusatsu/index.html


ちゃんと探せばここより近いところにも無料で駐められ
る場所はありますが、道が狭いですしあっても数台しか
駐められないようなところなので、最初からここに駐め
てしまうことをおすすめします。

300台駐められるので、相当混んでるときでない限りは
駐められないことは無いでしょう。

また、万が一ここに駐められなかったとしても、徒歩2
分ほどのところに第2・第3駐車場があるので問題ありま
せん。


この駐車場の良いところは、ここから草津温泉までの道
は西の河原公園という公園内を歩いていけることです。

西の河原公園には大きな温泉もあるので、草津温泉街の
観光を終えたら西の河原公園の温泉に入ってから駐車場
に戻るなんてこともできます。

またこの公園は夜にはライトアップされますし、足湯も
楽しめるので散歩コースとしても最高です。

草津温泉で無料駐車場を探しているなら、この公園の近
くにある天狗山第一駐車場がベストですよ。
https://kentabi.com/kusatsuonsen-free-parking


https://green.ap.teacup.com/pekepon/2622.html#comment33073

2. 中川隆[-11774] koaQ7Jey 2020年8月21日 05:24:19 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[6] 報告
2020/8/21
「サービスしないホテル」・・・OYOの行方  
https://green.ap.teacup.com/pekepon/2624.html
 

■ OYOホテル?? ■

皆さんは「OYO」というホテルチェーンをご存じでしょうか。

ソフトバンクが巨額投資するインドのベンチャーホテルチェーンで全世界で展開しています。

1) AIを用いた料金設定や宿泊管理システムを提供
2) 予約やクレーム対応などをOYOが担当
3) 宿泊施設はフランチャイズ契約で「OYO」のロゴとシステムが使える
4) フランチャイズ料は売上の1割程度

「AIを駆使して宿泊料の最適価格を日々算出することによって客室稼働率を高め、利益を生み出す」というのがOYOホテルのビジネスモデルです。

さらに、無駄なサービスは一切しないというのも特徴です。

孫さんは「AIを用いたビジネスモデル」に魅力を感じた様んで巨額の投資を行います。これらの資金を元手にOYOはインドや中国を中心にフランチャイズを拡大し、日本にも「上陸」しました。


■ OYOホテルに泊まってみた ■

今回の草津旅行で私が泊まった「ビジネスホテル」はOYOホテルでした。

「前日に予約が出来、一人で泊まれて、草津の街中に近く、1万円以下の宿泊費」という条件では一択だったのです。

現地に行ってみると、古い施設の外装などは特に手を入れた様子は無く、玄関正面に「OYO」のロゴが書かれています。ただ、白字に黒文字で、OYOのイマージカラーである「赤」は外装には使用されていませんでいした。景観規制が掛かっているのだと推測されます。

玄関を入ると、黒と赤を基調にした現代的なカーペットとカウンター周りのインテリア。これはOYOに加盟してからリフォームしたと思われます。

カウンターには呼び鈴が設置されおり、これを押すとオーナーさんが現れます。料金は事前にカードで支払っているので、600円の入湯税を現金で払います。鍵を渡され、簡単な施設ほ説明を受けます。夜間は玄関が施錠されるので11時以降は出入が出来ません。

深夜や早朝などは、カウンターの呼び鈴は停止されており、用のある客は書かれている携帯番号に連絡する仕組みです。今回はオーナー様のご自宅が併設の施設でしたが、夜間は無人オペレーションがOYOの基本スタイルなのでしょう。

ロビーを過ぎると築50年というスキー客向けの宿泊施設のままの設え。特にリフォームされた形跡も有りません。ここら辺はオーナー負担となる様ですので、無駄な出費を抑えたのでしょう。

部屋にアメニティーやタオルは有りません。トイレはシャワートイレにリニューアルされていましたが、排水溝の位置が和式の時にままなので、便座が前方の壁側に寄っていました。便器に座ると頭が壁に当たります。排水経路の変更まで予算が無かったのでしょう。

洗面所は古い手洗いと鏡のみ。元々、古い旅館を外装をロッジ風に改装してスキー客向けの宿泊施設としていた様で、部屋は昔ながらの床の間を備えた旅館仕様でした。

畳みはちょっと古くなっていますが、清掃も行き届いているので、清潔感が有ります。冷蔵庫は空っぽで電源は入っていました。クラーは有りませんが、実は標高が高いので窓を開ければクーラーは要らない。

布団も自分で敷きます。寝具は清潔で、シーツもパリっとノリが掛かっています。民宿だと思えば及第点です。

食事は付きません、持ち込みは自由です。これ、若い人達にとってはかえって嬉しいでしょう。夕食を外食で済ませ、後は部屋飲みというパターン。

料金はトップシーズンのお盆で、12畳の部屋を一人で使って7000円。通常は4000円で宿泊出来る様です。(観光地だから高めの値段設定)

OYOの街中のビジネスホテルなどは1泊一人2000円というプランも有るので、徹底したローコストオペレーションが特徴なのでしょう。

■ 風呂は最高でした ■

このサービスで7000円は高い。ただ、元旅館というだけあって、源泉かけ流しの風呂は最高でした。かなり酸性が強いお湯で、さらに50℃近い高温。これぞ「草津の湯」という感じ。

脱衣場も風呂場も古いのですが、清潔は保たれているので、こんなもんかな・・・って感じ。少なくとも並みの民宿やペンションではこのお湯には勝てません。

風呂は掃除時間以外は24時間使用可能です。まさに、風呂が売り物の一点突破のサービス。


■ オーナー様とたまたま話が出来たから楽しい旅行になった ■

私はたまたま風呂でオーナー様とご一緒になり、色々と話が聴けたので楽しい宿泊になりました。その後もロビーでお会いして、ご家族の話なども色々と伺いました。

もし、この語らいの時間が無ければ・・・評価はだいぶ下がると思います。「古い旅館にOYOのロゴを付けただけ」と酷評していた可能性も有る。


■ OYOの「再生ビジネス」は興味深いけれど、外国人旅行者向け ■

OYOのビジネスモデルは、採算の取れないホテルにOYOのロゴと、宿泊管理システムを貸すことでフランチャイズ料を取るといったものです。

ホテルオーナーは宿泊予約や日々の価格設定をOYOに任せる事になり、経営的負担をアウトソーシング出来るのが魅力です。事前に入金うするシステムなので、ドタキャンのリスクも低減出来ませす。

ただ、夜間の無人オペレーションなど、徹底した省力化は、外国人には受け入れられますが、「ホテルはサービスが良くてナンボ」と考えている日本人には、馴染むのに時間が掛かるでしょう。まあ、ビジネスホテルだち考えれば良いのですが・・・。

海外は格安ホテルが沢山有りますから、宿泊者もシンプルなサービスに慣れています。コロナで無ければ、外国人が大勢泊まりにいらしたでしょう。

そうなると・・・入浴のマナーも分からない人も多いので、お風呂のお湯も汚れる可能性が高い。(実際、垢だらけでとれも入れない温泉に行った事が有る)


OYOはコロナ禍で大規模なリストラを断行中ですが・・・OYOのビジネスモデルを真似したチェーンも進出して来ており、OYOのビジネスは「New Work]同様に苦しい事になるでしょう。

ソフトバンクが大量の株を取得してますが、はたしてどうなるのやら・・・。

https://green.ap.teacup.com/pekepon/2624.html

3. 2020年8月21日 05:43:39 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[7] 報告
わずか7軒だけ!草津温泉の中でも希少な独自源泉をめぐろう
更新日:2020/01/27
https://www.travel.co.jp/guide/article/10879/

野水 綾乃
温泉旅ライター、ひとり湯治愛好家、栃木のいいとこ案内人

群馬の名湯・草津温泉には、湯畑、白旗、西の河原、地蔵、煮川、万代鉱という6つの代表的な源泉があり、旅館や共同浴場はだいたいそのいずれかを引いています。敷地内に自家源泉を持つ宿は非常に珍しく、100軒以上の湯宿があるうちの、わずか7軒だけ。どちらも個性豊かな名湯揃いなんです。今回は立ち寄りでも入浴できるおすすめの3軒をご紹介します。

超良質な自家源泉と人気の白旗源泉のダブル使い「若乃湯 草津舘」


草津温泉のシンボル、湯畑のすぐそばにある「若乃湯 草津舘」。自家源泉の「若乃湯」に加え、草津の代表的な源泉の中でも最も泉質が良いと評判の「白旗源泉」の両方が楽しめる宿です。

手前のグレーがかった白濁の湯が「白旗源泉」、奥の青みがかった湯が中庭で湧き出している「若乃湯」です。「白旗源泉」も玄関を出てすぐが湧出地ですので、どちらも鮮度は抜群!

淡いライトブルーに魅せられて


午後になると湯の花が揉まれてもう少し白濁してきますが、まだあまり人が入っていない朝の「若乃湯」は淡く澄んだライトブルー。温泉街のガラス工房で見つけた「草津温泉硝子」を思わせる、美しい湯の色に魅了されます。

草津の共同浴場はどこも熱めですが、「若乃湯」は思わず「やさしい〜」と声が出てしまうほど、ぬるめで、あたりが柔らかい。もうひとつの「白旗源泉」がガツンとくる熱さなので、交互に入浴したら最後、しばらく抜け出せなくなりそうです。

草津十二湯に数えられた名泉を守り継ぐ「泉水館」

つづいては西の河原通りにある「泉水館」。江戸時代より敷地内にこんこんと湧き出でる名湯で、草津十二湯のひとつにも数えられた「君子の湯」を守り継ぐ宿です。

男女別内湯は小ぢんまりとしているものの、総檜の味わいある造り。青みがかった透明な湯で、浸かると、たくさんの湯の花が舞い上がります。最初は少し熱く感じますが、体が馴染むと、優しい湯の感触に包み込まれるよう。

中庭には宿泊者専用の貸切風呂も


中庭に建てられた小屋の中は宿泊者専用の貸切風呂。磨りガラスから外光が柔らかく差し込む、とても雰囲気のあるお風呂です。こちらにも「君子の湯」が贅沢に注がれています。

にぎやかな温泉街の通りに面する宿ですが、一歩入っただけで別世界のように静か。とうとうと湯があふれる音だけが響きます。

なお「泉水館」では、2015年秋より施設をリニューアル予定で、現在の男女別内湯の仕切りを作り直し、すべての風呂を貸切で利用できるようにするそう。2016年夏、完成予定です。

岩肌から染み出す草津最古の自噴源泉「ての字屋」

最後は、老舗の料亭旅館「ての字屋」。こちらの独自源泉は草津温泉唯一の天然岩風呂にあります。

温泉がどこから湧き出しているかというと、岩盤のあちこちから、こんこんと湯が染み出しているのです。1200年も昔から枯れることなく湧き続ける湯に、太古のロマンを感じます。
あふれ出す湯を受け止める湯船もまた歴史を感じさせるもので、樹齢500年の古代檜で造られています。強酸性の草津の湯でも腐食しないよう、釘や金物は一切使わずに名工の匠の技で仕上げられています。

湯の花がたっぷりと溶け合い、まろやかな乳白色の湯。しっかりと熱めなのに、浸かっていると独特の清涼感が感じられるから不思議です。

天然岩風呂は男女交替制で、日帰り入浴の時間帯は女湯になっています。もうひとつの浴場は「湯畑源泉」を利用していて、露天風呂も用意されていますのでどちらも楽しめますね。

最後に
ほかにはない、そこに行かないと入れない草津の希少な独自源泉、いかがでしたでしょうか。どこも湯船に近い位置で源泉が湧いていますので、引湯による劣化が少ないのが名湯を生み出す所以かもしれません。それぞれ湯の色や感触に個性が感じられますので、湯めぐりでぜひ確かめてみてくださいね。
https://www.travel.co.jp/guide/article/10879/

4. 2020年8月21日 06:07:01 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[8] 報告

【草津温泉】 byやませみ
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/sience_of_hotspring_7-2-2-2.htm

町内泉源と万代鉱をあわせた主力源泉の湧出量は約15,000L/minあります。これに町内に散在する無数の小規模源泉を合計した総湧出量は約27,000L/min(最大時36,000L/min超)にもなり、これは自噴の温泉湧出量としては日本一の規模で、驚くことに草津温泉だけで全国の温泉湧出量の1%を占めています。名実ともに日本の温泉の大横綱といえるでしょう。

K1) 草津湯畑ほか町内の泉源 S-Al・(Ca・Mg・Na)-SO4・Cl

草津町内には、60カ所あまりの泉源が記録されており、現在利用されているものだけでも大小十数カ所の源泉が湧出しています。これらの大部分は湯畑を中心とした浅い谷地形の中に分布しており、泉質もほとんど同じですから、全体としてひとつの温泉源から分岐してきたものとみることができます。湯畑より北側、湯川のほうへ湧出地の標高が低くなるにしたがい、泉温が低く成分も薄くなる傾向があるのは、表層の地下水をまじえて湧出してくるからだと考えられています。

昔の外湯は各泉源の直上に建てられており、それぞれに微妙な温度・泉質の違いに独特の効能があるとされていました。草津温泉に集中管理が導入され、主力源泉のお湯が全域に供給されるようになった現在では、これらの小規模な源泉は利用されなくなり、外湯にも主力源泉が導入されています。小規模源泉のいくつかは、今でも旅館の独自源泉として保存されているのもありますから、探索されてみるのも面白いでしょう。また、湯畑などの主力源泉を直接に引湯している宿もあるので、旅館選びのポイントとされると良いと思います。

国内の代表的な酸性泉のなかでは、草津温泉の成分は意外にも濃いほうではありません。「お医者さんでも草津の湯でも・・」と草津節にうたわれた明治中期ころには、溶存成分が5.9g/kgもありましたから、現在より約4倍も濃い泉質であったと思われます。療養泉の定義による、含鉄泉(総鉄イオンで20mg/kg以上)、含アルミニウム泉(Al3+イオンが100mg/kg以上)を満たす源泉は残念ながら今は1カ所もありません。もっとも、だからといって効能が低くなったとは必ずしも言えず、ある種の皮膚疾患には現在の成分比のほうが適当だという研究もあるそうです。


図7-2-2-2 草津町内の泉源分布
 1 湯畑源泉 55.3℃ pH=1.87 溶存成分=1.61g/kg
 2 白旗源泉 54.8℃ pH=1.87 溶存成分=1.62g/kg
 3 地蔵源泉 53.3℃ pH=1.91 溶存成分=1.46g/kg
 4 月の井源泉 47.0℃ pH=2.3 溶存成分=1.34g/kg
 5 一田屋源泉 温度不明 pH=2.1 溶存成分=1.73g/kg
 6 若の湯(草津館) 54.7℃ pH=1.93 溶存成分=1.67g/kg
 7 ての字屋源泉 47.3℃ pH=2.07 溶存成分=1.19g/kg
 8 大阪屋源泉 42.9℃ pH=2.03 溶存成分=1.37g/kg
 9 煮川源泉 51.0℃ pH=1.97 溶存成分=1.54g/kg
 10 大日の湯(極楽館) 46℃ pH=2.2 溶存成分=1.20g/kg
 11 みゆき源泉 温度不明 pH=2.35 溶存成分=1.26g/kg
 12 君子の湯(泉水館) 48.7℃ pH=1.96 溶存成分=1.52g/kg
 13 萩原の湯 温度不明 pH=2.1 溶存成分=1.49g/kg
  (注:すべて自然湧出泉ですから、年次・季節により変動します)

K2) 西の河原 Al-SO4・Cl 79.0℃ pH=1.58 溶存成分=2.34g/kg 湧出量1,500〜4,000L/min(利用可能量1,400L/min)
温泉街西側の湯川・蛇沢河原に広範囲に湧出する大小50箇所ほどの泉源の総称です。噴気の影響で草木も枯れたいわゆる「地獄」の光景になっており、昔は「鬼の泉水」とか「賽の河原」と呼ばれていました。湯畑の周囲も昔はこんな光景だったのでしょう。現在は遊歩道も整備されているので、温泉がぼこぼこと湧出する様子を身近に観察できる草津名所です。

1957年に行われた西の河原全域の湧出量の一斉測定では、湧出実測値3,731L/minという記録がありますが、季節による変動が大きいようです。町内の源泉よりも薄いといわれる西の河原源泉ですが、現在の成分量を比較すると必ずしもそうではなさそうです。なお、現在ある「西ノ河原大露天風呂」は、高温の万代鉱源泉に河川水と水道水を混合して調整したお湯が給湯されていますから、西の河原源泉とは関係ありません。

K3) ゆりかご橋湧泉(天狗の湯) Al・Ca-SO4・Cl 55.9℃ pH=1.6(最大湧出時)
西ノ河原の上部、湯川源頭部の崖にときどき出現するまぼろしの泉源です。降水量のとくに多い年、降雨の3カ月後に湧出量が最大になります。1982年(昭和57年)の記録的豪雨の10月には4,178L/minという湧出量が記録されていおり、これは大量の降水で地下水の水位が上がったことで、普段は地下に隠れている温泉の流れが地上に現れてきたものと考えられています。近年はほとんど湧出が止まり、代わりに万代鉱源泉が放流されて西の河原露天風呂へ注ぐようにされています。

K4) 万代鉱 (Na)-Cl・SO4 94.2℃ pH=1.54 溶存成分=3.23g/kg 最大湧出量6,200L/min(利用量4,700L/min)
1970年(昭和45年)草津町内から西へ約2.5kmはなれた小殺生地区で、硫黄鉱山の坑道を掘進中に噴出した比較的新しい泉源です。しばらくは未利用のまま放流されていましたが、1975年(昭和50年)から町内に引湯をはじめるとともに、高温の温泉水と河川・水道水の熱交換で大量の温水をつくり、町内全域の生活用に供給できるようになりました。

万代鉱温泉の最大湧出量は最大時で5,800〜6,200L/minですが、利用量は最小時の4,700L/minに制限されています。これでも町内では利用しきれないため、余った温泉はオーバーフロー方式で、湯川上流(ゆりかご橋)とへび沢へ直接放流されています。万代鉱源泉の泉質は町内源泉よりも酸性度が強くて成分量も多いので、「ぴりぴりする」「肌がやられる」という評判がもっぱらです。これは、町内源泉よりも塩酸(HCl)成分が多いうえに、陽イオン成分が少ないために水素イオンの活量が大きいという特徴があるからです。万代鉱の湧出から数年経って、湯畑他の泉源の泉質に変化がみられるようになり、これは万代鉱源泉の一部が地下に浸透して、町内源泉に混じってきているのではないかとみられています。これについてはまた別の項で触れます。

http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/sience_of_hotspring_7-2-2-2.htm

5. 2020年8月21日 06:34:27 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[10] 報告
草津温泉 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E6%B4%A5%E6%B8%A9%E6%B3%89


草津温泉(くさつおんせん)は、日本の群馬県吾妻郡草津町草津界隈(江戸時代における上野国吾妻郡草津村界隈、幕藩体制下の上州御料草津村界隈〈初期は沼田藩知行〉)に所在する温泉である。草津白根山東麓に位置する。

毎分3万2300ℓ以上の自然湧出量は日本一。日本を代表する名泉(名湯)の一つであり、万里集九と林羅山は日本三名泉(他は下呂温泉と有馬温泉)の一つに数えた (cf. 1502,1662)。 江戸時代後期以降何度も作られた温泉番付の格付では、当時の最高位である大関(草津温泉は東大関)が定位置であった (cf. 1817)。


「草津温泉(くさつおんせん)」も古来からの名称であるが、かつては、「草津湯/草津の湯(くさつのゆ)[* 1][1]」、あるいは、上野国の異称である「上州」を冠して「上州草津湯/上州草津の湯」と呼ぶことが多かった。現在でもこれらを踏襲した雅称「草津の湯」「上州草津の湯」は頻用される。また、現在では「上州草津温泉」という名称も用いられるが、この表現は雅称的ニュアンスのほかに、他地域の「草津」や「草津温泉」という紛らわしい地名(※「#上州草津と他の草津」節を参照)と明確に区別する意図を含んでいる場合がある。

当地における「草津」という地名の語源は、温泉の硫化水素臭の強いがゆえに、「臭水(くさみず、くさうず、くそうず)」にあるとされる[2][3][4]。また、臭處(くさと)という説もある[4]。草津山光泉寺の縁起は、『大般若波羅蜜多経』(通称・大般若経)の一節「南方有名湯是草津湯」が由来であると説いているが[3][5]、大般若経にはこのような節はなく[6]、俗説である。同寺には、源頼朝が当地を訪ねた折りに、草を刈ったところ湯が出たという話[7] も伝わっているが、後述するように史実性は疑わしく、民間語源であろう。

なお、草津温泉を、上毛かるたの「く」の札で「草津(くさづ)よいとこ薬の温泉(いでゆ)」と歌っているのは、地元で「草津」を「くさづ」と読むからで、温泉水の持つ強い硫化水素臭から「くそうづ」と呼ばれたことが今日の地名の由来であるという説がある[8]。

地理・地質

地理
標高1100〜1200mの高地に温泉街が広がっている。北西部には、草津白根山(白根山〈2,160m、湯釜〉、本白根山〈2,171m〉、逢の峰〈2,110m〉)が聳えている(上信越高原国立公園)。

泉質
草津温泉の湯は基本的には酸性泉(酸性低張性高温泉)である。場所(源泉)によっては硫黄泉なども見受けられる。pHは2.1と酸性度が非常に高く、雑菌などの殺菌効果がある。この強酸性のために下流の品木ダムには酸性中和施設がある。温泉療養にも利用されており、適応症は皮膚病・神経痛・糖尿病ほか。

草津温泉は、草津白根山から東へ流れる地下水に火山ガスが出会って生じていると考えられている。降ってから数ヶ月から数年の比較的新しい地下水が主体となっており、湧出量は直前の降水量の影響を強く受けている。また、白根山の山頂に近いほどpHが低く、含有成分も変わる。

源泉
源泉は、公的に管理している大源泉が6つ存在するほかホテル等が所有している小源泉も多数存在する。自噴する温泉の湯量は極めて豊富であり、湯温も摂氏50-90度前後と高い[9]。万代鉱源泉はラジエーターを使い高い湯温を下げて配湯している。時間湯では昔から草津節などを唄いながら木の板(湯もみ板と言う)で温泉をかき回し、湯温を下げるのが特徴的な「湯もみ」が行われる(現在も、観光客向けに実演する施設があるほか、2箇所の共同湯では湯治の一環として行われている)。ちなみに、草津節は草津温泉最古の共同風呂「鷲の湯」が発祥の地である。温泉街には、湯畑を始めとする大小様々の源泉がある。1975年(昭和50年)に万代鉱源泉の利用および町による管理配湯が始まってからは、多くの小規模源泉が破棄された[10]。なお、湯畑を始めとする草津温泉の各源泉には緑色の湯垢のようなものが散見されるが、これはイデユコゴメ類などの温泉藻である。

主な源泉

湯畑(ゆばたけ)

温泉街の中心部に湧き、名実ともに草津温泉の中核をなす源泉である。囲いの内側にある湯樋は、高温すぎる源泉水を加水することなく低温化するための施設であるが[11]、湯の花を採集する目的も兼ねている[11]。湯の花の採集は、江戸時代中期にあたる寛政2年(1790年)頃に始められた[12]。採集は年に3回行われている[11]。

現在の施設は、周囲はロータリー状に整備されている。1975年(昭和50年)当時の町長の経営するホテルに投宿した芸術家・岡本太郎が、地域づくり計画の一環として太郎に手がけてほしいという町長の要請に応じて、デザインと監修を受け持ったものである[13][14]。工事の際、昔の囲いはおおかた撤去されたが、湯滝の周辺に一部が残されている。湯が滝のように湧き出る光景は全国的にも数少なく、2008年(平成20年)冬季からは、2万球に及ぶLEDを使用した行灯型の和風イルミネーション30基による夜間のライトアップで湯畑を演出する催し「湯畑イルミネーション」も期間限定で行われるようになり[15]、観光客の目を楽しませている。木樋を通った湯は最後に滝に到達するが、ここにはかつて「大滝乃湯」(現在は町営温泉施設の名にされている)と呼ばれる共同湯があり、1960年(昭和35年)頃に取り壊されるまでは、草津で唯一、番台のある「滝の湯」があった。


白旗(しらはた)

湯畑から光泉寺という寺院の階段方向に向かった隅に白旗湯畑がある。源頼朝が発見したと言い伝えられている源泉である。湯畑横の共同浴場「白旗の湯」では気軽に入浴を楽しむこともできる。草津の主要源泉で唯一、白濁している(他は無色透明)。


西の河原(さいのかわら、にしのかわら)

温泉街西側の荒原地帯に湧く源泉の総称で、現在では一帯は「西の河原公園」として遊歩道などが整備され、気軽に温泉が湧出する様子を観察できるようになっている。源泉の名称はこの付近の河原の名称から取られており、かつては町の西側にあることから西の河原(にしのかわら)と呼び、ここと地蔵の河原の2箇所を賽の河原(さいのかわら)と表現したようだ[16] が、現在では西の河原公園内に設置されている看板・案内図等でも西の河原を指して「さいのかわら(SAINOKAWARA)」と記載されている。ここには町営の「西の河原(さいのかわら[* 2])露天風呂」があるが、ここの湯は後述する万代鉱源泉から引いたものである。
西の河原の向かって右の河原には、地元では見た目から「マリゴケ(毬蘚)」と呼ぶところの、鮮やかな緑色でモコモコとした絨毯のようなチャツボミゴケ(茶蕾苔)[* 3] の群生が見られたが、[いつ?]頃の開発の影響によって失われている。なお、奥草津の中之条町六合地区元山にある群馬鉄山の鉄鉱石露天掘り跡の窪み(通称・穴地獄)のチャツボミゴケ公園では本州最大の群生を見ることができる[17][18]。


地蔵(じぞう)

湯畑から少し入った場所にある。古くから眼病に効くという言い伝えがあり、源泉の脇には名前の通り地蔵堂(目洗い地蔵と呼ばれる)がある。2006年(平成18年)4月に建て替えられた。ここには足湯、共同浴場と共に長期湯治専門の時間湯もある。


煮川(にかわ)

町営の日帰り温泉施設「大滝乃湯」のそばの、湯川の脇に湧出する。大滝乃湯から湯畑方面に伸びる歩道の脇に、茶色のタンクから煙突が伸びたような形状の施設があり、この中に湧出している。宿泊施設には供給されず、供給されているのは源泉近くの共同浴場「煮川の湯」と、前述の「大滝乃湯」のみ。


万代鉱(ばんだいこう)

1970年(昭和45年)に硫黄鉱山の坑道から噴出した新しい源泉で、標高の高い地域では主にここから湯が引かれている。摂氏90度以上と非常に高温で熱交換により湯温を下げている。このとき生じる高温の真水は温水として各家庭に供給されるとともに、道路の融雪などにも利用されている。「万代持ちますように」との縁起を担いで名付けられた鉱山だが、温泉の噴出を抑制できなかったことや、硫黄鉱山の需要低下[* 4] もあって廃坑となった後は、小殺生地区に垂れ流されていた。
しかしながら近年の技術の進歩と多大な努力により有効に活用されている。現在、草津の町に入ると近隣の山の中腹でジェットの如く高く蒸気を吹き上げている箇所があるが、それが万代鉱の源泉である(犠牲者が出たため源泉地区は立ち入り禁止)。pH1.7で含有する成分も多いが、肌の弱い体質の場合は、体に影響を及ぼす恐れがある。溢れ出た湯は湯川の上流で派手に水蒸気を噴き出しつつ投棄されている。


その他の源泉

綿の湯(わたのゆ)
お好み焼き屋の下より湧き出る源泉で、主に別荘地や近年になって開業した旅館・ホテル等に供給されている。町による集中管理ではなく、草津温泉配湯株式会社(前述のお好み焼き屋も経営)という会社が所有・管理・配湯しており[19]、共同浴場でこの源泉を引湯しているものはない。

熱の湯(ねつのゆ)
湯もみショーが行われる湯小屋の湯船の底に今でも直接湧いているが、現在は白旗源泉を使用している。熱の湯源泉は千代の湯にて使用。

ゆりかご橋
西の河原の上流部に時折湧き出る源泉。近年はほとんど湧出しない。

香草(かくさ)
pH1.0-1.2で有効な含有成分も多く玉川温泉と双肩する強酸性泉で、かつては一井旅館の別館が引湯していた[* 5] が、湧出地点があまりにも奥地でかつ湧出量も僅かであるため現在は使用されていない。川原から今も湧き出ていて野湯ファンが訪れることもあるが、向かうには遊歩道を外れて川や滝を登らなければならない。
エルヴィン・フォン・ベルツが発見したことや、当地での温泉まんじゅう発祥の「さいふ屋」がこの湯で饅頭をふかしていたという歴史がある。

温泉街

草津温泉街(くさつ おんせんがい)は、草津温泉の温泉街。外国語表記は、2020年開催予定の東京オリンピックに向けての道路標識等の国際化事業の一環として、2015年(平成27年)2月を境に旧来のローマ字表記「Kusatsu onsengai」から英語翻訳表記の「Kusatsu onsen town」に変更された。日本全国の他の温泉街に先駆けての施行であった。他の温泉街でも同様に変更される予定にある。なお、"onsen" は、2010年代には既に「日本様式の温泉」を指す用語として国際共通語化していたことから、ニュアンスの異なる英語 "spa" に置き換えることなく、英語 "spa town" に倣った「onsen town」が採用された。

温泉地の中央に湯畑を中心とした古風な日本情緒に溢れた温泉街があり、それを取り巻くようにリゾートホテルやペンション、大滝の湯、西ノ河原公園、テルメテルメおよび温泉センターなどの温泉関連施設のほか、草津音楽の森国際コンサートホールや草津熱帯圏などの諸施設が位置している。また、草津白根山に面して草津温泉スキー場がある。町外れには湯治に来て亡くなった人の無縁仏が多数ある。古いものでは明治年間の墓石もある。

温泉を用いた医療施設として、群馬大学医学部附属病院草津分院が1951年(昭和26年)12月20日に開院されて[20]、高血圧・喘息・リウマチなどの治療に温泉を使用していたが、2002年(平成14年)3月31日をもって閉院した[20]。

草津温泉の湯畑に設けられた木製の樋を利用して行われる湯の花の採集は、江戸時代中期にあたる寛政2年(1790年)頃に始められた[12]。以来、よく知られた土産物としても流通している。現代(2010年代)では、プラスチックのねじ込みの円錐状容器に赤文字で「湯の花」と筆書体で印刷され、1,500円程度で販売されている。2・3ヶ月に一度、わずかな量しか出荷されないことから、すぐに売り切れてしまう場合がある。


湯治場

古来、草津温泉は「万病に吉」と謳われ、多くの湯治客を迎え入れてきた。温泉の保温効果に加えて、草津温泉の強酸性泉による殺菌作用、成分に含まれる硫酸アルミニウムによる収斂作用、皮膚の刺激作用により切り傷から、ハンセン病、梅毒、皮膚病まで幅広い病の患者を受け入れてきた。

草津温泉が考案した独特の入浴法として「時間湯」がある。これは、湯もみによる低温化と組み合わせたもので、1877年(明治10年)頃に完成した[12]。温度が高過ぎて人間の入浴に適さない草津温泉の源泉の湯を、加水することなく適温化するために考え出された方法で、折角の温泉成分が加水で薄まってしまうのを避けることができる。湯もみ板で湯をもみ、湯長の号令で一斉に入浴し、3分間の入浴を行う。最盛期には、熱の湯、白旗の湯、松の湯、千代の湯、鷲の湯、地蔵の湯の6湯で行われていたが、2010年代には、千代の湯、地蔵の湯の2湯で行われるのみとなった[21]。

湯長制度は医師法に抵触する懸念などが指摘されたため、2019年7月31日をもって廃止された。時間湯の名称は残して千代の湯と地蔵の湯を無料化し、湯温を以前の48度から42度へ下げた[22]。

内湯めぐり 和風村

草津温泉の旅館15軒が「和風村」の名前で各旅館の内湯の日帰り入浴サービスを行っている。加盟している旅館で「通行手形」を購入することで利用可能。

うららの湯:つつじ亭
永楽の湯:たむら
延寿の湯:松村屋
お汲上げ(おくみあげ)の湯:奈良屋
君子(くんし)の湯:大阪屋
さい泉(さいせん)の湯:草津ホテル
たぎちの湯:ひのき亭牧水
玉すだれの湯:ての字屋
万代の湯:望雲
弁天の湯:益成屋
薬師(やくし)の湯:湯元館
安兵衛(やすべえ)の湯:日新館
龍神の湯:群龍館
若の湯:山本館
若乃湯:草津館

共同浴場

町中に共同浴場が多く存在している。ただし草津温泉では昔から「めぐり湯」は「してはいけない」と戒められている。

共同浴場名と利用源泉は以下のとおりである。

白旗の湯:白旗源泉
巽の湯:湯畑源泉
翁の湯:湯畑源泉
千代の湯:湯畑源泉
長寿の湯:湯畑源泉
白嶺の湯:湯畑源泉
千歳の湯:湯畑源泉
瑠璃の湯:湯畑源泉
睦の湯:湯畑源泉
喜美の湯:湯畑源泉
関の湯:湯畑源泉
煮川の湯:煮川源泉
地蔵の湯:地蔵源泉
凪の湯:西の河原源泉(以前は凪の湯源泉)
こぶしの湯:万代鉱源泉
恵の湯:万代鉱源泉
つつじの湯:万代鉱源泉
長栄の湯(旧町営の湯):万代鉱源泉
碧の湯:万代鉱源泉


歴史

安土桃山時代以前
ヤマトタケル(日本武尊)[2]、行基[4]、源頼朝[4] が開湯したとの俗説(開湯伝説)があるが、同時代の記録(碑文や文書)に草津温泉を起想させる内容は見られない[* 6]。

上州草津の温泉[* 7] について今日まで伝えられている最古の記録は、戦国時代前期の事柄について当時より後世の人物が記したものである。それは文明4年(1472年)、信州西厳寺住職の招きで浄土真宗本願寺派第8世宗主・蓮如が越前吉崎(現・福井県あわら市吉崎)の吉崎御坊より来草して布教したというものであるが、係る記録は他の記録と年号が食い違っているうえ、後世に記したものであるため、真偽のほどは定かでない(草津温泉温泉観光士講座より抜粋)。ともかくも、史料として既知で最古の例である。

安土桃山時代

戦国時代には湯本氏が文献に多く登場し、草津の湯治客からとる湯銭を武田氏配下の真田氏に納めたり、草津や白根で採れる硫黄を戦国大名に贈ったりしている。文禄3年(1594年)10月には大谷吉継が湯治で滞在していることが確認される[23]。豊臣秀吉が徳川家康に草津入湯を勧めた書状なども伝わっている。真田信之の保養法は、湯治と信濃の自然鑑賞で、療養や江戸詰めの後などにしばしば草津温泉を利用している。効能を熟知していたとみえ、知人らにも勧めて幕臣の島田利正が湯治を計画するや、その面倒をみている[24]。太閤・豊臣秀吉は文禄4年3月(1595年の4月か5月)[* 8] に草津湯治の綿密な計画を立てるほどの温泉好きであった[25]。

なお、草津温泉の由緒として『吾妻鏡』によると、建久4年8月(1193年9月頃)[* 9] に源頼朝が浅間山で巻狩りを行った際に、木曾義仲の遺臣で義仲遺児を匿って草津に潜んでいた細野氏を見出し、湯本の姓を与えて草津の地頭とし、以後、湯本氏は温泉経営をもって北条・足利に仕えた」とよく云われているが、『吾妻鏡』にそのような記述は無い。近在の人に自分の権利を認めさせるための作り話しであろう。(『萩原秋水遺文集』より)

江戸時代

江戸時代初期は真田氏の沼田藩、その後は天領として江戸幕府の直轄支配を受けている。湯本氏は沼田藩の家老として重用されていたが、後に本家は改易処分となる。現在と比べて交通は不便にもかかわらず、湯治客で賑わいは年間1万人を超える数を記録している。近世を通じて60軒の湯宿があり、幕末には「草津千軒江戸構え」といわれるほど栄えていた。この「せんげん」は活火山白根山=浅間(せんげん)の麓に栄えた草津温泉という意味であるとする学説もある。草津温泉は泉質が強烈なため、湯治後に肌の手入れのために入る「草津の上がり湯」なる温泉として、四万温泉や沢渡温泉がある。

江戸時代初期は内湯はなく、湯宿は基本的に素泊まりであった。18世紀初頭になると、「かこい湯」「幕湯」という貸し切り湯の習慣ができ、のちに内湯が設けられるようになった。


近代

明治時代、スウェーデンの人文学者アドルフ・エリク・ノルデンショルドは草津訪問記を著し、その中で草津温泉には療養する病人が多く、草津はそれら病人によって成り立っており、病人たちが罹患しているのは梅毒やハンセン病(らい病)、脚気である、としている。お雇い外国人として来日したドイツ人医師エルヴィン・フォン・ベルツ、および宣教師コンウォール・リーによりハンセン病に効く湯治場としての地位が確立され[26]、草津温泉郷にはハンセン病集落が出来ている。

その後、1931年(昭和6年)にらい予防法が制定されると、その直後の1932年(昭和7年)には国立らい療養所栗生楽泉園が開設されている。

大正期には軽井沢から軽便鉄道(草軽電気鉄道)が草津まで開通したほか、後に高崎・渋川などからバスも乗り入れるようになった。長野原線(現・吾妻線)が長野原駅(現・長野原草津口駅)まで開業したのは太平洋戦争後の1946年(昭和21年)である。

戦後、日本にもハンセン病治療薬「プロミン」が導入され、これが大きな治療効果をもたらした。さらにリファンピシンの登場によってハンセン病はほぼ克服されたため、温泉療法は急速に廃れ、ハンセン病の湯治場として成立してきた草津温泉は方向転換を余儀なくされた。その後は群馬県を挙げて一般観光客を集める温泉観光地としての道を歩むこととなる。

1975年(昭和50年)に湧出量4700L/分の万代鉱源泉の利用が始まり、これを機に草津町による集中管理給湯システムが整えられた。給湯量に余裕ができ、それまで温泉施設の無かった高台にも給湯が可能になったため、一気に草津温泉の規模は拡大した[27]。

2006年(平成18年)には草津温泉の土産物店、ホテル、旅館などで売られている「湯の花」の多くが、同温泉で採集されたものではなく、硫黄に炭酸カルシウムを混ぜて製造したり、近隣の温泉の湯の花であったりしたことが判明した。これを受けて公正取引委員会は、景品表示法違反(優良誤認)で製造販売した4社に排除命令し、6社には排除勧告を行った[28]。しかしその後も人工の入浴剤がパッケージを変更して販売されているのではないかという指摘がある[29]。なお草津町が販売している湯の花は、発売元が「群馬県草津町」と表示されたプラスチック容器に入ったものである[30]。これは年間約5000個ほどしか販売されていない[29]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E6%B4%A5%E6%B8%A9%E6%B3%89

6. 2020年8月21日 10:44:18 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[12] 報告

【公式】草津温泉ペンションはぎわら「わたの湯」源泉の宿///素泊まり専門。草津温泉ペンション協会、加盟
http://p-hagi.main.jp/

草津温泉 ペンションはぎわら 2016年秋再訪 - 温泉
逍遥
https://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/7ef25388c0f
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先日(2018年1月23日)に発生した草津白根山(本白根山)の水蒸気爆発で犠牲になった方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。私のような温泉バカにとって、火山やそれに伴う地熱活動は、温泉という自然の恵みを与えてくれるありがたい存在なのですが、時折このような惨禍をもたらし、その被害はあらゆる方面に及んでしまうので、無神経に喜んでいられないのがツライところ。今回の噴火でも、人的被害はもちろんのこと、その麓にある草津温泉の各旅館では早速キャンセルが相次いでおり、観光で成り立っている当地にとっては死活問題となっているようです。そこで今回から少しだけですが、私の記事ネタのストックから草津温泉関係を掘り起こして、いくつか紹介させていただきます。いずれも1年以上前のネタで申し訳ないのですが、何卒ご了承ください。


 
以前拙ブログでは草津の「わたの湯」源泉に入ることのできる「ペンションはぎわら」をご紹介したことがありますが(前回記事はこちら)、2016年の初冬に草津で滞在する機会があった際にも、あの素晴らしいお湯が恋しくなったので、一晩お世話になりました。今回記事ではその時のことを書き綴ってまいります。

前回訪問したときには、黒い毛の老犬がお客さんを出迎えていましたが、その後残念ながら天国へ旅立ってしまったんだとか。でも新たに子供の柴犬がやってきて、早くも宿の一員として愛想を振りまいていました。この日も私を見かけるや、このワンコは機敏に動きながらこちらへすり寄って来て、すぐにゴロンとお腹を向けたのでした。人懐こい性格なので、接客業にピッタリですね。


 
お宿の客室は和室と洋室の2タイプから選べるのですが、今回も前回と同じ洋室のベッドルームをお願いしました。正直なところ建物の古さは隠せませんしトイレも共用なのですが、室内は綺麗にお手入れされており、テレビや洗面台などが備え付けられているので、快適に過ごすことができました。


 
さて、お風呂へ向かいましょう。浴室は2室あり、大きさと形状が若干異なっているのですが、極端に違う訳ではなく、紺と紅の暖簾を入れ替えたり、あるいは貸切のような形にして、適宜使い分けているようです。前回宿泊時には両方入ったのですが、今回は奥側の大きな浴室のみ利用しました。

記事の冒頭でも申し上げましたが、こちらのお宿では「わたの湯」という源泉を引いており、この源泉に入れる施設はこちらを含め僅かしかありません。しかもこちらでは源泉に一切手を加えず、そのままの状態で浴槽へ供給しています。このため季節によって気温などの影響を受けてしまうんだとか。この日も浴室入口には「冬の間は温泉が少々ぬるく成りますので 熱い湯を出して入浴下さい」という文言の書かれた札がさがっていましたが、訪問日はそこまで冷え込んでいなかったので、ボイラーの沸かし湯を加えることなく、源泉そのままの状態で入浴させていただきました。


 

小ぢんまりとした室内には硫黄の香りがふんわり漂っています。壁はモルタルの上に白く塗装され、床はタイル貼りという実用的な設えですが、浴槽の傍らに据えられたゴツゴツとした黒い岩が、非日常的な雰囲気を演出しています。洗い場にはカランが2基設置されており、うち1基はシャワー付きです。


 
浴槽に注がれる「わたの湯」源泉は、この日も一切手を加えることなく絶妙な湯加減が保たれていました。言わずもがな、完全掛け流しです。湯船のお湯はほぼ透明に見えますが、浴槽の切り欠けから洗い場へ溢れ出ているお湯の流路がクリーム色に染まっており、イオウの濃さがビジュアル的に伝わってきます。その一方で、以前訪問した時、湯船の底には湯の花がたくさん沈殿しており、私が湯舟に浸かるとそれらが舞い上がって瞬間的にお湯が濁ったのですが、この日は予め除去されていたのか、そのような現象はほとんど見られず、終始透明度の高い状態が続いていました。そんなお湯を口に含むと余計な雑味のないストレートな収斂酸味が航空の粘膜を刺激するほか、アルミ箔をかじったような感覚も少々あり、湯面からはイオウの香り、そしてツンと鼻孔を刺激する酸っぱい匂いも放たれていました。

それにしても「わたの湯」は実に素晴らしい。入った瞬間に肌へ伝わる強酸性泉独特のヌルヌル感のほか、いつまでも続くツルツルスベスベ浴感も心地よく、お湯なのにフワっとするようなエアリー感すら覚えるとても優しい浴感を持ち合わせています。またオーバーフローのお湯によって洗い場が軽い洪水状態になるほどお湯の投入量が多いため、湯舟のお湯は常に鮮度感が抜群であり、これがお湯の持つ浴感をさらに高めています。前回記事でも申し上げましたが「わたの湯」というネーミングは実に言い得て妙。本当に綿に包まれているような軽やかな感触で湯浴みを楽しめるのです。お宿はリーズナブルですし、それでいてこんな極上のお湯に入れるのですから、ありがたいことこの上ありません。リピートして良かった!


わたの湯源泉
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 56.0℃ pH2.05 蒸発残留物1.46g/kg 成分総計1.61178g/kg
H+:8.98mg, Na+:53.0mg, Mg++:38.5mg, Ca++:73.6mg, Al+++:40.0mg,
F-:10.5mg, Cl-:309mg, SO4--:601mg, HSO4-:180mg,
H2SiO3:240mg, H2S:13.6mg, H2SO4:4.0mg,

群馬県吾妻郡草津町草津464-279  地図
0279-88-2363
ホームページ

日帰り入浴不可
シャンプー類あり、ドライヤー貸出

私の好み:★★★

コメント (6)

Unknown (ぱと)
2018-01-26 09:19:42
白根山の水蒸気爆発ビックリしました、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げたい一方あの程度の噴火で良かったなと思う自分が居ます、もし大規模噴火であったなら草津温泉街や万座温泉への被害もキャンセル程度では済まないですよね?ひとつ間違えれば壊滅的な状態になる恐れもあったのではと考えてしまいます!k-Iさん草津シリーズ楽しみにしてますよぉ!


あくまで (たちかわ某)
2018-01-27 19:26:05
わたの湯源泉だけが目当てならば、日帰り施設でも入れます。
ご存じでしょうが、テルメテルメの時間湯(男女交代制)で自分はわたの湯源泉の入浴体験を果たせました。ありがたや…。
何せ草津は食事面を含めて快適な安宿が乏しく、宿泊だと妥協を余儀なくされますよねえ。


Unknown (K-I)
2018-01-28 16:47:55
たちかわ某さん、こんにちは。
そうでしたね。テルメテルメは私もかなり前に利用しましたが、記憶からすっかり漏れておりました。おっしゃるように草津は廉価で快適な宿を探すのに苦労しますね。東北や九州にあるような、リーズナブルなのにお湯も料理も良い宿を知ってしまうと、関東圏のお宿が悉く高く思えてしまいます。特に、草津のみならず東京圏の人間がアクセスしやすい場所で、かつ知名度の高い温泉地は、その傾向が顕著ですね。それゆえ、なかなか泊まろうという気になれません。

Unknown (K-I)
2018-01-28 16:52:34
ぱとさん、こんにちは。
まさか本白根山が噴火するとは予想だにできませんでした。あそこはコマクサの群生地ですから、それを目当てに私も数年前トレッキングしています。しばらくあの山域は立ち入りできないのでしょうね。志賀草津道路も(冬季閉鎖期間が過ぎても)当分は通行できないのかもしれません。火山活動は人知の及ば無いところなので、今後どうなるか不安で仕方ありません。観光への影響も心配です。


Unknown (kama)
2018-01-31 10:56:29
こんにちは♪

草津の私の定宿もわたの湯引いてますし日帰りも可能です。(表にはあまりわたの湯の事書かれてないから知ってる人は少ないかな?苦笑)

ちょっと高めの日帰りですが、わたの湯なら、西の河原通りにある「するがや」さんでも日帰り入浴できますよ!(貸切)

しかしながら、ペンションはぎわらさんは穴場で、私も何回かリピートさせて頂いてます!(笑)
ワンちゃん(ももちゃん)にも癒されるし湯も良いし、良い宿を末永く続けて欲しいものです。

噴火の件は、本当にビックリして現地の知り合い等々と連絡取り合ってました。
温泉街は何ら噴火の影響は受けてないし受けないのですが、知り合いの宿もキャンセルでたり(少し離れた花敷温泉でもキャンセル出た位なので…)風評被害もありますが、きっと直ぐに立ち直って欲しいと思っています。


Unknown (K-I)
2018-02-02 17:25:12
kamaさん、こんにちは。
わたの湯源泉に入れる施設は、単に知られていないだけで意外とあるようですね。「しかも「するがや」さんは貸切ですか! そういうところをこまめに調べて一つ一つ制覇してゆくのが、真のマニアなのかもしれませんが、不束者の私はまだその域まで達しておらず、修業が足りないなと反省しております。
噴火によりキャンセルが相次いでいることはニュースでも報じられ、それを知った私も心が痛みましたが、その後少しずつ盛り返しているとのことで、草津が光明の筋を掴んで再び賑わってくれることを祈っています。こういうときにこそインバウンドでやってくる海外からのお客さんはとても心強いですね。
https://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/7ef25388c0f00f6dfcbb1f4c480a0975

7. 2020年8月21日 10:47:41 : VumBhQdrYQ : a1FlQUZBTWNFVUE=[13] 報告
草津温泉 ペンションはぎわら - 温泉逍遥 2015年03月25日
https://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/34afc09922b0d4f1a1043fd9a3fbbcab

昨年(2014年)夏の記事が連続し、鮮度に欠ける内容ばかりで申し訳ございません。私が草津を訪れる場合は日帰りが多いのですが、この時の訪問では、温泉巡りはもちろん、熱帯夜続きの首都圏から避暑すること、そしてその年の春に開館したばかりの「重監房資料館」見学という3つの目的があり、さすがに日帰りでは疲れてしまいそうだったので、温泉通の間で人気の高い「ペンションはぎわら」で一晩お世話になりました。


 
お部屋は和室と洋室の2種類があるそうですが、ベッドの方がよく寝られる私は迷うこと無く洋室を選択しました。人によって就寝スタイルには好みがあるでしょうから、どちらか選べるというのは、客にとってありがたいものです。洋室はツインルームで、トイレこそ共用ですが洗面台は備え付けられており、テレビもありますから退屈しません。この時の旅の目的として避暑を挙げましたが、さすが草津は標高が高いために、都内が猛暑で呻吟しているような日でも、日没後は涼しく爽やかで過ごしやすくなります。お部屋にはクーラーが無いのですが、そのような環境ですのでエアコンなんて不要なんですね。寝入りばなに扇風機を軽く回しておくだけで、快適に熟睡できました。毎年猛暑の時期には電力供給が逼迫するというニュースが報じられますが、お休みの日にみんなで標高の高いところへ避暑するだけでも、相当な節電になるかもしれません。


 
お風呂は大きさの異なる2室があり、出入口には紺と紅の暖簾がかかっていますが、特に男女に分けているわけでもなく、いずれも貸し切りで使用できました。このブログをご覧の方ならご存知かと思いますが、こちらのお宿が温泉ファンの間で誉れ高い理由は、草津でも僅かな施設にしか供給されていない「わたの湯」源泉に入れるからなんですね。「冬の間は温泉が少々ぬるく成りますので・・・」という文言は、ひとつの源泉だけで勝負しているからこその悩みなのかも。


●大きな浴室
 
まずは大きな方の浴室から。大きいと言っても、あくまで2つの浴室を比較した表現であって、両方とも民宿らしいコンパクトな造りですが、貸切利用ですし、大挙して利用することもありませんから、これで問題ないでしょう。硫黄臭の漂う室内はモルタル塗りの白いペンキ塗りで、床はタイル貼り。洗い場にはカランが2基設置されています(うち1基はシャワー付き。スパウトのみの水栓は最近交換されたものと推察されます)。四角い浴槽は2〜3人サイズといったところ。浴槽内も白く塗装されているのですが、イオウの付着によってうっすら黄色くコーティングされているように見えました。


 
積み上げられた岩の間からパイプが突き出ており、「わたの湯」源泉が滔々と注がれています。上述の張り紙にあったように、冬期はもうひとつの配管のバルブを開けて熱いお湯で温度調整をするようですが、この日はそんな必要も無く、加水することもなく、100%「わたの湯」だけで42〜3℃というちょうど良い湯加減になっていました(真夏でこの温度ですから、たしかに冬だとぬるくなっちゃうかも)。もちろん完全放流式の湯使いであり、浴槽を満たしたお湯は手前側の切り欠けから溢れ出ているのですが、オーバーフローが流れる箇所は、温泉成分の付着によって白く厚く塗り固められており、イオウの濃さがビジュアル的にも伝わってきました。


 
槽自体の色に影響されるのか、湯船のお湯は薄い黄色(見方によっては緑系)を帯びているように見えるものの、入浴前の浴槽は底がはっきり確認できるほど、高い透明度が保たれていました。しかし実は底には湯の華が沢山沈殿しており、私が湯船に入ると湯華が舞い上がって、一気に白濁しました。左(上)側の画像は入浴前、右(下)画像は入浴後の、浴槽の様子です。小さい画像だと分かりにくいかもしれませんが、前と後では濁り方がはっきりと異なっており、入浴中は白濁をもたらす無数の白く細かい湯華に包まれました。


●小さな浴室
 
小さな浴室にも入ってみました。室内空間も浴槽の容量も大きな浴室より一回り小さく、しかも浴槽は台形の右上を潰したような変則的な形をしています。槽には青く小さな円形タイルが貼られているのですが、その大部分はイオウの付着によって白や黄色に染まっていました。
洗い場に設けられているカランは2基ともシャワー付き。


 
こちらの湯口は装飾性が無く、壁から直接突き出ていますね。タイルの目地のみならず、全体的に覆っている黄色い硫黄が、温泉の濃さを物語っているようです。


 
こちらの浴槽でも底には湯の華が沈殿しており、入浴するとお湯は一気に白濁しました。画像左は濁る前、画像右は濁った後の様子ですが、白濁した湯船は底のタイルがすっかり目視できなくなっていますね。

強い酸性のお湯に特徴的な、少々のヌルヌルを伴うツルツルスベスベの浴感を有しており、どことなく柔らかで優しいフィーリングです。また、両浴室も浴槽の容量に対して源泉の投入量が多いため、お湯の鮮度感が抜群で、極上な入り心地でした。お湯を口に含むと、余計な雑味のないストレートな収斂酸味が感じられた他、イオウ臭に関しては草津の他源泉より強く香っているように思われました。たくさん湯の華が舞い上がって白濁を呈している湯船に浸かっていると、あたかも綿に抱かれているような気分。源泉名の由来は存じ上げませんが、柔らかな浴感といい、大量の湯の華といい、「わたの湯」とは言い得て妙なネーミングです。

私の訪問時、玄関では老犬がソファーに横たわりながら、来客を出迎えていました。16歳という高齢のため、目は白内障を患い、四肢もすっかり衰え、下半身にはオムツがあてがわれ、体を動かすのが大変辛そうな様子でしたが、それでもペンションのワンコとして接客の心得があるのか、懸命に目を動かして客を意識していました。犬は飼い主に似ると言いますが、物腰が柔らかいご主人にそっくりな、穏やかな表情が印象的でした。
しかしながら、お宿のホームページによればこの3ヶ月後にあの世へ旅立ってしまったそうです。ご主人は「スキーでお越しになる常連のお客様と再会できれば良いのですが…」とおっしゃっていましたが、残念ながら間に合わなかったかもしれません。
看板犬は冥土へ行ってしまいましたが、その後も「わたの湯」のお湯は絶え間なく湧き続けています。草津という観光地にありながら大変リーズナブルであり、且つ近くにコンビニなどもあるため、滞在中に不自由を感じることもありませんでした。極上な浴感の「わたの湯」を完全掛け流しで堪能できる、素敵なお宿でした。


わたの湯源泉
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 56.0℃ pH2.05 蒸発残留物1.46g/kg 成分総計1.61178g/kg
H+:8.98mg, Na+:53.0mg, Mg++:38.5mg, Ca++:73.6mg, Al+++:40.0mg,
F-:10.5mg, Cl-:309mg, SO4--:601mg, HSO4-:180mg,
H2SiO3:240mg, H2S:13.6mg, H2SO4:4.0mg,

群馬県吾妻郡草津町草津464-279  地図
0279-88-2363

日帰り入浴不可
シャンプー類あり、ドライヤー貸出

私の好み:★★★

コメント (4)

Unknown (Dan)
2015-03-25 06:56:09
ここは我々も宿泊しました〜
珍しい源泉ですもんね
犬が可愛い〜ですよね
Ronは草津の共同浴場連湯して
顔が真っ赤になりまして


Unknown (K-I)
2015-03-25 20:57:11
>Danさん

万代鉱を筆頭に、共同浴場へ引かれるお湯は強いタイプが多いので、「草津はちょっと苦手…」というお話をたまに耳にしますが、たしかにデリケートなお肌ですと、あの酸性に負けちゃいますよね。
私は、面の皮は大して厚くないのですが(認識不足?)、おかげさまで温泉に関しては熱さにも強酸性にも耐えられるようになりました(笑)。
その点、こちらのお宿のお湯は、湯加減もフィーリングも(草津の中では)優しいので、何度入っても気持ち良いですね。
この記事のワンコは残念ながら命を引き取ってしまったそうですが、お宿は便利な立地ですし、リーズナブルなので、あのお湯に改めて入るべく、再訪したいなと思っています。


Unknown (雨のち晴れ)
2015-03-26 22:51:06
こんにちは。

草津のペンション情報ありがとうございます。
なかなかペンション情報はないのでありがたいです。
しかも綿の湯源泉なんですね。
これは是非次回訪問時の候補に入れたいと思います。

草津のお湯は、私にはちょっときついのですが、でも好きです。体中が硫黄くさいのがたまりません。


Unknown (K-I)
2015-03-27 21:28:46
>雨のち晴れさん

リーズナブルでアットホームな、居心地の良いお宿でしたよ♪
この時は素泊まりでしたが、湯畑まで行けば食事には困りませんし、
コンビニも近いので不自由しませんでした。
そして、綿の湯源泉は、本当にコットンのような優しさで、とても魅惑的でした。
特定のお宿しか引かれていない源泉や自家源泉にはやっぱり惹かれますし、
共同浴場の湯には無い優しさがあるんですよね。

https://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/34afc09922b0d4f1a1043fd9a3fbbcab

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