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田中角栄
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1714.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 10 月 23 日 16:25:05: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 売国政治家列伝 _ 中曽根康弘 投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 27 日 08:13:46)

2021年10月23日
日本国民と財務省の利益相反
田中角栄は豪快に金を使い日本を急成長させ、財務省(大蔵省)は存在意義をなくした。
すると大蔵省は東京地検に働きかけ田中逮捕に動き、日本財政悪化、日本経済破綻にむけて邁進する

画像引用:https://www.dailyshincho.jp/article/2018/05120700/?all=1 生誕100年 いまも色褪せない「田中角栄」秘蔵ショット集 _ デイリー新潮

日本を貶めるほど利益を得る集団

利益相反はその役職に就いている者が、役目の遂行と相反する利害関係にある事を言います。

例えば小泉政権から日本政府の経済会議で中心的役割を担ってきた竹中平蔵は、個人としてパソナ取締役会長などを兼ねていた。

竹中は政府を主導して派遣業の規制緩和や悪名高い「中抜き」を勧め、パソナはそれで利益を得て竹中個人も金を得た。

典型的な利益相反でアメリカなら逮捕されるところだが、今も自分が決めた法律や制度によって利益を得ている。

こうした例が日本政府には無数にあり、安倍夫婦はその一端で、国会議員は何かしら自分が関与した事で利益を得ている。

利益相反の頂点に位置するのが財務官僚で、財務省は日本の財政が悪化しないよう収入と支出を監督する役所です。


1980年代いわゆるバブル時代や、もっと前の高度成長期に財務省は大蔵省と言う名前だった。

バブル時代の大蔵省は金余りの時代で税収が多かったので、必ずしも敬意を払われていませんでした。

敬意を払わない頂点の男が田中角栄首相で、公然と大蔵省をばか、無能呼ばわりし積極財政を展開していた。


当時の田中首相は政界の闇将軍と呼ばれ国民には絶大な人気を誇り、日本の機関車のような存在だった。

これが気に食わないと思った大蔵省は、東京地検に依頼して田中角栄逮捕を働きかけたと言われている。

田中は1976年(昭和51年)に逮捕されたが、その後も政界の闇将軍として日本を支配し続けた。


日本経済と財政が「破綻寸前」だから財務官僚が大威張りし政治家や国民がひれ伏す。
日本が好景気で財政健全になってしまったら、こんな奴は無能呼ばわりされる
これが財務省が日本経済を破綻させる利益相反
20211014-00786015-shincho-000-1-view画像引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/50a73e426b6b40e4c6ef9cfa095b6111ea0afaa4 

財務次官の異例の「国家破綻・財政再建」寄稿 過去の「国債の暴落を引き金にした財政破綻を明確に否定した公式文書」との整合性は?(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

財政悪化させるほど財務官僚は利益を得る

田中角栄の信念は「金を使えば金は増える」で、イケイケどんどんを地で行くような政治を好んだ。

田中逮捕は「大蔵省に逆らうものはこうなるぞ」という見せしめで、大蔵省に従い田中を裏切ったのが竹下首相でした。

竹下は総理大臣になるため田中を裏切り、大蔵省の支援を受けて消費税を創設した。


この消費税こそ財務省の利益相反の最たるもので、日本の景気を悪化させるために意図的に仕組んだ。

財務省=大蔵省は日本の景気が良く財政が健全だと、田中のような人物に「バカ、無能」呼ばわりされる。

それなら景気を悪化させて日本を財政破綻させれば、日本中が財務省に服従するようになる。


これが消費税創設と3度の増税で、4回とも見事に日本を不況のどん底に陥れ、デフレ不況を悪化させた。

消費税の税収は増えたが日本のGDPを縮小させたので、国全体の税収は減少し4回とも財政を悪化させた。

ここからが面白い話で、日本経済が破綻し財政悪化するほど財務省の力が強まり、財務官僚に逆らうものは居なくなった。


安倍首相は2012年から2013年にかけて消費増税を渋ったが、そこで降ってわいたように「安保論争、憲法論争」が起きた。

日本中のメディアや学者が反安倍、反安保を表明し安倍首相は退陣寸前に追い込まれた。

だが安倍首相が消費増税を表明すると潮が引くように反安倍は収まり、4回目の消費増税でも同じ事が繰り返された。


これを仕組んだのも財務省で、財務省は経済情報の元ネタを全て握っているので、あらゆるニュースメディアに支配権を持っている。

財務省は予算も握っているのであらゆる大学も支配下に置いており、学者や教授はみんな財務省から給料をもらっている。

このように財務省・財務官僚は日本の財政を悪化させるほど、日本を経済破綻に追い込むほど利益を受けます。

岸田新首相は評判通り「財務省の犬」なのか、時間が経てば分かるでしょう

https://www.thutmosev.com/archives/87001911.html  

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コメント
1. 中川隆[-8960] koaQ7Jey 2024年10月02日 06:50:47 : z1vU2J1xQQ : bzZaS1JmVUQ1MVE=[5] 報告
<■372行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2024.09.30
日経1600円安 石破さん=最後の愛国政権 田中角栄の弟子
https://golden-tamatama.com/blog-entry-ishiba-last-patriot.html

日経平均1600円安来た〜

最近は千円のレベルで上がったり下がったり。

電球もぶっ壊れる前はチカチカする。

すなわち終わりが近づいてるってことです。

ワタスの見たとこ株式相場というより金融システム自体。
消えてなくなるのが2026年ごろ。

通貨の意味がなくなるのがその頃だと見てます。

これからは、どんなにお金があってもお米の一つも買えない。

タワマンに住んでてもおにぎりの1つも食べられない。

それなのに、株が暴落しただの。
何をのんきな。。

明日からいよいよレプリコン開始なのです。
誰も気づかず、静かに落とされる原爆。

もう完全リセットモードに入ってるのが分からないのか。

さて、今回の暴落の理由。

石破ショックなどとトレンドに上がってますたね。


石破さんは完全にこっち側の人です。

反グローバリストですね。

株価が上がる=グローバリスト
株価が下がる=反グローバリスト

わかりやすいですよね。

以下の動画で、ひろゆきの質問に

非正規労働者が4割いて、所得が6割になって
どうやって子供作れるの?

非正規労働をなくせ、派遣会社をぶっ潰せと答えてます。

この人は完全庶民側、愛国者ですね。

石破さんが総理になれない理由
自民党ぶっ潰して欲しい
https://twitter.com/nohandhuman/status/1826260619001286730

まぁ、石破さんは田中角栄さんの最後の弟子だからですね。


角栄さんは、ロッキードでやられてしまった。

そして娘の田中真紀子さんも、目立ってくるとすぐ潰される。
最近も自宅を放火されるなどして、ずっと狙われてる。

自民党にも昔は、中川昭一さん、橋本龍太郎さん、竹下さんなど愛国者はいた。

でも、暗殺されたり脅されたりで、今は売国政権になってしまった。

ずっと自民党の副総裁になってる麻生さんなんてお爺さんが吉田茂さん。
イエズス会ですからね。

小泉、竹中時代から、完全グローバリストが実験を握ってる。

でも、それが覆された。
そりゃ麻生さんが固まるのも分かる。


石破さんはこんなことを言ってます。


・一部の超金持ちから税金をいただく金融所得課税を実現。

・在日米軍基地を日米で共同利用し、アメリカにも自衛隊を駐留させる←日米安保がほぼ完全に同等な関係となる。

・「防災省」が新設され災害対応がより迅速かつ丁寧なものに。

・アジア版NATOで大東亜共栄圏復活へ

普通に反グローバリスト政権なのが分かる。

日本独立を目指してるのです。

これはネットに載ってた、石破さんの裏切りの歴史だそうです。

自民党内の色んな派閥に属して、裏切り続けてる。
だから煙たがられてた。

でも、これは普通に庶民の側を向いてたからですね。


まぁ、石破さんには頑張ってもらいたいですが。

ワタスの見たところ。

残念ながらお決まりの法則がある。
愛国者はすぐ潰される法則。

石破さんの政権は、最後の愛国者政権。

多分、人工地震か第2パンデミックか。
それで潰されてしまうでしょう。

いよいよ来年に向けドラマが始まった。

とかなんとか。

本当にありがとうございますた。

これは、映画、沈黙の艦隊の主題歌。
DIGNITY(尊厳)


石破さんは、主演の大沢たかおさんに会ってましたね。


石破さんは独立国とはどういうことなのかとか。
自分のチャンネルで話してますたね。

イシバチャンネル第百三十八弾「沈黙の艦隊」について - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=f5-UnUtVM9I

https://golden-tamatama.com/blog-entry-ishiba-last-patriot.html


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「石破茂総理」の誕生で、いよいよ日本経済に巻き起こる「意外な事態」
10/1
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5f10044b249823fb8abfec34385936f5ec38557

自民党総裁選において石破茂氏が総裁に選出され、新政権が誕生する。石破氏は安全保障通として知られており、どのような経済政策を語っているのかイメージしにくい人も多いかもしれない。石破政権の経済政策について分析する。

点の政策を面に展開すると

今回の自民党総裁選では、(石破氏に限ったことではないが)多くの候補者が派手な経済政策は打ち出さなかった。あえて言うならば、(その良し悪しはともかくとして)解雇規制の見直しなど労働市場改革を主張した小泉進次郎氏や、アベノミクスによる低金利政策継続を主張した高市早苗氏ぐらいと言えるかもしれない。

性格上、石破氏は壮大なキャッチフレーズを掲げるタイプではないが、個別政策を細かく見ていくと、経済運営の方向性はハッキリしている。それぞれ列挙すると、地方創生、最低賃金引き上げ、教育無償化、給食無償化、子育て支援の充実、海外に流出した製造業の国内回帰、下請法強化による中小零細企業支援、といったところである。

「点」という形で提示された一連の政策を「面」に展開し、一言でまとめると「中間層の底上げと格差是正」ということになるだろう。

近年、日本では格差拡大が進んでおり、一部では社会常識として受忍限度を超えた状態となりつつある。大企業社員と中小零細企業の社員、あるいは正社員と非正規社員との間には極めて大きな断絶が生じている。東京と地方を比較しても賃金には著しい違いがある。サラリーマンという同じ職業属性でありながら、企業規模のみで未婚率に著しい差が付くというのは、ある種の異常事態といってよいだろう。

全体の賃金を上げていくには、AI(人工知能)など高度産業を育て、全体の付加価値を高めていくのが理想的かもしれないが、今の日本社会は、こうした革新的な産業シフトを実現できる状況ではない。筆者は以前から何度も主張しているが、台湾TSMCを熊本に誘致したケースのように、相応の技術力を持った企業の製造拠点を日本に戻す(あるいは外資系企業の製造拠点を国内に誘致する)だけで、相当な賃上げ効果が期待できる。

製造業の国内回帰を促せば、現実問題として製造拠点の多くは地方に置かれることになる。おそらく石破氏は製造業の国内回帰を促すことで地方経済を活性化させ、さらに最低賃金を引き上げることで、全体の所得拡大を図る方針と考えられる。

これまで地方には高賃金を払える企業が存在せず、最低賃金が上がってしまうと企業経営に悪影響が生じる可能性があった。製造拠点の国内回帰で高賃金を払える企業を増やし、その波及効果によって他企業の業績を拡大できれば、最低賃金の引き上げにも対応できるだろう。

金融所得課税を提唱
台湾TSMC誘致は岸田政権下で実施された政策であり、基本的に石破氏の政策は、岸田政権が行ってきた各種政策との親和性が高い。実際、石破氏は、岸田政権の路線を踏襲する考えを示しており、その意味で大きな政策転換にはならないだろう。一方で岸田政権は、十分な財源の裏付けがないまま各種政策をスタートした感が否めないが、石破氏は財政規律重視の立場であり、財源についても言及しているところが特徴的だ。

石破氏は、岸田政権が導入を断念した金融所得課税の強化を主張している。

岸田政権は発足当初、金融所得課税強化の方針を打ち出したものの、株価が下落したことに加え、証券業界などからの猛反発を受け、事実上、撤回に追い込まれた。同じく金融所得課税を打ち出した石破氏に対しても「貯蓄から投資へ」という流れを阻害するとの批判が寄せられている。

これに対して石破氏は「NISAなど投資推奨策を邪魔するつもりはない」として、多額の資産を持つ富裕層に限定して課税強化するなど、軌道修正を図っている。

確かに金融所得を得ているのは富裕層ばかりではなく、多くは年金の足しにしたいという理由で、退職金など貯蓄の一部を投資に回している高齢者である。例えば、企業を定年退職して2000万円程度の退職金をもらい、年金だけでは生活できないので、投資で配当収入を得ている人などがこれに該当する。

資産をまったく保有していない層からすれば裕福といえるかもしれないが、月15万程度の年金に、わずかな配当収入(1000万円を3%で運用した場合、月当たりの配当収入は2万5000円)を加えて生活している人を富裕層と呼ぶのは無理がある。

金融所得課税を強化するのであれば、やはり億単位の資産保有者に限定した方が、全体への悪影響も少なく、かつ国民合意も形成しやすいだろう。

法人税への態度
石破氏は、もうひとつの財源として法人税についても言及している。総裁選中の討論会において「法人税はまだ上げる余地があると思っている。負担する能力がある法人はまだある。累進課税とは言わないが、負担する能力のある法人には、もう少し負担をお願いしたい」と述べている。

日本の法人税は安倍政権下で3回も減税されており、結果として日本企業の内部留保は600兆円という空前の水準まで膨れ上がった。本来、企業は蓄積した利益を次の成長のために先行投資する必要があるが、日本の大企業は多くをキャッシュとして貯め込み、設備投資を拡大していない。設備投資が増えなければ、経済学の理論上、景気が拡大するはずがなく、これが日本経済停滞の大きな要因のひとつとなっている。

石破氏が法人税の増税について、単なる税収確保という観点で言及しているのかは定かではないが、筆者は財源としての法人増税よりも、設備投資を促し、成長を実現するための税制改正と位置付けた方がよいと考えている。

これまで政府は設備投資を増やした企業には減税するなど、各種の投資拡大策を実施してきたが、効果はほとんどなかった。その理由は法人税がすでに相当程度、安くなっているので、企業にとって減税には魅力を感じないからである。このような場合には、逆のインセンティブを付与する方が効果的だ。

つまり、設備投資を積極的に実施しない企業には相応の増税を行い、逆に設備投資に積極的な企業には、現在の低い税率を維持させるという考え方である。

法人増税なら効果は大きい
一律に法人税を上げてしまうと、積極的に設備投資を行っている成長企業の活動を阻害する欠点があるのだが、逆のインセンティブを付与する方式であれば、投資に後ろ向きで賃上げをしない企業のみをターゲットにできる。企業は増税を回避したいので、これまで消極的だったところも設備投資を行うようになるだろう。

一連の政策群は丁寧に取り組めば、相応の効果を発揮すると考えられる。一方で、最大の欠点は効果を発揮するまでにはかなりの時間がかかるという点である。短期的には金融所得課税の強化や法人税の税制改正は、むしろ景気に逆風となる可能性すらある。

実際、総裁選が行われた9月27日の市場は、低金利持続を主張する高市氏が優勢と伝えられ、午前中は株価が上昇し、円安も進んだものの、石破氏が総裁に決まると一気に株価は戻し、為替も円高に振れた。石破氏は党内を二分する形で総裁の座に就任しており、今後の政治運営は簡単ではない。強い政権基盤を作らなければ、一連の政策は絵にかいた餅となってしまうだろう。

石破政権が掲げる経済政策は、富裕層や大企業に厳しく、大方の庶民や中小企業には優しいが、実現のハードルは高く相応の時間もかかる。このあたりをどう考えるのかが最大のポイントとなる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5f10044b249823fb8abfec34385936f5ec38557?page=3


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「田中角栄を圧勝させた側の心理と論理」

本多勝一のロッキード疑獄で保釈中の選挙を新潟三区の山村で取材したレポート「田中角栄を圧勝させた側の心理と論理」を紹介したい。これは、素晴らしい傑作ルポだ。

 当時は、大都会を中心とした世論では、「田中を当選させたら新潟第三区住民の恥」と言われていた。しかし、それは、本当に「恥」なのか。それは、都市部や革新・エリートの持つ傲慢ではないのか、というのがこのルポの主題だ。
 本多は、田中を十七万票で当選させた新潟三区の中でも、特に「豪雪」と「過疎」に強く苦しめられ、「出稼ぎ地帯」、「嫁不足地帯」、「自殺地帯」である山村部のうち、北魚沼群守門町の二分という地域を取材した。

 本多は、自殺率の高さや雪による苦しみ、出稼ぎの必要などを村人の発言を紹介しながら叙述し、田中角栄の圧勝を次のように結論する。

「角栄」を圧勝させたもの。それはもはや政党レベルや汚職次元の問題ではなかった。明治以来の「東京政権」下にあって、「陽の当らない場所」でありつづけ、戦後さらに「高度成長」の犠牲にされてきた地方の、中央に対するイナカ、「表」にたいする「裏」、都市的・秀才的・エリート的な「陽のあたらない場所」の怒りと痛み・恨み。それを「田中」という現象に託して反撃に出たのが、こんどの「十七万票」だともいえよう。「田中」以外に、だれにこの反撃を託すことができようか。具体的に、第三区のだれが、かれらの怒りと恨みを実際に行動であらわしてくれる可能性があるだろうか

 もちろん、本多は、田中を含む自民党政権が地域格差を作って来たのだから、田中のやっている事はマッチポンプじゃないか、あるいは、田中の行う「日本列島改造」という公共事業による再分配政策ももたらすのは結局のところ「大企業の繁栄」と「人間破壊」・「文化破壊」ではないのかという指摘も忘れていない。


本多勝一 そして我が祖国・日本
日本の農村部の四地域を取り上げ、開発や出稼ぎなど、現代日本の矛盾した輪郭を浮き彫りにする。

第一部 わが故郷
筆者の故郷信州・伊那谷をとりあげ、少年時代の思い出などをおりまぜながら、 ”高度経済成長”のかげで大きく崩壊していった自然と人々の生活の模様を報告。

第二部 アイヌモシリ
アイヌ民族の生活基盤が和人により収奪されていった過程や、苫東開発計画により 売却されていく農地周辺の人々の模様を報告し、”開発”の意味と本質を明らかにする。

第三部 南部のくに
岩手県北部の山岳地帯、江戸時代からの貧困と出稼ぎの歴史とその背景を紹介し、 現在の出稼ぎと残された人々の生活の模様を報告。上野充さんの手記や藤島洋二郎さんの文など心を打つ。

第四部 田中角栄を圧勝させた側の心理と論理
新潟県の豪雪地帯、農民詩人岡部清さんの詩を紹介しながら、そこに生きる人々の生活の困難を提示し、 ロッキード疑獄後の選挙で田中角栄を圧勝させた側の論理と心理を解説。
1974年〜1976年取材。 解説 後藤総一郎氏。
http://www1.odn.ne.jp/kumasanhouse/movement/sinbun_yomitai/hon/asahibunko.html


5月30日 本多勝一『そして我が祖国・日本』2022.05.30
 この前、内田樹さんのことを書いた。そうしたら、それを読んでくださったお客さんと「週刊金曜日」のことで盛り上がった。
 「週刊金曜日」は、朝日新聞にいた新聞記者本多勝一さんが立ち上げた週刊誌です。

 1984年でした。私は大学二年生。東京の大学に入ったものの、さてどういうことをしたらいいのかさっぱりわからない。無為に日々を送っていた。同じクラスの子が読書会に誘ってくれた。そこで読んだのが本多勝一の『中国の旅』。15年戦争での日本の中国への加害を描いたルポでした。それを読んで本多さんの本をもっと読みたいを思って読んだ2冊目が『そして我が祖国・日本』でした。『中国の旅』も衝撃的だったが、じぶんにじ〜んと伝わってきたのは、『そして我が・・・』の方でした。

 当時の自分は、すべての面で東京のような都会が素晴らしく思われ、反面自分の育った田舎を見下し卑下していました。前年には、新潟県出身の田中角栄元首相が東京地裁で、収賄罪の罪で懲役4年の実刑判決。それにもかかわらず、その年の冬の総選挙では22万票という過去最高の得票を得て当選。東京でタクシーに乗り、新潟県人だということを告げると、運転手が顔をしかめる、そんな時代でした。

 『そして我が・・・』に収録された「田中角栄を圧勝させた側の心理と論理」は、どうして犯罪者である田中が22万票を得たかということの理由や背景を民衆の視点で描いたものでした。
 雪深い新潟では、昔、冬になれば男はみんな都会に出稼ぎに行っていた、それを公共工事で仕事を作り出し、出稼ぎに行かなくても済むようにさせたことが田中の最大の功績だった、じぶんたちの暮らしを楽にしてくれた「角さん」が刑事責任を追及されて困っている、自分たちの恩人「角さん」を今助けないんでどうするんだ?そういう気持ちが過去最高得票をつくりだした、と本多は書く。その一方で批判的な言葉も忘れていない。都会と地方との格差をつくり、出稼ぎをさせてきたのはほかならぬ自民党政治だった。田中のしていることはマッチポンプでもあることを住民はまだ見抜けていない。おおよそこんな論調だったと思うんです。

 田中角栄を代表として送り出す住民に対してあたかたかな感情を持ちつつも、その背景に深く切り込む冷静な視点は忘れない、そういう姿勢に凄く感動しました。モノゴトの見方を教えてもらったんだと思います。
https://www.baba-law.jp/%ef%bc%95%e6%9c%88%ef%bc%93%ef%bc%90%e6%97%a5%e3%80%80%e6%9c%ac%e5%a4%9a%e5%8b%9d%e4%b8%80%e3%80%8e%e3%81%9d%e3%81%97%e3%81%a6%e6%88%91%e3%81%8c%e7%a5%96%e5%9b%bd%e3%83%bb%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%80%8f/

田中角栄 列島改造と訪中| 茂木誠
2023/11/25
https://www.youtube.com/watch?v=0Fb01EpcjUE&t=35s

田中角栄
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1714.html


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石破茂氏出演!『安全保障論 / 自民党論』(2023年5月19日放送・前半無料パート)ゲスト:石破茂、出演:島田雅彦・白井聡、司会:ジョー横溝
エアレボリューション 2023/05/19
https://www.youtube.com/watch?v=kVFCuWLX9uA

ゲストは自民党衆議院議員・石破茂氏。

安全保障論では、岸田内閣の安全保障の評価、ウクライナ戦争後の世界の安全保障について、台湾有事の可能性とその回避方法などをテーマにトークを展開します。
果たして…日本は戦争に向かうのか?

自民党論では、そもそも石破氏は自民党をどうするのか? 対米従属はどうするのか? 官僚支配をどうするのか?など…日本政治の根幹を石破氏に迫ります!


植草一秀氏生出演!『沈む日本の4つの大罪とは?』
エアレボリューション 2024年9月17日
●ゲスト:植草一秀
●出演:島田雅彦(作家) 白井聡(政治学者)
https://www.youtube.com/watch?v=JCzYqzuKv3I

参考テキスト『沈む日本 4つの大罪』植草 一秀 、白井 聡著、ビジネス社、1870円(税込)

選挙のための顔選び、新リーダーは日本を救えるか⁉ 白井聡(京都精華大学准教授) × 鳩山友紀夫
2024/09/02
https://www.youtube.com/watch?v=bs1xClsSktU

00:00 準備映像
00:30 対談スタート、白井氏の近著について
02:10 自民党総裁選を分析、候補者から感じる惨状、勝利するのは誰か。
19:00 過酷な税と社会保障、崩壊寸前の年金制度、深刻化する労働力不足、貧困・戦争を必要とする先進国 
32:30 立憲民主党代表選を語る、財務省の代弁者と役人、自民党と立憲は何が違うのか、野党共闘は幻想なのか、 
45:00 「対米自立」でまとまれない立憲、マニフェスト選挙の可能性、 
1:00:30 メディアとの関わり方、ウクライナ情勢とグローバルサウス
1:14:10 「2012年体制」を乗り越えるために


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新しい門閥制度 - 内田樹の研究室
2024-09-26 jeudi
http://blog.tatsuru.com/2024/09/26_0742.html

 自民党総裁選についての報道は専ら候補者たちの政策や党内基盤についてのみ論評している。でも、見落としていることがある。それは9人の候補者のうち6人の最終学歴がアメリカの大学または大学院だということである。残る3人のうちの一人も、日本の大学を出た後にアメリカの下院議員のスタッフになったことをその後のキャリア形成においてずいぶん強調していた。

 ということは、自民党に限って言えば、最終学歴がアメリカであることがどうやらキャリア形成の必須条件だということである。私の知る限りでも、日本の富裕層の中では中等教育から子どもを海外あるいはインターナショナル・スクールに送り込むことが「ふつう」になってきている。その方が英語圏の大学に進む上でアドバンテージが大きいからだと説明された。

「グローバル化の時代なんだから、レベルの高い教育を受けるために海外に出るのは個人の自由だ。横からがたがた言うな」と言う人もいるだろう。だが、私はこういう傾向は端的に「よくない」と思う。

 ハーヴァード大学の学費は年間56550ドルである。日本円で800万円。生活費を入れると年間1000万円以上を支出できる家庭の子どもしかアイヴィー・リーグに留学することはできない。このハードルを越えられるのは、日本国民の数%にも達しないだろう。

 ご存じの通り、日本の学校教育への公費支出のGDP比率は久しく先進国最低レベルである。高等教育機関の私費負担割合は、日本が67%。OECD平均は39%である。見ればわかる通り、日本の政府は「高等教育については自己責任で(お金のある人はよい教育を、ない人はそれなりに)」という方針で教育政策を実施している。

 海外の大学大学院を出た人たちがそのまま海外で生活するのなら「グローバル化」と言えるかも知れない。だが、自民党総裁候補者たちのキャリアが明らかにした通り、彼らがアメリカで高等教育を受けたのは、その学歴が日本に帰ってきてから支配層に駆け上がるための捷径だと思ったからである。

 だが、これは典型的な「植民地人」のふるまいである。

 明治維新のあと、先人は日本人が、日本語で高等教育を行える高校・大学を短期間に創り上げた。これは見事な達成だったと私は思う。彼らは「教育は海外にアウトソースしてはならない」ということ、高等教育を自国語で行えることが植民地にされないための必須の条件だということを知っていた。

 今でも母語で大学院教育が行われ、母語で書いた論文で博士号が取れる国は決して多くない。日本はわずか1億2500万人の母語話者しか存在しないにもかかわらず、それができる例外的な国の一つなのである。
 だが、いま支配層たちが進めているのは「グローバル化」という看板の下での「高等教育のアウトソーシング」である。「海外にレベルの高い高等教育機関があるなら、何も高いコストを負担して国内に作る必要はないじゃないか」と彼らは考えている。お金持ちはそう考えるのである。そうすれば経済格差が教育格差を経由して、自動的に階層格差を再生産するからである。「下から」這い上がって、彼らの地位を脅かす若者たちは制度的に排除できる。確かに合理的な考えである。けれども、ここには致命的な過誤がある。

 19世紀アメリカでも富裕層は公教育の導入に反対した。われわれの子どもの競争相手を育てるためになぜ税金を投じなければならないのか。貧乏人は自己責任で教育機会を手に入れろ、と。一理はある。けれどももしその理屈に従っていたら、アメリカは今も後進国のままだったろう。(9月18日)
http://blog.tatsuru.com/2024/09/26_0742.html


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ネオコンが留学生を洗脳してアメリカ金融資本のエージェントにする手口
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017634

エリート洗脳システムとしての留学制度
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14118494

日本語は難し過ぎる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14094861

日本人の3人に1人は日本語が読めない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068776

外国語学習について - 内田樹の研究室
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日本人は金髪美女に弱い _ 小布施からセーラ・カミングスの姿が消えた
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/444.html

ゆとり教育を推進した三浦朱門の妻 曽野綾子がした事 _ これがクリスチャン
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/492.html

女は東大出でも思考力・判断力・知性すべてゼロ _ 通産官僚 宗像直子は何故こんなにアホなの?
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/544.html

2. 中川隆[-8959] koaQ7Jey 2024年10月02日 06:53:50 : z1vU2J1xQQ : bzZaS1JmVUQ1MVE=[6] 報告
<■106行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
田中角栄がゴリ押しして作らせた上越新幹線、湯沢の無数のスキー場とリゾートマンション、35年後の評価はいかに?
 国会議員になった田中角栄は、長岡鉄道の社長に就任し、会社合併により越後交通を発足させる。これが田中角栄の地盤の基だ。越後交通は現在では鉄道を運営していないが、田中角栄の出世の足掛かりは鉄道事業だったのだ。
 国政の中枢に上り詰めた角栄は、道路特定財源の仕組みを作って道路整備を進め、鉄道建設を国鉄から切り離し、日本鉄道建設公団を発足させて全国に鉄道を敷設した。ただし、そのローカル線の経営を国鉄に押し付けたため、国鉄破綻の大きな要因になる。

 鉄道に関する象徴的な出来事といえば、上越新幹線の開業だろう。

 今では言われなくなったが、かつて日本海側は“裏日本”と呼ばれ、太平洋側に比べて発展が遅れていた。新潟出身の田中角栄にとって、これが政治家としての原点となる。戦後間もない昭和21年、彼が政治家を志して行った演説では、

「この新潟と群馬の境にある三国峠を切り崩してしまう」(早坂茂三「オヤジとわたし」)

 と、ぶち上げている。ホラ話のようだが、実際に三国峠を貫通させて関越自動車道と上越新幹線を開業させたのだ。

 どのように上越新幹線を実現させたか、その様子が「NHKスペシャル 戦後50年そのとき日本は」(NHK出版)に描かれている。

 東海道・山陽新幹線以降の新幹線建設は、全国新幹線鉄道整備法を制定して進めることが決まり、その第一章第一条には、

“新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、もつて国民経済の発展及び国民生活領域の拡大並びに地域の振興に資することを目的とする”(一部抜粋)

 と掲げられた。つまり、(輸送量の増大で)必要に迫られて開業した東海道・山陽新幹線とは違い、地域振興を新幹線開業の目的に据えたのだ。

JR東日本の経営を支える上越新幹線
 この法律には重要な点がもう一つある。どこに新幹線を建設するかを、国鉄(現:JR)が決めるのではなく、運輸大臣(現:国土交通大臣)が“基本計画”および“整備計画”として決定するのだ。

 田中角栄(自民党幹事長)は、法律の原案を官僚から受け取ると、路線が書かれた別表を見るや、

「ここに、もう一線つけくわえるべきではないか」

 と言って、路線を書き加えたという。付け加えた路線が上越新幹線だったとは明記していないが、言うまでもないということだろう。

 このとき“基本計画”になったのが、東北新幹線、上越新幹線、成田新幹線である。東北新幹線は鈴木善幸総務会長、上越新幹線は田中角栄幹事長、成田新幹線は水田三喜男政調会長の地元を通るもので、このとき田中角栄が自民党三役に上り詰めていたことが、新潟県には幸いしたのだ。ちなみに、成田新幹線は地元の反対もあって実現せず、東北新幹線と上越新幹線だけが早期実現を果たす。


『誰も語りたがらない 鉄道の裏面史』(佐藤充)。クリックするとamazonの購入ページにジャンプします
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 当初は収支が危ぶまれた上越新幹線だが、現在はJR東日本の経営を支える路線の一つである。上越新幹線の大宮駅〜新潟駅(北陸新幹線含む)は、JRが発足した30年前に比べて5割も輸送量が増えた。

 ただし、その牽引役は田中角栄の地元ではない。大宮駅〜高崎駅は2.3倍にもなったが、高崎駅〜新潟駅では15%も減っているのだ。

 大宮駅〜高崎駅が増えたのは、JR発足時にバブル景気が始まり、地価の高騰で通勤圏が広がって、新幹線通勤が急増したためである。

 JR東日本が2階建て新幹線を投入したのも、この新幹線通勤に対応するためだ。こうして定着した新幹線通勤は、不景気になっても大きく落ち込むことはなく、現在に至るのである。田中角栄が生んだ上越新幹線は、北関東に住む遠距離通勤客によって育てられたわけだ。
https://www.jprime.jp/articles/-/8930?page=3


田中角栄がゴリ押しして作らせた欠陥スキー場 苗場スキー場とすぐにスラム化したリゾートマンション 西武ヴィラ苗場 1号館 - 9号館

【バブル遺産】10万円のタワマン?衰退する有名リゾート地に潜入 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sNzUrjMyYIc

西武ヴィラ苗場の専用ゲレンデに近かった白樺平ゲレンデが 2013年に廃業したらすぐに西武ヴィラ苗場も廃墟・ゴーストタウン化したんですね。 浅貝ゲレンデが2015年に廃業した時も近くの飲食店や旅館はすべて廃墟になり、近くの5軒のリゾートマンションの値段も10万円まで下がりました。
苗場スキー場は西武ヴィラ苗場のすぐ前に見えますが、実際に行くには自動車で 10分以上かかるので、かぐらスキー場に行くのとかかる手間はあまり変わりません。 スキーヤーに一番人気の かぐらスキー場に行くなら苗場のリゾマンから行くより湯沢町のリゾマンから行く方が遥かに近いです。 苗場スキー場でスキーヤーに人気が有るのは急傾斜で非圧雪の上級コース数本だけなので、西武ヴィラ苗場のオーナーで苗場スキー場を利用している人は殆どいません:

Re 苗場地区の将来は? 投稿者:タワー引退者 投稿日:2016年 8月31日(水)12時22分29秒
私は苗場スキー場に絶望してタワーを売却しました。
毎年いるとわかるのですが、経営が傾斜した時から、

・コースの廃止(火打ゲレンデはかなりコース廃止されましたね)

・コース整備の手抜き(コースは存在しても滑れない。大斜面も迂回くねくねが存在して、初中級者でも上から下まで何とか降りてこれたはず)、

・ロープウェイ・ゴンドラがすぐに運休(強風とか視界不良とかの理由ですぐ1日運休する)

・平日はさらにコースも縮小

・プリンスホテル内の店が穴あき状態(行くと営業してないとか)

・プリンスホテル自体が季節営業に以降(今は夏はやっているようですが、冬しか営業せず)

など、スキー場としてまともではなくなりました。
子供と外国人だけ相手して、下の方で滑ってろと言わんばかり。
子どももちょっと滑れるようになると、満足せず田代や湯沢まで遠征してました。

さらにスキーシーズン以外で営業していたゴルフ場も廃止されましたしね。

プリンスホテルだけのせいにするつもりは無いです。
地元も浅貝ゲレンデもM選手の仲間内だけでの営業(レストハウスで仲間内だけでの盛り上がりで営業しているのかどうかもわかず、地元のホテル・ペンションとの連携もなし)で、M選手がスキー選手のせいかスノボパークもなくなり、地元もやる気なし(浅貝と温泉のセットでもやればいいのに)

タワーは気に入ってたのですが、手放しました。

苗場は温暖化で雪質も悪くなり、さらに奥の三国スキー場があれば雪質の良さは多分売りになると思うんですけど、地元もこうじゃ難しんでしょうね。残念です。


もう苗場スキー場は駄目でしょう。 元々傾斜が きつ過ぎて上級者以外には向かないスキー場だったのですから。
しかし、西武のアホ経営者は何を考えていたのかな?

浅貝ゲレンデと白樺平ゲレンデは連絡路が有ったくらいなので、この二つを繋げれば巨大なスキー場になったのですが、西武にはそういう事を考えられる頭の有る人間が一人も居なかったという事なんですね。

▲△▽▼

金儲けと女にしか関心が無かった堤義明
プリンスの墓標 堤義明怨念の家系
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/373.html  

3. 中川隆[-8958] koaQ7Jey 2024年10月02日 06:55:47 : z1vU2J1xQQ : bzZaS1JmVUQ1MVE=[7] 報告
<■111行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
新潟県民が、なぜ、田中角栄様なのかを、私は昨日の旅で知った。

群馬県上毛高原から新潟県越後湯沢と言えば、新幹線では、1駅、上越線だと、水上から越後湯沢まで、6駅
関越道だと、「水上IC」の次は、「湯沢IC」になりますよね。
国道17号線は、昭和34年に「三国トンネル」が出来、山をトンネルで越えるようになりました。
でも、そのトンネルたちは、あくまでもあの川端康成が「雪国」を執筆した大正11年に、上越線が清水トンネルを抜けたことで初めて、群馬県から新潟県に抜けられるようになったそうだ。。。

その前までは、、、
「旧三国街道」
こんな小さな道を行き来していたそうです。

そして、こんな道を行き来するのは、大変だっただろうし、
また、山を越えれば、大雪の湯沢に達していました。
これは、江戸時代の旅人たちにとって、ここは、試練だったのだろうねぇ

関東地方と「新潟県」と言えば、上越新幹線で東京駅から越後湯沢駅まで、1時間半ぐらいで着いてしまう非常に近い印象だし、そして、長野から比べてもすごい近い印象になりますよね。
でも、それは、あくまでも、大正11年に国鉄が、「清水トンネル」を開通させたことが大いに強いことであったと、今回、この旧三国街道で、三国峠を越えてみて、大いに感じてしまいました。

明治時代まで、関東地方から見て、新潟と言うのは、「長野」を回らないといけない隣の都市なのに、超遠方にある「県」であると感じてしまっていたのかもしれないと、今回、「旧三国街道」「三国峠」を越えてみて、大いに感じてしまいました。

そして、当然ながら、この一帯と言うのは、「豪雪地帯」
だから、冬には全面的に通行止めであったのかもしれない。
この道を歩いて見て、あの川端康成の「雪国」が、どれだけ、一般庶民にとって、驚きであり、新しい「道」の意味であったかと言うこと、旧道を歩いてみて、大いに感じさせられました!!!
https://ameblo.jp/toshiahrut/entry-12418363415.html

田中角栄と道路建設
昭和22年に衆議院議員に初当選した田中角栄は、ローカル私鉄の長岡鉄道の社長となり、公約の電化を実現したことから、地元の強い支持を受けるようになった。
この長岡鉄道は昭和50年に廃止された。新幹線の時代が到来し、上越新幹線の建設が始まっていた。

1976年11月、田中がロッキード事件で逮捕されてから4ヵ月後、地元・新潟県柏崎市で聞かれた「田中角栄前総理を囲む若人の集い」での講演の中で、田中はみずからの政治力の原点についてこう語っている。
 「私はですな、新潟県の代議士になった時に、三国隨道(トンネル)というのが通っておらない(ために)、新潟県というのは独立国だなと思ったんですよ。
これでは新潟県はよくならん。窓をあけなきや、鎖国経済だと思ったんです。
それで私はね、やっぱり交通網で結ぼうと言ったけれど、できなかったんです。
笑われましたよ、お前なんかにできるもんかって。
先生の政治力はどのようにしてできたんですかと(聞かれましたが)、政治力なんて、大してありません。
大してありませんけどね、私は立法したんです、立法」
 故郷・新潟にそびえる三国山脈にトンネルをつくり、太平洋側と交通網で結ぶ――。それが、田中の代議士一年生のころからの政治目標であった。
そしてみずからの力の原点と言った「立法」を通じて、田中は建設省に地歩を築き、目標の実現をめざす。
田中は私邸に、全国の五万分の一の地図を買いそろえていたという。自分の構想にのっとって、道路や鉄道を地図に書き入れていくのが日常であった。
 「道路は文化、文化は道路だ」
 これが田中の口癖だった。1949年当時、新潟県内の国道舗装率は4.1%で、全国平均の1/5にすぎなかった。冬の間、雪に閉ざされる集落では、人々が力を合わせて手掘りのトンネルを掘って「道」を確保していた。
小学校時代の恩師・金井満男は、田中が語ったひと言ひと言が、今も鮮やかに脳裏によみがえってくるという。
 「先生、私の考えはまちがっているかもしれませんが、先生も応援してくれるでしょう。
明治以来の政府は、日本海側に金を、びた一文出していません。
こんなばかげた政治家、政治なんてあったもんじやない。
だから私の生きているかぎり、今日から日本中の金は全部、日本海側につぎ込もうと思っています」
 道路整備は、今のように限られた財源の中で分け合っているかぎり、いつまでたっても、地方、特に日本海側に金がまわってこない。

建設省地方道課長、道路局長、そして建設次官を歴任した高橋国一郎は、郷里が、田中の地元である新潟県柏崎市だった。高橋は、田中と深いかかわりを侍つようになった官僚の一人である。
 「恩人ですからね、建設の。道路に関するかぎりは。道路三法をみずから提案し、通してくださった方ですから、そういう意味では大変な恩人ですね。日本の道路がこんなによくなったのは田中先生のおかげだというふうに、当時、みんな思ってましたからね」
 ガソリン税法成立から一年後の1954年8月、三国山脈を貫く三国トンネルが着工した。
延長1,200メートル、総工費4億2,869万円。三国トンネルの工事の進捗状況を、当時のニュース映画『新潟日報ニュース』は、いくぶん高揚した調子で伝えている。
タイトルは「全通迫る三国トンネル」。
 「徳川時代、参勤交代の道路として人馬の往来の激しかった三国街道も、国鉄上越線の開通以後はほとんど交通もとだえ、ただハイキングの人が通り過ぎる程度でした。
しかし、今やこの国道17号線は、首都・東京から埼玉、群馬の両県を経て裏日本の要衝・新潟市に通じる本土横断最短の幹線道路として、雄々しく浮かび上がってきました。(中略)
日本一の米作県・新潟県と、大消費地・東京を結ぶ産業経済の大動脈は、いよいよ待望の全通に近づいてきたのです」
 そして工事開始から3年後の1957年12月、ついに三国トンネルは完成。誰もが疑った目標を田中は実現したのだった。

田中はやがて、国道のルート決定にも影響力を及ぼすようになる。
 1962年春、桜の花が咲き始めたころのことだった。河北のところに、田中から電話がかかってきた。
 「おい局長、どうだ、道路網昇格運動はどうなった?」
 「はい、ご連絡遅くなりまして、すみませんでした。すぐ行きますから」 
 そのころ、都道府県道を国道に昇格してほしいという陳情に追われていた河北は、国道に昇格させることを決めたルートを記した全国一級国道地図を携え、目白台にある田中の私邸へと急いだ。
河北がルートの説明を始めようとすると、田中は一枚の地図を見せた。
それは田中の選挙区である新潟3区の小出町と堀之内町の載っている五万分の一の地図だった。田中はその地図を河北の前に広げ、赤マジックで無造作にサッサッと一本の線を引いていった。
そして
「これでやってくれよ」
と指示した。
 それは、国道17号線のルートだった。1952年に国道に認定された国道17号線は、新潟と首都圏を結ぶ大動脈であり、地元にとって17号線がどこを通るかは死活問題でもあった。
河北の記憶によれば、田中に呼ばれたのは、17号線の改良計画で小出町周辺の新しいルートをどう通すかを決めるための調査を始めようとしていた矢先のことだったという。
建設省道路局の考えていたルートはまだ公表されておらず、変更の可能な時期でもあった。
 田中の指示したルートは、群馬県方面から魚野川の東を通ってくる17号線を、そのまま東側を通らずに橋を架けて西側の堀之内町を通り、また対岸に戻すという「逆コ」の字形のルートであった。
 「堀之内を通さなければだめだ」
それが田中の強い意向だった。
http://ktymtskz.my.coocan.jp/denki/tanaka1.htm#0  

4. 中川隆[-8956] koaQ7Jey 2024年10月02日 09:00:24 : z1vU2J1xQQ : bzZaS1JmVUQ1MVE=[9] 報告
<■114行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
田中角栄の支援で苗場スキー場を作った堤義明

田中角栄 は、国費で全国の道路建設を可能にする法案、道路三法を議員立法で成立させます。
道路三法が出揃った1年後の1956年、初当選時に訴えた三国山脈を貫くトンネルの工事が着工されます。そして、その3年後の1959年に三国国道が開通。これにより初めて、新潟と関東とを自動車で直接行き来できるようになりました。

三国国道の開通は、新潟に新たな産業を生み出しました。それがスキーです。三国国道の開通から2年後の1961年に三国トンネルのすぐ側に開業したのが、苗場国際スキー場でした。その苗場国際スキー場をつくったのが、西武グループの堤義明です。

万座温泉をはじめ、中里、伊吹山と次々とスキー場の建設計画を進めていくうちに、堤義明は「オリンピックが開けるような大規模なスキー場はつくれないものか」と考えるようになります。堤義明がオーストリアから招聘した職業スキー教師連盟会長をスキー場建設予定地に連れて行き、評価を聞くと、彼はその予定地と国道を挟んだ反対側の山を指し、「こちらなら大丈夫」と言います。その反対側の山が、苗場だったのです。

苗場でのスキー場開発を巡って、堤義明と田中角栄とがめぐり逢います。
ちょうどそのころ、湯沢町長の角谷虎繁は、町に中学校をつくるための資金源として杉林を売却したい意向を持っていた。その杉林というのが、なんと苗場山の一角であった。 角谷は、田中角栄に相談した。角谷町長は、新潟3区選出の代議士田中角栄の息のかかった人物であった。

田中は、1957年7月、33歳の若さで、郵政大臣に就任していた。自民党の若き実力者として着々と地歩を固めていた。政治家として活躍する一方で、地元の越後交通の社長も兼任していた。

「先生に買っていただければ、いいんですが」

田中は「コンピューター付きブルドーザー」との異名を取る頭の回転の速さで、即座に答えた。 「おれのところは、バスと鉄道が専門だ。スキー場などに、興味はない」

「どこか買っていただけるところは、ないものでしょうか」

田中は、例のダミ声で言った。

「 よっしゃいま すぐ、東急に電話してやるよ」

東急と田中とは、東急の常務である田中勇(のち日本エアシステム会長)を通じて縁があった。

田中勇は、角栄も噛んだ越後交通の前身会社の中越自動車、長岡鉄道、栃尾電鉄3社の合併で一役買い、中越自動車の買収を手がけた。

自らも、中越自動車の社長に就任していた。

角栄の手がける仕事の東急側の窓口が、勇であった。

田中角栄の後援会越山会の中心である長岡支部長にも座っていた。 角栄と勇は、いわば盟友ともいえた。

が、その東急もいらないという。

義明は、角谷が、田中に相談した土地が、これから自分が買うつもりでいる土地だとは、思ってもいない。

義明も、角谷町長のもとに、社員を派遣したところであった。 「苗場の100万坪は、わたしどものほうでお引き受けしましょう」 角谷町長は、その一件を、田中角栄に相談した。

「東急のライバルの西武グループに、売っていいでしょうか」

「なんにするつもりだ」

「それは、わかりません」

田中は言った。

「いっぺん、その西武の責任者に会わせろ」

田中の意向は、義明に伝わった。

義明は、田中と会うことにした。

義明は、豊島区目白の田中邸で田中に会うなり切り出した。

「わたしのところは、スキー場は造りますけど、バスはやりません。越後交通のバスで、スキー場までお 客さまを運んでいただきますので、お互い不可侵条約を結びましょう」

田中は、越後交通の社長もしていた。

「おっ、わかった。それでいい」

“わかったの角さん”と呼ばれるだけあり、決断は早かった。

田中は、扇子でせわしそうにあおぎながら続けた。

「もとより、おれは、スキー場には、なんの興味もない。そちらがそういうなら、仲良くやろうじゃない か」

義明は、湯沢町所有の苗場山の杉林100万坪を、湯沢町から5億円で買った。 新潟県湯沢町のなえば地区の「苗場国際スキー場」(のち苗場スキー場)は、国際競技の出来るスキー場として、1961年2月7日、ついにオープンにこぎつけた。
350人収容の宿泊施設、スキーハウスと、レストランのほか、貸しスキーや診療所まであるスキーセンターも完成させた。

こうやって堤義明が開発した苗場国際スキー場は、大人気のレジャースポットになります。
https://www.yamadakoji.com/entry/ski-movement


しかし、苗場国際スキー場は傾斜がきつ過ぎてスキーの上級者でなければとても滑れない欠陥スキー場でした。
結局、苗場に来るのはナンパ目当ての、スキーには何の関心も無い若い男女客だけでした。

恋はゲレンデから? 何もかもが輝いていた バブル時代を彩ったスキーの思い出

「スキーに行く」といって、単に滑って満足して帰るのは少数派です。真のスキーの目的とは、すでにいい感じになりかけている女性への押しの一手。あるいは、現地での出会いです。

 スキー板は、出会いのための小道具でしかありません。そのためスキー場選びにあたっては、意中の女性と出掛けて関係が深まりそうか、あるいは男女の出会いが生まれそうかが重要だったのです。
中でも「ナンパ天国」として知られていたのは、やはり苗場スキー場です。

スキーを口実に出会いを求めた男女
 ご存じの通り、苗場プリンスホテル(新潟県湯沢町)はスキー場のみならず、プールにレストランに映画館までがある、一大レジャースポットです。
 そもそもが、スキーを口実に出会いを求める男女が来る場所。それ以外になんの目的があるのか――という常識が出来上がっていたのです。
映画「私をスキーに連れてって」の白いスキーウエアは数年間にわたって流行しましたが、あれはナンパのための制服だったといえます。
https://ecnavi.jp/mainichi_news/article/28a5f6fb406a67fafe9aff43e888e38c/


▲△▽▼


金儲けと女にしか関心が無かった堤義明
プリンスの墓標 堤義明怨念の家系
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/373.html


苗場スキー場はスキーを口実に出会いを求める男女が来る場所だった。
真のスキーの目的とは、すでにいい感じになりかけている女性への押しの一手。あるいは、現地での出会いでした。
スキーブームの全盛期、鉄道系スキー場の主役といえば、何といっても苗場スキー場(新潟県)でした。当時の運営会社のオーナーが堤義明だったことから、西武鉄道とは切っても切り離せない関係でした。
苗場プリンスホテルに宿泊して苗場スキー場でスキーをすることはスキーヤーのあこがれ。ゲレンデ直結、しかもプールがあったり、ユーミンのライブが開催されたりと、スキー以外の魅力も苗場プリンスにはあった。

カネがない貧乏スキーヤーは、近くの廉価な民宿に泊まって苗場スキー場に日参した。ゲレンデに押し寄せる大量のスキーヤーをさばくために、苗場には高速リフトやゴンドラが次々と造られた。1994年には道路を挟んで隣接するスキー場を買収し、苗場の別ゲレンデにしてしまった。

全盛期の苗場スキー場 大特集<豪華版> Naeba Ski Resort 1989-1992 (HD-60p) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=6OQB-ih_FjI&t=519s

映画 私をスキーに連れてって 1987年
https://www.dailymotion.com/search/%E7%A7%81%E3%82%92%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%AB%E9%80%A3%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%A3%E3%81%A6/videos

出演者 原田知世 沖田浩之 田中邦衛
主題歌 松任谷由実 「サーフ天国、スキー天国」

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