コンソメキューブとは?粉末とどっちがいいの?ブイヨンとの違いは? https://macaro-ni.jp/56572 普段の料理に何気なく使っているコンソメですが、売り場にはキューブタイプや粉末タイプ、さらにはキューブ型ブイヨンも並んでいます。意外と知らないそれぞれの特徴や違いについて調べてみました。コンソメキューブのおすすめレシピもご紹介しましょう。
コンソメキューブとは
コンソメキューブの使い方 もともとフランス料理のコンソメは「完成された」という意味のフランス語で、その名のとおり、澄んだ液体が美しくおいしいスープです。コンソメの作り方は、お肉や香味野菜を煮て作った出汁(ブイヨン)を煮詰め、ハーブなどで香りづけをして塩で味を調えたものです。 そのコンソメスープの素をギュッとキューブ型に凝縮したものが、コンソメキューブ! そのままお湯に溶かせば手軽にコンソメスープが味わえ、お料理の下味に使えば味にコクや深みがプラスされます。シチューやポタージュなどはもちろん、煮込み料理にも使える便利な調味アイテムです。 コンソメキューブ1個に対する水の量は? では、コンソメキューブ1個に対する水の量はどのくらいなんでしょう? お料理の内容によっても違いますが、一般的にコンソメキューブ1個に対して水300mlを目安にして調理してくださいね。 コンソメキューブと粉末コンソメの違い
コンソメキューブ1個は粉末で何g? 洋食レシピにはなくてはならないコンソメですが、粉末タイプを使っている方も多いと思います。コンソメキューブ1個は5g程度なので、粉末コンソメの小さじ2杯弱くらいになります。ですからレシピにコンソメ大さじ1となっている場合、コンソメキューブ1個と半分程度に相当するようです。 では、コンソメキューブと粉末コンソメのどちらが便利なんでしょう?2つの違いを比較してみましょう。 キューブタイプ
キューブタイプは1つずつ個別包装されているので、湿気の影響を受けにくく比較的長持ちします。スープなどを作るときには、そのまま投入すればいいので調理が楽になりますよね。半面、少量使いたいときにはキューブを砕く必要があるので、不便かもしれません。 粉末タイプ 粉末タイプのメリットは、必要な時に必要な分だけ使える点です。チャーハンや炒め物、パスタの味付けなどにはサッと使える粉末の方が便利ですね。ただしキューブに比べて湿気の影響を受けやすいため、長持ちしない点がデメリットになります。
キューブ、粉末と両方そろえておくのがベストですが、粉末が使い切れずに固まってしまう心配があります。最近は小分けの粉末タイプが販売されていますので、キューブと併用するとよいかもしれません。 コンソメキューブとブイヨンの違い 固形ブイヨンという商品もありますが、コンソメとの違いはなんでしょう?どちらもキューブタイプの調味料として販売されているため、違いがわかりにくいかもしれません。
ブイヨンはフランス語で「出汁」を意味します。肉・魚・野菜などを長時間煮込んで作られる、スープの基本となるものです。英語ではスープストックとも呼ばれています。 コンソメはブイヨンをベースにハーブなどを煮込んで旨みを加え、塩で味を調えたものなので用途は違ってきます。 ブイヨンは出汁そのものですから、塩分や旨みが加えられていません。ポトフなど野菜そのものの味を楽しみたいときにおすすめです。 コンソメはすでに味付けされていますので、その味を活かして調理してください。 塩分には要注意! コンソメはスープとしては完成形なので、お好みの具材を入れるだけで栄養満点のスープにバージョンアップできるんです。 ただしコンソメキューブ1個の塩分は2g以上ありますので、塩分とり過ぎには要注意です。調味料を加える時には、コンソメの塩分を考慮して味付けしてくださいね。コンソメキューブを上手に使えば、あなたの料理の腕がワンランクアップできますよ。
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