イスラエルとは、どういう国か? 2021年02月02日 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1392.html 昨日、ユダヤ教徒による「グレーターイスラエル=シオニズム」について書いた。 この思想、宗教的洗脳によって、ユダヤ人ホローコストや911テロ、イスラム国テロによるシリア大虐殺が起きていると説明しても、大半の人々は、「そんな恐ろしい人々がいるはずがない」と無邪気に信じ込んで、私のブログを信用しようとしない。 私は、もしかしたら新型コロナ禍も、イスラエルがやったかもしれないとさえ、思っている。 そこで、今度は、イスラエルという国について深く考察してみよう。そうすれば、この国の世界史的な恐ろしさが少しは理解してもらえるかもしれない。 一般的に知られているイスラエルの歴史 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB イスラエルは、シオニズム運動を経て1948年5月14日に建国された。 パレスチナに侵略したユダヤ人たちは、「ここは神に約束された我々の土地だ」と主張し、それまで2000年にわたって、定住してきたパレスチナ人の土地に勝手に侵入し、先住民を射殺し、勝手に入植をはじめ、際限もなく拡大している。 だが、先住民のパレスチナ人こそ、古代ユダヤ人の血を直接引く人々であり、ユダヤ人を生み出した、セム(ノアの息子)の子孫であり、本来はモンゴロイドだったといわれる。パレスチナ人の髪と目の色は黒く、セム族の特徴を伝えている。 現在では、彼らのことを「スファラディ」(スペイン系)と呼んでいる。 ちなみに、ユダヤ人だったイエスキリストは、スファラディ(モンゴロイド)といわれる。 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-35173762 だが、侵略者である自称ユダヤ人たちは、コーカソイドの特徴を持ち、セム族とは無縁である。 彼らの大半は、奈良時代に、黒海沿岸にあったハザール国が、宗教上の圧力で、国ぐるみユダヤ教徒に改宗した子孫である。これを「アシュケナージ」と呼んでいて、現在のイスラエルにおける主要な民族であるが、古代ユダヤ人の直接の子孫ではない。 その「ニセユダヤ人」であるアシュケナージが、欧州一帯で金融業を営んでいた「ユダヤ人」であり、シオニズムの陰謀によって、ナチスを利用して迫害され、600万人のホローコストに怯えて、戦後、大挙してパレスチナに押し寄せ、勝手に「イスラエル建国」を宣言し、先住民パレスチナ人から銃口で土地を奪い続けている。 以下に、それが、どういうものかの一端が描かれている。 1番残酷な人権侵害 占領されたヘブロン 2007/03 https://4travel.jp/travelogue/10210665 以下一部引用 ヘブロンはパレスチナ自治区の都市ですが、強硬派ユダヤ人が自分達の土地であるとして住み着いた大きな入植地があります。 パレスチナは入植地によって虫食い状態とされていますが、ヘブロンの入植地はパレスチナ人への入植者による暴力が特に酷いと有名です。 94年にイスラエル軍がヘブロンにパレスチナ人住民を追い出すために侵攻、銃撃、砲撃し、ユダヤ人入植者が大量に住み着きました。 まず、ユダヤの強硬右派集団、カハのゴールドシュタインが、占領する地区のスークの入り口のモスクで祈っている100人余りのパレスチナ人にマシンガンで銃撃し、手榴弾を投げつけ、60人を殺害しました。 彼は医師であったのに、パレスチナ系の住民が病院に来ても一切治療をしなかったという徹底した差別家でした。 驚いたことに、調査によるとエルサレムのユダヤ教徒の高校ではこの事件を生徒の半数が支持し、今でもユダヤ人入植地では彼が英雄視されているのです。 さらにイスラエル兵は「たとえ入植者がパレスチナ人等を銃で撃っていても発砲してはならない」と命じられていたのです。 彼の論ではパレスチナ人を根こそぎ消滅させるべき、というものでパレスチナ人の妊婦さんを格好の暴力、殺害の対象としました。 そしてヘブロンに住むパレスチナ人の住居の隅々まで発砲、銃撃し追放してそこに住みつきました。 【ユダヤ過激派、カハの指導者メイル・カハネはニューヨークからの移民で、68年にユダヤ人防衛連盟(JDL)を設立し、反黒人キャンペーンを開始、ブラックパンサー本部を襲撃したり、在米アラブ人差別反対同盟会長を暗殺したりした。 このJDLにはアメリカのユダヤ人支援者から年間50万ドルが寄付され、その大口寄付者には日本にも進出しているハーゲンダッツも名を連ねていた。 そこの会長は「このアイスクリーム一本で野蛮なアラブ人を撃ち殺す銃弾一つになる」と笑って語ったとか。】 訪れてみて、今でも、占領された大きなスークは4階建の建物がずっと並ぶのですが、3,4階にはユダヤ人入植者がそのまま住み着き、下にいるパレスチナ人に向かってゴミや糞尿の入ったビンなどを投げつけるので、それをよける網が張られているのです。 当時はとても繁栄していたアラブ人の街だったことがよく分かるのですが、どのドアもイスラエル軍によりシャットダウンされていて、本当に閑散としていました。 2階には、占領当時に逃げた家族の子供の自転車などもありました。 スークの出口の検問所では、パレスチナ人は嫌がらせでいつも大きな銃を持ったイスラエル兵に脅されていて、それも目撃しました。イスラエル兵は笑ってそれを楽しみにしているのが分かりました。 パレスチナ人の妊婦さんが病院に行こうと通ろうとすると、大きな銃を持ったイスラエル兵がひどく脅すので、流産してしまうということも度々あるんです。(パレスチナ中の検問所で行われていることですが) これも、妊婦さんをターゲットにした暴行、殺害というユダヤ過激派カハの思想を思わさせられました。 案内してくれたパレスチナ人がユダヤ人入植者達に暴力をふるわれてしまいました。 パレスチナ人は専用の狭い道路を使わなくてはならないのですが、その境目のブロックを集団でユダヤ人達が蹴り倒して、殴る蹴るを始めたのです。 子供までが加わり嘲笑いながら蹴っていることに親から完璧に受け継いでいると感じました。 家を奪われたパレスチナ人はいつも、偉そうにしているイスラエル兵や入植者にすれちがう度にヘブライ語で笑顔でシャロームと挨拶しなくてはならないという、今の時代とはとても思えない恐ろしい社会でした。 これが「イスラエルによるパレスチナ占領地」ということなのか、と。 ***************************************************************** 引用以上 イスラエルの美人議員「パレスチナの母親は皆殺しにすべき!」 http://beagle-the-movie.com/news-israeli-mp-said-palestinians-mother-must-be-killed-2014.html これが、イスラエルの支配的階層のホンネといえるだろう。イスラエル建国は、最初から最後まで先住民の虐殺の上に築かれている。実は、建国以前には、一部の入植者は、平和的に土地を取得したこともあったが、欧州ユダヤ人が大挙して押しかけてきた戦後は、もう圧倒的な武力で先住民の権利を銃口で踏み潰すスタイルしかなかった。 なんで、こんなに傲慢なことができるのかといえば、それはユダヤ人の義務として暗誦している旧約聖書に加えて、聖典として共有されているタルムードのせいだろう。 タルムードとは何か? 2017年03月07日 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html ここに記されている「ユダヤ人の義務」エッセンスは、 【ユダヤ王は真の世界の法王、世界にまたがる教会の総大司教となる。 あなたは、あなたの神、主の聖なる民である。あなたの神、主は地の面にいるすべて の民の中からあなたを選び、御自分の宝の民とされた。 人間の獣に優れる如く、ユダヤ人は他の諸民族に優れるものなり。 神はユダヤ人にすべての方法を用い、詐欺、強力、高利貸、窃盗によってキリスト教徒の財産を奪取することを命ずる。 汝らは人類であるが、世界の他の国民は人類にあらずして獣類である。 「汝殺すなかれ」との掟は「イスラエル人を殺すなかれ」との意なり。ゴイ(非ユダヤ人)、異教徒はイスラエル人にあらず。 ゴイがゴイもしくはユダヤ人を殺した場合は責めを負わねばならぬが、ユダヤ人がゴイを殺すも責めは負わず。 ゴイに金を貸す時は必ず高利を以てすべし。 他民族の有する所有物はすべてユダヤ民族に属すべきものである。ゆえになんらの遠慮なくこれをユダヤ民族の手に収むること差し支えなし。 ゴイに我らの信教を教える者は、ユダヤ人を殺すに等しい。もしもゴイが我らの教説を知ったならば、彼らは公然と我らを殺すだろう。 ゴイが我らの書物には何かゴイを害することが書いてあるのではないかと聞いたら、偽りの誓いを立てなければならない。そして、そのようなことは誓って書いてないと言わなければならない。 涜神者(非ユダヤ人)の血を流す者は、神に生贄を捧ぐるに等しきなり。 (「世界の真実の姿を求めて」より引用)】 まず、これがユダヤ教徒に課された道徳規準である。しかも、このタルムードは、ユダヤ教徒だけの極秘扱いであり、外部に公開することは厳禁されていた。それまで、人々が知っているタルムードは、「生活の知恵」に類する当たり障りのないものだった。だが、隠された真実は、上に引用したエッセンスの通りである。 「神に選ばれた選民」であるユダヤ人だけが人間であり、他のすべての人々は、ユダヤ人に奉仕するための家畜=ゴイム……というのが、ユダヤ教の倫理観の根底にある。 だから、自分たちが神との契約においてパレスチナにイスラエルを建国するにあたって、先住民の人権など、一切考慮する必要はないというわけだ。 だが、世界に対しては、タルムードの一説【ゴイが我らの書物には何かゴイを害することが書いてあるのではないかと聞いたら、偽りの誓いを立てなければならない。そして、そのようなことは誓って書いてないと言わなければならない。】 に従って、自分たちは人権を守っているかのようなポーズを決めてみせるのだ。 こんな暴虐非道なイスラエル国家が、どうして存在し続けられるのか? といえば、それはアメリカ合衆国が、戦後、一貫してイスラエルの代理人を買って出ているからだ。 トランプは、2017年、イスラエルの「嘆きの壁」を大統領として公式訪問した。 トランプ米大統領、「嘆きの壁」を訪問 現職大統領として初 2017.05.23 https://www.cnn.co.jp/world/35101577.html これは、ユダヤ教徒だけに許されたヤムルカ(兜巾)を被り、自分がユダヤ教徒であることを宣言するものだった。トランプは大統領就任時にユダヤ教徒に改宗していた。 もちろん、トランプ一流の世界中のユダヤ人からの支援をアテにした演出ポーズなのだろうが、その後、彼は恐ろしいことを言った。 「ヨルダン川西岸とゴラン高原はイスラエルのもの」 この発言は、ネタニヤフを驚喜させ、「以降、ゴラン高原をトランプ高原と改名する」とまで発言した。 イスラエル、ゴラン高原の入植地を「トランプ高原」と命名 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12325.php 米、ゴラン高原を地図上でイスラエル領と示す https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2019/04/17/mi-gorangao-yuan-wodi-tu-shang-deisuraeruling-toshi-su-1185371 ゴラン高原は、パレスチナ人民の最後のよりどころであり、いわば、アシュケナージユダヤ人が先住民を完全に排除して、追放すると表明したに等しい。 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-690.html なぜ、これほどまでにアメリカがイスラエルに肩入れし、イスラエルの利益がアメリカと一心同体であるかのように振る舞うかというと、実は「シオニズム」が関係している。 アメリカにおけるキリスト教(プロテスタント)最大の宗派は「福音派」であり、アメリカ総人口の26%を占めているといわれる。大半が共和党支持者だ。 福音派の別名は「クリスチャンシオニズム」である。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0#:~:text=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AF%E3%80%81%E7%A5%9E%E3%81%8C,%E3%81%AE%E6%95%99%E7%90%86%E3%81%AE%E4%B8%80%E3%81%A4%E3%80%82 実は、福音派だけではなく、「エホバの証人」(ものみの塔)や「モルモン教」もシオニズムを支持しているといわれる。これはキリスト教というよりユダヤ教の最大聖典である「旧約聖書トーラー」に記されているからだ。 シオニズムというのは、何度も説明してきたが、旧約聖書、創世記に書かれた「神との契約」のなかの「約束の地」において、アブラハムの子孫が神から与えられた土地であり、これを大イスラエルとして回復させることがシオニストの義務なのである。 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-881.html この理屈によって、イスラエルというよりユダヤ教徒の地下軍事組織モサドが、アメリカにおいて911テロを実行し、これをビンラディンのせいにしてアフガン・イラクに軍事侵攻し、事実上、イラクを滅亡させてしまった。 http://kanumanodamu.lolipop.jp/Sonota/911dead.html また、モサドの工作員、サイモン・エリオットが、イスラム国を組織して、シリアの大半を事実上壊滅させた。 イスラム国を作ったのは、イスラエルであること2020年02月07日 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1022.html そして、ベイルートが、巨大爆発で市街地の大半を吹っ飛ばされた。 ベイルート巨大爆発とグレーターイスラエル 2020年08月08日 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1211.html これらは、すべてグレーターイスラエル計画に貢献するテロであり、これを「陰謀論」と決めつけて、私のブログを嘲笑している人が多いことを、もちろん私は知っているが、「陰謀」こそはユダヤ教徒の属性なのだ。 それは、トーラー五編を暗誦したユダヤ人子弟が、どのような思想を持つようになるのかを想像すれば、「陰謀論」というカテゴリーそのものが陳腐というしかない。 そして、昨年から始まった新型コロナ禍については、昨日書いた。 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1391.html これが、グレーターイスラエル計画に対する巨大な壁として屹立する、イラン=中国同盟にダメージを与えるものと考えれば、私の危惧も理解しやすいはずだ。 実は、イスラエルには、グレーターイスラエルで収まるほどのものでなく、桁違いに恐ろしい「アミシャーブ」という国家プロジェクトがある。 アミシャーブ 2020年10月18日 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1283.html https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%96 これは、1975年につくられたイスラエルの国家プロジェクトで、2700年前、アッシリアによって、イスラエル12支族から失われた10支族を、イスラエルに戻すというものだ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F10%E6%94%AF%E6%97%8F イスラエルは、すでに、数支族を特定し、インドやエチオピアなどから「失われた支族」をシオンに移住させはじめている。 ところが、アミシャーブプロジェクトでは、日本こそ十支族の大本命で、天皇家がそうだと確定しているといわれる。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96 天皇をシオンに戻すというのだ。もちろん、そんな荒唐無稽なことができるわけがないが、もし仮に、日本国の方が何らかの理由で滅亡して、天皇家だけが生き残っていたとすれば、それが可能になる。 一部の人々は、東日本大震災やフクイチ原発事故が、そんなアミシャーブの陰謀によって人為的に引き起こされたと主張する人もいる。 これは、あまりにも壮大で、眉唾どころではないが、もしユダヤ人ホローコストや911テロ、新型コロナが、ユダヤ教徒=シオニストによるプロジェクトだとすれば、底知れない恐ろしさで迫ってくるのだ。 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1392.html
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