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感染爆発を否定する調査結果が発表される中、感染爆発の宣伝は爆発的
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202012130000/
2020.12.14 櫻井ジャーナル
SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)が感染爆発しているとWHO(世界保健機関)が宣言したのは今年3月11日のことだった。それ以来、欧米を中心にロックダウン(監禁政策)が取られて経済は麻痺、雇用者数は急速に減少している。しかもロックダウンの有効性は確認できていないが、それでも西側の政府と有力メディアは感染が拡大していると大々的に宣伝、人びとはウイルスに恐怖している。
そのウイルスはCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)の原因だとされているが、その症状は「重症急性呼吸器症候群」。肺炎で人がバタバタと死んでいくイメージだが、そうしたことが起こっているとは思えない。
感染者数が増えているとする情報が発信されているが、本ブログでも繰り返し書いてきたように、感染者とはPCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応)で陽性になった人を指している。問題は検査で何を調べているのかが明確でないこと。PCR検査の開発者で、その方法を利用する条件、限界を熟知していたキャリー・マリスはこの手法をウイルスの検査に使ってはならないと繰り返していた。
このPCRを含む簡易検査で感染しているかどうかを判断しようとすると、実際には爆発的な感染などしていないにもかかわらずパンデミックを宣言することになりかねない。実は、そうしたことをアメリカの有力メディア、ニューヨーク・タイムズ紙も警告していたのだ。
パンデミックが宣言された直後、アメリカでは露骨な感染者や死亡者数の水増しがあったようだ。例えばアメリカのスコット・ジャンセン上院議員は4月8日にFoxニュースの番組に出て、病院では死人が出ると検査をしないまま、死亡診断書に新型コロナウイルスと書き込んでいると話していた。COVID-19に感染していたとすれば、病院が受け取れる金額が多くなることが大きいという。
こうした状況になっていることは医療の現場から告発されていた。検査態勢が整っていない病院では、勿論、検査せずに死因を新型コロナウイルスにしているという。卒中などで倒れた人を速やかに集中治療室へ入れるためにはそうする必要があり、病院の経営としてもその方が良いからだ。不適切な人工呼吸器の使用が病状を悪化させているする告発もある。こうした声を有力メディアやインターネットで大きな影響力を持つ巨大企業によって封印されてきた。(例えばココやココ)
ヨーロッパでも患者数、死亡者数が水増しされてきたと指摘されている。イタリアでは健康省の科学顧問を務めるウォルター・リッチアルディがSARS-CoV-2を直接的な原因として死亡した人数は死者全体の12%だとしていたほか、ビットリオ・スガルビ議員は、このウイルスが原因で死亡したとされる患者のうち96.3%の死因は別に死因があると主張していた。
ドイツの場合、SARS-CoV-2の危険性は通常のレベルを超えていないとし、戒厳令的な政策を推進したことは間違いだとする内務省の報告書がリークされた。シュピーゲル誌によると、内務省はこの文書についてステファン・コーンという内務省の官僚が個人的に書いたものにすぎないと弁明しているが、実際は同省のKM4というチームが作成したとものだという。
イギリス政府も当初はSARS-CoV-2に過剰反応するべきでないと考えていた。3月11日にWHO(世界保健機関)はパンデミックを宣言したものの、3月19日にはCOVID-19をHCID(重大感染症)から外している。ボリス・ジョンソン英首相はロックダウン(監禁政策)を宣言したのは3月23日のことだ。
どの国でも死亡したPCRの陽性者は大半が高齢者で、しかも心臓病、高血圧、脳卒中、糖尿病、悪性腫瘍(癌)、肝臓や腎臓の病気を複数抱えている人が大半。そうした人はCOVID-19で死んだかのように報道されていた。
今回のパンデミック宣言後、PCR陽性者の死亡者数を見ても、西側の政府や有力メディアがヒステリックに宣伝するほどの危機的な状況とは思えない。20世紀に入ってからの死亡者数を見ると、1918年2月から流行し始めた「スペイン風邪」が圧倒的だ。
このインフルエンザは「スペイン」という国名がついているが、最初の患者はアメリカのカンザス州にあるフォート・ライリーにいたアメリカ兵だと言われている。1914年に第1次世界大戦が勃発、17年にはアメリカがドイツに宣戦布告するのだが、そのためにアメリカはキャンプ・ファンストンを建設して新兵の訓練を始めた。その訓練施設から新兵はフランスへ向かうが、その時、船の中で少なからぬ死者が出たと伝えられている。さらにアメリカ兵は派兵先のヨーロッパで病気を広げることになった。
その「スペイン風邪」のイメージに加え、ハリウッド映画の影響も人びとの反応に影響しているかもしれない。例えば2011年に公開された映画「コンテイジョン」が現在の状況を予言していると話題に会っていたが、その映画によって刷り込まれたイメージで現在の騒動を見ているとも言える。
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