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武漢での調査で、無症状のSARS-CoV-2感染者はウイルスを伝染させない可能性
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2020.11.22 櫻井ジャーナル
COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)と名づけられた悪霊に怯えた人びとは主権やプライバシーを放棄、経済は麻痺し、社会は収容所化している。そのCOVID-19が初めて見つかったと言われている場所が中国の武漢だ。その中国からWHO(世界保健機関)に対し、原因不明の肺炎患者が見つかったと報告されたのは昨年12月31日のこと。1月23日から4月8日まで人の移動が厳しく制限されている。
その武漢で5月から6月にかけて6歳以上の住民1000万人(全住民の92%)を調査した結果、新たな発症者は見つからず、症状の出ていない感染者がSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)を広めることを示す証拠も見当たらないとしている。これが事実なら、マスクの着用や感染者の隔離を強制する根拠がないことになる。
SARS-CoV-2の場合、隔離は有効でないとする報告もある。前にも書いたことだが、アメリカのマサチューセッツ内科外科学会が発行している医学雑誌、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンに掲載された論文によると、SARS-CoV-2の感染拡大を抑えるうえで隔離政策は意味がない。
この研究はアメリカ海兵隊の新兵を被験者して実施された。1848名は自宅で外出しない生活を2週間続けた後に閉鎖された大学のキャンパスで2週間にわたり、監視付きの隔離生活を送り、初日、7日目、そして14日目にqPCR(定量PCR)検査を実施、隔離生活を送らない1554名の検査結果と比較している。隔離生活を送った1848名の累計陽性者数は51名(2.8%)だったのに対し、隔離されなかった1554名の陽性者は26名(1.7%)だった。陽性者の9割は症状が見られなかったという。
また、イタリアのミラノ癌研究所とシエナ大学の研究者が実施した血液サンプルの調査によると、2019年9月にはSARS-CoV-2がイタリアに存在していたとされている。2019年9月から20年3月にかけて肺癌のスクリーニング試験を行うために採取された959名の血液サンプルを分析した結果、111名のものにコロナウイルスの抗体が存在し、23名は2019年9月に感染したというのだ。
イタリアのISS(高等衛生研究所)は今年6月、下水からSARS-CoV-2の遺伝子の痕跡が発見されたと発表していた。ミラノとトリノの下水は昨年12月18日に採取されたもの、ボローニャは今年1月に採取されたものだという。
SARS-CoV-2に感染しながら無症状の人はウイルスを広めないにもかかわらず多くの人がそのウイルスを保有、しかも武漢でCOVID-19の患者が発見される前からそのウイルスがイタリアに存在していたということになると、地球規模で人類は以前からSARS-CoV-2を体内に持っていた可能性がある。徳島大学の大橋眞名誉教授が紹介していた「常在ウイルス説」は無視できないだろう。
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