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トランプそこまでやる?逮捕・訴追恐れ“自己恩赦”の現実味
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281269
2020/11/13 日刊ゲンダイ
自分で自分を恩赦!?(トランプ米大統領)/(C)AP=共同
次期米大統領の座を確実にしたバイデン前副大統領(77)が、首席補佐官に自身の側近の起用を決めるなど、政権移行の動きが着々と進んでいる。だが、それでも諦めないトランプ大統領(74)は沈黙を続けながらも、頻繁なツイッター投稿を継続中。12日、自身のタイムラインのトップに固定したツイートは、「WE WILL WIN!」である。
とどまるところを知らないトランプ大統領の悪あがきは、大統領を辞めたら、逮捕・訴追される可能性を恐れてのこととみられているが、驚くべき観測も出てきた。米紙ニューヨーク・タイムズ(10日・電子版)のオピニオン記事で、ブッシュ(子)政権で副検事総長を務めたハーバード大教授(法学)のジャック・ゴールドスミス氏が、「大統領はペン一筆で、誰の犯罪も消すことができる。当然、トランプ氏は自身の恩赦に関心があるはずだ」と書いているのだ。
大統領が自分で自分を恩赦!?――普通ならあり得ない話だが、トランプ氏ならやりかねないと疑われているのは、これまでも自己都合の恩赦を連発してきたからだ。
トランプ氏が恩赦や減刑した41人のうち、自身の支持者である元保安官ら実に36人が、個人的または政治的つながりのある人物だった。クリントン氏やブッシュ氏ら過去の大統領も同様に自身の関係者の恩赦を行ってはいるが、9割近くが自己都合というトランプ氏のケースは異例中の異例だ。
さすがにゴールドスミス氏は、「司法手続きを腐敗させる恩赦は、刑事上の司法妨害につながる恐れがある」と、自己恩赦したトランプ氏を新政権が起訴する可能性にも言及している。
国際ジャーナリストの春名幹男氏が言う。
「こんな奇想天外なことを新聞のオピニオン欄で議論すること自体、現在の米国が異常な状況にあることの表れです。トランプ氏はかなり追い詰められている。当たり前の道徳心や歯止めの利かない人ですから、警鐘を鳴らしているのでしょう」
自由と民主主義の国がまさに独裁国家の様相だ。
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