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アメリカ大統領選 バイデン氏 激戦2州で勝利確実に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201105/k10012695851000.html
2020年11月5日 7時10分 NHK
アメリカ大統領選挙は投票日から一夜明けた4日も開票作業が続き、バイデン前副大統領が前回選挙でトランプ大統領が制した激戦州のウィスコンシンとミシガンで勝利を確実にしました。
バイデン氏は記者会見し最終的な勝利に強い自信を示したのに対し、トランプ大統領は選挙での不正を主張したうえで一部の州で票の集計の差し止めを求めて提訴し、法廷闘争で対抗する姿勢を見せています。
3日に投票が行われたアメリカ大統領選挙は再選を目指すトランプ大統領と政権奪還を狙う民主党のバイデン前副大統領が激しく競り合う展開となりました。
一夜が明けた4日も開票作業が続き、ABCテレビは激戦州の中西部ウィスコンシンとミシガンの2州でバイデン氏の勝利が確実になったと伝えました。
この2州は前回4年前の選挙でトランプ氏がいずれも僅差で制し、当選の大きな要因となったとされています。
選挙に勝利するには全米各州に割りふられた選挙人の過半数270人を獲得する必要があり、この結果、トランプ大統領が214人、バイデン氏が253人となりました。
バイデン氏は記者会見し、勝利宣言するつもりはないとしながらも、「270人の選挙人を獲得するために必要な州でわれわれが勝利しているのは明らかだ」と述べました。
そのうえで、「すべての票が集計されるべきだ」と述べるとともに「票の集計が終了すればわれわれが勝者になると信じている」と強調し、最終的な勝利に自信を示しました。
一方、トランプ大統領は4日、ツイッターに「昨夜の時点で主要な州でリードしていたが突然、出てきた票が集計され始めると、それが次々と魔法のように消えていった」と書き込み、郵便投票の集計が続いていることに強い不満を示しました。
またトランプ大統領の陣営の幹部は電話会見で「すべての『合法な票』が適切に集計されれば勝利する自信がある」と述べ、トランプ大統領が郵便投票をめぐる不正を主張する中、集計の打ち切りを訴えました。
さらに陣営は激戦州ウィスコンシンで再集計を求める考えを示すとともに、ミシガンで集計の一時差し止めを求めて提訴したと明らかにし、法廷闘争で対抗する姿勢を見せています。
ミシガン州 集計作業の確認「定員超え」で口論に
激戦州の1つで、いまも集計が続いている中西部ミシガン州の開票所には、集計作業に不正がないか自分の目で確認しようという市民が大勢詰めかけました。
最大都市デトロイトにある開票所では、集計作業に不正がないか開票台の近くで確認する一般の人たちを「チャレンジャー」として登録を受け付けています。
投票日翌日の4日、開票所には「チャレンジャー」になろうと大勢の市民が集まりましたが、担当者が「定員を超えた」として受け付けを停止し会場の外に出るよう求めたため、それに納得しない市民との間で激しい口論になりました。
開票所内に配置された警察官も出て事態の収拾にあたりましたが、入場を認められなかった人たちは「これは不正な手続きだ」などと口々に抗議していました。
ブレマー氏「多くの米国民 “選挙に不正”と受け止めてしまう」
結果が判明していないアメリカの大統領選挙について、国際政治学者のイアン・ブレマー氏が4日、NHKなどの取材にオンラインで応じました。
この中でブレマー氏は、トランプ大統領が勝利を主張し、郵便投票で不正が行われたとして法廷闘争も辞さない構えを見せたことについて、「多くのアメリカ国民が選挙に不正があったと受け止めてしまうだろう。アメリカには、日本やドイツと同じような民主主義はないと考えるしかなくなってしまう」と指摘しました。
そのうえで、「この先、暴力がふるわれる事件が起きることになるのではないか」としています。
ブレマー氏は先月23日、菅総理大臣とテレビ会議で米中について意見交換していて、結果が判明していない状況について、「世界経済が不安定ないま、中国は、すぐにでもアメリカに力を発揮してほしいと考えているはずだ。アメリカとの経済的な結び付きは強くメリットの大きさも理解している」と述べて、中国は、結果の早期の確定を求めているのではないかという見方を示しました。
ワシントンの警察 “ホワイトハウス周辺 3人刺されけが”
首都ワシントンの警察は、現地時間の4日未明、ホワイトハウスの周辺で男女3人が何者かに刺されてけがをしたと発表しました。
3人のけがはいずれも軽いということです。
地元の複数のメディアは、被害者は、過激な極右団体「プラウドボーイズ」のメンバーを自称していると伝えていて、警察で確認を進めています。
激戦州などの開票状況は
開票作業が続く激戦州の東部ペンシルベニア州や西部アリゾナ州など合わせて7つの州の選挙管理委員会の責任者などが4日、相次いで会見を開いたり声明を発表したりし、開票作業の進捗状況について明らかにしました。
▽東部ペンシルベニア州の選挙管理委員会の責任者が記者会見を開き、「事前に予想していたとおり、郵便投票の集計に時間がかかっている。まもなく郵便投票の最初の半分の集計を終えるところだ」と述べました。
そのうえで、「まだ数百万票の票が残っていて、今後、数時間から数日かけて順次、開票結果が出てくる」と述べました。
そして、「軍の関係者と国外に居住する有権者の郵便投票の締め切りは10日の火曜日だ。すべての人の票を確実に集計する」と述べ、最終的な選挙結果が確定するまでには時間がかかるという認識を示しました。
▽西部アリゾナ州の知事は、「まだ数十万票の集計が終わっていない。3日から4日にかけて数時間ごとに順位が入れ代わっている」という声明を発表し、集計が終わるまで結果を見守る必要があるとしています。
▽南部ジョージア州は選挙管理委員会の担当者が記者会見し「まだ20万票ほどの集計していない票や、最大で5万票の期日前投票の票が残っている」としたうえで「4日中にひととおりの集計が終わるよう努力している」と述べました。
▽南部ノースカロライナ州は、3日の消印がある郵便投票を12日まで受け付けるため、結果は13日まで確定しないとしつつも、5日の正午までに最初の非公式な集計結果を発表するという見通しを示しました。
▽中西部ミシガン州は「24時間以内に最初の非公式な集計結果が出る見通しだ」としたうえで、最終的な結果は6日までに発表できるという見通しを示しました。
▽中西部ウィスコンシン州は、票差が1ポイント未満の場合は、州の法律によって候補者の申し出により再集計が可能だとしていて、トランプ陣営は、すでに票の数え直しを求めるとしています。
▽西部ネバダ州の選挙管理委員会は3日以降に届いた郵便投票や疑問票以外の集計は終了したとしたうえで、「5日の朝9時まで新たな集計結果は発表しない」とツイッターに投稿しました。
アメリカ大統領選 ウィスコンシン州でバイデン氏が勝利確実に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201105/k10012695881000.html
2020年11月5日 4時56分 NHK
中西部ウィスコンシン州で民主党のバイデン氏が勝利を確実にしました。これにより、バイデン氏は新たに10人の選挙人を獲得することになりました。
アメリカ大統領選 激戦州ミシガンでバイデン氏が勝利確実に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201105/k10012695901000.html
2020年11月5日 6時41分 NHK
激戦州の中西部ミシガンで民主党のバイデン氏が勝利を確実にしたと伝えました。
これによりバイデン氏は新たに16人の選挙人を獲得することになりました。
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