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<4>トランプ勝利当てた大学教授「今年はバイデンが勝つ」 大混乱必至 11.3米大統領選直前リポート
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280336
2020/10/23 日刊ゲンダイ
女神がほほ笑んでいる?(民主党のバイデン候補)/(C)ロイター
バイデン勝利――。
米大統領選の結果を予測する政治分析サイトや政治学者の間で今、統一見解と言えるほどまとまりつつある結末である。
筆者は過去1カ月間、9団体と2個人の選挙結果予測に注視してきた。10月20日現在、すべての団体・個人が「バイデン勝利」に傾いている。中でもニューズウィーク誌は9月26日付の記事で、「トランプ氏は総得票数では負けるが、選挙人数では勝つかもしれない」とトランプ再選を予測していたが、直近の報道では「重要州では今、バイデン氏がわずかにリードしている」に変わった。すでにバイデン氏に女神がほほ笑んでいるかのごとくである。
CNNやエコノミスト誌といった大手メディアだけでなく、政治分析サイトの「538」やポリティコなどもバイデン勝利を予測。興味深いのは、4年前の選挙でほとんどの団体・個人がヒラリー勝利としていた中、インベスターズ・ビジネス・デーリー紙と南カリフォルニア大学の2団体はトランプ勝利を見事に予測した。その2団体が今年はバイデン氏が勝つと予測している。
米国だけでなく、英ロンドンで100年以上の歴史がある政治誌「ニュー・ステーツマン」もバイデン勝利を予測。10月中旬、バイデン氏の勝率を88・5%とした。
また2個人としてバイデン氏の勝ちを予測しているのは、エール大学経済学部のレイ・フェア教授とアメリカン大学歴史学部のアラン・リッチマン教授だ。両教授は4年前も学究的なアプローチによる当選予測モデルを駆使して、ヒラリー氏ではなくトランプ勝利を言い当てた研究者だ。
筆者は今週、リッチマン教授にインタビューする機会があった。教授の予測モデルは経済成長率や社会不安、現職大統領のスキャンダルの有無、外交・軍事面での成否など、13の要因を検証して当否を予測する。1984年に予測モデルを発表以来、ハズレはない。教授は「今年はバイデン氏が勝ちます」と断言した。
元側近バノン「トランプはまけたら2024年再出馬も」
ここまでくると、4年前のような番狂わせの可能性は極めて低くなる。むしろ現職トランプ大統領には屈辱的な「バイデン圧勝」という流れになることも十分にある。
トランプ政権のスティーブ・バノン元首席戦略官は豪メディアにコメントを出している。
「トランプ氏が負けたら、彼は2024年の選挙に再出馬しますよ」
仰天ニュースである。
堀田佳男 ジャーナリスト
1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活を経て2007年帰国。国内外で精力的にジャーナリスト活動を続ける。著書に「大統領はカネで買えるか」「大統領のつくりかた」「エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明 」など。
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