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ロックダウンを続けるアルゼンチンでCOVID-19の感染状況が好転しない
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202010070000/
2020.10.07 櫻井ジャーナル
ロックフェラー財団とGBN(グローバル・ビジネス・ネットワーク)は2010年5月に「技術の未来と国際的発展のためのシナリオ」というタイトルの報告書を発表、その中でロックダウンが感染拡大に有効だとしている。人びとに主権やプライバシーを放棄させるのはやむをえないというわけだが、実際は違うようだ。
スウェーデンやニカラグアはロックダウン(監禁政策)を取らなかったにもかかわらずCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)が深刻化しなかったが、3月11日にWHO(世界保健機関)がパンデミック宣言してからロックダウンを続けているアルゼンチンは事態が好転せず、1日当たりの感染者数は7日間移動平均で1万2500名だという。
勿論、この感染者数の算出に問題があることは繰り返し書いてきた通り。この数字はPCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応)の陽性者数なのだろうが、この検査でウイルスそのものを見つけることはできない。PCR検査を開発し、1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスもこの手法をウイルスの検査に使ってはならないと繰り返していた。
こうしたことは医療の専門家なら知っているはずで、PCRを含む簡易検査で感染しているかどうかを判断しようとすると、実際には爆発的な感染などしていないにもかかわらずパンデミックを宣言することになりかねないとアメリカの有力メディア、つまり支配者のプロパガンダ機関であるニューヨーク・タイムズ紙も警告していたほど。マリスは昨年8月7日に肺炎で死亡、ニューヨーク・タイムズ紙は自分たちの書いた記事のことを忘れたようだ。
主権やプライバシーを放棄させられる人びとにとってロックダウン政策は好ましくないが、人びとに主権やプライバシーを放棄させる人にとっては好ましい政策。スキャンダルを抱え、綱渡りのような状況の中にいるイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は反政府デモの参加者を「社会的距離」を取らなかったとして逮捕している。BLM(黒人の命は大切)とアンティファ(反ファシスト)が展開していた暴動がアメリカで大目に見られていたのとは違う。
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