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イスラエルの情報機関による恫喝システムの証拠を破棄するよう米国の判事は命令
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202007050000/
2020.07.06 櫻井ジャーナル
未成年の男女を世界の有力者に提供し、寝室などでの行為を映像などで記録して脅しに使っていたジェフリー・エプスタインなる人物が監獄で死亡したのは昨年8月10日のことだったが、この事件の共犯者は生きている。エプスタインの妻だったギスレイン・マクスウェルだ。このギスレインが7月2日に逮捕された。
このふたりが行っていたことが問題になったのは、有力者へ提供されたする女性、バージニア・ゲファーの告発があったからである。そのゲファーに対し、連邦判事のロレッタ・プレスカは証拠を「破壊」するように命じた。事実を明らかにするなということになる。性的な接待を受け、場合によっては脅されていたであろう有力者が誰であるのかを封印したいのだろう。
有力者とは巨大資本の利益に関わる政策を決める立場にある人びと、例えば王族、政治家、官僚、学者などだ。ドナルド・トランプ、ビル・クリントン、アンドリュー王子もエプスタインと親しかった。アメリカの支配者はまず買収を試み、失敗したら恫喝、それが駄目なら暗殺、クーデター、軍事侵略という手を使ってくるが、エプスタインは恫喝の材料を作り出していたわけだ。こうした犯罪的な行為によって世界は動いている。
未成年の男女を有力者へ提供したとしてエプスタインは以前にも逮捕されたことがあった。2005年3月にフロリダの警察を訪れた女性が14歳になる義理の娘のエプスタインによる猥褻な行為について訴え、13カ月にわたって捜査、家宅捜索も行われている。
その時に事件を担当した地方検事がトランプ政権で労働長官を務めたアレキサンダー・アコスタである。アコスタによると、その時にエプスタインは「情報機関に所属している」ので放っておけと言われたとしている。結局、エプシュタインは有罪を認め、懲役18カ月の判決を受けるのだが、刑務所へは入っていない。
イツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めた経験のあるアリ・ベンメナシェによると、エプスタインとギスレイン、そしてギスレインの父親でミラー・グループを率いていたロバート・マクスウェルの3名はいずれもイスラエル軍の情報機関(アマン)に所属していた。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)イスラエルの情報機関は世界の有力者を恫喝し、思い通りに操っていたということになる。
2009年にエプシュタインの自宅から少なからぬ有名人(顧客)の連絡先が書かれた「黒い手帳」が持ち出された。持ち出した人物は手帳を5万ドルで売ろうとしてエプスタインが行っていた「ビジネス」に関する情報の一部が漏れている。ビル・ゲイツがエプスタインと親しくなるのはその2年後だ。
エプスタインが逮捕されて間もない昨年7月31日、ニューヨーク・タイムズ紙は彼がニューメキシコの牧場で自分のDNAによって複数の女性を妊娠させる計画を持っていたと伝えたが、ノーベル賞を受賞したような著名な科学者をエプスタインが招待していることから優生学的な実験を行おうとしていたのではないかとも言われている。ビル・ゲイツの父親が優生学にのめり込んでいたことは本ブログでも書いたことがある。
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