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2021年7月6日 22時30分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/114879
【ロンドン=藤沢有哉】ジョンソン英首相は5日、イングランドで導入中の新型コロナウイルス対策の行動規制を、19日からほぼ全面撤廃する方針を改めて表明し、計画の詳細を発表した。公共の場でのマスク着用義務などを廃止する。「デルタ株」(インドで最初に確認された変異株)流行で感染者は急増しているが、ワクチン接種の普及で重症者は微増にとどまっており、規制撤廃は可能との考えを示した。一部専門家は「大規模な実験だ」などと懸念し、野党も批判している。
◆新規感染者2万人超でも死者9人、ワクチン効果を強調
英国では5日の1日当たりの新規感染者数は2万7300人を超えたが、死者数は9人だった。ジョンソン氏は記者会見で、新規感染者数は今後2週間で現状の2倍近くに達する恐れがあると警告する一方、ワクチン効果で「感染と重症化の関連性」が弱まったことを強調。接種拡大を急ぎながら規制を撤廃し、「コロナと共生」する方針を示した。最終判断は12日に行う。
コロナ規制がほぼ撤廃されれば、ナイトクラブなどすべての事業の営業再開が可能となる。1メートル以上の社会的距離を保つルールもなくなり、劇場や映画館などの入場人数制限も廃止に。店舗内や公共交通機関内でのマスク着用義務も廃止されるが、英BBC放送によると、輸送事業者などは独自の規則を設定できる。
イングランドでは3月から段階的にコロナ規制を緩和。今回は最終段階で、当初は6月下旬の予定だったがデルタ株流行で先送りされた。
感染者が急増する最中の規制撤廃方針に対し、英スカイニューズ・テレビは「マスク着用は経済的コストをほとんどかけずに人の交流を可能にする。着用義務を廃止する理由が分からない」とする専門家の談話を報道。最大野党・労働党のスターマー党首も「すべての保護策を同時に断つのは無謀。バランスの取れた手法が必要だ」と批判した。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/112758
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