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<社説>コロナと首相 状況認識が甘くないか(東京新聞・社説)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/625.html
投稿者 蒲田の富士山 日時 2021 年 4 月 21 日 17:39:47: OoIP2Z8mrhxx6 ipeTY4LMlXiObY5S
 

2021年4月20日 07時58分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/99252?rct=editorial

 新型コロナウイルスの感染拡大は専門家から「第四波」と指摘される状況だ。しかし、菅義偉首相は訪米前「全国的な大きなうねりとまではなっていない」と語っていた。状況認識が甘くはないか。

 緊急事態宣言は二月末から三月にかけて相次いで解除されたが、感染は再拡大し、十都府県で適用されている「まん延防止等重点措置」も現時点では十分な効果が得られていない。大阪府や東京都では再び政府に対し、宣言発令を要請せざるを得ない状況だ。

 感染拡大防止と経済活動の両立が難しい課題であることは理解する。対応が手探りになることも、ある程度はやむを得ない。

 ただ、感染拡大状況を見ると、対策が的確だったのかとの疑問は残る。変異株による急激な感染再拡大も、宣言解除が早かったことも影響しているのではないか。

 感染症対策分科会の尾身茂会長が「第四波」との見方を示したにもかかわらず、首相がなぜ否定する発言をしたのか疑問だ。いくら危機感があると主張しても、国民に伝わらず、若者の「路上飲み」などを許しているのではないか。

 自民党の二階俊博幹事長は東京五輪・パラリンピックについて感染がさらに拡大した場合「とても無理と言うならやめないといけない」と中止の可能性に言及した。

 首相は「開催に向けて感染防止に万全を期す」と述べたが、状況認識の甘さの背景に、開催への固執があるのなら看過できない。

 ワクチンは感染対策の決め手であり、首相は米製薬大手ファイザー社の最高経営責任者(CEO)との電話会談で追加供給を受けることで合意し、九月までに十六歳以上の国内対象者全員分を確保できる見通しになった、という。

 ただ、首相は当初、確保時期を今年前半としたり、六月が目標だと明言したりした。なぜ遅れるのか、当初の調達契約に不備はなかったのか、検証が必要だ。

 安倍前内閣当時、感染症対策を実質的に決定していた首相、関係閣僚らの「連絡会議」が菅内閣では一度も開催されておらず、政策決定過程がさらに不透明になっていることも分かった。

 こうした政権の不透明さも首相のメッセージや対策への不信感につながっているのではないか。

 首相は、国民の命と暮らしを守り抜くという原点に立ち返り、感染状況を深刻に受け止め、感染拡大防止に向けて自らが先頭に立つ断固たる決意と、誠意あるメッセージを国民に発するべきである。  

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コメント
1. 斜め中道 (-_-メ)[3969] js6C35KGk7kgKC1fLdIp 2021年4月21日 18:13:00 : ZHvBssUSUE : d1BJYlVSdTRTTTI=[77] 報告
KK簾禿には、思う・考える・判断する・・・ってのをやめていただきたくあります♪
(特に、考える・判断するは、能力が必要なので、無理なんだからさ♪)
2. 2021年4月21日 19:07:42 : oTswp9pZkQ : QU4uRWxXVHRNd0k=[156] 報告
もともとここまで優れたコロナワクチンが、こんなに早く開発・実用されるとは思ってもみなかったことである。にも関わらず、政府施策がコロナワクチンだよりで、後は国民の自主的な行動変化に頼っているということが、政府の無策や対応不足を明らかにしていると思う。ここまでの日本の状況は、X効果など運の良さに負うているにすぎない。

 第4波にどう対応するか、日本の医療のすべての力をよりよく総動員できる体制を、つくることが本筋であろう。そこに至る科学的な研究と調査になんの展望ももっていないような政府の見方に、政治の決定的な誤りを感ずる。 初動のやむを得ない結果的な誤りに(中途半端なロックダウンや感染症としての囲い込み)、いつまでも拘泥して政策展開を行っているのが悲劇であろう。


3. 2021年4月22日 00:35:13 : 6igCSgzCGU : LjkvRWJmUGM5Ui4=[74] 報告
>新型コロナウイルスの感染拡大は専門家から「第四波」と指摘される状況だ。

新型コロナの潜在的リスクを認識せず、楽観論で対応を誤り感染爆発を招いた、「第四波」と騒いでいるけど4ヶ月サイクルの4回目でこれで終わるとは思えない。

冬にはワクチンを突破した最強のウイルスの可能性がある、この新型コロナの終わりはいつなのか。

結論は決まっている、人類は生き残る、問題はその代償の大きさがどれ位なるのか・・・

4. 地下爺[14951] km6Jupbq 2021年4月23日 19:07:54 : lgRHLEoOlg : L0NyMVczY2tIZHc=[197] 報告
1. 斜め中道 (-_-メ) 師


 絶賛賛同申し上げます、能力のない人に能力以上のことを求めるのは

 本来 パワハラ でチュ 。。



5. 2021年4月24日 11:21:18 : QBhysd01MM : Tjc2WWFJT0Q3YXc=[7] 報告
河野太郎が「9月末までに16歳以上の国内接種対象者全てに行き渡るような追加供給を受けることでファイザーと実質的に合意した」とテレビの番組でしゃべったそうです。全く根拠なく希望を述べたに過ぎないと叩かれていますが、恐らく根拠があってしゃべったことだと思います。

現在のワクチンの入荷状況からは、とても無理なことをしゃべっているみたいですが、今のワクチンの飢餓感ともいうべき欠乏状況は日本人にワクチンを欲しがる気持ちを醸成しているのではないでしょうか?
医療従事者でも不足している程の貴重なワクチンを打ってもらえる、と老若男女がワクチン接種に向かうように誘導しているのではないかと思います。

ワクチンの開発には少なくとも、と数年はかかるというものが、9か月で出来上がる。そんなことある訳がない。今までのワクチンとは違って遺伝子ワクチンだから、といった理屈が語られていますが、今までと全く原理が異なる方法で製造するワクチンであれば、これまで以上に慎重に開発を進めるのではないでしょうか。

遺伝子ワクチンの安全性は少なくても十年以上観察しなければ分からない、と述べている著名な研究者もおります。ウサギの実験で「2年目まで観察して重大な障害は無いように思われたが、4年目までに全頭死亡した」などの話を聞いたことがあります。

「ワクチン不足」に煽られて慌てて遺伝子ワクチンの接種を受けるべきではありません。特に子供を身ごもる可能性のある若い女性は絶対に接種すべきでありません。勿論男性でも子供に害を及ぼす可能性はありますが。

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