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「『Covid-19 は HIV』:米ペンシルバニア大学の研究で新型コロナウイルスが
人間の重要な免疫細胞を「エイズ同様に消滅させている」と結論付けられる」
(In Deep 2020/6/28)
https://indeep.jp/how-novel-coronavirus-destruct-humsn-immune-system/
今回は冒頭の米ニューヨークタイムズの記事をご紹介します。
内容としては、
「新型コロナウイルスは、HIV のようにヒトの免疫細胞を《消失》させる」
ということが確定的になったことについてです。
この「新型コロナウイルスが免疫細胞を攻撃する」というについては、ずいぶんと以前からわかり始めていまして、たとえば、4月の以下の記事では、上海とニューヨークの研究者チームによっっておこなわれた研究で、新型コロナウイルスが、 T細胞(人の重要な免疫システムを司る)を破壊することが判明したことをご紹介しています。
(中略)
コロナウイルスがヒトの免疫系を機能麻痺させるメカニズム
How the Coronavirus Short-Circuits the Immune System
NY Times 2020/06/26
最近の研究によると、新型コロナウイルスは人間の重要な免疫細胞の破壊を引き起こす可能性がある。そして、この仕組みは HIV (エイズウイルス)と同様なのだ。
パンデミック初期の頃、新型コロナウイルス感染症は呼吸器疾患の一種であるように見えた。しかし、その後、このウイルスは、肺だけでなく、腎臓、心臓、循環器系にも影響を与えていることがわかってきている。
そして現在、研究者たちは、新たな「不愉快な驚きを伴う事実」を見出した。
新型コロナウイルスで入院している多くの患者で、人間の免疫に必須の特定の免疫細胞が消失することにより免疫系が脅かされていることがわかったのだ。不気味なことに、ここには HIV との類似性が示唆されている
この調査結果は、重症患者の免疫システムを低下させるための一般的な治療法の恩恵を受けるのは少数であり、他の多くの重症患者には有害である可能性があることを示唆している。
また、この研究は、新型コロナウイルスに感染しても、子どもの場合、非常に発症する事例が少ない理由についての手掛かりを提供をしてもいる。
そして、新型コロナウイルスを制御するためには、HIV に対しての場合のように、薬物の混合が必要になる可能性があることを示唆している。
米ペンシルベニア大学の免疫学者で、Covid-19 患者の免疫システムを詳細に調べているジョン・ウェリー博士(Dr. John Wherry)は「新型コロナウイルスの非常に複雑な免疫学的特徴」を指摘する研究が増えていると述べる。
ウェリー博士と研究チームは今年 5月、人間がウイルスなどの病原体と戦うための必須の免疫細胞である「 T細胞」の喪失を含む、重症の患者における一連の免疫系の欠陥を示す論文を発表した。
別の研究では、研究者たちは 3つのパターンの免疫欠損を特定し、免疫応答の調整に役立つ T細胞と B細胞は、調査した 71人の Covid-19 患者の中の約 30%で不活性であると結論付けた。中国の研究者たちもまた同様の、新型コロナウイルス重病患者の「 T細胞の消失」を報告している。
Covid-19 患者に見出される最も印象的な異常の 1つは、「 IP10 」と呼ばれる分子レベルの著しい増加だ。この IP10 分子は T細胞を身体の必要な領域に送る役割を持つ。
通常なら、この IP10 分子は、免疫細胞である T細胞が送られる間に、短時間だけ、そのレベルが上昇する。しかし、Covid-19 患者の場合では、コロナウイルスによって引き起こされる SARS および MERS の患者の場合と同様に、IP10レベルが上昇し続けるのだ。
このような状態は、身体内に無秩序な合図を作成する可能性がある(※ 免疫反応が無秩序になる)。
その結果、身体はほぼランダムに T細胞にシグナルを送り、免疫反応を混乱させる可能性があるのだ。一部の T細胞はウイルス(病原体)を破壊する準備ができているが、これによりその機能が損なわれ、異常な動作をするようになる。
多くの T細胞が明らかに死滅してしまうため、体の免疫対応力は消失する。特に、40歳を超えると、新しい T細胞を生成する器官である胸腺の効率が低下するために、影響が大きくなる。
今回の研究はまた、新型コロナウイルスの治療のためにポピュラーとなっているアイデアはほとんどの人を助けないかもしれないことを示唆している。
ヒトの免疫系がウイルスに非常に強く反応するため、一部の患者の場合、コロナウイルス感染によって深刻な影響を受ける。その結果、いわゆる「サイトカインストーム (免疫過剰反応)」が起きる場合がある。これは、腫瘍を攻撃するために T細胞を過給する薬物で治療されたガン患者にも見られる。
これらの過剰反応は、免疫細胞のもう 1つの主導役である IL-6 と呼ばれる分子を遮断する薬剤で鎮めることができる。
そのため、新型コロナウイルスの重症患者に対しても、このようなサイトカインストームに対応する薬剤での治療が有効だろうと考えられてきたが、しかし、これらの薬はほとんどの Covid-19 患者で効果的ではない可能性があるのだ。
また、新しい研究は、以前からの「なぜ子どもはコロナウイルスで発症することが稀なのか?」という疑問に答えるのに役立つかもしれない。
若い年齢の人たちは、新しい T細胞の供給源である胸腺が非常に活動的であり、そのために T細胞が多く作り出され、ウイルスが免疫細胞を破壊するより前に新たな T細胞を迅速に作り出すことができる。そのため、子どもたちは、免疫細胞の破壊を免れるようだ。
しかし、高齢者では、胸腺が機能しないために、新型コロナウイルスにより免疫細胞が破壊されていく。
このような状況が判明してきた中で、抗ウイルス薬の混合剤である HIV 治療の薬物モデルが、新型コロナウイルスの軽度の症状の人、そして重症患者の両方にとって、有効になる可能性があるかもしれないことを示している。
一部の専門家たちは、重症になる理由が、免疫系の過剰反応であるとしたなら、抗ウイルス治療が重症 Covid-19 患者にとっては意味があるのか と考える。
しかし、ウイルスが直接免疫系の機能不全を引き起こしているとした場合、抗ウイルス剤は理にかなっていると考える研究者たちが多い。その理由は、T細胞を消失させて免疫系の他の部分に害を与える前に感染を止めることが重要であるためだ。
英ロンドン大学キングズカレッジの免疫学者であるエイドリアン・ヘイデイ (Adrian Hayday)博士は、「私は楽観的な見方を崩していません」として、ワクチンがなくても、ウイルスに対して直接作用する薬物によって新型コロナウイルスが、コントロールできる病気になることを予測している。
「確かにワクチンができるのなら素晴らしいでしょう」とヘイデイ博士は言う。
「しかし、ワクチンの世界的展開の物流計画は非常に困難であるため、ワクチンだけに依存しない治療の可能性を考えることが安心につながります」
(以下略)
-----(引用ここまで)------------------------------------------
数ヶ月前に、新型コロナウイルスにエイズウイルスのタンパク質が挿入されている、
という発表がありましたが、やはり新型コロ・ウイルスとエイズウイルスの類似性が
はっきりしてきたようです。
エイズウイルスは生物兵器として生み出されたというウワサが絶えませんが、
新型コロナもエイズをより感染しやくす改良、いや凶悪化したものである可能性が
ますます高くなりました。
エイズのワクチンもまだできないのに、新型コロナのワクチンがそう簡単にできるわけがありません。
逆に言えば、ワクチンが簡単にできないようにデザインされているのでしょう。
(関連情報)
「新型コロナウイルスに「HIV (エイズウイルス)」のタンパク質が挿入されていることを
インド工科大学の科学者たちが発見。さらに『感染しても免疫を獲得できない示唆』を
中国当局が示し、事態は新たな局面に」 (阿修羅・お天道様はお見通し 2020/2/2)
http://www.asyura2.com/19/kokusai28/msg/269.html
「新型コロナと HIV は『ほぼ完全な兄弟』であることが判明。双方のウイルスが
『人間の免疫細胞を破壊するメカニズム』において同じであることが見出される」
(るいネット 2020/5/29)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=357239&g=132103
「エイズウィルスの真実と嘘-エイズウィルスは生物兵器として人工的に作られた 天下乱世を生きる」
(阿修羅・初心に帰るお天道様に恥じない生き方 2013/12/4)
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/259.html
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