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※サンデー毎日 2020年12月20日号 紙面クリック拡大
今年も大予想!2021年ドラックストアがコンビニを抜く
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2020/12/20/post-2674.html
サンデー毎日 2020年12月20日号
牧太郎の青い空白い雲/795
今年もあと20日余りだが、2020年は「死の恐怖」まで感じた嫌な年だった。
4月12日朝、何となく身体(からだ)がだるい。体温計を見ると38度1分。風邪だな?で、A病院に向った。以前「目眩(めまい)」を治して貰(もら)ったことがある。
ところが、入口で若い医師から「発熱した人は院内に入れません。自宅で様子を見てください」と宣言された。「院内感染を防ぐのが第一」と言っても、目の前に患者がいるのに「帰れ!」というのはあんまりだ。
A病院の玄関前から、携帯でB診療所に相談。リハビリで厄介になった施設だが「牧さんの掛かり付け≠カゃないから診療できないのよ」と看護師さん。
高血圧、糖尿病の薬を貰っているC大学病院は「発熱の方は保健所にお願いします」。保健所に電話すると「4日間、様子を見てください」。「たらい回し」ではないのか?
どこでも良いから、診療を受けなくては!と思い、16日朝、駅前のDクリニックに駆け込んでみたら……中年の医師が「熱が出ている患者は出て行ってくれ!」と叫ぶ。パニックだ。
仕方なく119番に電話。「糖尿病を抱える75歳です。コロナかもしれない」と訴えると、救急車がすぐ来てくれた。運ばれたE記念病院の救急の医師は「歩けなくなったり、話せなくなったりしたら、電話してください」。「レボフロキサシン錠250r」(細菌の増殖を抑え、感染症を治療する)など3種類の薬を貰った。
熱は薬が切れる頃、下がった。多分、「普通の風邪」だったのだろう。
それにしても「恐怖の10日間」。病院は役に立たない!というのが当方の実感だった。
それから約半年。第3波が心配で「風邪の薬」と「栄養ドリンク」を大量に購入した。今まで行ったこともない駅前の「隣り合わせの2軒のドラッグストア」は大盛況。コンビニより、お客さんが多い。
病院は経営難。薬屋は大儲(もう)け!ヘンなご時世だ。
ドラッグストアは急成長産業。日本チェーンドラッグストア協会の調査では、全国401社の19年度の総売上高は前年度比5・7%増の7兆6859億円。2000年度の統計開始以来、20年連続の成長。今年はマスクや消毒液が売れ、多分、売り上げ8兆円を超えるのではあるまいか?
毎年、この季節「来年の大予想もの」を書いているが、今年の第1弾は「ドラッグストアがコンビニを抜く」。
ただ今、コンビニの市場規模11兆円、スーパーは10兆円。新型コロナでドラッグストアは肩を並べる存在になった。
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