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(回答先: リニア工事巡り大井川流域8市2町で署名活動 住民の理解得ないまま工事を進めないことを求め、静岡県知事に提出へ (沿線反対を… 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2020 年 11 月 07 日 02:50:42)
240kmものトンネル工事に完全なリスク無しが有り得ないのは誰でも解る。「ゼロリスク可能」を施工側が約束すると言うなら、それは詐欺みたいなものだ。
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静岡県「ゼロリスク工事ありえない」事前予測不可能前提の工事求める リニア中央新幹線
https://mainichi.jp/articles/20201101/k00/00m/020/021000c
毎日新聞2020年11月1日 10時45分(最終更新 11月1日 10時45分)
*リニア静岡工区の準備工事現場を視察した川勝平太知事(右)=静岡市で2020年6月11日午後1時26分、山田英之撮影https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201101-00000013-mai-000-1-view.jpg?w=458&h=640&q=90&exp=10800&pri=l
未着工のリニア中央新幹線南アルプストンネル静岡工区の問題を取材していると、「ゼロリスク」という言葉をよく聞く。一般的に、危険や危険に遭う可能性がないことを指す。JR東海は「工事に伴って大井川中下流域の水資源の利用に影響を及ぼさないようにする」と主張してきた。しかし、静岡県はゼロリスクに否定的で、JR東海に対して、工事によるリスクゼロが不可能なことを前提とし、環境への影響を回避・低減するように求めている。【山田英之】
県はリスクをゼロにできない理由として、南アルプスで行う工事の難しさを挙げる。南アルプスは地質構造が複雑で、大量の地下水を含む可能性のある断層破砕帯がある。トンネルは地表から最大で1400メートル下を通り、過去に例のない水圧を受ける。県は掘削時に地下水が一気に噴出して減少する恐れもあるとみている。
このため、着工前に将来、発生する現象と影響を完全に予測できない▽掘削でトンネル内に湧き出る水の量を確定的に予測することができない――ことを基本として、不確実性を前提にした対処の方法を県はJR東海に要求する。
想定する主なリスクは、トンネル湧水(ゆうすい)の県外への流出による水利用への影響▽トンネルが地下水の流れを変える可能性▽地下水位の大幅な低下による沢枯れ、生態系への悪影響――などだ。「水は人類共通の財産」とする水循環基本法に基づき、県は「工事で県民共有の財産である水(地表水と地下水)を大井川流域外に流出させ、県民や環境に悪影響を与える権利はJR東海にない」と主張する。
また、県は、対処の方法について、トンネル湧水の全量を県内に戻すことを前提に排水ポンプなどの能力を設計▽設計以上の湧水量が発生する可能性を想定して対処の方法を決定▽工事中の観測で設計値を上回る湧水量が発生する危険を察知したら工事を止める▽予期せぬ突発的な湧水が発した場合、影響を最小限にとどめる▽環境への影響は遅れて出ることもあるため、工事後も観測を続ける――などをJR東海に提案している。
提案をまとめた難波喬司副知事は「JRは工事で湧水を県外に流出させても大井川の流量は減らないと言う。ゼロリスクと説明すること、できないことをできると言うのは、やめてもらいたい。言い続ける限り議論は進まない」と指摘した。
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