満水による危険水準を大幅に超えて増水し続けているので、三峡ダムは放水を続けているために、下流地域は洪水で冠水しており、数百万人もの被災者が出ている。だが雨は降り続いているために、被害は拡大する一方だし、雨は降りやまない状態がこれからもまだ続く。
https://www.youtube.com/watch?v=918QTGskzY4
三峡ダムの下流地帯は六億人の中国人が住み、中国のGNPの半分を作り出す工業地帯であり、南京や武漢から上海にかけて、大量の日本企業が進出して生産活動をしている。この地域に日本のサプライチェーンが集中しており、万一にもこの地域が水害で機能マヒに陥れば、日本の産業界は中国と共にお陀仏だ。似たような洪水の被害は2011年のタイであり、進出していた日本の企業は大被害を被っている。
https://www.ginsen-gr.co.jp/news_pdf/rsr_m_20130122.pdf
だが、揚子江の大洪水はその数十倍の威力を持ち、しかも、今年だけでなくこれから毎年起きる可能性があり、それに怯える危険性が続く。タイの場合は洪水による浸水の被害だが、揚子江ではダム崩壊や鉄砲水の津波で、その被害は壊滅的であるのは疑いの余地がない。逃げるが勝ちではないか。
メディアの報道は増水による洪水の拡大とダム崩壊の危険一色だが、後背地の土砂崩れで三峡ダムを乗り越える鉄砲水による津波現象で、下流地帯が壊滅的な打撃を受ける可能性について、誰も注目していない。
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/175.html
三峡ダムの建設は胡耀邦の利権で、汚職がらみの手抜き工事が目立ち、ダムのコンクリートには亀裂が発生しているが、ダムが壊れなくても津波がダムを乗り越えて下流地域に壊滅的被害を及ぼす危機的な災害の発生の可能性は、イタリアの事故が教えている。だが、黒四や秋葉ダムを作った時代から40年以上も過ぎ、日本には熟練した土木技術者や地質の専門家がいなくなり、こうした問題に
取り組める人材がいなくなって、テレビで原発問題に登場して出鱈目を喋りまくる、いい加減な御用学者のような連中ばかりで、政治家が嘘を平然と喋っている時代になってしまった。その典型が安倍晋三で詐欺師が国会を支配している。
　

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