http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/492.html
Tweet |
※2020年6月9日 朝日新聞 紙面クリック拡大
外食チェーン大量閉店 コロナ前の客足、当面見込めず 持ち帰り・宅配増え
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14506419.html
2020年6月9日 5時00分 朝日新聞
外食チェーンの動き
外食の4月の売り上げは落ち込んだ
新型コロナウイルスの影響で、ファミリーレストランや居酒屋といった外食チェーンが大量閉店に追い込まれている。客が持ち帰りや宅配に流れており、「コロナ前」のようには当面戻らないとみるからだ。深夜営業の見直しも加速させている。
ファミレスを郊外中心に全国で展開するジョイフルは8日、約200店を7月から順次閉めると発表した。直営713店の3割近くにあたる。
4月に緊急事態宣言が出て以降、臨時休業や時短営業を多くの店で強いられ、4月と5月の既存店売上高は前年の半分になった。5月中旬以降は全店での営業に戻ったが客足は鈍く、採算の悪い店を中心に大量閉店に踏み切る。
広報の担当者は、宅配や持ち帰りの広がりを指摘し「外食産業を取り巻く環境が大きく変わる」と話す。従業員の雇用は、配置を変えるなどして維持する方針という。
すかいらーくホールディングスは7月から、「ガスト」などで深夜営業を廃止する。3200ほどの全店のうち約2600店で午前2時近くまで営業してきたが、午後11時半で閉める。コロナの影響で生活スタイルが変わり深夜帯の来客は見込みにくい、と判断したという。
ファミレスにも増して厳しい落ち込みを経験したのが、居酒屋だ。
日本フードサービス協会によると、4月の全店売上高はファミレスは59%減、パブを含む居酒屋は91%減だった。足元は「最悪期」を脱したもようだが、店を閉じる判断が相次ぐ。
大手のワタミは「和民」や「ミライザカ」などの居酒屋について、1割強の65店を閉める。
居酒屋「甘太郎」などのコロワイドも196店の撤退を明らかにした。営む約2600店の1割近くにあたる。テレワークの増加や歓送迎会の減少などで業界は転換期を迎えた、との見方だ。
居酒屋「塚田農場」を展開するエー・ピーカンパニーは、夜の居酒屋は当面苦戦が続くとみて、ランチ営業や弁当の販売に乗り出した。
一方、持ち帰りや宅配で先行しているファストフードは堅調だ。例えば、マクドナルドの既存店売上高は4月は7%増、5月は15%増だった。
外食産業に詳しい宮城大の堀田宗徳准教授(フードサービス産業論)は「生活スタイルが変われば、コロナ前と同じやり方では通用しない。ファストフードはもともと持ち帰りが可能だが、居酒屋などではメニューやオペレーションで課題も多い。今後は業態を広げるためのM&A(企業の合併・買収)も出てくるかもしれない」と話した。(松本真弥、若井琢水、中島嘉克)
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民134掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民134掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。