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GDP悪化 年率換算6.3%減で5四半期ぶりのマイナス成長に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/269186
2020/02/17 日刊ゲンダイ
これからは新型肺炎の影響も出てくる…?(C)日刊ゲンダイ
内閣府が17日発表した2019年10〜12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比1・6%減、この成長が1年続いた場合の年率換算で6・3%減となった。マイナス成長は5四半期ぶり。
物価変動の影響を反映し、生活実感に近い名目GDPは前期比1・2%減、年率4・9%減だった。
GDP年率6.3%減 5四半期ぶりマイナス 10〜12月
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55708610X10C20A2MM0000/
2020/2/17 10:30 日経新聞
内閣府が17日発表した2019年10〜12月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比1.6%減、年率換算で6.3%減だった。10月の消費増税や大型台風の影響が出て、内需の柱である個人消費が落ち込んだ。世界経済の減速で自動車や機械などの輸出低迷も続き、日本経済は5四半期ぶりのマイナス成長に沈んだ。
マイナス幅はQUICKがまとめた民間エコノミストによる事前予測の中心値(前期比年率3.9%減)を大きく上回った。前回の消費税率引き上げ直後にあたる14年4〜6月期(同7.4%減)以来の大きさに達した。
GDPの半分以上を占める個人消費は前期比2.9%減り、5四半期ぶりのマイナスとなった。増税直前の8〜9月に自動車や家電、化粧品などで駆け込み需要が発生した反動が出た。10月の台風19号やその後の暖冬などの天候要因も重なり、需要が伸びなかった。
個人消費の落ち込みは前回増税直後(14年4〜6月期)の4.8%減と比べると、小幅にとどまった。軽減税率の導入やキャッシュレス支払いへのポイント還元などの政策効果が一定程度消費を下支えしたとみられる。
内需のもう一つの柱である設備投資は3.7%減と、3四半期ぶりに減少した。減少幅は18年7〜9月期以来の大きさとなった。中国経済の減速に直面する製造業では、生産設備に過剰感が出た。オフィスや物流倉庫への投資にも一服感が出ている。
住宅投資は一部で増税後の反動減が出て2四半期ぶりに減り、2.7%減となった。公共投資は底堅いが、個人消費と設備投資の落ち込みが響き、内需全体でGDPを2.1%分押し下げた。
輸出は0.1%減と、2四半期連続で前の期を下回った。アジア向けの輸出には持ち直しの兆しがみられる一方、欧米向けの自動車や資本財輸出が低迷した。台風による部品供給の停滞も重荷となった。
輸入は内需や国内生産の弱さを反映し、2.6%減った。マイナスは3四半期ぶり。輸入の減少幅が輸出を上回ったため、輸出から輸入を差し引いた外需のGDPへの寄与度はプラス0.5%となった。
10〜12月期のGDPは生活実感に近い名目でみると、前期比で1.2%減、年率換算では4.9%減だった。10〜12月期は増税の影響などで物価が伸び、名目の成長率が実質を上回った。総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは前期比プラス0.4%だった。
同時に発表した19年通年のGDPは実質で前年比0.7%増、名目で1.3%増だった。暦年では8年連続のプラス成長となった。
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