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「市販弁当や冷食が多い妊婦、死産と関連か 名古屋市立大研究チーム」
(毎日新聞 2022/5/11)
https://mainichi.jp/articles/20220511/k00/00m/040/127000c
市販弁当や冷凍食品を頻繁に食べる妊婦は死産の確率が2倍以上になるとの分析結果を、名古屋市立大の杉浦真弓教授(産科婦人科)や玉田葉月特任助教(栄養学)らの研究チームが発表した。杉浦教授は「死産が多くなる原因について、さらに詳しく研究する必要がある」と指摘している。
研究チームは環境省が実施するエコチル調査で得られた妊婦9万4062人のデータをもとに、市販弁当、冷凍食品、レトルト食品、インスタント食品、缶詰食品それぞれについて、妊娠結果との関連を分析した。分析の際には母親の年齢や体格、喫煙・飲酒歴、収入など妊娠結果と関連があることがエコチル調査で判明した要因の影響を取り除く統計処理をした。
その結果、市販弁当、冷凍食品の摂取頻度と死産との間に関連があることが判明。市販弁当の摂取頻度が「中くらい」(週1、2回)の妊婦は、「少ない」(週1回未満)と比べ死産が2・0倍、「多い」(週3〜7回以上)は「少ない」の2・6倍にのぼった。冷凍食品では「少ない」と比べ、「中くらい」「多い」のどちらも2・2倍だった。
杉浦教授は「食品容器に使われるポリカーボネートを電子レンジにかけた時に溶出するビスフェノールAは、妊娠結果に影響するとの先行研究がある。市販弁当や冷凍食品は電子レンジで温めることが多く、溶け出す化学物質が死産の原因になっている可能性があり、さらに詳しい研究を進める必要がある」と話している。
ビスフェノールAから作られるポリカーボネートには微量のビスフェノールAが残留しており、厚生労働省はポリカーボネートなどの容器の溶出試験規格を定めている。ただ、極めて少ない量でも生体に影響があるとの研究報告が複数あるため、厚労省は2008年に内閣府の食品安全委員会へ食品健康影響評価を依頼し、答申待ちとなっている。
調査対象9万4062人の妊娠結果は、死産0・9%▽早産4・8%▽SGA(出生体重が在胎週数の標準出生体重と比較して少ない新生児)7・0%▽低出生体重8・1%――だった。
研究結果は、国際的な栄養学術雑誌「Nutrients(ニュートリエンツ)」(2月20日付)に掲載された。【荒川基従】
-------(引用ここまで)------------------------------
ビスフェノールAが原因のように決めつけていますが、まず考えなければならないのは、
福島原発事故由来の放射性物質です。
コストダウンのために汚染のひどい食材が使われている可能性があるコンビニ弁当などは、
できるだけ避けるよう指摘してきましたが、その危険性がはっきりデータとして出てきたと
考えるべきでしょう。
とくに妊娠している女性は、健康な赤ちゃんを産むためにも、食材を注意して選んで
自炊すべきです。
(関連情報)
「外食オンリーはハイリスク 被ばくを少しでも避けるため自炊を」 (拙稿 2019/6/9)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/614.html
「(東日本大震災8年)福島米復活、まず業務用 外・中食用、産地は表に出ず (朝日新聞)」
(拙稿 2019/3/9)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/164.html
「業務用米15倍に増産 大手と契約、コンビニへ流通 JA会津よつば (福島民報)」
(拙稿 2019/1/11)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/755.html
「原発事故前の食物汚染は0.1ベクレル/kg以下 現在は1000倍も汚染されたものを
食べさせられている」 (拙稿 2017/6/2)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/194.html
「どんな食生活をしている人が危ないのか」 (拙稿 2016/6/27)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/106.html
「コンビニ弁当ばかり食べていては、まず長生きはできない しっかり野菜を食べよう」
(拙稿 2016/5/19)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/689.html
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