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被ばくのリスクは大なり小なり被ばく線量に比例して存在し、内部被ばくについては更に深刻だが。「直ちに影響なし」と言い続け、結果甲状腺がんだけでも250名を数える被害者が発生している。
被害が無いと言った「学者」に払われた報酬が額も隠蔽されているとは。
「黒い関係」を黒く塗りつぶしている事になる。
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公金なのに「黒塗り」なぜ? 福島県委嘱の被ばく医療専門家の報酬、「個人に関する情報」盾に不開示
2021年12月2日 18時43分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/146234
福島県が東京電力福島第一原発事故の直後に専門家に委嘱した「放射線健康リスク管理アドバイザー」の報酬額が、市民団体による県への情報公開請求で非開示とされた。自治体が委嘱した専門家への報酬を、非公開の「個人に関する情報」とすることは適切なのか。市民団体側は「(専門家の)講演は社会的影響が非常に強かった。公金を使っており、公にすべきだ」と訴えている。(片山夏子)
請求したのは、原発事故後の広報事業の実態調査をしている市民団体の野池元基さん(63)=長野市=ら。委嘱理由などの情報開示を求めたが、委嘱状に記載がある報酬額が非開示となり、今年1月にこれを不服として県情報公開審査会に審査を申し立てた。
*福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの委嘱状のコピー。報酬額が黒塗りされ非開示となった https://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/9/6/7/e/967eb15ece2a62b1ffbd2297ff4972d2_1.jpg
野池さんらは11月16日の審査会で、福島県伊達市でアドバイザーを務めた原子力規制委員会前委員長の田中俊一氏の報酬額が、月10万円と公開されていることなどを例示し、県の判断に疑問を呈した。
市民団体メンバーの海渡雄一弁護士は「誰にいくら払ったかは、公的行為そのもので個人に関する情報だという解釈は間違っている」と指摘する。
*福島県の「放射線健康リスク管理アドバイザー」の報酬額が非開示となり、審査請求した経緯を説明する野池元基さん(中央)ら=11月16日、福島市内で https://static.tokyo-np.co.jp/image/article/size1/9/6/7/e/967eb15ece2a62b1ffbd2297ff4972d2_2.jpg
一方、報酬額を非開示とした理由について、県原子力安全対策課の担当者は取材に「公共性の判断は議論があるところだが、県情報公開条例に基づき個人に関する情報に該当すると判断した」と説明した。
県は2011年3月19日、被ばく医療の専門家であるともに長崎大の山下俊一教授(当時)と高村昇教授、4月1日に広島大の神谷研二教授の3人に、放射線健康リスク管理アドバイザーを委嘱。3人は、被ばく対策の助言や県内各地で放射線の健康への影響について講演した。委嘱は事業が終わった20年度末まで続いていた。
山下氏の講演内容を巡って、環境NGOなどが「被ばくリスクを過小評価している」と批判し、解任を求めたこともあった。海渡弁護士は「原発事故直後のまだ人々が逃げ惑っている時期に委嘱され、講演内容は住民避難にも影響した。きちんとした検証が必要だ」と話した。
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