http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/582.html
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「霞ケ浦の全魚種で出荷制限解除 原発事故から10年、アメリカナマズも」
(NEWSつくば 2021/6/2)
https://newstsukuba.jp/32219/02/06/
東京電力福島第1原発事故による放射能汚染で、茨城県が出荷制限を受けていた霞ケ浦のアメリカナマズが、基準値(1キロ当たり100ベクレル以下)を超えたものがなかったとして、5月19日付で出荷制限を解除された。
アメリカナマズは東日本大震災翌年の2012年4月に出荷制限を指示されて以来、霞ケ浦で唯一、出荷制限が続いていた。9年ぶりの解除となる。今回の解除により、霞ケ浦のすべての魚介類が制限解除となった。
4月22日、県が出荷制限解除申請を国に提出した。解除の範囲は、霞ケ浦、北浦、外浪逆浦と、これらの湖沼に流入する河川、常陸利根川で採捕されたアメリカナマズ(養殖を除く)。
解除の理由は、13年5月29日から20年10月29日までの間、放射性セシウム濃度を検査した結果、合計146検体の平均値は1キロ当たり37ベクレルで、基準値を超える値は検出されず、安定して基準値を下回っていたためという。
解除後も県は、出荷管理計画に基づいて月1回、サンプリングを行い、土浦、龍ケ崎、鹿嶋市や利根町など19市町で検査を続ける。万が一、基準値を超える結果が判明した場合は、県が関係各漁協に対し、解除された全範囲のアメリカナマズの出荷自粛を求める。
県内では、2011年3月の福島原発事故発生後、茨城沖のコウナゴから暫定規制値を超える放射性セシウムが検出され、市場での取引拒否や、出荷、販売の自粛があった。
翌12年4月、1キロ当たり100ベクレル以下という新基準値が設定されたが、海の魚28種の出荷制限が解除されたのはさらに5年後の17年3月だった。
しかし湖沼の霞ケ浦のアメリカナマズと、河川の利根川・境大橋(境町)下流のウナギは出荷制限が続いてきた。
一方、利根川下流のウナギはまだ出荷制限が続いている。調査地点には千葉県側もあるなど、足並みをそろえて検査を行っていく必要があることから、県漁政課は「引き続きウナギについても検査を推進していきたい」と話している。(山崎実)
-------(引用ここまで)---------------------------------------------
放射能汚染の平均値が37ベクレル/kgというのは非常に高いです。
そもそも100ベクレル/kgという基準値自体が、放射性廃棄物の仕分け基準であり、
非常識に緩い値です。
福島原発事故前は放射性物質が1ベクレル/kg未満でも大騒ぎになりました。
現在は、1000倍も汚染されたものを食べろと言っているわけです。
こんなものを毎日食べていたら、いくつ命があっても足りません。
(関連情報)
「1980年、福島第一で大騒ぎになったホッキ貝の放射能汚染は何と1ベクレル/kg未満だった」
(拙稿 2020/11/30)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/196.html
「原発事故前の食物汚染は0.1ベクレル/kg以下 現在は1000倍も汚染されたものを
食べさせられている」 (拙稿 2017/6/2)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/194.html
「原子力推進団体ICRPの体内蓄積曲線からも100ベクレル/kgの食品汚染基準が危険なのは明らかだ」
(拙稿 2016/4/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/482.html
「放射能安全厨だった僕が、放射能のこと勉強した結果」 (拙稿 2019/8/13)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/790.html
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