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トリチウム含む原発処理水 海へ 麻生大臣「飲んでも何てことない」
2021/04/13 FNNプライムオンライン
東日本大震災から10年。
政府が決断を下した。
菅首相「海洋放出が現実的と判断し、基本方針を取りまとめました」
福島第1原発で増え続けている、放射性物質トリチウムを含む処理水。
政府は、濃度を国の排出基準の40分の1程度まで薄めて、海洋放出する方針を決めた。
放出は2年後をめどに始め、30年から40年続く見通し。
2月、榎並大二郎アナウンサーが福島第1原発で目にしたのは、1,000を超える数の巨大なタンク。
第1原発で増え続ける汚染水は、1日当たり140トン。
それを処理した水をためるタンクは、早ければ2022年の秋にも満杯になる見込み。
この処理水について麻生財務相は、「中国やら韓国やらが海に放出しているのと同じもの以下ですから、別にあの水を飲んでもなんちゅうことはないそうですから」と述べた。
ただ、海洋放出で懸念されるのが、水産業への風評被害。
福島県や宮城県の漁業関係者は猛反発している。
漁業関係者「汚染水薄めて流すって言ってるけど、それが100%安全だっていう保証はない」、「結局、風評被害いっぱい出るからね」、「また10年20年生活が成り立っていかなくなるし、死活問題になる」
政府は、週内にも新たな閣僚会議を立ち上げ、風評対策に取り組む方針。
菅首相「風評被害により、地元の皆さま方の復興への希望が失われることがあってはなりません。科学的な根拠に基づく情報発信を含め、政府一体となって全力を尽くしてまいります」
また、東京電力の小早川社長も、「風評被害で損害が発生すれば、適切に賠償する」と述べた。
海洋放出について、お隣の韓国では、「福島処理水の海洋放流計画を撤回しろ」と抗議が。
一方、IAEA・国際原子力機関は、「国際的に実施されている手法に沿っている」と日本の方針を歓迎する考えを表明した。
国内外から賛否の声が上がる中、梶山経済産業相は午後、福島県を訪問。
内堀知事と面会し理解を求めたが、内堀知事は、「処理水の問題は福島県の復興にとって困難な課題だ」とそっけない対応。
面会はわずか6分で終了した。
梶山大臣は、県漁連の会長からも抗議を受けた。
福島県漁連・野崎会長「非常に驚愕(きょうがく)しております。あらためて福島県の漁業者の意思として、処理水の海洋放出に反対したい」
政府は、2年後の海洋放出に向けて、理解が得られるよう、引き続き対話を進めていく方針。
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