http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/425.html
Tweet |
「コンテナ4000基の中身分からず 福島第一原発で東電ずさん管理」
(東京新聞 2021/4/6)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/96140
東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の構内で保管している放射性廃棄物が入ったコンテナ約8万5000基のうち、約4000基は中身が分からない状態にあることが分かった。東電は点検計画をつくり中身を確認する方針。4月5日の定例会見で公表した広報担当者は「中身の特定に時間がかかり、場合によって困難なものもある」と話した。
コンテナには事故直後に出た放射線量が高いがれきや、樹脂製配管、使用済み防護服などが入っており、東電はコンテナごとに中身を記録している。だが、約4000基分は記録された中身がどのコンテナに入っているのか分からないという。
◆福島県の指摘で、東電未確認のコンテナ4基も発見
また、東電は福島県の指摘を受け、構内で事故後の廃棄物保管用としては把握していなかったコンテナ4基を確認。鋼鉄製のコンテナ表面の線量は毎時1.5ミリシーベルトだった。中身は事故前の廃棄物とみられ、下部が腐食していたが漏えいは確認されていないという。周囲に土のうを置き、雨が降った際に汚染した水が水路に流れないようにする。
近くの地面では3月22日、腐食したコンテナ下部から漏れ出たとみられる高線量のゲル状の塊が見つかり、東電が回収。福島県がこの現場を確認した際、コンテナ4基を見つけた。(小野沢健太)
------(引用ここまで)----------------------------
東電の体質がずさんであるということは確かですが、これは当時の担当者が
すでに他界しており、詳細を聞くことができないということでしょう。
ジャーナリストの木野龍逸氏によると、例の事故直後の無人機による航空写真も、
驚いたことに、どういう経緯で誰が無人機の会社に空撮を依頼したのか不明だそうです。
https://twitter.com/kinoryuichi/status/1342274186287312896
(木野龍逸 (Ryuichi KINO))
東京電力おそるべし。 東電は12月22日、事故直後にドローンで撮影した
大量の写真を公開しました。この写真について今日の東電会見で、
当時はこの写真をどう活用したのかと聞くと、しばらく沈黙して、
「具体的にはわからない」と。 「え?」です。
午後5:01 ・ 2020年12月24日
たった10年前のことですから、現在の担当者が知らなくても、当時の担当者に尋ねれば
すぐにわかるはずです。
それが不明ということは、事故直後、現場で働いていた人の多くが、残念ながら
もうこの世にいないということでしょう。
「ずさん管理」の背後には、当時、事故収束のために現場で働いていた東電や関連会社の社員、
作業員の多くがすでに被ばく死している事実があると見てよいでしょう。
(関連情報)
「国で公開されている福島第一原子力発電所の高精細画像--(非常に鮮明です)」
(阿修羅・梵天 2011/4/3)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/430.html
「事故直後の福島第一原発 上空からの写真700枚余 新たに公開 (NHK)」
(拙稿 2020/12/23)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/227.html
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素53掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素53掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。