http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/401.html
Tweet |
誤解されやすいが、チェルノブイリ事故で甲状腺がんが注目されたのは、それが他に報告された障害より顕著で、WHOも原発由来の放射能との関連性を認めざるを得なかったという事。他に循環器系、内分泌系、脳障害や発達障害など関連性が言われる障害は数多いが、放射能との関連性は「認められない」、すなわち解らないという事だ。
福島の不幸は、逆説的だが「まともに対策して顕著な放射線被害を見せなかった事」なのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
「甲状腺がん症例、福島県がん登録情報から24人判明 県民健康調査」
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20210323-597281.php
2021年03月23日 08時55分
https://www.minyu-net.com/news/210323news3.gif
福島医大は22日、2012〜17年の県民健康調査の甲状腺検査と、県がん登録情報による甲状腺がん症例数の合計は223人だったことを明らかにした。甲状腺検査によって判明したがんやがん疑いから、さらに24人増えることになった。
22日に福島市で開いた県民健康調査検討委員会の甲状腺検査評価部会で示した。部会は、甲状腺検査の受診率が低下する中、甲状腺がんの発見状況などとの整合性を調べる狙いで、県がん登録情報のデータを活用。その結果、21人は甲状腺検査の結果が出る前に医療機関を受診して治療を受けていた。3人は甲状腺検査を受けていなかったという。甲状腺検査でがんやがん疑いと診断された人は199人だった。
がん登録は、がんと診断された人のデータを記録する制度。部会は今後、全国がん登録情報のデータの活用も進める。
また、3巡目検査までの原発事故と甲状腺検査との因果関係を調べる解析・評価方法として、がんと診断された人の事故後の行動を県民健康調査の「基本調査」を基に分析する手法の導入について検討に着手した。
これまでは国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)による各市町村の推定甲状腺吸収線量を用いて、事故との因果関係を考察していたが、線量とがん発見率との相関関係は認められていない。新たな手法では個人線量の視点から分析する方針。
●発見率と線量の上昇比例関係は確認されず
福島医大は22日、甲状腺検査の3巡目検査の結果を巡り、国連の2013年版の報告書を基に甲状腺吸収線量と甲状腺がんまたはがん疑いの発見率に、線量の上昇との比例関係は確認されなかったと報告した。
甲状腺評価部会で示した。部会長の鈴木元氏(国際医療福祉大クリニック院長)は「線量が増えるに従って罹患(りかん)が増える傾向は見られない」とした一方、国連の20年版の報告書を使って解析する必要性も指摘した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
・関連:
■驚愕・・・甲状腺癌の子は全国で多発だ。甲状腺検査で二次検査送りは福島0.8%、青森1.3%、山梨1.1%
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/126.html
投稿者 飯岡助五郎 日時 2015 年 10 月 12 日 19:13:10: VssSC.kx7zq3c
■甲状腺がんになりうる経過観察の子どもたちは“3500人”いる (日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/821.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2019 年 8 月 21 日 05:09:40: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag
■UNSCEAR2020年報告公表――「福島の住民の放射線被ばくの健康影響は今後も考えられない」「甲状腺検査による過剰診断を指摘」(国連が甲状腺がんは放っておいても治ると認めた?)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/367.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2021 年 3 月 13 日 00:25:41: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素53掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素53掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。