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311東芝製3号機作業員の被曝死<本澤二郎の「日本の風景」(4008)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28222161.html
2021年02月28日 jlj0011のblog
<大角信勝さん(60歳)が核爆発数か月後、作業数日で非業の死>
友人がロイター通信の記事をメール送信してくれた。まもなく311から10年が経つ。この間、何も変わっていないという現場報告である。日本の新聞テレビが報道しないため、ロイターが頑張ってくれている。感謝したい。
その関連で、ネットで初めて、驚くべき事実を知って、本当に腰を抜かしてしまった。大角勝信さん(当時60歳)のことだ。彼は、311の2か月後に福島に飛び込んだ。原発事故処理作業員として、東芝の下請けの仕事に「人稼ぎできる」と喜んで出かけた。彼は、妻の故郷に戻り、耕運機を手に入れて、水田を耕し、コメを生産するというささやかな夢を実現するためだった。
なんと彼の小さな夢は、福島に出かけて、数日後に奪われてしまった。亡くなったのだ。こんな人生があっていいのだろうか。東芝は呪われている!改めてそう思う。
原発作業は、これまでも数回経験している大角さんだったが、誰も東芝3号機が核爆発を起こし、周囲にプルトニウムが沢山飛散していることを知らなかった。東芝は知っていても教えなかったのだ。今も、である
<タイ人妻(53歳)に対して「50万円やるから帰れ」の仕打ち>
夢の実現に胸を膨らませていた妻は、数日後に東芝関係者が用意したであろう車に乗せられて、地元の警察署に安置されていた亡き夫と対面した。
彼女にとって、それまでの日本はましな国だった。大角さんと小金を作り、帰国すればコメ作りが出来る。ささやかな幸せが、確実に約束されるはずだった。
ところが、東電福島の3号機の核爆発について、今も10年迎えても政府も東電も水素爆発と嘘をついている。東芝は沈黙したままだ。安倍晋三は「アンダーコントロールされている」と国際社会に大嘘をついたままだ。そのことさえも、新聞テレビは報道できない、言論の自由のない日本である。
こんなひどい民主主義の国があろうか。あってはならない。しかし、これが現実の日本なのである。誰も否定できない日本の真実なのだ。
善良な日本人に呼びかけたい。大角さんに両手を合わせてもらいたい。どんな立派な行為や言動も、大角さんの前では、紙ッぺら同然なのだということを。
東芝の対応がまたすごいのイチゴに尽きる。妻に対して「50万円やるからタイに帰れ」だった。これは人間のやることではない。鬼か悪魔である。東芝は鬼なのだ。「鬼滅の刃」が本当であれば、鬼退治の標的は東芝でなければなるまい。
いま63歳になっている大角未亡人は、どうしているだろうか。東芝が逃げるのであれば、車屋の古巣の三井財閥がなんとか救済の手を差し伸べるべきだろう。無茶な要求だろうか。
<人間として扱わない東芝病院で命を奪われた息子を想起>
まもなく桜咲く4月になると、東芝病院で看護抜きで窒息死させられ、それでも反省謝罪なしの次男・正文のことを思い出して、胸に錐(きり)を突き刺されるように痛い。同情不要だが、だれも理解もできない。311の1年前の4月7日のことだった。
東芝には法律も、法の下の平等も存在しない、日本最大の悪徳企業であると断罪したい。経営陣だけではあるまい。守銭奴の株主もそうだろう。一人ぐらいまともな株主がいても不思議ではないが、誰も声を上げない。
わが妻も哀れ、次男の後追いをして、これまた無念の生涯を終えた。人生無情であるが、せめて正義が存在しても罰が当たらないはずだが、どうだろうか。
二人の死が、我がペンを鋭くさせてくれている。
<ペンの盟友・長沼節夫さんの白血病死とも関係が?>
2019年に我がペンの盟友・長沼節夫さんが、虎の門病院で白血病で倒れてしまった。金大中救済に健筆をふるったジャーナリストである。
亡くなる前に、福島取材について、問いただしてみた。正義の塊のようなジャーナリストは、やはり福島に行っていた。おそらく、被曝が原因であろう。核爆発の地に行こうとしない安倍と菅義偉、そして永田町・霞が関・大手町の悪党の面々が思い浮かんでくる。
被爆地の双葉町は、誰一人戻っていない。戻れるわけがない。浪江町には1579人が戻った。それでも、全体の11・4%と少ない。覚悟の帰還者なのか。痛々しいかぎりである。福島の人たちは、東芝3号機の核爆発を目撃しているはずである。
311の際、時の官房長官の枝野は、家族をシンガポールに避難させたとして
非難されて、今も人気が上がらない。当時の要人は、みな責任をとって、政界を引退すべきだったのだが、すべて残って高給を食んで恥じない。せめて被爆者第一号の大角さん夫妻に対して、謝罪すべきであろう。わからなければ、浪江町に遷都すればいい。永田町・霞が関・大手町を引っ越しすれば、数百年以上もかかる東北復興のことを理解できるだろう。是非とも、この提案を飲んでもらいたい。
直近の2月13日の福島沖大地震の被害もまた、隠ぺいする東電と政府・経産省そして東芝である。東芝3号機の地震計故障を放置したほど、現場は弛緩しているのである。これ一つでも恐ろしい事態なのだ。東電・東芝に責任はあるのかどうか。
<除染費用4兆円はやくざとゼネコンの掴み金=銀座で飲み食い>
除染費用4兆円、廃炉・汚染水処理8兆円、賠償約8兆円である。既に支出された金額であろう。
繰り返すが、大角さんの未亡人50万円は、明々白々不当違法である。明白な犯罪である。善良な政治家なら、このことを追及、問題提起すべきだろう。
筆者の耳にも、この日本国民が負担してる血税の多くが、悪徳ゼネコンと連携するやくざの懐に吸い込まれていると、何度も届いてきている。
「血税が銀座の高級クラブに流れている」というのだ。お笑い草で済ませようか。自立した国家では、到底想定さえ出来ないだろう。
最近、菅内閣は例によって、出鱈目な机上の復興基本方針の概要をまとめたというのだが、廃炉不可能下、どうしようというのか。ここから聖火ランナー?「サメの脳みそと頭空っぽの橋本らしい発想だ」と清和会OBは突き放している。島根県知事が、このことにお灸をすえた。
<ロイター通信が東電原発爆破炎上地区の真実を報道>
ロイター通信というと、東京五輪は安倍の嘘とIOC買収で獲得したものであることを知り、これを追及するフランス検察の動向を注意深く報道している。
パリ革命の地・フランス検察は、不正を容赦しない。電通五輪の腐敗に的を絞って捜査を続けている。それを、ロイターが追いかけている。「安倍、森や石原もあぶりだされる」との声も。
そのロイターが、この9年人気のいない、崩壊している原発避難地区を撮影している。「9年前と全く同じだ」と元住民の声も伝えている。是非とも見てもらいたい。
<東芝製品の不買運動を世界に提起したい!>
社会的責任を果たせない企業は、生き残ることは出来ない。鬼のような東芝は、消費者にとっても危険極まりないだろう。
2010年から我が家は、東芝製品の購入を止めた。購入した家電製品も壊れ、買い替えた。現在は、他のメーカーに替えて、今自宅に東芝製品はゼロ。
韓国や中国の市民にも、東芝不買を強く呼びかけてゆきたい。社会的責任を果たさない東芝はいらない。不買運動が市民の責務である。被害者は大角さんだけではない。ほかにもいっぱいいるはずである。東芝が消えても、世界の消費者が困ることはない!
2021年2月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
3号機は水素爆発ではなく 実!>は 臨界爆発で 圧力 格納 容器は 無い政府は 米軍の撮影した 3号機真上からの写真を 公開できない
プルトニウムの測定どころか 東電発の 圧力 温度 炉内水位 全データが ウソ 常習犯(掲示板「阿修羅」に掲載中)本澤先生、おはようございます。
YouTubeをツィーターから貼り付けました。八千代、青柳
https://twitter.com/akasakaromantei/status/1365207012586315776?s=09
(追記)中国ではコロナ封じ込めにほぼ成功している。昨日北京の義母・玄愛華さんが、春節の始めと終わりに、わざわざ高額の国際電話をかけてきた。ことし97歳になるが、寝台から元気そうな顔を見せてくれた。中国・東北で生まれ育った彼女は、幼くして侵略軍の関東軍と抗日義勇軍の戦闘に巻き込まれた。父親を亡くし、母親の手一つで、それも放浪生活を余儀なくされた中で。危険と隣り合わせ、生きるか死ぬかの戦場で生き抜いた。
長じて抗日戦争に飛び込んだ。看護兵兼通訳である。朝鮮戦争では、母と夫と幼子二人家族総出で、死ぬかもしれない志願軍に身をささげた。生きるも死ぬも家族一緒という、こんなすごい経験は、中国人でもたった一人に違いない。そこで、投降していた関東軍の軍医と看護兵と一緒に肩を並べて、軍務を全うした。この戦争で、毛沢東は長男を亡くし、悲嘆にくれた。
関東軍看護兵から、彼女は東北ハルビンで、ソ連兵から逃亡するため、幼子の首を絞め殺したこの世の地獄を聞かされた。ともに女同士泣き崩れた。このころ、日本の歌も覚えた。昨日は、滝廉太郎の「荒城の月」を歌ってくれたのだ。これまた驚くべきことである。「春高楼の花の宴」と日本語で、97歳になる中国人の日本への思いに、胸にぐっと来た。彼女こそが、疑いもなく、本物の偉大な平和の使徒なのであろう。97歳になる老婦人が「荒城の月」を歌って慰労したのだ。我が誕生日向けである。彼女は中国に埋もれている、素晴らしい偉大な人間に違いない。中国の強さだ。そういえば拙著「中国の大警告」翻訳本に感動した一人で、ほかには胡錦涛と肖向前だ。この本で、筆者は中国の本当の友人になることが出来た。我が家の庭は、いま梅花爛漫である。
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