http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/257.html
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台風シーズンはまだ先だが、ネットで興味深い画像を見つけたので紹介しよう。
昭和35年(1960年)、つまり60年前にテレビ放映された台風情報である[1]。
当時の天気図と照らし合わせると8月20日前後のものと思われる[2]。
あまりに単純かつ貧弱で驚くが、60年前の台風情報はこの程度だったのである。
当時は気象衛星どころか富士山レーダー(1964年稼動開始)もなかった時代である。
各測候所から送られてくる気圧や風力のデータを元に台風の中心位置や大きさを
推測するしかなかったのだ。
さて、近年、地球温暖化の影響で海水温度が上昇し、台風の多発、大型化を
まねいているとの報道が盛んにされているが正しいのだろうか[3][4][5]。
データを調べると台風の総数も大型台風の数も増加しているわけではない[6][7]。
大型台風は1950-60年代に死者・行方不明者数千人を出した伊勢湾台風(1959年)、
第二室戸台風(1961年)がいまだに横綱級であり、近年、それらをしのぐ台風が
次々に誕生しているわけではない。
100年、200年前にはもっと大きな台風もあったのかも知れないが、上で述べた通り
近代的な気象観測が始まる前だから比べようがない。
要するに地球温暖化により台風がたくさん発生する、大型化するという主張には
全く根拠がなく、単なる脅しである。
もし海水温上昇が台風多発・大型化の原因なら、莫大な量の温排水を
垂れ流している原発を真っ先に止めなければならないが、原子力推進が
地球温暖化騒動の真の目的であるからして、絶対に温排水には触れない。
こういったデタラメな温暖化煽り報道には洗脳されないよう注意が必要である。
(関連情報)
[1] 「寺川奈津美の気象講座 秋の気象と台風(朝日カルチャーセンター立川教室)」
(とね日記 2017/9/10)
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/3e046d69236066e11930c5f70e2cbbad
[2] 「台風経路図 昭和35年(1960年)」 (気象庁)
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/route_map/bstv1960.html
[3] 「1000年に1度の高い海面水温 15年に1度の頻度に 日本の台風リスク高まる」
(東京新聞 2021/1/17)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/80476
[4] 「強力化する台風 列島上陸リスク増大」 (NHK 2019/10/7)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/natural-disaster/natural-disaster_12.html
[5] 「大型台風と温暖化、「京」で関連裏付け 東大など」 (日経 2017/9/24)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21422630S7A920C1MY1000
[6] 「350134 台風情報における洗脳に注意」 (加藤俊治 るいネット 2019/10/11)
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=350134
[7] 「【ソロモンの頭巾】長辻象平 気候変動と台風 温暖化では進まぬ「強大多発」」
(産経新聞 2020/10/7)
https://www.sankei.com/column/news/201007/clm2010070004-n1.html
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