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「福島第一、高濃度の汚染部分が判明 廃炉工程見直しか」 (朝日新聞 2020/12/29)
https://www.asahi.com/articles/ASNDY6J6SNDGULBJ013.html
東京電力福島第一原発の2号機と3号機で、原子炉格納容器の真上にあるふたのような部分が極めて高濃度に汚染されていることが、原子力規制委員会の調査で判明した。事故時に格納容器から漏れた放射性物質が大量に付着しているらしい。容易に近づくことができず、この部分を動かすのは困難とみられる。規制委は「極めて深刻」とみており、廃炉工程が見直しを迫られる可能性もある。
高濃度汚染が判明したのは「シールドプラグ」と呼ばれる円板状の鉄筋コンクリート(直径約12メートル、厚さ約60センチ)の部分。3枚重ねて、原子炉建屋最上階の床面に据え付けられている。普段はふたのように炉心からの放射線を遮っているが、核燃料の入れ替えなどの作業時には一時的に取り外され、格納容器内にアクセスする出入り口と*る。
規制委は現場の線量が下がってきたとして、昨年9月に原発事故の未解明事項の調査を約5年ぶりに再開。これまでの東電などの調査で2、3号機のシールドプラグ付近の線量が異常に高かったことから、現地調査で周辺の線量を詳しく測定し直すなどして、汚染実態の解明を進めてきた。
その結果、3枚重ねの一番上と真ん中の板の間付近にあると推定されるセシウム137の量は、2号機で約20〜40ペタベクレル(ペタは1千兆)、3号機で約30ペタベクレルに達した。周辺の線量の測定値から2号機のその部分の線量を推定すると、毎時10シーベルトを超えるレベルになる。1時間もそばにいれば人は死に至る。
-------(引用ここまで)-------------------------
3号機は格納容器が火を吹いて破裂したのでシールドプラグの汚染がひどいのは
当然でしょう。
2号機も汚染がひどいとなると、やはり格納容器が大破して溶融燃料の一部が
外部に放出されたのではないかと考えられます。
いずれにせよ、数十年、いや数百年は手つかずのままでしょう。
40年で廃炉というのは全くの夢物語あり、少しでも放射性物質の飛散を防ぐよう
現実的な計画を立てるべきです。
(関連情報)
「3号機の爆発原因を再検証 最も単純で真実に近い説明をしよう」 (拙稿 2017/2/8)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/464.html
「福島第一3号機原子炉シールドプラグの写真は改ざんされている」 (拙稿 2017/3/8)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/625.html
「福島第一1号機 原子炉上部の500トン超のふたがズレ落ちていた
隙間ができ放射線遮る性能が大幅低下 (東京新聞)」 (拙稿 2017/4/20)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/801.html
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