http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/213.html
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「除染土で栽培の野菜「食用可」 環境省が分析値を初公表 福島・飯舘」 (河北新報 2020/12/11)
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202012/20201211_61008.html
東京電力福島第1原発事故後に除染で生じた土を農地造成に再利用し、作物への影響を調べる国の実証事業で、環境省は10日、除染土に直接植えて試験栽培した野菜の分析値を初めて公表した。放射性セシウム濃度は国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回り、食べても問題ない値だった。
事業は帰還困難区域の福島県飯舘村長泥地区で実施されている。同日は地元住民らで構成する協議会が村内であり、1キログラム当たり平均2100ベクレルの放射性物質を含む除染土で直接野菜を育てた結果が報告された。
セシウム濃度はインゲンが0.4ベクレル、キャベツは1.6ベクレル。除染土を厚さ50センチの通常の土で覆って育てた場合とほぼ変わらなかった。土壌にセシウムがとどまり、植物に移行しなかったためとみられる。
同省は除染土を農地利用する際は覆土を行う方針だが、安全性や生育性を比較するため覆土なしでの栽培を試験的に実施した。
地区住民代表の鴫原清三委員は「基準よりはるかに低い値で、地元に戻って暮らせると一安心した。60年もいた場所だから、大変ありがたい」と述べた。
同省の川又孝太郎環境再生事業担当参事官は「覆土しなくても非常に低い値になり、(覆土すれば)さらに安心してもらえると思う。覆土をしっかり行っていく従来方針は変わらない」と語った。
実証事業は最終処分の必要量を減らす目的で2019年度に本格スタート。21年度も試験栽培を継続し、実証結果の蓄積を図る。
------(引用ここまで)----------------------------
どうせカリウムを大量に撒き、セシウムの吸収を阻害させ、セシウムだけを測定して
「安全です」と言っているのでしょう。
最初から合格と決まっているのです。いつもの手です。
まともに測定しているか怪しいものです。
測定にトリチウムのベータ線が計れない装置で汚染水を測定したインチキが発覚した
先日の件でもわかる通り、中立的な第三者が立ち会わなければ、検査結果は
全く信用できません。
100ベクレル/kgは原子力施設で放射性廃棄物を仕分ける基準です。
福島原発事故前の食物汚染は0.1ベクレル/kg以下だったのです。
こんなデタラメを信じていたら、いくつ命があっても足りません。
(関連情報)
「除染の土 覆土せず野菜栽培をする実証事業へ 福島 飯舘 (NHK)」 (拙稿 2020/8/8)
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/833.html
「福島で行なわれているカリウム投入農法では放射能汚染は防げない
カリウム過剰摂取も問題」 (拙稿 2017/5/27)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/169.html
「原発事故前の食物汚染は0.1ベクレル/kg以下 現在は1000倍も汚染されたものを
食べさせられている」 (拙稿 2017/6/2)
http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/194.html
「原子力推進団体ICRPの体内蓄積曲線からも100ベクレル/kgの食品汚染基準が
危険なのは明らかだ」 (拙稿 2016/4/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/482.html
「東電・柏崎刈羽原発では100ベクレル/kg以下の廃棄物も厳重管理している」
(拙稿 2016/7/1)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/127.html
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