http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/127.html
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「がん治療断念、若者ほど多く 『経済的理由』全世代の倍以上 国立研究センター調査」
(毎日新聞 2020/10/15)
https://mainichi.jp/articles/20201015/dde/041/040/024000c
国立がん研究センターは14日、2016年に診断された19歳以上のがん患者7080人の診療や療養生活について調査・分析した結果を公表した。39歳までの「AYA(アヤ)世代」と呼ばれる若年の患者のうち、経済的な理由で治療を変更したり、断念したりした割合が11・1%で、全体と比べ2倍以上も多かった。収入や貯蓄の少なさが影響したとみられ、AYA世代のがん患者への支援強化が求められる。
調査は、4年前に次いで今回が2回目。19年1〜7月に全国のがん診療連携拠点病院などに調査票を配布・回収し、16年に診断された19歳以上のがん患者7080人について、希少がん▽若年がん▽その他の一般がん――の三つの患者グループに分けて分析した。
-----(引用ここまで)--------------------------------
悲惨な現実です。
がん・白血病の治療には数百万は当たり前、再発すれば1千万円以上のお金がかかりることも
珍しくありません。
高額療養費制度で大半はカバーされるとしても、かなりの出費になります。
しかも、病気で仕事ができなくなり収入が無くなる人も多いのです。
とくに若い世代は貯蓄も少なく、子供も抱えて、大変苦しい生活を強いられることになります。
本来なら政府が支援すべきですが、やっていることは例によって真逆で、
高額療養費制度等の見直しをして国民に負担を増やそうとしています。
現在の保険制度は崩壊し、お金のない一般庶民は入院もできず、自宅で苦しみながら
死んでいく暗黒時代が来ると数年前に書きましたが、その通りになってきました。
AYA世代にがんが激増しているのは、もちろん福島原発事故の放射能汚染が原因です。
政府・東電は原発事故を起こし、国民の健康を損なわせた責任を素直に認め、
AYA世代のがん治療費を全額無料にすべきです。
(関連情報)
「15〜39歳「AYA世代」のがん 女性が78% 国立がん研究センター調査 (毎日新聞)」
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/190.html
「非正規社員、独り身のがん闘病 貯金や有休使い果たす (朝日新聞)」
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/496.html
「高額療養費制度など見直しへ 歳出抑制案 (NHK)」 (拙稿 2015/12/8)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/469.html
「被ばく患者激増で目前に迫る医療大崩壊 暗黒未来の到来」 (拙稿 2014/3/2)
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/568.html
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