ある程度の売り上げが出来るとビジネスは政治的にならざる負えないと、当の中内さんも言ってたようだが、通産省の面(つら)がシオンに向かったことが大きかったのだろう。
コンビニも当初の消費者応援(災害時の働きは素晴らしかった)から次第に変わってきたが、日本の食文化と健康を蔑にしたつけは大きなものがある。

理想を云えば、中小の小売店が各地域に根付いて、地産地消の側面と、健康管理の側面と、個別販売の多様化を目指してほしい。
コロナ後の食文化はももう一度原点に返って構築してほしい。

現在のお店は、人と人の交わりがなく生気が失せてしまっている。
レジに並ぶ人を見ていると、ロボットや家畜のようだ。

昔を懐かしむわけではないが、小売店は活気が満ちていた。
会話があったからだ。
日々の会話は煩わしいとおもう人もいるだろうが、人が生きる上での助けとなる。
小売業も日本の社会も生き生きとした人間を取り戻す方向に動き出すことを願う。