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なぜ、現在の、衆議院選挙が、 「小選挙区比例代表並立制」に、なったのか。
まず、 本当の、直接的な、原因は、 旧・竹下派の、
「 竹下派・七奉行 」 による、 旧・竹下派の、 内部・闘争 が、原因でした 。
ま、ようするに、 竹下派の、中の、 権力闘争 だったのです。
いつの、時代でも、 「 政治は、権力 」 です。
そこで、 その、” 竹下派・七奉行 ” の内、
橋本に、ついたのが、
小渕敬三、 梶山静六 でした。
逆に、 小沢一郎に、ついたのが、
羽田孜、 渡部恒三、 奥田敬和 でした。
この、「 竹下派・七奉行 」 による、 内部・分裂 によって、
小沢・一派 は、 新党を、作り、
武村正義 なども、 新党・さきがけ。 細川は、日本新党を、作り、
小沢・一派は、 熊本の、殿さま 「 細川護煕 」 を、かつぎました。
このようにして、 小沢・一派は、 自民党を、出て、
自民党は、 55年体制 以降、
初めて、 下野 というものを、経験したのです 。
しかし、 細川ブーム、細川ブーム と、いっても、
93年の、7月の、衆議院選挙では、
自民党は、 逆に、1議席、増やしました 。
93年は、 バブル崩壊後でしたが、 ( 経済用語的には、バブル崩壊は、91年の夏に。 しかし、実際は、90年の、秋頃には、バブルは、終わっていました。 )
その、93年の、日本の、経済。というのは、
そりゃ、 今と、比較すれば ・・・・・・・・・・ 、
まだまだまだ、 景気は、ずいぶんと、良かったのです 、、、、、、、、
ただ、いずれにしても、 自民党の、小沢・一派たちが、
野党側と、一緒になったことによって、
” 非・自民 ” による、 「 細川政権 」 というものが、出来たのです。
「 細川政権 」 というと、 小沢一郎 による ( この頃の、小沢一郎は、サッチャリストでした。 ) 、
「 国民福祉税 」 ( 消費税を、3%から、7%に、引き上げようとしたこと。)
が、 印象に、残ってる方が、 多いかもしれませんが、
ただ、 やっぱり、 細川政権の、柱は、 衆議院の、選挙制度を、
「 中選挙区制 」 から、 「 小選挙区制 」 に、 変えたことでした 。
そこで、 小沢・一派たちは、 ( ここからが、重要になるとこです。 )
新しい、選挙制度を、作ります。 ( 小沢・一派原案 ) 。
それは、
「 小選挙区 」 300議席。 「 比例区 」 180議席。
で、 「 比例区 」 は、 今の、参議院選 のように、
180議席、 ” 全国制 ” でした 。
そして、 その、法案は、 衆議院 では、通ったのですが、
参議院 では、 あの、89年の、参議院選で、
「 マドンナ・ブーム 」。
( これは、マスコミが、作った、言葉ですが、 まず、マドンナどころか、ふつうの、おばちゃん達で、あって、
そのうえ、 89年の、参議院選の、社会党の、躍進は、 社会党が、勝ったのではなく、
ひとえに、 「 リクルート事件 」 というものを、 マスコミが、 約、1年位に、わたり、
ほとんど、 毎日、毎日、報道を、して、 それで、89年の、参議院選では、 自民党は、 大・惨敗 したものでした 。)
それで、 その、マドンナ議員 と、言われていた、 社会党の、女性議員たちが、
その、法案に、対して、 反対票を、入れ、 廃案に、なりそうだったのですが、
( 余談になりますが、 その、 社会党の、マドンナ議員と、言われていた、 おばちゃん 議員たちは、 本会議の、採決で、 後ろから、マスコミが、テレビで、映してるのを、知っていて、 賛成票を、入れるか。 反対票を、入れるか。 という、 わざとらしく、 まるで、迷っているかのように、 視聴者に、見せていたことを、 筆者も、よく、覚えています (笑) 。 )
( 続きます )
その、法案は、 両院協議会に、かけられ、
自民党側が、 妥協案として、
・ 「 比例区 180議席 」 を、 当初の、 ” 全国制 ” から、 ” ブロック制 ” に、すること。
・ 「 重複立候補 」 ( 比例・復活 ) を、 認めること。
以上の、2つを、織り交ぜることを、条件として、
現在の、 「 小選挙区比例代表並立制 」 の、 法案は、
成立することに、なったのです 。
この時、 これは、議員によっても、考えが、違っていたと、思いますが、
自民党も、 まんざら、「 小選挙区制 」 に、 反対していた訳でも、なかったのです 。
そして、 皮肉にも、
この、 「 小選挙区制 」 を、作った、発端は、 小沢一郎・一派だったにも、関わらず、
この、「 小選挙区制 」 によって、 ” 派閥・政治 ” というものが、 終わりますが、
最後の、最後に、 ” 余りにも、その、「 派閥・闘争 」 というものに、こだわりすぎた、 ” 、
「 小泉純一郎 」 という、男が、
「 経世会 」 ( 旧・竹下派 )、 憎さに、
「 大・マスコミ 」 という、 強力な、助っ人 の、 力も、 大きく、手伝い、
ハト派の、「 経世会 」 ( 旧・竹下派 ) を、 倒して、しまいました 。
その結果、 小泉政権の、半ば 辺りから、 「 強権・清和会 」 ( 旧・福田派 ) が、
自民党の、主流派 に、なり、
今、現在も、 その、「 自民党・清和会 」 が、 力を、持ち、
そして、 おそらく、 これは、日本国が、滅ぶまで、
この、「 自民党・清和会 一党・一派 独裁・時代 」 というものが、
ずっと、続く、ことになるでしょう 。
そういうことで、 長く、なりましたが、
以上に、なります 。
お解かり、頂けたなら、 幸いで、ございます 。
それでは、 ご機嫌よろしゅうございます 。
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