つまるところ「何としてでも政権交代を実現するんだ」勢力による説得工作と「誰が何と言おうとも、 与党でなく野党第一党の地位がいいんだもん」勢力によるたぶらかし作戦のせめぎ合いなのだと思う。両者に共通するのは、経団連御用組である連合に依存しているところ。そして両者の異なるところは、 前者が国民・庶民により近いスタンスにあり、後者は経団連・自民党により近いスタンスにあるところ。 だから前者は消費税減税に理解を示し、後者は消費税減税はあり得ないと言っているわけだ。 その差異は、取りも直さず「花もアラシも踏み越えて国民のための政治を実現するんだ!」勢力と 「危険を避け、常に安全牌を握り、国会で綺麗ごとを言い続けて自己保身だよね!」勢力の差異だろう。 それが明らかになったのは、参院選前後における立憲民主の矛盾した不可解な動き。 参院選前は、政権交代を見据えた本格的な野党共闘を忌避。迷惑だ!とまで言い切った枝野。 選挙の結果、立憲民主は300万票の減。しかし+8議席。___ムサシ改竄選挙の結果だろう。 れいわ躍進228万票。__ホントはもっと得票があっただろうし、太郎も当選していたはず。 なぜか選挙後、野党統一会派の呼びかけをした立憲民主____野田豚を引き入れ、れいわを排除! その後、立憲民主への吸収合併の話を持ち掛け、破談にした__たぶんシナリオありき、予定通り。 結局のところ、立憲民主が持ち掛けた野党統一の話は「屁」みたいなもので、初めから本気ではなかったのだろう。目的は、れいわ隠しのためのスピン(策動)であり、野党はやっぱりダメなんだという印象をメディアを通じて国民に見せつけること。つまり、政権交代阻止のために仕組んだ寸劇だったのだろう。その証拠が、京都市長選挙による自公候補の応援である。また、「保育園落ちた・日本死ね!」で一躍脚光を浴びた山尾パコも横浜カジノ候補の応援に駆け付けていたし・・・。また、20項目もあると言われた話し合いの柱や中身は「非公開(特定秘密?)」とされたままだから、有権者に事実を知らせないという姿勢は現在の馬鹿政権と変わらないということ。 根っこには経団連と通じる「反共」の思いがあるんだろうね。加えて、志位さんの頭の良さと大きさにはかなわないからネ。それと、力あるもの(支配勢力)には逆らわない、石井紘基や佐藤栄佐久や小沢一郎のようにはなりたくない、という思いもあるのだろう。だから庶民が絶望・過労自殺や貧困・餓死しようとも、たとえ日本がボロボロの三流国家になり、立憲主義と法治主義がどうなろうとも、民主主義や平和憲法がズタボロにされても構いやしない__ってな感じに見える。 そもそも民主党代表選挙のインチキ選挙でカンカラ缶を総理にし、インチキ選挙で議席を得た議員が多いんだからさ。わずかな期待は、枝野・福山・赤松体制に異を唱え、太郎と連携を図ろうとする若手・良識派の決断と行動力である。だから5%に賛成しない野党候補の選挙区に刺客を立てるという太郎の戦略は、本当に理に適っていると思う。もう偽物の野党議員はいらないんだよ。 >粛清手段としての不正選挙(地下言論より) 2010年の参院選以来、国政選挙では有為の政治家たちが次々と落選させられてきた。国民新党、小沢グループ、民主党のTPP慎重派。ひょっとしたら2009年の総選挙さえ、自民党の有為な議員を落とすために使われたのかも知れない。擬似民主主義下においては、選挙は「本当の権力者」に逆らう者を粛清する手段として使われる。今の議員が小粒な者ばかりなのも、大臣が馬鹿か外道ばかりなのも、こうした粛清のもたらした結果に他ならない。・・・・・・ ______________________________________________
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