●韓国は、水面下でアメリカ離れを進めてきた。現代自動車がロシアに現地生産で進出し、ロシアの国産車メーカー、アフトワズに次いで市場占有率2位だ。インドでも快調。中国では苦戦しているが。

韓国の電機メーカー、サムソンとLGの人気もロシアで高い。日本メーカーより早くから進出してきたことが効いている。かつてソ連では電気製品を自給していたが、ソ連崩壊で貿易自由化され、多くのメーカーが潰れた。そこに早くから飛び込んだ韓国メーカーが、その穴を埋めたと言える。

韓国では大韓航空機銃撃事件や大韓航空機撃墜事件など不幸な事件があったにも関わらず、ロシアに早くから着目して市場を伸ばした。日本だったら、こうは行くまい。国民感情と言うか、アメリカが指示した通りの洗脳報道に汚染されているからだ。

韓国は、かつての独裁政権はアメリカに追従していたが、一般国民は割とアメリカ嫌いが昔から多い。やはり自国内を戦場にした恨みが大きく、在韓米軍の軍人の起こす犯罪も多いからだ。これに対する反発は昔から続いている。

"The Bridges at Toko-Ri" (1954) - Aircraft footage (HD)
https://www.youtube.com/watch?v=K46-MRxjteU
●朝鮮戦争を題材としたアメリカ映画、「トコリの橋」です。ここでも戦闘機(グラマンF9F)が地上めがけて機銃掃射やっていますね。この朝鮮戦争で、家族も親族も引き裂かれました。アメリカに対する恨みは、この時代から続いています。