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(回答先: (緊縮財政+消費税)の方が(赤字国債大量発行+財政出動)より望ましい政策である理由 投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 16 日 07:25:29)
GDPは所得の合計ですが、その所得の大半は大企業と資本家の所得です。
GDPがいくら増えても労働者の所得が増える事はないので、デフレのままです。
GDPや経済成長率ではデフレになるか、ならないかは判断できません。
今は技術の進歩で1日に2,3時間も働けば生活に必要なものを作れる時代になっています。
これ以上生産力を高めても意味ないんですね。
問題は労働者が搾取されていて、正当な労働の対価を得られなくなっている事。
現在は技術の進歩で労働者が1日2,3時間働けば生活に必要な食べ物や工業製品を作れる時代です。
だから今は農業人口も200万人以下で日本全体の食糧消費の大半を簡単に作れるのです。
今は高齢者186万人が農業に従事しているだけです。
今の仕事の殆どはサービス産業なので、食べていく為にやってもやらなくても良い無駄な仕事をしている事になります。
人口が減ればそういう無意味な仕事をする必要も無くなるので、デービッド・アトキンソンの最低賃金を上げて、それに耐えられない中小企業は潰せ、というのは正しいです。存在価値が無い中小企業を淘汰するのは合理的です。
国債の利子と民間銀行からの借金の利子でマネーストックが毎年増え続けています。
大学初任給は30年前から変わっていないので実質賃金が何分の一かになったのですね。
それが今の若い人が子供を作れなくなった原因です。
国債の代わりに無利子の政府紙幣を発行すればマネーストックは増えなくなり貧富の差も拡大しなくなります。
日銀の異次元金融緩和の為に円の価値は既に暴落し紙屑化している
現在の日本の様に、人口が増えない、輸出が増えない、技術が大して進歩しないという状況では GDPが増えない、経済成長しない方が正常です。アメリカや中国の様にGDPが増え、経済成長している国というのは貨幣価値が下がっているだけで、国民は豊かになっていません。
通貨は基本的にはバブルで、お金の総量を増やすと貨幣価値が減っていっていずれ紙屑になります。
お金が増えれば貨幣価値がその分下がるので、要するに、紙幣に書かれている10,000円という数値を100,000円に書き換えたという様に貨幣単位が変わったというだけの話です。
国内で流通する貨幣の価値の総額は国の工業製品、農作物、サービス価格、輸出量等の供給能力で決まっているので、貨幣が増えても減っても貨幣価値の総額は変わりません。 貨幣の名目数値が増減するだけです。
マネーサプライが毎年増えている国は毎年貨幣価値が小さくなっているので、 GDP、政府支出、地価と株価は、実質価値が減らない様に、毎年上がり続けています。
そもそも日本は 生産年齢人口が減っている、輸出額が減っている、生産効率は変わらないのだから、GDP も政府支出も日本株時価総額も増えないのが正常なのです。因みに、総資産はゴールドベース、プラチナベースとかシルバーベースで見ないといけない、ドルは紙屑化しているからドルベースで判断するのは NG。
- 三橋さんは消費者物価の事を誤解しているんだ。 旧来の消費者物価の計算では買うものの価値は考慮していないんだよ 中川隆 2020/10/14 16:05:19
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