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(回答先: 世の中何処にでも水島社長みたいな頭がおかしい人間はいるけど、問題なのは水島社長ではなく、水島社長に取り入る為に平気で嘘… 投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 08 日 19:48:13)
農業国家フランスの農民は準公務員です:
アメリカの農業が効率的で低コストというのは真っ赤な嘘、ほとんどの農作物で日本よりコストが高い。
アメリカやフランスの農業が近代的で効率が良いという都市伝説は、いい加減終わりにしたい。
実際には欧米の農業には50%から90%の補助金が出ていて、補助金無しだとどんな農作物でも日本より高い。
「アメリカの米は日本の10分の1のコスト」とコメ市場議論で散々テレビ放送されましたが、あれは全部テレビ局の捏造です。
空から種を撒いて放置して10分の1の値段で売っているのは「家畜米」や「工業米」で人間は食べていません。
カリフォルニア米などの人間用の米は、アメリカの価格で、日本で売られている北海道米とかと同じくらいです。
アメリカでは米など多くの農作物に50%以上の補助金を出しているが、日本は補助金ゼロで日米ほぼ同じ価格という事は、実はカリフォルニア米の元々の値段は、北海道米の2倍なのです。
それが米政府が50%の補助金を出し、さらに為替レートが円高になると、カリフォルニア米が国産米より何割か安くなります。
米国は米の国と書くだけあって、米以外の小麦やらトウモロコシやらジャガイモ、牛肉豚肉など、ほとんどの農作物に50%の補助金を出しています。
それでいて「日本は保護貿易で不公正だ」と言って市場解放を迫り、自分は農業補助金で市場を保護しているのです。
日本の農家は甘やかされていると言った自民党政治家
間抜けなことに日本政府と日本マスコミは米政府の言い分を鵜呑みにして、調査もせずに「日本の農産物は高い」と認めてしまいました。
アメリカは酷い国だと思いますが、欧州はもっと酷くて、日本人が好きなフランスのブドウは90%以上が補助金で生産されています。
テレビでよく「南仏やイタリアの農業は人間的で素晴らしい」と褒めているが、それは収入の9割が補助金だからです。
年収50万円しかない農家でもフランスやイタリアでは500万円の補助金が出るので、遊んでいても暮らしていけるのが「南仏プロバンスの農業」なのです。
日本では農家がどんなに懸命に働いても政府は補助金を出さず、それどころが欧米の補助金つき農作物を大量に輸入しています。
これはもはや農業政策ではなく、農業虐待だと言えます。
「日本の農業は生産性が低い」「日本の農作物は価格が高く競争力が無い」というのは常識として学者や政治家まで言っています。
だが「価格」に補助金を足して「本当の価格」を比較すると、実は日本の農作物は先進国で最も安く、最も生産性が高いのです。
カリフォルニア米は補助金なしだと魚沼産コシヒカリより高くて不味いので、競争力なんか全くありません。
小麦やトウモロコシやじゃガイモも同様で、補助金を取っ払うと日本の国産品の方が安い場合が多いのです。
さらに日本政府は自由貿易だと言ってTPPなどで「関税を撤廃しよう」と言っています。
安倍首相はアメリカやフランスの工作員なんじゃないかと思うほど農業政策が酷いです。
小泉進次郎元自民党農林部会長は「日本の農家は甘やかされているので補助金を廃止したい」と言ってマスコミが大絶賛していました。
こんなのが「総理にしたい人」1位なので、結局日本国民がバカだから日本の農業が衰退したのです。
マスコミが絶賛する南仏プロヴァンスの農家、赤字で農業をやって生活費全額を国が支給している「公務員」です。
用水路より補助金を出す必要
アメリカが50%補助金を出すなら、アメリカと競合する農作物では日本も50%補助金を出すのが当然です。
そのための予算は不要な用水路を作りまくっている農水省の予算から引っ張れば良いのです。
アメリカの農業予算は年間10兆円以上だが、アメリカの農業生産額は17兆円に過ぎないので、産業として完全に赤字です。
日本は農業生産額約7兆円で農業予算3兆円なので比率としてはそれほど変わらないが、農水省が予算を使うのは「用水路」だけなのです。
日本中に用水路を作りまくって子供や老人を転落させているくせに、農家への補助金は1円も出していない。
これが日本では農業で食えない原因で、アメリカの農家が大儲けしている理由です。
- ドイツのアウトバーンは無料だよ 高速道路から金を取ったら企業のコストが増えて非効率になるんだよ 中川隆 2020/9/15 09:17:31
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