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(回答先: 日本の侵略戦争は、食料強奪によってアジア・太平洋各国に2000万人以上の gasi者をふくむ史上最大の惨害をもたらしました 投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 26 日 21:09:28)
天皇家の師匠の福沢諭吉は朝鮮や台湾の人びとのことをどう述べているか:
「朝鮮……野蛮国にして、……我属国と為るも……」、
「台湾蛮人……は禽獣……人の二人や三人を喰い殺すは通常……
朝鮮人は唯頑固の固まり」(本書121頁)
朝鮮は、野蛮な国であり、朝鮮人はただ頑固なだけであり、台湾人も野蛮で獣と同じなのだから、日本人が支配してあげるのが正しいことなのだ、という理屈であろうか。
「チャンチャン……皆殺しにするは造作もなきこと」……
「朝鮮……人民は牛馬豚犬に異ならず。」……
「土人を銃殺……狐と思ふて打殺したり」
「島民が反抗……一人も余さず誅戮(ちゅうりく)して醜類を殲(つく)す可し。」……
「支那兵……恰も半死の病人……之と戦う……豚狩の積りにて」
(本書160−161頁)
なんという人種差別か。 このような読むに耐えないようなアジア蔑視を披露している。……甲申政変の際にさえ
「京城の支那兵を鏖(みなごろし)に」
と発言した諭吉は、……日清戦争では中国兵や台湾住民の「皆殺し」「殲滅」「誅戮」をくり返し呼号するようになる。したがって、日本の兵士が平然と「殲滅」作戦を担えるようにするためには、中国人・兵は「チャンチャン」「孑孑(ぼうふら)」「豚犬」「乞食」「烏合の草賊」の類であると教え、殲滅への抵抗感・抵抗意識を解除するマインド・コントロールを用意することも必要であった。(159頁)
中国人は人間以下の動物だから、皆殺しにしてしまえ、というのだ。
筆者は、福沢諭吉を、「近代日本のアジア侵略思想とアジア蔑視観形成の最大の立役者の一人」と結論づけている。福沢諭吉を1万円札の肖像に使うことは、どのような意味を持つのか。日本人が、いまだに、侵略戦争・植民地支配を真に反省していない証拠である。 福沢諭吉は、いまも、アジア蔑視の差別意識を、金銭の欲望とともに、日本全国に流通させている。
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