http://www.asyura2.com/20/ban8/msg/285.html
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(回答先: プラザ合意以降に日本が「放漫財政」に変わった経緯は大西つねきさんが何時も指摘しています 投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 25 日 10:41:10)
大西つねきさんが大騒ぎしている様に、マネーストックは毎年増え続けているよ、しかもその増加分はすべて国債で国が支払っているから、大企業と資本家だけが儲けている事になる:
【日本のマネタリーベース、マネーストック(左軸、兆円)、貨幣乗数(右軸、倍)】
http://mtdata.jp/data_71.html#MBMS
ちなみに、マネーストックとは、金融部門から経済全体に供給されている通貨の総量と定義されます。
具体的には、一般法人、個人、地方公共団体などが保有する現金紙幣、そして預金です。金融機関や中央政府が保有する金融資産は除きます。
ポイントは、
「日本銀行が金融機関に発行する日銀当座預金」
は含まれていないという点です。
つまりは、銀行が日銀当座預金を「引き出す」形で発行され、社会に流通する現金紙幣。及び「銀行が貸し出すことで発行した預金貨幣」の総額になります。わたくしは、マネーストックを習慣的にM2で見ますが、別にM3でも趨勢は変わりません。
ちなみに、マネタリーベースとは、現金紙幣+日銀当座預金+硬貨です。現在、日本銀行はマネタリーベースを拡大(国債買入等)しています。
現金紙幣は、額的に113兆円と小さい(相対的に)ため、マネーストックのメインは銀行預金になります。
銀行は「どこかから貨幣を調達し、貸している」わけではないため、M2(やM3)を見ると、「銀行の負債」である預金貨幣の発行ペースを見ることができます。
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