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ウクライナの長射程兵器は、更なる領土の喪失を招くとラブロフ外務大臣
2022年7月20日
Moon of Alabama
今日ロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ロシアが占領を予定するウクライナ領土拡大を発表した。
それはウクライナが支配下に持つ兵器システムの最大射程距離に依存する。
RIAノーボスチ(機械翻訳):
ラブロフ:キーウへの長射程兵器送付は特別作戦の地域を拡大する
モスクワ、7月20日−RIAノーボスチ。ウクライナが西側諸国から長射程兵器を受け取れば、ロシア軍の特別作戦の地理的課題は変化すると、RTとロシア・セヴォードニヤ・メディア集団の編集長マルガリータ・シモニャンとのインタビューでロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が述べた。
「あなたが引用した通り、大統領は非常に明らかに言っている。ウクライナ領からの我々の安全や軍事的な脅威がないという意味で、非ナチ化、非武装化と言っており、この課題は続いている」と大臣は強調した。
同時に、彼は3月末、イスタンブールでの交渉者会談中、この問題に関する立場が際立って異なっていたことを想起した。
「今地理は異なっている。ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国だけからはほど遠く、ヘルソン地域、ザポロジエ地域や多くの他の地域で、このプロセスは一貫して、粘り強く継続する」とロシア外務大臣は付け加えた。
彼は、欧米が、やり場のない怒り、あるいは、できる限り状況を悪化させる願望で、ウクライナに、益々、長射程兵器、例えば、HIMARSを注ぎ込むにつれ、特別作戦の地理的目的は現在の境界から更に広がると指摘した。
「ゼレンスキーあるいは彼に取って代わる誰であれが支配するウクライナ領域が、我々の領土と、自分たちの未来を自分たちで決定したいと望んで独立宣言した共和国の領域に対する直接の脅威となる武器を持つことを我々は許さない」と彼は結論した。
ワシントンへの覚え書き:もしあなた方が延長(80キロではなく300キロ)射程のHIMARSミサイルをウクライナに送付すれば、ロシアは自身の領土とドンバス共和国の国境を確保するため、更に深くウクライナに侵攻しなければならなくなる。
これは拡張した射程距離のHIMARSミサイルで、ケルチ海峡を越えて、クリミア半島をロシアと接続する橋を攻撃するというウクライナの主張の後だ。ウクライナが以前維持している最も近い地点は、橋から約260キロ離れている。
ウクライナが既にこのようなミサイルを受け取ったといううわさがある。Naked Capitalismによると
部隊の大きな損失にもかかわらず、ゼレンスキーはシヴェルシクを維持しろと命じ、更に多くの当局者を粛正した。テヘランのプーチン−Alexander Mercouris。
特に、10:10あたりから、ドネツク人民共和国当局者エドウアルド・バスーリンが、ウクライナは、HIMARS用の射程300キロのミサイルを受け取ったと述べたとMercourisが言っているのに注目願いたい。クリミア半島の標的を狙っているとウクライナは明らかにしており、ロシアはロシア領域、特にケルチ橋と見ている。Mercourisは、それをするには、ウクライナが今持っているより遙かに多くのミサイルが必要だと思っているが、クリミア半島に対するどんな攻撃であれ、ロシアによる非常に強力な報復を招くはずだ。もしそれで欧米がウクライナのために今しているより意味あることを更に多くするように仕向けると考えているなら、ウクライナは極めて危ない橋を渡っているのだ。
通常のHIMARS弾筒六筒の一本から発射されるから、長射程HIMARSミサイルには小さい弾頭しか搭載できないと主張するMercourisは間違っている。長射程ミサイルは中距離次期戦術ミサイル・システムだ。それは直径610ミリ・ミサイル用の一本だけの違う弾筒から発射される。それは通常6弾筒ミサイル・システムから発砲できる。
使われる可能性が最も高いMFM-140 ATACMS中距離次期戦術ミサイル・システムのバージョンは、M57(中距離次期戦術ミサイル・システムTACMS 2000)だ。
米海軍ハープーン空対地ミサイルの500ポンドWDU-18/B侵撤弾頭を搭載し、ATACMSで使われる際、WAU-23/Bとして命名しなおされた。
難しい標的を攻撃するには理想的な弾頭ではないが、少なくともケルチ橋にひどく損害を与えるには十分強力だ。
もしそれを使えば、ウクライナはクリミア半島、ドンバスとルガンスク州と、ロシアとウクライナ北部国境の300キロ以内にある全ての領土を失うだろう。オデッサはクリミア半島から、わずか180キロで、キエフは最も近いロシア国境界から約200キロだ。ラブロフの言葉を真剣に受けとれば、拡張射程HIMARSミサイルが使われれば、それらの都市はロシアに占領されるだろう。
ラブロフは既にロシアの欲しいものリストにあるいくつかのウクライナ州の名を挙げた。
ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国だけからはほど遠く、ヘルソン地域、ザポロジエ地域と多くの他の領域だ・・・。
他の領域としては、長射程兵器からドネツクとルガンスク人民共和国の国境を守るため、ハルキウ州とドニプロペトロウシク州を含まなければなるまい。ムィコラーイウとオデッサも、クリミア半島の西にあるロシアの石油とガス施設を防衛するため占領しなければならないかもしれない。ウクライナは既に長射程兵器で、それらを攻撃している。
もし私がウクライナの政策決定者だったら、私はラブロフの恫喝を非常に真剣に受けとめるだろう。
アメリカとイギリスが、これまでウクライナに送付した兵器で最も長射程のものはウクライナのトーチカU弾道ミサイルの射程距離120キロに近い、射程124キロのハープーン対艦ミサイルだ。ロシア国防省は以前少なくとも二基のハープーン発射装置を破壊したと主張していた。日報によれば、もう一基がオデッサ地域Usatovo近くで昨日破壊された。
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記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2022/07/lavrov-extended-range-weapons-in-ukraine-will-lead-to-more-loss-of-its-land.html#more
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