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https://parstoday.com/ja/news/middle_east-i96768
英国の政治専門家「イスラエルによるアパルトヘイトへの西側の支持は限界がない」
4月 25, 2022 19:54 Asia/Tokyo
イギリスの政治問題アナリスト、ロドニー・シェイクスピア氏は、西側のアプローチを批判し、「世界ゴッツの日は、パレスチナ人に対する不公正や彼らが耐え忍んでいる苦しみを想起させる、宗教上のひとつの必要性である」としました。
今月29日は、イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日にあたり、「世界ゴッズの日」となっています。
これは、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師のイニシアチブにより制定されたもので、この日には全世界のイスラム教徒やパレスチナ支持者らが、パレスチナを占領しているシオニスト政権イスラエルのアパルトヘイト政策への嫌悪を表明することになっています。
シェイクスピア氏は、25日月曜、ロンドンでイルナー通信の取材に対し、世界ゴッツの日は、ひとつの年間行事を超えたものである、とし、「この日は、パレスチナに対する不公正を思い起こさせるための宗教的な必要性であり、ひとつの教令として、永遠に歴史に残るだろう」と述べました。
ロンドンでは、今年の「世界ゴッズの日」の式典は24日日曜に実施され、パレスチナを支持する人々はまず、イギリスの内務省や閣僚らによる対イスラエル支持や、パレスチナ・レバノンの抵抗組織への制裁措置に抗議の意を示し、同省庁舎前に集結しました。
これらの人々は続いて、反シオニスト・スローガンを連呼し、占領下の聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとパレスチナ領土の解放を叫ぶとともに、イギリス首相府前に向かって行進を行い、その建物前に集結しています。
さらに、この式典では一部のユダヤ教律法学者らも、イギリス内務省前および首相府前でイスラエルの旗を燃やしています。
シェイクスピア氏は、占領下にパレスチナにおけるシオニスト政権の犯罪の継続について、「イスラエルは、占領された地における、アパルトヘイト(差別的政策)に基づく存在である」としました。
また、シオニスト政権の犯罪を非難しないという西側のダブルスタンダードに触れ、「西側の偽善行為や、パレスチナでのイスラエルの暴力行為に対する絶えまぬ支持に限界はない」と述べました。
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